サウナでメガネがだめな理由とは?レンズが割れるって本当?リスクと体験談
- 2025年3月5日

視力が悪いと、サウナでの時間も不便に感じますよね。
足元が見えず転びそうで不安になったり、時計やテレビの内容が見えなかったり……。
私も普段は常にメガネをかけているので、サウナに行くたび「メガネをかけたまま入れたらなぁ」と思います。
でも、メガネをサウナに持ち込んでも大丈夫なのでしょうか?
この記事では、実際にメガネをかけたままサウナに入るリスクや、快適にサウナ時間を過ごすための方法をご紹介します!
目次
【結論】サウナでメガネをかけるとどうなる?
結論、メガネをかけたままサウナに入るのはおすすめできません。
理由は以下の通りです。
●レンズにヒビが入る可能性がある
プラスチックレンズは耐熱が60℃ほどですが、サウナは80℃以上。
熱で膨張し、コーティングが剥がれることでひび割れの原因になります。
●曇ることで視界が悪化する
特に湿度の高いサウナでは一気に曇り、何も見えなってしまいます。
●金属部分が熱くなる
フレームや鼻あてが熱を持ち、やけどのリスクがあります。
●錆びが発生する
汗や湿気により、金属部品が錆びる可能性があります。
やけどの原因になったり、メガネの修理・買い替えが必要になったりすることもあるため、サウナ内でのメガネ使用は避けましょう。
メガネをかけてサウナに入ってみた私の体験談

普段は裸眼でサウナを楽しんでいる筆者ですが、今回は実験としてメガネをかけてサウナに入ってみました!
\検証に使ったサウナ/
貸切バレルサウナ。セルフロウリュができるタイプ。
・温度:80℃
・湿度:ロウリュウ前20%、ロウリュ後60%
ロウリュ前のドライサウナの状態では入った瞬間の曇りはありませんでしたが、セルフロウリュを行うと一気に曇り、視界ゼロに!
さらに、金属のフレームが熱を持ち始め、数分で不快感を覚えたので早々に退室しました。
結論として、湿度が高いロウリュサウナでは曇りが大きな障害になり、ドライサウナでもフレームの加熱によるリスクがありました。
さらに湿度が高いスチームサウナ(湿度約100%)では、サウナ室に入った瞬間メガネが曇ると考えられます。
どの種類のサウナでも、メガネはかけない方が安全だと感じました。
サウナで使うならサウナ用メガネを選ぼう!

視力が悪く、サウナを安全に楽しめないことに悩んでいるという方は多いようです。
最近ではそんな方のために、サウナ用に特化したメガネも登場しています!
\サウナ用メガネの特徴/
・耐熱性が高い:120~130℃まで耐えられる素材を採用。
・曇り対策:曇り止め加工が施されている。
・金属部分がない造り:錆びない設計で、かつ熱伝導率が低くなっている。
・弾力性のあり壊れづらい:樹脂を採用し衝撃に強い。
サウナ内の温度は相当高くても110℃程度ですので、120~130℃に耐えられれば、ほとんどどんなサウナでも安心です。
度数の調整もでき、デザイン性も十分ですので、サウナへの行き帰りも同じメガネをつけっぱなしにできますよ。
価格は3,000~10,000円程度で手に入り、JINSやOWNDAYSなどのブランドで販売されています。


サウナで視界が悪くても安全に過ごすコツ
視力が悪い方は、サウナ室や浴室のレイアウトを事前に把握し、壁や手すりを活用しながら慎重に移動することで事故を防ぎましょう。
サウナ室内では、座る位置を確保したらそこから動かないようにしてください。
視力が悪い私の場合は、はじめて行くサウナだと間取りや必要なものがどこにあるかがわからず、不安になってしまうので、基本的には行き慣れたサウナ施設を利用するようにしています。
「いろんな場所のサウナに行きたい!」という方は、はじめて行く施設ではコンタクトレンズを着けて行くことや、公式サイトなどを事前に見てサウナの構造や間取りを把握しておくことをおすすめします!
サウナでのメガネ着用はマナー違反?気を付けたいポイント

サウナでメガネを着けること自体は、基本的にはマナー違反ではありません。
ただし、以下に注意が必要です。
●落として他人に迷惑をかけないようにする。
金属フレームやガラスレンズが割れると危険です。
●視界が悪い場合は外す。
曇りや熱で使いにくい場合は、無理にかけ続けないほうが安全。
多くのサウナ施設ではメガネに関する明確なルールはありませんが、安全面を考慮して使用を控えるのが無難です。
サウナ中はメガネをどこに置いておく?
サウナに入る際は、メガネを鍵付きロッカーに保管するのが安心です。
ただし、浴室内でも使いたい場合は、メガネケースに入れて荷物置き場に置いてもよいでしょう。
落下や紛失を防ぐため、ハードケースを使うとより安全です。
他の利用者が動かすリスクもあるため、定期的に確認すると安心ですね。
サウナ内でのコンタクトレンズは使える?

基本的には、サウナ内ではコンタクトレンズは使用しないことが推奨されています。
理由としては、以下の通りです。
- コンタクトが乾燥して、ドライアイになりやすい。
- コンタクトが乾燥して、ずれたり外れやすくなったりする。
どうしてもコンタクトレンズを使いたいという場合は、乾燥によるトラブルを防ぐため、ソフトタイプではなくハードタイプのほうがおすすめです。
薄いソフトコンタクトは乾燥しやすく、目に張り付いてしまうことも。
やむ負えず、ソフトコンタクトを使う場合は使い捨てタイプを利用し、サウナ後には目薬で潤いを保つようにするとよいでしょう。
私もはじめてのサウナ施設では、『使い捨てソフトコンタクトレンズ』を使うことがあります。
しかし、高温のドライサウナやロウリュの高温の蒸気を浴びると、目がパサパサしたり、翌朝に強いドライアイを感じることも。
目のことを考えて、できるだけサウナでコンタクトは使わないようにしています。
サウナとコンタクトレンズの関係については、サウナではコンタクトを外すのが正解!その根拠と安全な楽しみ方の記事で深掘りしていますので、あわせてご覧ください。
まとめ|サウナでメガネを快適に使うためのポイント
サウナ内でのメガネ使用は、熱や湿度によるリスクが多く、安全面からおすすめできません。
どうしても視力を補いたい場合は、サウナ用メガネやハードコンタクトを活用しましょう。
安全第一でサウナを楽しむための工夫を取り入れてくださいね!