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サウナの種類と選び方

一言で「サウナ」と言っても種類が多く、自分に合ったサウナは結局どれなの?といった悩みを抱える方も多いと思います。

・バレルサウナやテントサウナ、いろいろあるけどどれが良いの?
・ストーブの熱源は電気?薪?大きさはどれを選べば良いの?
・サウナ室に使う木材はどれが良いの?

サウナの導入を検討するための軸が多すぎて導入に踏み切れない方に向けて、「サウナの専門商社」ではお客様の要望にぴったりなサウナ選びをお手伝いします。

サウナの種類

サウナの種類を選ぶ際にはまず、

  • どこにサウナを設置するのか
  • どんな使い方をしたいのか
  • 予算はどれくらいか

などを中心に検討する必要があります。

サウナの種類設置場所
家庭用サウナ(屋内用)脱衣所や空き部屋に設置
家庭用サウナ(屋外用)庭や駐車場に設置
バレルサウナ庭や駐車場に設置
ミストサウナ風呂場に設置
スチームサウナ風呂場に設置
テントサウナ好きな場所に持ち運んで設置
サウナカー駐車場や好きな場所に移動して設置

家庭用サウナ(屋内用)

種類家庭用サウナ(屋内用)
ストーブの種類電気・遠赤外線
目安温度70℃~100℃
ロウリュ
価格90万円~170万円

自宅の脱衣所や空き部屋に設置するサウナで、基本的には1人~2人用の商品が多く出回っています。

脱衣所の空いたスペースや、子供が独立して空いた子供部屋に導入される方が多いようです。

新築時に導入する場合は導入したいサウナのスペースを確保した住宅の設計とし、水風呂や外気浴などとの導線も考慮しておきましょう。

関連記事:家庭用サウナ購入!家庭用サウナメーカーのおすすめ人気ランキング7選【徹底比較】

家庭用サウナ(屋外用)

totonoü 屋外用サウナ
種類家庭用サウナ(屋外用)
ストーブの種類電気・薪・遠赤外線
目安温度70℃~100℃
ロウリュ
価格150万円~300万円

自宅の庭に設置するサウナで、少人数用のものからグループで入れるものまで大きさに幅があります。

雨風に晒されても平気なように、特殊な加工された木材の外装になっているものや、コンクリートでできたものもあります。

サウナ後すぐに外気に触れられるので、庭で外気浴までできる方におすすめです。

関連記事:屋外に置ける家庭用サウナ購入!サウナメーカーのおすすめ7選【徹底比較】

バレルサウナ

種類バレルサウナ
ストーブの種類電気・薪・遠赤外線
目安温度60℃~100℃
ロウリュ
価格50万円~300万円

言わずと知れた樽型のサウナです。

商品の価格はピンキリで、木材のクオリティやストーブの大きさによる変動が大きいです。

樽を伸ばせば収容人数を増やすことができ、たいていのメーカーで長さをセミオーダーすることが可能です。

樽型の形状は熱を逃がしにくく、効率良くサウナ室内をあたためることができます。

ただし、構造上外気の影響を受けやすいというデメリットがあるとも言えます。

関連記事:バレルサウナ購入!バレルサウナメーカーのおすすめ人気ランキング8選【徹底比較】

ミストサウナ

種類ミストサウナ
ストーブの種類
目安温度40℃
ロウリュ×
価格7万円~

自宅のお風呂場に取り付けて使用するミストサウナ。

簡易的に壁に設置できるものと、天井に埋め込んで使用するものがあります。

壁掛けの簡易的なものですと安価に導入できますが、天井埋め込みタイプですと、設置工事に多少値が張ってしまいます。それでもドライサウナよりは安価に導入できます。

ドライサウナのように高温にはなりませんが、高湿度の空間を作り出すことで体への負担は少なく美容効果が高いという特徴があります。

関連記事:家庭用ミストサウナ購入!ミストサウナメーカーのおすすめ人気商品5選【徹底比較】

スチームサウナ

種類スチームサウナ
ストーブの種類
目安温度40℃~50℃
ロウリュ×
価格30万円~

大きく分けると、浴室に外付けするタイプ、サウナボックスタイプ、スチーム専用室タイプの3種類があります。

簡易なサウナボックスタイプであれば2万円~とかなり安価に導入できますが、本格的なものになると30~70万円程度を見積もっておいた方がよいでしょう。

ミストサウナ同様、高湿度な空間を作ることで美容効果が狙えます。

ミストサウナとの違いは、ミストサウナが霧状の液体であるのに対し、スチームサウナは蒸気(気体)で室内を温めます。

関連記事:自宅にスチームサウナ導入する初期費用は?維持費や電気代についても紹介

テントサウナ

種類テントサウナ
ストーブの種類
目安温度60℃~80℃
ロウリュ
価格30万円~

川や湖などの近くに設置するなど、どこでもアウトドアサウナを楽しむことができて人気のテントサウナです。

日常では体験できない非日常のととのいを体験することができ、アウトドア好きにはたまらない商品ですね。

自宅の庭で楽しむ分には問題ないですが、キャンプ場など外で使用する際には事前にテントサウナの使用が許されているか確認を取りましょう。

関連記事:テントサウナ人気メーカーを徹底比較!おすすめランキング8選や選び方を解説

サウナカー

種類サウナカー
ストーブの種類
目安温度60℃~100℃
ロウリュ
価格350万円~

テントサウナのようのどこでも自由にサウナを楽しむことができ、また移動もできてしまう一石二鳥のサウナがサウナカーです。

走行中はサウナ室内にキャンプ道具を積み込んでおけば、これ1台でキャンプもサウナも楽しめます。

テントサウナと同様、キャンプ場など外で使用する際には事前にサウナカーの使用が許されているか確認を取りましょう。

関連記事:サウナカー購入!選び方や注意点、おすすめサウナカーメーカー5選を紹介

ストーブの種類

サウナ用のストーブは大きく分けて3種類です。

  • 電気ストーブ
  • 薪ストーブ
  • ガス(遠赤外線)ストーブ

サウナの種類によっては使用できないものもありますので、サウナとストーブを別々にお買い求められる場合には注意が必要です。

電気ストーブ

種類電気ストーブ
熱源電気
目安温度70℃~100℃
ロウリュ
価格40万円~
備考電気変換工事、配線工事等が必要

火を使わずに屋内でも安全に使用できることから、今最も使われているのが電気ストーブです。

200Vの電圧が必要なため、一般的な日本の家庭で導入する場合は電気工事が必要ですが、工事さえしてしまえばあとはスイッチ1つで簡単にサウナを楽しむことができます。

ロウリュができるタイプの商品も多く販売されています。

薪ストーブ

種類薪ストーブ
熱源
目安温度70℃~100℃
ロウリュ
価格25万円~
備考煙突の設置が必要

古くから使われているタイプで、薪を燃やすことでサウナ室内を温めます。

煙突をつける必要があるため、屋外に設置するサウナでの使用が一般的ですが、パチパチと薪が燃える音や柔らかい炎の温かみに癒されること間違いなしです。

ストーブの上にサウナストーンを設置して、本格的なロウリュを楽しむことができます。

ガス(遠赤外線)ストーブ

サンバーニング株式会社HPより引用
種類ガス(遠赤外線)ストーブ
熱源ガス
目安温度50℃~65℃
ロウリュ×
価格20万円~
備考ストーブ単体での販売は少ない

都市ガスやプロパンガスと接続したストーブで、遠赤外線を放射した熱でサウナ室内を温めます。

電気ストーブや薪ストーブと比べて温度はやや低めですが、燃費がよく広いサウナ室内でもすぐに温めることができるため、宿泊施設やスパ施設などのサウナでよく使われています。

関連記事:サウナストーブ購入!サウナストーブメーカーのおすすめ商品4選【徹底比較】

木材の種類

  • ヒノキ
  • レッドシダー(ネズコ)
  • スプルース(トウヒ)
  • ヘムロック(ツガ)
  • パイン(マツ)
  • スギ

ヒノキ

日本の風呂で多く使用されている木材です。

針葉樹の中でも特に水や湿気に強く、また熱伝導率が低いためサウナに最適な木材と言えるでしょう。

また、サウナ室のドアを開けた瞬間飛び込んでくるヒノキの香りは格別のリラックス効果があります。

デメリットは価格が高いことで、価格を度外視すれば1番に採用したい木材です。

レッドシダー(ネズコ)

バレルサウナなど屋外でのサウナによく採用される木材です。

高い耐久性があり、腐敗することがほとんどないため、屋外でも長く使用することができます。

変形しにくいため、木材同士のつなぎ目に隙間が空いたりする可能性が低く、サウナ向きの木材と言えます。

スプルース(トウヒ)

スプルースはフィンランドのサウナでもよく採用されている木材です。

密度が高いためずっしりと重量があり硬く、丈夫で変形しにくい木材です。

また断面が綺麗な白色をしているため人気ですが、ややヤニが出やすいことと価格が高いことがデメリットです。

ヘムロック(ツガ)

ヘムロックは、湿気に強く、耐久性もあり、ヤニが出にくい木材のため人気が高いです。

その割に価格がそこまで高くないため、サウナに採用されることが多い木材です。

木材自体はほぼ無臭であるため、アロマ水でのロウリュをする際には純粋にアロマの香りを楽しむことができます。

パイン(マツ)

パイン材は柔らかく肌触りが良く、熱伝導率も低いためサウナに採用される木材です。

また他の木材と比べて安価なため、手が出しやすい木材と言えます。

ただし、強度や耐久性が低く、反りや曲がり、ヤニが出やすい木材でもあるため注意が必要です。

スギ

加工しやすく安価なため採用されることのある木材です。

通気性が高く水にも強いので、古くから酒樽や造船の材料として使われています。

柔らかく頑丈ですが、傷つきやすくトゲが立ってしまいやすいというデメリットがあります。