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100V電気サウナストーブでもロウリュ可能!100Vストーブのデメリット、200Vとの違い

  • 2024年9月17日

「家庭用サウナを導入したいけど、電気工事の費用や手間が気になる…」
そんな風に悩んでいませんか?

自宅にサウナを導入する際、電気工事のコストや複雑さに頭を抱える方は多いものです。

しかし、100V対応のサウナストーブなら工事費用を抑えつつ、手軽に本格的なサウナが楽しめる可能性があります!!

この記事では、サウナ専門代理店「サウナの専門商社」が、100V電気サウナストーブのメリット・デメリットや200Vストーブとの違いを詳しく解説します。

さらに、100Vで使える電気サウナストーブも5つご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

【注意】100Vの家庭用電気サウナストーブ(ヒーター)は少ない

結論として、日本で販売されている家庭用サウナストーブは基本的に200Vに対応しており、100Vで使えるものは少ないです。

100Vで使える製品だと簡易的にサウナを楽しめるというコンセプトの製品が多いため、本格的なホームサウナを作りたい場合は200Vのサウナストーブを選ぶことをおすすめします。

100Vの電気サウナストーブでロウリュはできる?

ロウリュ

前述したように流通している100Vのサウナストーブは少なく、中でもロウリュ対応となると数が限られてきます

Amazonなどでは100Vでロウリュ対応の電気サウナストーブも販売されていますが、これらの製品は安全性を保障する「PSEマーク」がついていないことが多いため注意が必要です。

PSEマークがない電気サウナストーブに要注意!

PSEマーク
一般社団法人日本品質保証機構公式サイトより引用

PSEマークは、製品が日本の電気用品安全法の安全基準に適合していることを示すものです。

特にサウナストーブは電気用品安全法の「特定電気用品」に分類され、国内で販売する際は菱形PSEマークの取得が必須となる製品です。

菱形PSEマークがない製品は販売が違法とされている製品であり、安全性が保証されていないため故障しやすかったり、事故の原因となる危険もあります。

加えて、ご家庭に供給されている電圧に対応していないことも多いため、電源に接続しても使用できないという可能性も。

Amazonや輸入サイトで購入される際は、必ず菱形PSEマークがついているかを確認しましょう。

また、ロウリュに対応していない電気サウナストーブに水をかけると故障や漏電の危険があります。

ロウリュをしたいなら、菱形PSEマークを取得している200V電気サウナストーブを選ぶのがもっとも安全です。

サウナの専門商社では、菱形PSEマークを取得した安全な電気サウナストーブのみを販売しています。

>>電気サウナストーブ商品一覧はこちら。

PSEマークについては、PSEマーク未取得のサウナストーブは危険!購入・輸入・販売で気を付けるポイントで詳しく解説しています。

100V電気サウナストーブの費用相場

100Vのサウナストーブの購入費用の相場は、5万円前後となっています。

ただし、

  • 小型のテントサウナやサウナボックスとセット販売になっている製品が多く、ストーブ単品での販売が少ない。
  • ロウリュに対応していない製品が多い。
  • 遠赤外線サウナやスチームサウナなど、低温サウナに対応している製品が多い。

という点にはご注意ください。

サウナボックス
Amazonより引用

テントサウナセットの場合は1人用で2万円〜10万円が相場になります。

サウナストーブ導入や維持にかかる費用は、サウナストーブの初期費用や維持費、メンテナンス費用の相場で詳しく解説しています。

100V電気サウナストーブのメリット

  • 電気変換工事が不要。
  • サウナストーブ本体の価格が安い。
  • 配線工事不要でコンセントに挿すだけで使える製品が多い。

100Vのサウナストーブを選ぶ最大のメリットは、電気変換工事が不要という点でしょう。

200Vのサウナストーブは40万円が相場と高額ですが、100V対応のものだと5万円前後で購入できるのでかなり初期費用が抑えられます。

また、コンセントを挿すだけで使用できる製品が多いという点もメリットです。

100V電気サウナストーブのデメリット

  • サウナ室の温度が上がるまで時間がかかる場合がある
  • 大きなサウナ室には向かない
  • 温度が低い製品が多い
  • ロウリュできる製品が少ない
  • 販売されている製品が少ない
  • 消費アンペアが多くブレーカーが落ちることがある

100Vストーブは出力が低いため、200Vストーブに比べてサウナ室を十分に温めるのに時間がかかる場合があります。

特に大きなサウナ室の場合は十分に温度が上がらず、サウナ体験の満足度が低くなってしまう場合も…。

また、100Vに対応している製品は種類が少なくロウリュに対応している製品も少なくなっていますので、本格的なサウナを楽しみたいという方には向かないでしょう。

最後に、同じ出力(kW)でも200Vストーブより100Vストーブのほうが、消費アンペア(電流)が大きくなります。

ストーブ出力(kW)100Vの電流(A)200Vの電流(A)
22010
33015
44020
55025
消費アンペア比較

一度に消費するアンペアがご自宅の契約アンペア数を上回るとブレーカーが落ちてしまいますので、購入する際はその点も合わせてご確認ください。

サウナとアンペアの関係については、家庭用サウナを使うには何A(アンペア)必要?ブレーカーが落ちないようにする対策で詳しく解説しています。

200V電気サウナストーブとの違い

MISAストーブ

100Vに対応したサウナストーブと200Vのサウナストーブの違いをまとめると、以下のようになります。

100Vサウナストーブ200Vサウナストーブ
メリット・工事不要
・初期コストが安い
・設置が簡単
・高い温度設定が可能
・迅速に高温になる
・大きなサウナ室にも対応
・多くの製品でロウリュが可能
・豊富な種類の製品が販売されている
デメリット・温度が上がるまで時間がかかる
・大きなサウナ室には向かない
・温度が低め
・ロウリュできる製品が少ない
・販売されている製品が少ない
・消費アンペアが多い
・電気変換
・配線工事が必要
・初期コストが高い
価格相場5万円前後
(テントサウナとセットの商品が多く、
セットの場合は10万円前後)
40万円程度
設置方法既存の100Vコンセントに接続すれば使える。200Vへの変換工事や配線工事が必要。
温度比較的低温(40°C~80°C程度)高温も可能(80°C~100°C)
ロウリュ遠赤外線ヒーターやスチーム発生器など
ロウリュ非対応の製品が多い。
ロウリュ可能な製品が多い。

関連記事:【サウナストーブ】単相・三相ストーブの違い!200Vと100Vの選び方も解説

関連記事:家庭用サウナでもロウリュできる!ストーブの種類や選び方

200Vストーブのメリット

100Vストーブと比較して200Vストーブが優れていると言える部分は、以下の点です。

  • 高い温度設定が可能
  • 迅速に高温になる
  • 大きなサウナルームにも対応
  • 多くの製品でロウリュが可能
  • 消費アンペアが半分で済む
  • 豊富な種類の製品が販売されている

200Vの電気サウナストーブはパワーがあるため、サウナ室をすばやく温めることができます。

特に広いサウナ室の場合は100Vだと均一に温められない場合もありますので、200Vストーブを選ぶべきです。

200Vストーブは温度の維持もしやすいため、より快適にサウナを利用できるでしょう。

また、100Vストーブよりも200Vストーブのほうが同じ出力を得るのに必要なアンペア(A)数が少なくなりますので、ブレーカーが落ちづらくなります。

100V/200Vストーブの電気代比較

電気代は、電圧(V)ではなく出力(kW)により左右されます。

そのため、同じ出力の100Vと200Vのサウナストーブがあるとすると、1時間当たり電気代はどちらも同じです、

ストーブ出力2.5kWの場合100Vストーブ200Vストーブ
1回1時間使用78円78円
30日間毎日1時間使用2,340円2,340円
※1kWの電力を1時間使うと、31円の電気代がかかるとした時の電気代。

上記はあくまで一般的な計算式に当てはめて算出した電気代であり、実際にかかる電気代はサウナストーブの性能によっても左右されます。

サウナの電気代について、詳しくはサウナストーブの電気代はいくらかかる?具体的なランニングコストの例をご覧ください。

200V電気サウナストーブの設置方法・費用

単相200Vのサウナストーブを使う場合は、ストーブ専用の単独ブレーカーを設置し分電盤からサウナストーブへ直接配線を行う必要があります。

家庭用サウナ 配線イメージ
家庭用サウナ 配線イメージ

この単独ブレーカーは、安全ブレーカー(定格値以上のアンペア数以上が流れたときに自動で電流を遮断する装置)と漏電ブレーカー(漏電を検知したときに電流を遮断する装置)を兼ねたものとなっています。

配線工事の費用は、1万2千円~です。

電気変換工事が行えるのは「電気工事士」資格の保有者のみですので、専門業者に依頼してください。

資格を持たない人が工事を自力でやると法律違反になり、3か月以下の懲役または3万円以下の罰金が科されます。

また、素人が工事を行うと感電や漏電、火災などの危険が高まるため絶対にやめましょう。

電気サウナストーブ設置時の工事については、家庭用サウナ導入時に必要な電気工事・配線工事を解説でより詳しく解説しています。

サウナの専門商社ならサウナストーブ導入の費用や電気工事について相談が可能。
是非お気軽に電話やメール・LINEで相談してみてください。

電気サウナストーブを選ぶ際のポイント

  • 菱形PSEマークの有無
  • サウナの広さに合った出力(kw数)か
  • 必要なアンペア数

菱形PSEマークの有無

前述したように、電気サウナストーブを選ぶ際にまず重要なのは菱形PSEマークの有無を確認することです。

菱形PSEマークがない製品は日本の安全基準を満たしていない製品ということになりますので、絶対に購入しないでください。

また、Amazonなどのオンラインショッピングサイトで購入する場合、PSE認証を受けていない輸入品は製造国の電圧に対応していて日本の電圧に対応していない場合が多いため注意が必要です。

国名電圧
日本単相100/200V、三相200V
アメリカ単相115/230V、 三相230V
中国単相220V、三相380V
オーストラリア単相240V、三相415V
フィンランド単相230V、三相400V
イギリス単相230V、三相400V

菱形PSEマークがない安価な製品は、購入後電源につないでみたら使えなかったというケースも多く報告されています。

関連記事:Amazonで買える安いサウナストーブは危険?PSEマークの有無を確認しよう

サウナの広さに合った出力(kw数)か

電気サウナストーブを選ぶ際には、サウナ室の広さに合った出力(kW数)を確認することが重要です。

一般的には、サウナ室の床面積(㎡)と同等の出力(kW数)を持つストーブを選ぶのが推奨されます。

たとえば、床面積が5㎡のサウナには出力5kWのストーブが適しています。

ストーブの出力が足りないとサウナが十分に温まりませんし、逆に出力が高すぎたりすると熱すぎるということになってしまいます。

ただし、ストーブの性能やサウナの断熱材が入っていないガラスドアや窓のサイズにも必要な出力は変わってきますので、詳しくはメーカーや販売店までお問い合わせください。

必要なアンペア数

高出力のストーブほど多くのアンペア数が必要になるため、自宅の電気契約アンペア数を確認し、ブレーカーが落ちないようにする必要があります。

消費アンペア数の計算式は以下の通りです。

アンペア数計算

多くの一般家庭では10~60Aでアンペアを契約しています。

サウナ運用に必要なアンペア数を確認し、契約アンペアの変更が必要な場合は電気会社まで連絡しましょう。

100V電気サウナストーブおすすめ商品5選

ここからは、100Vの電源で使える家庭用サウナストーブを5つご紹介します。

  • おうちDEサウナ(屋内外用テントサウナ)
  • サウナの専門商社(屋内用遠赤外線サウナ)
  • Sauna Global(屋内用遠赤外線サウナ)
  • WILLOWYBE(ウィロービー)
  • FORTUNA HEATMAT(遠赤外線ヒートマット)

おうちDEサウナ

おうちDEサウナ
Amazonより抜粋

おうちDEサウナは、電気工事不要の100Vの電気ストーブがセットになった1人用のテントサウナです。

0℃~95℃の間で設定ができロウリュも可能なので、あなたにぴったりの温度や湿度、香りに調整できますよ。

おうちDEサウナ

使いやすく安全な電気ストーブを用いて本格的なサウナを楽しめるサウナなので、初心者にもおすすめの商品です。

とにかく初期費用を抑えて家庭用サウナを導入したい!」という方におすすめのサウナです!

SNSなどでは、自分なりにサウナ内部の備品などをカスタマイズして自由にサウナを楽しんでいる方も多くいらっしゃいます。

価格

120,000円現在34%OFFセール実施中 79,200円

サイズ(重量)‎72×52×35cm(15kg)
色展開ブラック
設営にかかる時間約1分
ストーブの種類電気ストーブ。
ロウリュ可否
電圧・ワット数100V
商品内容テント本体、電気ストーブ、サウナストーン、温度湿度計
※電気ストーブの単品販売は行われていません。

\今なら34%OFF!/

おうちDEサウナ 公式販売サイトはこちら

サウナの専門商社

【100V 最高75℃】遠赤外線サウナ〈ヒーター,組立費,送料込み〉

ご家庭のコンセントに挿すだけで使用できる遠赤外線ヒーターが内蔵された、家庭用コンパクトサウナです。

その特徴は、遠赤外線ヒーター、組み立て費、送料込みで約40万円というお値段

本格的なホームサウナはストーブだけでも相場が40万円~で、組み立て費で20万円、送料で20万円以上がかかってくるところですが、すべて込々で40万円はまさに破格です!

低温サウナに分類される遠赤外線タイプですが、最高温度は75℃と遠赤外線サウナの中では温度が高いため十分に発汗でき、満足度の高いサウナです。

価格398,000円
サイズ(重量)W91×D71×H170(90kg)
色展開木材本来の色
ストーブの種類遠赤外線ヒーター
最高75℃
ロウリュ可否×
電圧・ワット数100V
商品内容サウナボックス本体、遠赤外線ヒーター

Sauna Global(サウナグローバル)

Sauna Global(サウナグローバル)

Sauna Globalの室内向け1人用遠赤外線サウナは、約33万円と非常に高コスパ

コンパクトなサイズなので設置場所を選びませんが、前面に大きな窓があるため圧迫感を感じません。

お部屋に自然に馴染むデザインも魅力です。

単相100Vのヒーターを内蔵で工事不要なので、すぐに使用開始できます。

価格327,800円
サイズ(重量)W980×D1030×H1950mm(330kg)
色展開木材本来の色
ストーブの種類遠赤外線ヒーター
65℃まで調整可。
ロウリュ可否×
電圧・ワット数100V
商品内容サウナボックス本体、遠赤外線ヒーター、
LED照明、コントロールパネル、Bluetoothスピーカー

WILLOWYBE(ウィロービー)

WILLOWYBE(ウィロービー) テントサウナ
Amazonより抜粋

100V対応の蒸気発生器を利用して、自宅で気軽にスチームサウナが楽しめるテントサウナです。

温度は15段階あり、リモコンやスマホアプリで簡単に操作できます。

最大出力でも温度は38℃程度ですが、スチームがたっぷり出るのでしっかり汗をかけますよ。

ロウリュはできませんが、蒸気発生器にはエッセンシャルオイルを入れることもでき、お好きな香りのスチームに包まれることが可能です!

テントの組み立ては1分で完了し、スイッチを入れて10分でテント内がスチームで満たされるので使いたいときにすぐに使用開始できるのもうれしいポイントです。

収納サイズも非常にコンパクトで、スペースをとらないという点でもおすすめできます。

※スチーム発生器の単品販売は行われていませんので、ご注意ください。

価格18,800円
サイズ(重量)‎85×85×145cm(5kg)
色展開2色
設営にかかる時間約1分
ストーブの種類電気ストーブ
エッセンシャルオイルの使用可能。
ロウリュ可否×
電圧‎100V
商品内容テント本体、蒸気発生器、椅子、リモコン

FORTUNA HEATMAT(遠赤外線ヒートマット)

遠赤外線ヒートマット FORTUNA HEATMAT
Amazonより引用

「FORTUNA HEATMAT」は家庭用コンセント100Vで使える、遠赤外線マットです。

遠赤外線マットは通常のヒートマットに比べ、低温火傷になったり肌を乾燥させる心配が少なく、身体を内部から温めることができます。

断熱線が壊れにくい構造になっているため、商品寿命は15~30年とかなりコスパのよい商品ですよ。

価格47,800円
サイズ(重量)180×180cm
色展開2色
設営にかかる時間約1分
ストーブの種類遠赤外線ヒートマット
25℃~80℃
1、5℃刻み3部位ごとに個別設定可能。
ロウリュ可否×
電圧‎100V
商品内容遠赤外線ヒートマット、コントロールパネル

バイオストーブを使う「IESAUNA」もおすすめ!

「電気変換工事はしたくないけど、本格的なサウナを楽しみたい!」という方には、バイオストーブという独自のストーブを使用するテントサウナ「IESAUNA」もおすすめです!

IESAUNA

IESAUNAは、都会のベランダや住宅街でも使えるテントサウナで、無煙のバイオ燃料を使用したストーブを採用。

一酸化炭素も発生しないため、通常の薪ストーブよりも安全に利用できます。

IESAUNA ストーブ

バイオストーブという特殊なストーブを使用していますが、ロウリュも可能ですので本格的なサウナ体験ができますよ。

※バイオストーブ単品での販売は行われていません。

※バイオストーブは火気使用可の住宅でご使用ください。

価格198,000円
サイズ展開(重量)W140×D70×H202cm 
色展開1色
設営にかかる時間約10分
ストーブの種類バイオストーブ
ロウリュ可否
付属備品IESAUNAセット:テント本体、テント用袋バイオストーブ、
煙突(予備3本付)、サウナストーン8kg、ファイヤーグローブ、
消火蓋、専用バット・トング

関連記事:電気サウナストーブおすすめメーカーランキングTOP5

まとめ

100Vのサウナストーブは「とにかく初期費用を抑えたい!」という方にはおすすめですが、温度が上がりにくいというデメリットがあります。

本格的なサウナ体験を求める方には、200Vのストーブがおすすめです。

サウナストーブは正しく使えば10年以上も使用できる長期的な投資ですので、できるだけ理想のサウナ体験に近づけるために、200Vのストーブを検討してみても良いかもしれません。

ただし、初めてのサウナストーブ選びや、電気工事を含む高額な初期費用が不安な方は、まず100Vのストーブから試し、満足したら将来的に200Vストーブへステップアップする方法も一つの手です。

まずは以下のボタンから、電気サウナストーブの選択肢をチェックしてみてください!

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