塩サウナでワキガ対策はできる?効果や正しい入り方を徹底解説
- 2025年3月3日

「自分の体臭、大丈夫かな?」と思ったことはありませんか?
特に、ワキガの悩みを抱えている方にとって、臭いが気になる瞬間は本当に辛いものです。
実は、塩サウナは発汗を促進し肌を清潔に保つ効果が期待されるため、体臭ケアに役立つと注目されています。
この記事では、塩サウナの効果や具体的な入り方、さらに注意点についてわかりやすく解説します。
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目次
ワキガの原因
ワキガは、腋(ワキ)から発生する特有の体臭を指します。
ワキガのおもな原因は、「アポクリン汗腺」から分泌される汗です。

汗腺にはサラサラの汗を出す「エクリン汗腺」と、ベタついた汗を分泌する「アポクリン汗腺」の2種類がある。
「アポクリン汗腺」から分泌される汗には脂質やタンパク質が含まれており、皮膚の常在菌がそれを分解することで独特の臭いが発生します。
アポクリン汗腺は脇の下や乳首、耳の中、陰部などに多く存在し、分泌量が多いほど臭いが強くなる傾向があります。
また、以下の要因が臭いの強さに影響を与えます。
- 遺伝
- 食生活
- ホルモンバランス
- 生活習慣
これらの要因が複雑に絡み合い、ワキガ特有の臭いが生じます。
塩サウナとは?他のサウナとの違い

塩サウナは、体に塩を塗りながら楽しむサウナの一種です。
湿度が高い環境で塩が肌になじむことで、通常のサウナとは異なる効果が得られます。
塩サウナには低温(40〜60℃)かつ高湿度の環境が適しているため、湿式サウナに分類される「ミストサウナ」や「スチームサウナ」が使われます。
ミストサウナやスチームサウナに、体に塗るための塩が置いてあるのが「塩サウナ」ということです
塩サウナでは湿度が高いことでじわじわと塩が溶け、肌の表面に浸透しやすくなります。
\塩サウナの効果/
・発汗促進:塩の浸透圧で汗腺が刺激され、短時間で多くの汗をかける。
・美肌効果:塩が古い角質を取り除き、肌のくすみを改善。
・毛穴ケア:毛穴の汚れが流れ出し、肌トラブルを予防。
・殺菌作用:塩が肌の常在菌バランスを整え、臭いの元となる菌を抑制。
こうした特徴により、デトックス効果とリラックス効果を同時に得られるのが塩サウナの大きな魅力です。
塩サウナについてもっと深く知りたい方は、塩サウナの効果を高める正しい入り方とは?やってはいけない入り方も解説!の記事が参考になります。
塩サウナがワキガ改善に効果的な理由
塩サウナには、ワキガ対策に期待できるさまざまな効果があります。
- 塩の浸透圧で老廃物を排出
- アポクリン汗腺の働きを抑える
- 殺菌作用で臭いの元を抑える
以下で詳しくご紹介します。
塩の浸透圧で老廃物を排出
塩が汗腺を刺激し発汗を促すことで、老廃物や皮脂が効率的に排出されます。
これにより、臭いの原因となる物質を体外に出す手助けをします。
アポクリン汗腺の働きを抑える
汗腺の機能を鍛えることでエクリン汗腺の働きを活性化し、臭いの少ない汗をかけるようになります。
その結果、アポクリン汗腺の活動が抑えられ、臭いを抑える効果が期待できます。
殺菌作用で臭いの元を抑える
塩に含まれる殺菌成分が常在菌のバランスを整え、臭いを発生させる菌を減らします。
これにより、ワキガ特有の臭いを軽減できる可能性があります。
サウナ全般がワキガに与える効果については、サウナでワキガは改善できる?悪化させない方法と正しいケアの記事で詳しく解説しています。
\サウナだけでは改善が難しいケース/
塩サウナはワキガや体臭に効果が期待されますが、以下のような場合はサウナだけでは改善が難しいことがあります。
・遺伝的要因が強い場合:アポクリン汗腺の数や分泌量が遺伝的に多い方。
・塩が肌に合わない場合:塩で肌が刺激を受けやすい敏感肌の方。
・重度のワキガ:医療的な治療が必要な方。
こうした場合には、医師に相談して専門的な治療を検討するのがおすすめです。
塩サウナの効果を最大化する利用方法

ここからは、塩サウナの効果を最大化するために知っておきたい、正しい入り方・注意点・利用後に行いたいケアについて、解説していきます。
正しい入り方
塩サウナで効果を最大限引き出すには、事前の準備と適切な入り方が重要です。
まず、水分補給をしっかり行いましょう。
特に塩サウナは発汗作用が高いので、脱水症状対策が重要です。
サウナ前後で、それぞれコップ1~3杯(200ml~500ml)を目安にしてください。
浴室に入ったら体を洗ってから、サウナ前に湯船で体を温めて汗腺を開くことで、より発汗しやすくなります。
ここが塩サウナの最重要ポイントですが、塗り込むと肌を傷つける可能性があるため、塩は肌の上に置いて自然に溶けるのを待ちましょう。
サウナ室内では10~15分じっくり温まり、汗とともに塩の効果を実感してください。
最後に冷水シャワーや水風呂で毛穴を引き締めることで、ケアは完了します!
塩サウナの注意点
塩サウナを安全に楽しむための注意点も、知っておきましょう。
前述したように、粒子の粗い塩を擦りつけるのはNG。
肌に傷がある場合や荒れている場合は、使用を避けるのがベターです。
特に敏感肌の方は、パッチテストのように塩を腕などに置いてみて、塩の影響を確認してから広範囲に使用することをおすすめします。
また、身体専用の塩を顔に塗ると、目に入ったときに危険なので控えてください。
塩の使い方については、塩サウナの効果|顔に塗るとどうなる?メリット・デメリットも解説!でより詳しく解説しています。
塩サウナ利用後に行いたいケア
サウナ後はシャワーで汗や塩をしっかり洗い流し、肌を清潔に保ちましょう。
保湿ケアも重要です。化粧水・美容液・乳液・ボディクリームクリームなどを用いて、しっかり保湿してください。
面倒な方は、一つで十分にケアできるオールインワンタイプのスキンケアアイテムがおすすめですよ。
また、保湿ケア後は清潔な衣服に着替え、臭いの原因となる汗や細菌を再発させない工夫を。
日常的にも、腋毛の処理や制汗剤の使用でのケアを取り入れるとより効果的です。
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塩サウナが合わない場合の代替ケア方法
塩サウナが肌や好みに合わない場合の代替ケア方法としては、以下のアイデアがあります。
- ミストサウナ・スチームサウナの利用
- ソルトスクラブやマッサージ用の塩を使う
ミストサウナ・スチームサウナの利用
塩サウナが肌に合わない場合は、低温高湿のミストサウナやスチームサウナがおすすめです。
種類 | ミスト/スチームサウナ![]() | ドライサウナ![]() |
体臭ケアへのおすすめ度 | ★★★★★ | ★★★☆☆ |
温度 | 約40℃~60℃ | 約80℃~100℃ |
湿度 | 約100% | 約10%~20% |
発汗を促しつつ、肌に優しい環境でリラックスできます。
一方で温度が高く湿度が低い「ドライサウナ」は、肌への刺激が強いため敏感肌・乾燥肌の方にはあまりおすすめできません。
ただし、ドライサウナはその爽快感からストレス発散効果は高いため、ストレス由来の体臭を感じている方には効果があるかもしれません。
ドライサウナに入る場合は、特にサウナ後の保湿ケアが大切になります。
自宅でできる塩を使ったケア

浴室で使用できるソルトスクラブやマッサージ用の塩を取り入れることで、塩サウナの効果を自宅で気軽に試せます。
塩を配合したこれらの商品は、肌の古い角質を落とし清潔感を保つのに役立ちます。
自宅で塩サウナを楽しむ方法やおすすめのバスソルトについては、塩サウナは自宅で楽しめる?!風呂を塩サウナにする方法や正しい入り方、注意点の記事でご紹介していますので、ぜひご覧ください。
医療機関へ相談
重度のワキガや塩が肌に合わない場合は、医療機関での治療を検討しましょう。
ボトックス注射や汗腺を除去する手術など、専門的なアプローチで根本的な解決が目指せます。
関連記事:サウナで体臭ケア!悪化リスクを防ぐ正しい入り方と効果的な方法
自宅サウナでワキガケアを取り入れてみよう!

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参考記事:ROHTO、「ワキガ」の原因、予防法・対処法について(最終アクセス日:2025/1/15)