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遠赤外線サウナは本当に体に悪い?6つのデメリットと驚きの効果を徹底解説
- 2024年9月11日
遠赤外線サウナは、低温で身体に優しいサウナです。
家庭用サウナとしては初期費用が比較的安いことで人気の遠赤外線サウナですが、実は購入前に知っておきたいいくつかのデメリットを持っています。
この記事では、遠赤外線サウナのデメリット6選とその対処法を詳しく解説していきます。
さらに、遠赤外線サウナの健康上の効果や他の家庭用サウナとの違い、効果的な入り方についても紹介しますので、遠赤外線サウナについて深く理解したい方は必見です。
目次
遠赤外線サウナとは
遠赤外線サウナとは、温度約40℃~65℃、湿度10~15%で、身体を効率的に温めるサウナです。
遠赤外線サウナは、遠赤外線の放射熱を利用して身体を温めるため、熱い空気により身体の表面から温めるドライサウナとは異なり、体の深部を温めて保温効果を持続させることができます。
家庭で使える遠赤外線を使ったサウナには、おもにボックスタイプとヒートマットタイプの2種類があります。
ヒートマットタイプは比較的安価で簡易的な使用に適していますが、より本格的なサウナ体験を求める場合は、ボックスタイプがおすすめです。
ボックスタイプの遠赤外線サウナはサウナ室のドアを開けても室内の熱が逃げにくい特徴を持ち、サウナ室外の温度を上げにくいため家庭でも使いやすいという特徴があります。
遠赤外線サウナは体に悪いって本当?
結論として、。
遠赤外線はラジオ波、マイクロ波、可視光線、紫外線、X線などと同じ「電磁波」の一種であるため、「電磁波=体に悪影響がある」と考えた方からこのような誤解が広まってしまったものと考えられます。
電磁波は私たちの日常生活において多方面で利用されており、低いエネルギーを持つ電磁波(遠赤外線、ラジオ波、マイクロ波など)は通常、人体に有害な影響を与えるとは考えられていません。
遠赤外線サウナには身体を内側から温める効果があり、多くの健康メリットがあるとされていますのでむしろ体にいいと言えるでしょう。
ただし、遠赤外線サウナに限らず、サウナ利用は日常生活ではあり得ない高温環境に身体がさらされる行為です。
そのため、長時間利用することは避け水分補給を十分に行うなど、適切な使用方法を守る必要があります。
特に、心臓病や高血圧など特定の健康状態にある人は、使用前に医師と相談することが推奨されます。
遠赤外線サウナ利用時の注意点はこちら。
遠赤外線サウナの効果
遠赤外線サウナは、身体を内側から温めることで多くの健康効果をもたらします。
- 肩こりの軽減
- 冷え性の軽減
- むくみの解消
- 疲労やストレスの軽減
- 血圧の安定化
- 筋肉の疲労回復
- デトックス効果
遠赤外線の温熱効果は血液の流れを促進し、肩こりや冷え性、むくみの軽減に有効です。
また、慢性的な疲労やストレスの軽減、血圧の安定化にも役立ちます。
筋肉の疲労回復や持久力向上にも効果が見込まれ、身体の深部まで温めることで汗によって老廃物を排出するデトックス効果も期待できます。
遠赤外線サウナの仕組みと他のサウナの違い
特徴 | 遠赤外線サウナ | ドライサウナ | ミスト・スチームサウナ |
イメージ | |||
温度 | 約40℃~65℃ | 約80℃~100℃ | 約40℃~60℃ |
湿度 | 約10%~15% | 約10%~20% | 約100% |
熱の伝わり方 | 放射 | 対流 | 対流と伝導 |
効果 | ・肩こり、冷え性、むくみの解消 ・疲労やストレスの軽減 ・血圧の安定化 ・代謝向上 | ・ストレス発散 ・筋肉のリラックス ・むくみ、痛みの解消 ・代謝向上 | ・髪や肌の保湿 ・気道の開放 ・疲労回復 ・代謝向上 |
上記のように、遠赤外線サウナ、ドライサウナ、ミスト・スチームサウナはそれぞれ温度や湿度、そして熱の伝わり方が異なります。
そもそも熱は「放射」「対流」「伝導」の3つの方法で伝わります。
遠赤外線サウナは電磁波により、空気を温めずに直接体内を温める「放射」の原理を用いています。
これにより室内は比較的低温に保たれ、快適に長時間過ごせます。
銭湯によくあるタイプのドライサウナは、サウナストーブで空気を加熱し、その熱が室内を循環する「対流」によって身体を外側から温めます。
ドライサウナは、高温・低湿度でサラサラとした汗をかける爽快感が特徴です。
低温高湿度が特徴のスチームサウナやミストサウナは、蒸気や霧を用いて熱を伝える「対流」と、湿った蒸気が直接皮膚に触れる「伝導」の両方で熱伝達を行います。
これにより、低温でも効率的に温めることができます。
以上のように、遠赤外線サウナ、ドライサウナ、スチームサウナは、それぞれが異なる熱の伝わり方により身体を温めますので、その効果も異なってきます。
利用者の好みや求める健康効果に応じて、サウナを選ぶことが大切です。
サウナの種類による温度・湿度や効果の違いについては、ドライサウナとミストサウナの違いやミストサウナとスチームサウナの違いの記事を参考にしてください!
遠赤外線サウナのデメリットと対処法
家庭で使用できる遠赤外線サウナには、以下のデメリットがあります。
- 低温なので物足りないことがある
- 湿度が低いため肌や髪が乾燥することがある
- 屋外では使用できない
- 電気工事や配線工事が必要
- ロウリュができない
デメリットについてそれぞれの対処法、解決方法も合わせて詳しく解説していきます。
低温なので物足りなく感じることがある
遠赤外線ヒーターで作れるサウナ温度は、ドライサウナと比べて温度が低めです。
特徴 | 遠赤外線サウナ | ドライサウナ |
温度 | 約40℃~65℃ | 約80℃~100℃ |
そのために銭湯やサウナ施設のドライサウナを好む方は、温度が物足りないと感じることがあります。
対処法:20分以上サウナ室内で温まる
遠赤外線サウナ出の温まり方が物足りないと感じる方は、20分以上サウナ内に滞在することをおすすめします。
遠赤外線サウナでは20分以上温まり続けることで、体の深部からの発汗が促進されると言われています。
通常のドライサウナですと一般的に10分~15分程度温まることが推奨されますが、遠赤外線サウナでは少し長めの20分~30分を目安とするとよいでしょう。
サウナに入る前に湯船で身体を温めておくと、サウナ入浴時に発汗しやすくなります。
ただし、無理にサウナに入り続けると脱水症状を引き起こしたり血圧の変動により体調が悪くなる可能性もありますので、様子を見ながら自分に合った時間を心がけてください。
遠赤外線サウナで十分に温まった後は、冷水シャワーや水風呂でクールダウンをすることで、より強い爽快感を味わうことができるでしょう。
湿度が低いため肌や髪が乾燥することがある
遠赤外線サウナの湿度は低め(約10%~15%)に保たれており、乾燥に敏感な人は肌や髪の乾燥を感じることがあります。
対処法:サウナハットやタオルを巻く、短めの入浴時間にする
肌や髪を乾燥から守る対策としては顏や頭をタオルで被う、またはサウナハットをかぶるという方法があります。
加えてサウナ後は、化粧水やクリーム、ヘアオイルを使用し乾燥をケアしましょう。
それでも乾燥が気になる場合は、サウナの利用時間を短くすることも有効です。
サウナから出た後は毛穴から排出された汗や皮脂が肌を刺激する状態になっていますので、必ずお湯で洗い流してください。
ただし、洗いすぎると肌に必要な皮脂も洗い流し乾燥がひどくなってしまいますので、優しく洗い流す程度にしましょう。
屋外では使用できない
遠赤外線サウナは主に屋内設置を目的としており、屋外での使用は推奨されていません。
また、遠赤外線サウナは電気を燃料とするため、設置する際は電源を確保する必要があります。
対処法:屋外で使いたい場合は他のサウナを検討する
自宅の庭やベランダなど、屋外に家庭用サウナを設置したい場合は、屋外用のサウナを選びましょう。
屋外に設置する場合は、耐久性に優れたサウナを選ぶことが重要です。
屋外で使用できる家庭用サウナには、以下の種類があります。
比較表 | ||||
サウナの種類 | 屋外用ホームサウナ | バレルサウナ | テントサウナ | サウナカー |
燃料 | 電気/薪 | 電気/薪 | 電気/薪 | 薪 |
初期費用 | 150~350万円 | 200~400万円 | 10~70万円 | 300~400万円 ※車両・ストーブ込み |
収容人数 | 2名~ | 2名~ | 1名~ | 1~4名 |
耐久性 | ○ | △ | × 使用後必ず撤収 | ○ |
移動 | × | × | ○ | ○ |
ロウリュ | ○ | ○ | ○ | ○ |
上記のサウナは電気サウナストーブ、あるいは薪サウナストーブを使用してサウナ室内を温めますので、「ドライサウナ」に分類されます。
移動ができるテントサウナやサウナカーは、自宅以外でも使用できますのでアウトドアなどでもサウナを楽しめるというメリットがあります。
電気工事や配線工事が必要
電気を燃料とする遠赤外線サウナの設置には、電気工事や配線工事が必要となる場合があります。
電圧を上げる電気変換工事の相場は1万円~3万円、配線工事の相場は10万円程度となります。
対処法:電気工事不要な製品を選ぶ
遠赤外線サウナのなかには家庭の電圧(100V)で使用でき、配線も簡単に行えるものもあります。
たとえば、サウナの専門商社の遠赤外線サウナは100Vに対応し、配線方法もシンプルです。
ただし、100Vに対応した遠赤外線ヒーターが内蔵されているモデルは、1人~2人用の小さいサイズのホームサウナが多いです。
大きいサイズのサウナの場合、ヒーターも広いスペースを温める能力が必要になるため、200Vに対応したサウナヒーターが内蔵される場合が多くなります。
関連記事:100V家庭用サウナヒーターのメリットデメリット|200Vとの違いも紹介
ロウリュができない
ドライサウナでは、水を熱した石にかけて発生させた蒸気を楽しむ「ロウリュ」が行えるサウナストーブを導入している場合も多くあります。
しかし、遠赤外線ヒーターでは「ロウリュ」を行えません。
遠赤外線サウナではロウリュにより湿度を調整したり、アロマを楽しむことはできないという点には注意が必要です。
対処法:ロウリュ可能なサウナを選ぶ
「どうしても家庭用サウナでロウリュを楽しみたい!」という方は遠赤外線サウナは向きませんので、ロウリュに対応したサウナストーブを選びましょう。
自宅で使えるサウナストーブには、おもに以下の4種類があります。
電気ストーブ | 薪ストーブ | 遠赤外線ヒーター | スチーム・ミスト発生器 | |
画像 | ||||
ロウリュ可否 | ○ | ○ | × | × |
燃料 | 電気 | 薪 | 電気 | 電気/ガス |
おもな使用場所 | 屋内/屋外 | 屋外 | 屋内 | 屋内 |
適するサウナの種類 | 屋内用ホームサウナ バレルサウナ サウナ小屋 | 屋外用ホームサウナ テントサウナ バレルサウナ サウナ小屋 サウナカー | 屋内用ホームサウナ | ミストサウナ スチームサウナ |
なかでもロウリュが可能なのは、「電気ストーブ」と「薪ストーブ」になります。
屋内で使える電気ストーブでもロウリュに対応した製品は多くありますので、検討してみるとよいでしょう。
ちなみに、電気ストーブや薪ストーブで温められたサウナストーンからも、遠赤外線が放射されます。
サウナストーンが熱されると、その表面から放出される熱は遠赤外線の形で周囲に伝わり、遠赤外線は人体に深く浸透して体を内側から温める効果があります。
遠赤外線サウナのように身体への負担が少ない低温で、かつ高湿度のサウナを楽しみたいという方は、ミストサウナやスチームサウナがおすすめです。
ミストサウナやスチームサウナは、浴室にミスト・スチーム発生器を取り付けることでお風呂でサウナを楽しむことができるようになります。
関連記事:浴室をサウナ化!風呂場で使えるサウナストーブ5選!
遠赤外線サウナのメリット
遠赤外線サウナのメリットには、以下の点があります。
- 身体の芯から暖まる
- 肌や髪へ与えるダメージが少ない
- 肌への乾燥や刺激が少ない
- 身体への負担が少ない
- 煙や一酸化炭素が発生しない
- サウナ本体代が比較的安い
- 燃料費が比較的安い
- 設置が比較的簡単
身体の芯から暖まる
遠赤外線サウナは、遠赤外線の放射熱を利用して身体を内側から温めます。
遠赤外線は身体の深く浸透し、体の深部まで効率よく温めることができるため、身体の芯からじんわりと温まるという特性を持っています。
これにより、体温の上昇が促され、深いリラクゼーション効果を得ることが可能です。
身体への負担が少ない
遠赤外線サウナはドライサウナよりも室温が低く設定されているため、高温による息苦しさやのぼせ感が少なく、心臓や循環器系への負担も軽減されます。
そのため、高齢の方や子ども、熱すぎる環境が苦手な方でも安心して利用することができます。
肌や髪へ与えるダメージが少ない
遠赤外線サウナはドライサウナに比べると温度が低いため、肌や髪に与えるダメージや乾燥が少ないと考えられてます。
ただし湿度は約10%~15%と低めであるため、高頻度、長時間利用する場合は、サウナ入浴後にしっかりとスキンケア・ヘアケアを行うのがおすすめです。
煙や一酸化炭素が発生しない
遠赤外線サウナは電気を熱源としているため、燃焼による煙や有害なガス、一酸化炭素の発生がありません。
サウナストーブに関する専門的な知識や経験が安全に利用でき、煙による近隣トラブルも起こらないというメリットがあります。
サウナ本体代が比較的安い
遠赤外線サウナは、他の家庭用サウナに比べて本体価格や初期投資が抑えられる傾向があります。
サウナの種類 | 遠赤外線サウナ | 屋内用ホームサウナ | ミストサウナ(浴室) | スチームサウナ(浴室) | テントサウナ | 屋外用ホームサウナ | バレルサウナ | サウナカー |
イメージ | ||||||||
サウナ本体代 | 40~100万円 | 100~200万円 | 30万円~ | 10万円~ | 10~50万円 | 100~250万円 | 100~300万 | 300~400万円 |
配送費 | 5万円~ | 20万円~ | 0円~ | 0円~ | 0円~ | 20万円~ | 30万円~ | 0円~ |
設置工事代 | 0円~ (自分で組み立てできるものも) | 20万円~ | 簡易取り付け:5万円~ 天井埋め込み:20万円~ | 10万円~ | 0円 | 20万円~ | 30万円~ | 0円 |
電気変換工事(電気ストーブ使用時のみ) | 0万円~ | 3万円~ | ‐ | ‐ | 3万円~ | 3万円~ | 3万円~ | ‐ |
配線工事(電気ストーブ使用時のみ) | 0万円~ | 10万円~ | ‐ | ‐ | 10万円~ | 10万円~ | 10万円~ | ‐ |
ストーブ | 本体に含まれる。 | 電気ストーブ40万円~ 薪ストーブ 40万円~ | ‐ | ‐ | 電気ストーブ30万円~ 薪ストーブ5万円~ | 電気ストーブ40万円~ 薪ストーブ 40万円~ | 電気ストーブ40万円~ 薪ストーブ 40万円~ | 本体に含まれる。 |
初期費用合計 | 45万円~ | 150~300万円 | 35~50万円 | 20万円~ | 10~70万円 | 150~350万円 | 200~400万円 | 300~400万円 ※車両・ストーブ込み |
サウナ本体の購入費用やランニングコストについては、自宅用サウナの費用相場や維持費、電気代は?の記事で詳しく解説しています。
燃料費が比較的安い
遠赤外線サウナの運用には電気のみが必要で、ガスや薪などの燃料が不要です。
また、低温で効率的に体を温められるため、ランニングコストも比較的低く抑えることが可能です。
遠赤外線ヒーターの電気代は、ヒーターのスペックにもよりますが平均1時間50円程度となります。
他のサウナヒーター、ストーブとの燃料費の比較は以下の通りです。
項目 | 遠赤外線ヒーター | 電気ストーブ | 薪ストーブ | スチーム・ミスト発生器 |
画像 | ||||
燃料 | 電気 | 電気 | 薪 | 電気/ガス+水 |
燃料費 | 50円/h | 100円/h | 500円/h | 70円/h |
ランニングコスト (月額) | 1,500円 | 3,000円 | 15,000円 | 2,100円 |
サウナストーブの購入費用やランニングコストについては、サウナストーブの初期費用や維持費、メンテナンス費用の相場の記事をご覧ください
設置が比較的簡単
遠赤外線サウナは電源さえあれば、特別な設備や大掛かりな工事なしに設置することができます。
ボックスタイプの製品であれば、組み立て式のものも多く、自信で自宅の好きな場所に簡単に設置することもできます。
また、100V対応で電気変換工事が不要、配線も簡単に行える製品もあり、そのような製品を選べばより簡単に設置することができます。
家庭用おすすめ遠赤外線サウナ3選
コスパがいいおすすめの遠赤外線サウナを、3つご紹介します!
- サウナの専門商社
- Kokolo sauna(ココロサウナ)
- Sauna Global(サウナグローバル)
サウナの専門商社
ご家庭のコンセントに挿すだけで使用できる、家庭用コンパクトサウナです。
その特徴は、遠赤外線ヒーター、組み立て費、送料込みで約40万円というお値段。
本格的なホームサウナはストーブだけでも相場が40万円~で、組み立て費で20万円、送料で20万円以上がかかってくるところですが、すべて込々で40万円はまさに破格です!
低温サウナに分類される遠赤外線タイプですが、最高温度は75℃と遠赤外線サウナの中では温度が高いためしっかり汗をかくことができます。
サイズ展開 | 1人用 W91cm×D71cm×H170cm |
価格 | 398,000円 ※遠赤外線ヒーター・組み立て費・送料込み。 |
色展開 | 木材本来の色。 |
ストーブ温度 | 最高75℃ |
ストーブ価格 | 料金に含まれる |
ロウリュウ | × |
付属品 | サウナ本体/遠赤外線ヒーター |
Kokolo sauna(ココロサウナ)
Kokolo saunaは、日本国内で初めてサウナ本体と電気ストーブ両方で品質と安全性を認証するPSE(電気用品安全法)を取得した、信頼性の高いブランドです。
Kokolo saunaのCUBE 3Wは、マンション向けに設計された簡単に組み立て可能な屋内用ホームサウナで全面にある大きな窓により、屋内でも解放感があります。
最大の特徴は、遠赤外線と電気ストーブの2通りの加熱方式を選べる2WAY仕様。
遠赤外線ヒーターでは低温でじっくりと、電気ストーブでは高温でスカッと整うことが可能です。
電気ストーブはロウリュにも対応しています。
遠赤外線ヒーター・電気ストーブともに本体価格に含まれていますので、コスパもかなりいいサウナと言えます。
サイズ展開 | 〜3人用 奥行き: 1235mm 直径: 1655mm 高さ: 2000mm |
価格 | 1,097,800円 ※遠赤外線ヒーター・電気ストーブ込み。 |
色展開 | 木材をヘムロックからレッドシダーへ変更可能。 |
ストーブ温度 | 110℃まで調整可 |
ストーブ価格 | 料金に含まれる |
ロウリュウ | ○(電気ストーブのみ可) |
付属品 | サウナ本体/電気ストーブ/サウナ室内LEDライト /砂時計/湿度温度計/サウナ用木製桶/柄杓 |
Sauna Global(サウナグローバル)
Sauna Globalの室内向け1人用遠赤外線サウナは、遠赤外線ヒーターを内蔵して約33万円と超高コスパ。
1人用のコンパクトなサウナですので設置場所を選ばす、お部屋になじむナチュラルなデザインです。
こちらのサウナも前面が大きな窓になっていますので、1人用サイズでも窮屈さを感じません。
単相100Vで稼働するヒーターを内蔵していますので、工事不要で家庭用電源ですぐに使用開始できます。
サイズ展開 | ~1名用 奥行き: 1030mm 直径: 980mm 高さ: 1950mm |
価格 | 327,800円 ※遠赤外線ヒーター込み。 |
色展開 | 1色 |
ストーブ温度 | 65℃まで調整可 |
ストーブ価格 | 料金に含まれる |
ロウリュウ | × |
付属品 | LED照明/コントロールパネル/Bluetoothスピーカー |
遠赤外線サウナの効果的な入り方
遠赤外線サウナは、以下の流れで利用することで、安全かつ高い効果を感じることができます。
①サウナ入室前に水分補給をする
サウナ入室前には、300~500mlの水を飲むことで、汗をかいた際の水分補給を事前に行います。
②入浴前に髪と身体を洗う
特に、肌の汚れを落としておくことでサウナ利用時の発汗作用が高くなります。
③タオルで水分を拭き取る
サウナ室に入る直前に肌表面の水分を拭くことで、汗をかきやすくなります。
④20分程度、サウナで温まる
遠赤外線サウナは比較的低温なので、汗が出始めるまでに時間がかかる場合があります。
20分で身体が十分に温まり、汗が出始めると言われています。
⑤水風呂や冷水シャワー
サウナ使用後は汗を洗い流し、水風呂や冷水シャワーで体温を下げます。
ただし、冷水によるクールダウンは必須ではありませんので、好みに応じて行ってください。
⑥身体を拭く
休憩前に濡れた身体を拭いておくことで、気化熱による体温の低下を防ぐことができます。
⑦休憩・水分補給する
快適な椅子でリラックスしましょう。
外気浴を楽しむのもおすすめです。
休憩は何分間でも構いませんが、5~10分程度行う方が多いようです。
休憩中にも、水分補給を忘れずに。
上記のステップを2、3回繰り返すことで、低温の遠赤外線サウナでも「整い」と言われるより深いリラクゼーションとデトックス効果が得られます。
ただし、低温の遠赤外線サウナではゆったりと20分~30分程度サウナに入るだけでも、血流の改善やデトックス効果などが得られます。
加えて、サウナ利用前に乾いたブラシを使って身体を擦る「ドライブラッシング」を行うのもおすすめです。
ドライブラッシングは身体のリンパの流れを促進し、汗と共に老廃物の排出を助けます。
足から始め、体を円を描くようにブラッシングするとよいでしょう。
遠赤外線サウナ使用時の注意点
遠赤外線サウナを使用する際には、以下の点に注意することが重要です。
■脱水症に注意する
遠赤外線サウナを利用すると多量の汗をかくため、脱水症状を防ぐために十分な水分補給が必要です。
サウナ使用後のアルコール消費は、水分補給とはならず、むしろ脱水状態を悪化させる可能性がありますので避けましょう。
■立ち眩みや血圧、脈拍の変化に注意する
サウナ内の温熱環境は血圧や脈拍に影響を及ぼすため、立ち上がる時にはゆっくりと行動し、立ち眩みに注意してください。
■心臓・血管・血圧に疾患がある方や妊娠中の方は入らない
心臓疾患や血圧に関する問題がある方、または妊娠中の方は、サウナの使用を控えることが推奨されます。
どうしても入りたいという場合は、必ず事前に医師に相談してください。
■飲酒後はサウナに入らない
アルコールには利尿作用があり脱水症状を引き起こしやすくするため、健康リスクが高まります。
■毎日サウナに入ると疲労感が溜まることがある
過度なサウナ利用は疲労の蓄積につながることがあります。
疲れを感じたらサウナ利用はは数日おきにし、十分な休息としっかりとした睡眠を取ることが大切です。
これらの注意点を守ることで、遠赤外線サウナを安全に楽しむことができます。
家庭用サウナを導入するメリット・デメリット
家庭用サウナを導入するメリット・デメリットを、それぞれご紹介します。
メリット
- 好きなタイミングでサウナに入れる
- サウナ施設に通うより安い場合がある
- サウナ利用を継続しやすい
- 人目を気にせずサウナを楽しめる
- 温度や湿度を自分好みに調節できる
- 入浴後すぐに寝れる
- 家族や友人と一緒に利用できる
家庭用サウナを導入する最大のメリットは、好きなタイミングで自分の好きなように楽しめるという点。
温度設定や照明も自分好みに設定することができ、最高のリラックス空間を作り出すことができます。
また、複数人が入れるサウナを選べば、家族や友人と、男女でも利用可能です。
デメリット
- 初期費用がかかる
- それなりのスペースが必要
- 設置や手入れの手間がかかる
- ブレーカーが落ちる可能性がある
- 狭い家庭用サウナだと窮屈に感じる
- 処分費用がかかる
家庭用サウナの導入時にはサウナ本体の購入費用に加え、設置場所の準備や必要に応じた電気工事など、高額な初期費用が発生します。
また、サウナを設置するためには、それなりのスペースが必要であり、住宅の構造によっては設置が難しい場合もあります。
設置後も、定期的なメンテナンスや清掃が必要です。
これらのデメリットを踏まえた上で、家庭用サウナの導入を検討することが重要です。
事前にしっかり家庭用サウナのデメリットを知っておきたい!という方は、家庭用サウナを買った人のいい口コミ・悪い口コミまとめが参考になります。
家庭用サウナの種類
家庭用サウナの種類には、おもに以下の7種類があります。
サウナの種類 | 屋内用ホームサウナ | 屋外用ホームサウナ | バレルサウナ | ミストサウナ | スチームサウナ | テントサウナ | サウナカー |
イメージ | |||||||
設置場所 | 脱衣所や空き部屋 | 庭や駐車場 | 庭や駐車場 | 浴室 | 浴室 | 好きな場所に持ち運んで設置 | 駐車場や好きな場所に移動して設置 |
ストーブの種類 | 電気・遠赤外線 | 電気・薪 | 電気・薪・遠赤外線 | ミスト発生器 | スチーム発生器 | 薪 | 薪 |
目安温度 | 70℃~100℃ | 70℃~100℃ | 60℃~100℃ | 40℃ | 40℃~50℃ | 60℃~80℃ | 60℃~100℃ |
ロウリュ | 〇 | 〇 | 〇 | × | × | 〇 | 〇 |
サウナ本体代 | 100~200万円 | 100~250万円 | 100~300万 | 30万円~ | 10万円~ | 10~50万円 | 300~400万円 |
それぞれのサウナで設置できる場所やサウナ室の温度、初期費用が異なりますので、あなたのニーズに合うサウナを選ぶことが重要です。
関連記事:サウナの種類と選び方
まとめ
遠赤外線サウナは、正しく理解し、適切に使用すれば多くの健康メリットを享受できる素晴らしいツールです。
この記事で挙げたデメリットと対処法を参考に、自分に合った使い方を見つけてください。
また、健康上の注意点に留意しながら遠赤外線サウナを安全に楽しむことで、より充実したサウナライフをお楽しみください。