ロウリュ可能な電気サウナストーブ6選！電気ストーブでロウリュウを楽しみましょう！

• 2024年7月16日

ロウリュウは、サウナストーンに水をかけて蒸気を発生させることで、サウナ室内の湿度と体感温度を上げる本場フィンランドの伝統的なサウナの入り方です。

この記事では、特に電気サウナストーブでロウリュウを楽しみたい方に向けて、ストーブ選びのポイントやロウリュ対応のおすすめの電気サウナストーブをご紹介します。

サウナストーブの選び方、動画での解説はこちら

多くの電気サウナストーブでロウリュは可能！

流通している多くの電気サウナストーブでは、「ロウリュ」を楽しめます。

特に本格的なサウナを目指すなら、ロウリュ対応のサウナストーブは必須です。

ロウリュ非対応のストーブに水をかけると、故障や漏電の原因となり非常に危険ですのでご注意ください。

電気サウナストーブの特徴

電気サウナストーブは操作が簡単で、スイッチを入れるだけで温度調節やタイマー設定が可能です。

安全性も高く、過熱防止機能や自動停止機能が備わっている製品が多く安心して使用できます。

煙や灰が出ないため屋内外問わず使用でき、メンテナンスが少なく済みます。

関連記事：家庭用サウナ導入時に必要な電気工事・配線工事を解説

薪サウナストーブとの違い

電気サウナストーブと薪サウナストーブは、使用方法や体験に違いがあります。

薪サウナストーブでは薪を燃やして自然で強い熱を発生させるため、容易に高温サウナを作り出せます。

さらに焚き火の揺らめきや音、香りが楽しめるため、自然を感じながらリラックスできます。

薪サウナストーブは電源の有無によらずどこでも使用できるため、キャンプ場などアウトドアで移動式テントサウナと組み合わせて使用する方も多いです。

ただし、薪サウナストーブでは火を扱うため場所の確保や煙突の設置が必要で、灰や煤の処理も必要になります。

煙や一酸化炭素が発生するため、住宅地では使えないという点にもご注意ください。

関連記事：薪サウナストーブおすすめメーカーランキング6選

電気サウナストーブでかかる電気代

電気サウナストーブでかかる電気代の目安は、100円～120円/1時間です。

ただし、ストーブの出力（kW）によって電気代は変わってきます。

出力（kW）を選ぶ際は、設置するサウナ室の床面積（㎡）と同じ数値のものを選択するといいと言われています。

電気サウナストーブの出力（kW）＝サウナ室の床面積（㎡）

たとえば、床面積が2.5㎡の1‐2人用の家庭用サウナの場合は、2.5kWの出力を持つ電気サウナストーブを合わせるとよいでしょう。

関連記事：サウナストーブの電気代はいくらかかる？具体的なランニングコストの例

電気サウナストーブを選ぶ際のポイント

電気サウナストーブを選ぶ際は、以下の4点を重視しましょう。

• 菱形PSEマークの有無を確認
• 単相200V対応がおすすめ
• サウナ室の広さに合った出力(kw数)か
• 必要なアンペア数

菱形PSEマークの有無を確認

電気サウナストーブを購入する際は、必ず菱形PSEマークの有無を確認しましょう。

PSEマークは日本の電気用品安全法に基づいた安全基準を満たしていることを示しており、製品の安全性を保証するものです。

特に電気サウナストーブは、電気用品安全法で危険が生じるリスクが高い「特定電気用品」に分類されており、厳格な検査を経たことを証明する菱形のPSEマークを取得することが義務づけられています。

特にAmazonや楽天市場などの大手ECサイトやアリババなどの海外輸入サイトで販売されているなどで売られている安価な電気サウナストーブは、菱形PSEマークを取っていないことが多いため注意が必要です。

PSEマークについては、PSEマーク未取得の家庭用サウナストーブは危険！購入・販売・輸入で気を付けるポイントで詳しく解説しています。

単相200V対応がおすすめ

家庭用サウナに使用する電気サウナストーブを選ぶ際は、単相200V対応のものがおすすめです。

単相200Vのサウナストーブはパワーがあり温まりが早く、より高い温度を実現できるという特徴があります。

そのため家庭用として流通している電気サウナストーブの多くが単相200V対応となっているため、製品の選択肢が広がります。

注意点として、日本の一般家庭では単相100Vの電圧が供給されているため、単相200V対応のストーブを使用する場合は、電気変換工事や配線工事などが必要になることは把握しておきましょう。

業務用で広いサウナを作る場合などは三相200V対応のサウナが適していますが、三相を使う場合は物件によって三相の電線引き込み工事などが必要になり、数万円～数十万円の工事費用がかかります。

関連記事：【サウナストーブ】単相・三相ストーブの違い！200Vと100Vの選び方も解説

サウナ室の広さに合った出力(kw数)か

選ぶ電気サウナストーブが、サウナ室の広さに合った出力（kW数）であるかが重要です。

前述したように

電気サウナストーブの出力（kW）＝サウナ室の床面積（㎡）

となるように、ストーブを選んでください。

各ストーブのkW数は、製品の販売ページやカタログなどに記載されています。

出力が不足していると十分な温度に達しないことがありますし、過剰な出力の製品はエネルギーの無駄になります。

必要なアンペア数

ストーブの消費アンペア数に対して自宅の電気契約のアンペア数が不足していると、サウナ使用時にブレーカーが落ちてしまう問題が発生します。

適切なアンペア数を確保することが重要です。

必要に応じて、電気契約を見直すことも検討してください。

サウナストーブとアンペアの関係については、家庭用サウナには何A(アンペア)必要？ブレーカーが落ちる対策の記事で詳しく解説しています。

ロウリュ対応の電気サウナストーブおすすめメーカー6選

ロウリュ対応に対応している電気サウナストーブを提供する、おすすめのメーカーを6つご紹介します。

いずれも菱形PSEが認証されている製品ですので、安心して使用できますよ。

メーカー	MySauna	ブロスサウナ	HARVIA （型番KIP6の詳細）	MISA	SaunaHax	おうちDEサウナ
デザイン
価格	33万円～	30万円～	484,000円	要問い合わせ	44万円	12万円 ※1人用テントサウナ付属
出力	2.7kw・5.7kw	4.5kW 6.0kW 9.0kW	5.5kw	2.4kw～20.0kw	11kW	1.5kW
電圧	単相200V	単相200V 三相200V	単相200V 三相200V	単相200V 三相200V	三相200V	単相100V
サイズ	2.7kw版： W285×D210×H575mm 5.7kw版： W280×D260×H575mm	W405×D275×H490mm	W410×D280×H600mm	最小モデル 30×29×59cm 最大モデル 55×59×75cm	W380×Φ380×H800mm	W20.5×D32×H50.5cm
重量	2.7kw版：8kg 5.7kw版：11kg	約18kg	16.0kg	6.5kg～36kg	18kg	10kg
温度帯	35~110℃	～110℃	～110℃	～110℃	外気温零下でも～110℃	～95℃
タイマー	オン/オフ 8時間	オフ 10分〜6時間	オン ～12時間 オフ ～6時間	オン/オフタイマーあり 詳細要問合せ	タイマー機能あり 詳細要問合せ	オフタイマー 60分
遠隔操作	○	×	×	×	×	×
ストーン容量	2.7kw版：約8kg 5.7kw版：約12kg	20kg	25kg	12kg～60kg	120㎏以上	ストーン2kg付属
ロウリュ	○	○	○	○	○	○

MySauna

MySaunaは自社で開発・製造している、高品質なサウナオリジナルサウナストーブを販売しています。

MySaunaオリジナルストーブは、国内メーカーのストーブで唯一専用アプリでの遠隔操作が可能。

サウナの側まで行かなくても温度やタイマーの設定ができますので、非常に使い勝手がよく、業務用としてもおすすめです！

温度は35℃～110℃まで1℃単位で調整可能で、8時間のオン/オフタイマー機能も備えています。

出力は2.7kw、5.7kwの2種類です。

• MySaunaオリジナルストーブ SAM 2.7kw

• 330,000円

• 210×285×575

• MySaunaオリジナルストーブ SAM 5.7kw

• 495,000円

• 260×280×575

関連記事：【MySauna】国産家庭用サウナ・バレルサウナメーカーのMySaunaをご紹介！

ブロスサウナ

ブロスサウナの電気サウナストーブは、30万円代で本格的なフィンランド式サウナを楽しめるコスパの良さが魅力です。

最大30kgのサウナストーンを積めるため保温性に優れ、ロウリュによる豊かな蒸気を楽しめます。

出力は4.5kW、6.0kW、9.0kWの3種類から選ぶことができ、家庭用から業務用まで対応可能です。

• 単相4.5kWサウナストーブ　SAT-45

• 305,800円

• 275×405×490

関連記事：ブロスサウナのサウナストーブの口コミ評判！PSE認証で高コスパな電気ストーブを提供！

HARVIA

フィンランドのメーカー「HARVIA」はサウナヒーター世界シェアNo.1ブランドとして、さまざまなモデルのサウナストーブを提供しています。

コンパクトな電気ストーブや壁に取り付けるタイプなど、家庭用サウナ向けの製品も豊富でそのすべてがロウリュ機能に対応しています。

高い信頼性で、国内の多数のスパ施設でも採用されています。

以下では、もっともコンパクトで小さいサイズの家庭用サウナに対応するモデルである「DELTA3」についてまとめました。

• 【電気】DELTA3 2.7kW（BLACK）

• 423,500円

• 200×340×635

関連記事：Harvia(ハルビア)のサウナストーブの製品ラインナップや評判まとめ

MISA

フィンランド産の「MISAストーブ」は、耐錆性に優れたオールステンレス製で美しいデザインが魅力です。

操作は簡単で、ON/OFFスイッチ、温度調節、タイマー設定が可能。

メンテナンスも容易で、実用性と美しさを兼ね備えています。

MISAストーブのモデルには

• KOLIBRI
• SUNNY
• SUNNYリモートコントロールタイプ
• フロアタイプ（角型モデル）

の4種類があり、家庭用・業務用の両方に対応しています。

大きな出力のモデルは、ホットヨガスタジオでも採用されているそうです。

• ウォールマウントタイプ（コーナーモデル）【KOLIBRI】2.4kW (単相)

• お問合せください

• 290×300×590

• ウォールマウントタイプ【SUNNY】4.5kW（単/3相）

• お問合せください

• 320×450×660

関連記事：泉興産「MISA(ミサ)」サウナストーブの製品ラインナップや評判まとめ

SaunaHax

SaunaHaxの「SaunaHax-e」は、三相200V11kWの高出力を誇る電気サウナストーブです。

外気温が氷点下でも最大110℃を実現し、ロウリュも可能。

宮城県蔵王山麓で開発から製造まで行い、厳しい条件下でも高性能を発揮します。

特に高温サウナを好む方や寒冷地域での使用に最適です。

（使用には三相の電気設備が必要になります。）

おうちDEサウナ

おうちDEサウナは、室内やお庭やベランダなどの屋外に設置できるフィンランド式サウナテントです。

単相100V対応ですので、通常の家庭用コンセントに挿すだけで使用でき電気工事が不要。

予熱開始30分～1時間でサウナ室内は80〜95℃に達し、ロウリュも可能です。

コスパよく自分好みの温度、湿度、香りを楽しめるサウナ体験が可能ですので、はじめて家庭用サウナを導入してみたい！という方にもイチオシです。

＼今なら34％OFF！／

おうちDEサウナ 公式販売サイトはこちら。

関連記事：電気サウナストーブおすすめメーカーランキングTOP5

関連記事：サウナストーブのみで購入！電気・薪ストーブが単品で買えるおすすめメーカー

まとめ

本格的なサウナ体験を自宅で楽しむなら、ロウリュウ対応のストーブを選ぶのが絶対におすすめです。

ただし、ロウリュウ非対応のストーブに水をかけると故障や漏電の原因となり大変危険ですので、必ず菱形PSEマークを取得したロウリュウ対応の電気サウナストーブを選びましょう。

　　　　　

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