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家庭用サウナ(屋外用)の選び方!庭やベランダに設置するサウナを購入する際に重視すべきポイント

  • 2024年8月29日

自宅で外の空気を感じながらサウナ浴を楽しめることが魅力の、「屋外用ホームサウナ」。

そんな屋外用ホームサウナを購入する際は、自分にぴったりの製品を選ぶためにいくつかの判断軸のもと比較・検討する必要があります。

この記事では、屋外用ホームサウナを選ぶ際に重視すべきポイントについて詳しく解説していきます。

屋外用ホームサウナの特徴や注意点、他の屋外用サウナとの違いもご紹介しますので、サウナの購入を検討されている方はぜひ参考にしてください!

屋外用ホームサウナとは?

totonoü バレルサウナ
totonoü公式サイトより引用

屋外用ホームサウナとは、自宅の庭やベランダなどの屋外スペースに設置し使用するサウナのことです。

屋内にスペースがない住宅でも庭などの屋外にサウナを置ける場所があれば、本格的なサウナ浴を楽しむことができます。

屋外用ホームサウナは収容人数1人~4人用のものが多く、サウナ室を暖めるストーブには「電気ストーブ」を使用します。

電気ストーブは煙は発生せず、温度調節が簡単、一酸化炭素中毒の心配もないことから初心者でも扱いやすいストーブです。ロウリュも可能な製品もあります。

屋外用ホームサウナを自宅で使用する際は

  • 管理会社や近隣住民にサウナ設置・使用の許可を取る
  • 設置する地面が平らで安定しているか確認する
  • 設営やメンテナンスを行えるスペースを確保する

という点に注意し、近隣住民への影響や安全性を考慮したうえで使用しましょう。

屋外用ホームサウナについてもっと詳しく知りたい方は、屋外用ホームサウナの特徴やメリット・デメリットを解説の記事が参考になります。

屋外用ホームサウナのメリット

  • 自宅で本格的なサウナを利用できる
  • 広々としたサウナに入れる
  • 自然を感じながらサウナを楽しめる
  • 家族や友人とプライベートサウナを楽しめる

屋外用ホームサウナの最大のメリットは、自宅にいながら好きな時に好きな人とプライベートサウナを利用できるという点です。

サウナ施設に通う時間や費用の節約になり、サウナを継続しやすくなるでしょう。

また、窓からは外の景色を見ることができ、サウナ室を出ればすぐに外気浴を楽しむことができます。

屋外用ホームサウナのデメリット

  • 初期費用・燃料費がかかる
  • 広いスペースが必要
  • メンテナンスが必要
  • サウナ温度が気候に左右されやすい

屋外用ホームサウナの導入についてまず多くの方が気になるのが、初期費用やランニングコストでしょう。

屋外用ホームサウナの初期費用の目安は、サウナ本体、ストーブ、配送費・設置工事代など込みで150~300万円となります。

ランニングコストとしてかかる電気代は1回1時間の使用で100円、毎日入った場合は月3,000円が目安です。

その他にも維持費として、外装・内装が劣化した際の修繕費や備品の修理・交換費用がかかる場合があり、コストがかかります。

導入・維持にかかるコストについては、屋外用ホームサウナの初期費用や維持費、電気代まとめをご覧ください。

設置の際は少なくとも1.5㎡以上のスペースを確保してください。

また、雨風にさらされる屋外用ホームサウナは外装・内装ともに定期的なメンテナンスが必要で、サウナ室の温度が外気の影響を受けやすいという点にも注意してください。

屋外用ホームサウナの選び方

屋外用ホームサウナを選ぶ際は、以下の点を判断軸に製品を比較・検討するとよいでしょう。

  • サイズ・設置に必要なスペース
  • 価格
  • 断熱性
  • ストーブの種類
  • メンテナンスの手間・耐久性
  • デザイン

各判断軸について詳しく説明します。

サイズ・設置に必要なスペース

屋外用ホームサウナ

サウナを設置するためには、庭やテラスなどの広い屋外スペースが必要です。

サウナのサイズは、設置する庭のスペースや利用人数に合わせて選びましょう。

【屋外用ホームサウナのサイズ目安】

  • 1人用:幅90cm×奥行き90cm×高さ170cm程度
  • 2人用:幅160cm×奥行き160cm×高さ220cm程度
  • 3~4人用:幅2210m×奥行き210cm×高さ220cm

価格

屋外用ホームサウナの本体価格の相場は、100~200万円です。

導入の際はストーブ代、配送費・設置工事代、電気変換工事や配線工事費用などもかかります。

サウナ本体代100~200万円
電気ストーブ代40万円~
配送費20万円~
設置工事代20万円~
200Vへの電気変換工事3万円~
電気配線工事の相場10万円~
初期費用合計150~300万円

当然サウナのサイズが大きくなれば、本体価格も高くなります。

予算内の商品をいくつかピックアップし、価格以外の軸で比較していきましょう。

断熱性

屋外に設置され、外気の影響を受けやすい屋外用ホームサウナには、優れた断熱性が求められます。

特に北海道や東北地方、信越地方などの寒冷地域で屋外用サウナを使用したいという方は、断熱性や保温性を重視してください。

  • 壁と天井の断熱材の種類と厚さ
  • ドアや窓の大きさと厚さ
  • ユーザーのレビュー

といった部分を見て、製品の断熱性について評価しましょう。

ストーブの種類

電気ストーブ サウナ用

家庭で使われる屋外用ホームサウナには基本的に「電気ストーブ」が使用されます。

電気ストーブのメリットは

  • スイッチで加熱開始、温度調整が可能
  • 煙突が不要
  • 煙や一酸化炭素が発生しない
  • 灰の処理が必要ない

という点です。

ひと口に電気ストーブと言っても、機能は製品によりさまざまで、ロウリュ可能なタイプも多くあります。

サウナ室のサイズや個人のニーズに合ったストーブを選びましょう。

メンテナンスの手間・耐久性

屋外用ホームサウナの耐久年数は10~20年程度と言われていますが、これはメンテナンスを正しく行った場合です。

長く快適に使い続けるためには、継続的な手入れ、メンテナンスが欠かせません。

屋外用ホームサウナは基本的には外装・内装の拭き掃除と換気による乾燥を行い、湿気によって木材が腐食しないようにします。

メーカーによっては木材に腐食防止の塗装が施されていたり、オプションで湿気に強いサーモウッド加工が施された木材に交換できますので、予算を見ながら検討するとよいでしょう。

デザイン

屋外用ホームサウナ

サウナは庭やテラスの一部となるため外観にはこだわりたいですし、サウナ室内のデザインもサウナ体験に大きく関わります。

自宅のイメージや個人の好みに合ったデザインを選びましょう。

窓が大きいタイプのサウナなら外の景色を楽しめますし、逆に窓が小さいタイプならサウナ室が薄暗くなりリラックス感が高まります。

関連記事:自宅の屋外に設置できる家庭用サウナおすすめランキングTOP12

自宅で使える屋外用サウナの種類

ホームサウナ以外にも、屋外に置いて使える自宅用サウナはいくつかあります。

比較表
サウナの種類テントサウナバレルサウナサウナ小屋サウナカー
燃料電気/薪電気/薪電気/薪
初期費用10~70万円200~500万円200~400万円
(自作20万円~60万円)
300~400万円
※車両・ストーブ込み
設置簡単搬入作業が大変難しい簡単
収容人数1名~2名~2名~1~4名
移動××
ロウリュ

以下でそれぞれの特徴、メリット・デメリットをご紹介します。

テントサウナ

テントサウナ プラウ
PLOW(プラウ)公式サイトより引用

テントサウナとは、その名の通りテント型のサウナです。

庭やベランダ、キャンプ場など好きなところに設営し、テント内を電気ストーブや薪ストーブで暖めて使います。

メリットデメリット
・手軽にサウナを設置できる。
・比較的低コスト。
・小さな庭やベランダにも利用可能。
・雨風に弱い
・火力が弱い
・耐久性が低い
・設営が面倒

ストーブの種類によってはロウリュも可能で、気軽にプライベートサウナを楽しめます。

テントサウナは、特にサウナ初心者や自宅にサウナを置きたいがスペースに限りのあるという方に向いているでしょう。

関連記事:テントサウナ人気メーカーをおすすめランキング11選

バレルサウナ

バレルサウナ

バレルサウナは木製の円筒形のサウナで、樽(barrel)の形をしています。

スタイリッシュでナチュラルな見た目が特に人気ですが、サウナ室内の空気が循環しやすく熱も効率的にムラなく広がるという利点も持っています。

電気ストーブ、薪ストーブの両方に対応していますが、より自然を感じたいなら柔らかい暖かさと独特な香りを楽しめる薪ストーブがおすすめです。

メリットデメリット
・特徴的なデザイン
・円形のため効率よく室内が暖まる
・外からの力に対して耐久性がある
・雨風への対策が必要
・スペースが必要

特にサウナのデザインにこだわりたい方や、スペースがある家庭におすすめのサウナです。 

関連記事:バレルサウナおすすめメーカーランキング11選

サウナ小屋

サウナ小屋

自分で作るDIYサウナ小屋の最大の強みは、デザインや機能を完全に自分好みにカスタマイズできる点。

業者に依頼する必要がないため設置費用がかからないことはもちろん、工夫すれば材料費も抑えることができます。

メリットデメリット
・自分の好きなように設計できる
・自分のこだわりを詰め込める
・設置費用、材料費が抑えられる
・建築基準法や消防法等の法律がある
・何かあったら自己責任
・大きな小屋にはそれなりのストーブが必要

サウナ小屋の制作は、ある程度の建築やサウナに関する知識や経験がないと難しいかもしれません。

世界に1つだけのサウナを作りたい!という方で、DIYの経験や技術がある方におすすめです。

サウナカー

サウナカー37
サウナー37

軽トラックやバンの荷台にサウナが載っている車両を、サウナカーと言います。

車で走れる場所ならどこでも移動可能で、自宅での使用はもちろん、アウトドアでは川や湖を水風呂代わりにクールダウンできます。

特に外壁や屋根がガルバリウム性になっているサウナカーは耐久性があり、長くきれいに使えメンテナンスも楽です。

メリットデメリット
・好きな場所へ移動できる
・車が通れる場所なら持ち運びが楽
・自分のこだわりを詰め込める
・運転には自動車免許が必要
・車検費用や自動車税がかかる
・大きさに制限がある

デザイン性が高いのも、サウナカーのメリットのひとつと言えます。

メーカーにより個性があるので、見比べてみるとよいでしょう。カラーや内装などのカスタマイズができるメーカーもあります。

サウナカーはアウトドア好きな方や自然の中でととのいたい方、耐久性があるサウナを選びたい方に特におすすめです。 

関連記事:サウナカー購入!おすすめサウナカーメーカー5選を紹介

庭で使える家庭用サウナ

自宅の庭にサウナを設置したいという場合は、以下の4種類の選択肢があります。

  • テントサウナ
  • バレルサウナ
  • 屋外用ホームサウナ
  • サウナカー

移動可能なサウナを使用したいという方は、テントサウナかサウナカーが合うでしょう。

テントサウナ
テントサウナ

サウナカー
サウナカー

据え置き型のバレルサウナや屋外用ホームサウナを使用する場合は、庭の雰囲気と合うものを選ぶのもポイントです。

バレルサウナ
バレルサウナ

据え置き型のサウナの場合は、庭の状況によって安定した土台を作るための基礎工事が必要になる場合があります。

ベランダ・バルコニーで使える家庭用サウナ

自宅の庭にサウナを設置したいという場合は、コンパクトで簡単に設営・撤収ができるテントサウナが合うでしょう。

IESAUNA

テントサウナは他のサウナと比べると耐久性が劣りますが、使わない時は畳んで収納しておけますので邪魔にもなりませんし、雨風に晒され続けて劣化する心配もありません。

初期費用が安いというのも、大きなメリットです。

ただし、火気使用不可の物件で薪ストーブを使うテントサウナを使用した場合は契約違反となりますのでご注意ください。

火気使用可であっても、薪ストーブから発生する煙や一酸化炭素が近隣の迷惑にならないかをしっかりと検討しましょう。

より詳しくは、【ベランダに家庭用サウナ】法律やマンション・賃貸の注意点の記事をご覧ください。

屋上で使える家庭用サウナ

屋上にサウナを建てれば、高い場所でサウナを楽しめることでより爽快感を感じられることでしょう。

自宅の庭にサウナを設置したいという場合は、以下の3つの選択肢があります。

  • テントサウナ
  • バレルサウナ
  • 屋外用ホームサウナ

テントサウナなら気軽に設置できますが、屋上に建てたままにすると雨風や日光の影響を受け劣化が早まります。

また、風に飛ばされると近隣に被害が及ぶ可能性がありますので、十分に注意してください。

テントサウナを屋上で使う場合は、建てたままにせずに毎回設営と撤収を行いましょう。

据え置き型のバレルサウナや屋外用ホームサウナの場合は、屋上で組み立て工事が行われます。

屋上にサウナを設置する場合は、電源の確保やクレーンを使って資材を運ぶ必要が出てくることもあり、通常より設置工事が高額になることがあります。

据え置き型の場合も、本体が直射日光や雨風の影響を受け劣化しやすくなりますので、日光や雨を防ぐ屋根やカバーをつけることが推奨されます。

より詳しくは、屋上にサウナを設置!メリットや法律面、設置方法の記事をご覧ください。

DIYのサウナ小屋を自作する人もいる

サウナにこだわりが強い人のなかには、庭などに0から自力でDIYの「サウナ小屋」を作ってしまうという方もいます。

DIYで作るサウナ小屋は、自分で設計・建設することによって、自宅などの好きな場所に好きなサイズのサウナを設置できます。

DIYする方法を選ぶことでコストを節約できるというメリットもあり、資材をうまく組み合わせることでストーブ含め、合計20万円~で屋外用サウナを作ることが可能です。

DIYでサウナ小屋を建設するには、木工のスキルが必須です。

また、建築許可や電気工事に関する法規制を確認し、適切な許可を取得することも忘れないでください。

DIYサウナを作る場合は、安全性をしっかりと考えたサウナ作りの技術と知識が必要になります。

サウナ小屋の作り方については、【設計図あり】自宅にサウナ小屋をDIY!自作する手順や図面の書き方をご覧ください

まとめ

今回は、屋内用ホームサウナを選ぶ際に重要なポイントをまとめました。

サイズや価格はもちろん、断熱性や耐久性にも着目することで快適に使い続けられる製品を選ぶことができ、長期で見てコスパがいい買い物ができるでしょう。

サウナの専門商社なら自宅へのサウナ導入の費用や工事について相談が可能。
是非お気軽に電話やメール・LINEで相談してみてください。

 

 

 

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