サウナで日焼けする?日焼け後にサウナに入るとどうなる?紫外線と遠赤外線の違いや肌ケア方法を解説!
- 2025年1月29日
「サウナで日焼けしちゃうの?」と思ったことはありませんか?
また、「日焼けした肌でサウナに入っても大丈夫?」と不安に感じることもあるでしょう。
そんな疑問に、“サウナの専門商社”がしっかりとお答えします!
この記事では、以下のポイントについて、関連研究も交えながら丁寧に解説していきます。
- サウナ中に日焼けする可能性
- 日焼け後のサウナの影響
- サウナ後の肌のケア方法
サウナと日焼けについてのモヤモヤを、スッキリ解消しましょう!
サウナ愛好者の方にも、初心者の方にも、役立つ情報が満載です。どうぞ最後までお読みください。
目次
サウナに入っても日焼けはしない!
結論として、サウナに入っても日焼けすることはありません。
日焼けとは紫外線に当たることで皮膚の細胞が損傷したり、色素細胞が刺激されたりすることで生じます。
しかし、サウナで使われるサウナヒーターや照明からは、日焼けするほどの紫外線は発せられていません。
日焼けを引き起こす光源▼
- 太陽光
- 日焼けサロン
- 医療用のレーザー など
ただし、大きな窓があるサウナでは窓から紫外線が入る可能性があるため、注意が必要です。
遠赤外線サウナでも日焼けしない?
サウナの中でも『遠赤外線サウナ』は赤い光が発せられることがあるため、「光に当たったら日焼けしそう!」と思うことがありますよね。
また、遠赤外線サウナはドライサウナに分類されるため、入ってみると肌がジリジリと焼かれるような熱さを感じることもあるでしょう。
しかし、遠赤外線は紫外線とは異なり、日焼けを引き起こしません。
遠赤外線は体内の深部まで熱を伝える特性があり、肌を表面から焼くものではないため、安心して利用できます。
関連記事:遠赤外線サウナは体に悪いって本当?6つのデメリットと驚きの効果を徹底解説
サウナに入ったら肌が痛くなる原因は?
ドライサウナで「肌が焼けるように痛い!」と感じることがありますが、これは日焼けではなく、サウナストーブから発生する熱と乾燥が原因です。
特に乾燥に敏感な肌の場合、ドライサウナの強い熱に刺激され、肌の表面が痛く感じられることがあります。
もしドライサウナで肌が痛むと感じる方は、肌が乾燥に弱く、ドライサウナが合わない可能性も。
このような場合には、湿度が高く温度が比較的低めのミストサウナやスチームサウナを試してみると良いでしょう。
肌への刺激が少なく、心地よく温まることができますよ。
サウナ後に肌が赤く/黒くなる原因
サウナ後に肌が赤く見えるのは毛細血管の拡張によるもので、日焼けではありません。
これは一時的なもので、体温が下がれば自然に元に戻ります。
もし、サウナを出て数時間経っても肌の赤みや黒さが治らないという場合は、サウナの熱や乾燥により肌が荒れてしまっているという可能性もあります。
この場合、適切な保湿ケアをしたり、必要なら皮膚科へ相談してください。
サウナに入ると日焼けしやすくなる?肌が弱くなる?
頻繁にサウナに入ると角質層が一時的に薄くなり、紫外線に対するバリア機能が低下する可能性があります。
特に乾燥しやすい肌の方や敏感肌の方は、注意が必要です。
2014年の金沢大学の研究によると、42℃の高温環境においても、30分後には角質層の水分が減少し、皮膚の水分蒸散が増加することが確認されています。
このように高温環境では肌が乾燥しやすくなり、バリア機能が低下しやすくなるため、紫外線ダメージに対する防御力が弱まることが考えられます。
サウナ利用の際には、適切な温度と頻度での使用や、保湿ケアをしっかり行うことが大切です。
日焼け後にサウナに入っても大丈夫?
日焼け後の肌は非常に敏感で、特に炎症が起きている状態ではサウナの高温が刺激となり、さらに肌ダメージが悪化する恐れがあります。
そもそも日焼けには、肌が赤く炎症する「サンバーン」と黒くなる「サンタン」があります。
サンバーンは皮膚が赤く腫れ、ヒリヒリと痛む炎症反応です。
この状態でサウナに入ると、血行が促進されて痛みが増すだけでなく、回復も遅れる可能性があります。
一方、サンタンのような黒っぽい日焼けは、基本的にはサウナに入っても大丈夫ですが、痛みやかゆみがある場合には控えたほうがよいでしょう。
結論として、特に赤みを持った日焼けの場合にはサウナは控えるべきです。
サウナ後の外出での日焼け対策
サウナ後は肌の油分が減り、乾燥しやすくなります。
この状態では、紫外線のダメージを受けやすくなり、日焼けのリスクが高まります。
肌がデリケートなタイミングであることを理解し、サウナ後すぐに外に出る場合は、以下の対策を行いましょう。
- UVカットクリームを塗る:肌を紫外線から保護する。
- 帽子やサングラスを使用:顔や目元を守る。
- 日傘の利用:日差しを避けるために効果的。
外気浴でも日焼けに注意!
サウナの外気浴時でも、紫外線には注意が必要です。
外気浴中は、サウナポンチョやバスタオルで肌をカバーするとよいでしょう。
つば広の帽子やUVカットサングラスもおすすめです。
日陰を選んで外気浴を行うことでも、紫外線を避けることができます。
また、外気浴の時間は短めに設定しましょう。
サウナでは日焼け止めクリームは塗ることはできませんので、代わりに日焼け止めサプリを飲んでおくのも良いかもしれませんね。
もちろん、アウトドアで自前のテントサウナを使う場合などは、日焼け止めクリームを塗ってもOKです。
関連記事:【厳選9選】快適な外気浴を楽しむためのサウナポンチョおすすめガイド
サウナ後の肌ケア方法
サウナで乾燥した肌には、保湿ケアが欠かせません。
乾燥したままだとバリア機能が低下し、肌荒れが起こりやすくなります。
サウナ後は、ヒアルロン酸やセラミド配合の化粧水や乳液など、保湿効果が高いアイテムを使うのがポイントです。
サウナ後のスキンケア手順▼
- 洗顔で汗や汚れを落とす。
- 化粧水で潤いを与える。
- 乳液や保湿クリームで保護。
手軽に済ませたい方には、1つで保湿と保護のすべてが済むオールインワンジェルがおすすめです。
サウナ後専用オールインワンジェル『NELJAS(ネルジャス)』についてはこちら。
肌が弱い人はドライサウナよりもミストサウナを選ぼう
肌が弱い方は、サウナの入り方を工夫することでお肌への刺激を減らすことができます。
- 入浴時間を短めに調整し、温度も低めに設定する。
- 保湿力を重視し、湿度の高いミストサウナやスチームサウナを選ぶ。
- サウナ後の保湿ケアも忘れずに。
ミストサウナ・スチームサウナは温度が低く湿度が高い「湿式サウナ」に分類されるサウナで、肌への保湿効果が高いことが特徴です。
ミストサウナ・スチームサウナ | ドライサウナ | |
---|---|---|
温度 | 約40℃~60℃ | 約80℃~100℃ |
湿度 | 約100% | 約10%~20% |
1999年1月に東京ガス株式会社 基礎技術研究所が行った研究によると、ミストサウナ浴は温水浴に比べて保湿効果が高く、出浴直後の頬の水分量が約1.5倍も多く保たれています。
また、出浴後30分経過しても、その水分量は約1.3倍を維持していました。
ミストサウナ浴後は肌により多くの水分が残り、乾燥しにくいため、肌に優しい入浴法といえます。
肌だけでなく髪も保湿してくれますので、美容効果が高いサウナを選びたい方やドライサウナに入りすぎて髪がパサついてきたという方にも、ミストサウナやスチームサウナはおすすめですよ。
関連記事:ドライサウナとミストサウナの違い|特徴や効果を比較
まとめ|正しい知識とケアでサウナを楽しもう!
- サウナには紫外線がないので日焼けしない!
- 赤い日焼けが痛む場合は、サウナは控えよう。
- 痛みのない黒い日焼けならサウナOK!
- サウナ後は肌がデリケートなので、帽子や日傘で紫外線対策を。
サウナ後に肌が黒く見えても、それは毛細血管の拡張による一時的なものなので安心してくださいね。
炎症を伴う日焼けを起こしているときはサウナは避け、サウナ後は十分な保湿ケアでお肌を守ってください!
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