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【自宅ベランダでテントサウナ】法律面やマンション・賃貸の注意点、おすすめ家庭用サウナ7選を紹介

ベランダでテントサウナ!-法律面や賃貸の注意点

サウナブームによって、自宅のベランダにテントサウナを設置して楽しみたいという方も増えていますが

「自宅にサウナを設置しても法律上の問題はないのか」
「マンション・賃貸でも使用できるのか」

と気になっている方も多いでしょう。

この記事では、

  • ベランダや庭でのテントサウナ使用は法律上問題ないのか
  • マンション・賃貸でもテントサウナが使えるのか
  • 自宅でテントサウナ使用する際の注意事項や管理会社に確認すべきこと

を詳しく解説します。

さらに、テントサウナ選びの判断軸やベランダでの利用におすすめの商品7選もご紹介しますので、テントサウナの購入を検討されている方はぜひ参考にしてください。

自宅のベランダや屋上に家庭用サウナを設置する人が増えている

ベランダ テントサウナ
IESAUNAより引用

近年では、日々の忙しさから解放されプライベートな空間でリラックスしたい!という思いから、自宅でサウナを楽しむため、ベランダやバルコニー、屋上に家庭用サウナを設置する人が増えています。

特に都市部では庭のスペースが限られているため、ベランダがサウナスペースとして重宝されているようです。

特に注目されているのは、設置が簡単で使わない時は収納しておける「テントサウナ」です。

テントサウナは価格も比較的手頃で、設置工事も不要なため、住宅に傷をつける心配も少ないことから、多くの人に選ばれています。

そもそも自宅のベランダでテントサウナを使用していいのか

  • 非営利目的の個人のテントサウナ使用なら、法律上の許可はいらない。
  • マンション等のベランダで使用する場合は十分なスペースと管理会社の許可、近隣住民への配慮が必須。
  • 火気使用不可の賃貸では、薪ストーブは使用してはいけない。
  • 電気ストーブは200Vの電源が必要なため電気工事が必要で、賃貸の場合管理会社の許可が必須。
IESAUNA
IESAUNA公式サイトより引用

個人が娯楽を目的としてテントサウナを設置・使用する場合は法律上の許可は必要ありません

ただし、営利目的で自宅やキャンプ場などにテントサウナを設置し使用する場合は、「公衆浴場法」に準じて所在地を管轄する保健所長の許可が必要になります。

公衆浴場は、「温湯、潮湯又は温泉その他を使用して、公衆を入浴させる施設」と定義されているが、これらの営業を行う場合には公衆浴場法に基づき都道府県知事の許可を得なければならない。

引用元:厚生労働省

また、火気使用不可の賃貸で薪ストーブを使うテントサウナを使用した場合は契約違反となります。

賃貸の場合は住居の契約書をしっかりと確認し、管理会社や近隣住民の許可を得たうえでテントサウナを使用してください。

電気ストーブを使用する場合は基本的に電気工事が必要になりますが、この場合も管理会社の許可が必須です。

電気ストーブなら電気工事をしなくても使えるテントサウナや、屋内に置いて使えるサウナもあります。

 

自宅でテントサウナを使用するメリット・デメリット

IESAUNA
IESAUNA公式サイトより引用

自宅でテントサウナを使用するメリットは多くあります。

一方で管理や安全などについてデメリットもありますので、購入前に知っておきましょう。

テントサウナのメリットは以下の通りです。

  • 毎日好きな時にサウナに入れる。
  • 気軽にプライベートサウナを楽しめる。
  • サウナ施設を利用するよりコスパがいい
  • 自分の好きな温度・湿度・香りに調節できる
  • 家族や友人と、男女でも一緒に楽しめる
  • 他の自宅用サウナと比べて手入れが楽

最大のメリットとしては、毎日好きなタイミングで好きな人と気軽にサウナに入れるという点です。

サウナ施設に通うよりも継続しやすいので、サウナによる健康・美容効果も得られやすいでしょう。

また、テントサウナは使用後広げて乾かしておけば繰り返し使えるため、他の自宅用サウナと比べて管理の手間がかからないのもうれしいポイントです。

 

一方テントサウナのデメリットには以下のようなものがあります。

  • スペースの確保が必要
  • 安全に使うために管理や経験が必要
  • 設営やメンテナンスに手間がかかる
  • ランニングコストがかかる
  • 管理会社や近隣住民の許可が必要

テントサウナの設置やメンテナンスには、十分なスペースが必要です。

また薪ストーブを使うテントサウナの使用では、高温や引火、一酸化炭素中毒などさまざまな危険があるため、ある程度テントサウナの使用に慣れておく必要があります。

加えてテントやストーブの手入れが必要で、電気や薪の使用にはランニングコストがかかってきます。

自宅用のテントサウナは、さまざまなリスクがあることも把握したうえで購入しましょう。

テントサウナ使用前に必須の確認事項3点

テントサウナを自宅で使用する前に必ず確認すべきことは、以下の3点です。

  • ストーブを使用していいか
  • 設営やメンテナンスを行えるスペースがあるか
  • 地面が平らで安定しているか

ストーブを使用していいか

テントサウナに使われるストーブは、薪ストーブと電気ストーブの2種類です。

賃貸にお住まいなら、火を使用する薪ストーブは使用不可のことが多いでしょう。

火気使用厳禁の賃貸物件で勝手に使用した場合は契約違反になりますので、この点については必ず確認してください。

賃貸物件のベランダは共用部分ということを忘れずに行動してください。

薪ストーブが不可の場合は、電気ストーブを使用することになります。

電気ストーブは多くの製品が200Vの電源に対応しており、家庭用コンセントの電圧は通常100Vのため、電気工事が必要です。

電気工事をする際も、賃貸の場合は管理会社や大家の許可が必須になります。

退去時に原状回復工事が必要かも合わせて確認してください。

電気ストーブまでの配線をつなぐことができるかもチェックが必要です。

電気工事が不可の場合、100Vで使用できる電気ストーブを使用するという手もあります。

ただし、100V対応のストーブはサウナが温まるまでに時間がかかるというデメリットあることは把握しておきましょう。

一軒家にお住まいなら、近隣への影響を考慮したうえで薪ストーブの使用も可能です。

一軒家の場合も、近隣住民にテントサウナを使う許可を得ておくのがベストでしょう。

設営やメンテナンスを行えるスペースがあるか

IESAUNA
IESAUNA公式サイトより引用

設営や備品のメンテナンスを行えるスペースがあるか、という点も重要です。

利用人数によりますが、自宅のベランダで使うならコンパクトで設営・収納・メンテナンスもしやすい1人〜2人サイズがおすすめです。

下記のサイズ目安を参考に、何人用のテントなら自宅に設置できるかシミュレーションしてみてください。

  • 1人~2人用(幅100~170cm、奥行き100cm×170cm程度)
  • 4人〜6人用(幅180~200cm、奥行き180×250cm程度)
  • 6人〜12人用(幅200~250cm×奥行き250×350cm程度)

テントを置いてもある程度スペースに余裕があるようにしないと、壁やガラスなどにストーブが近くなり危険です。

天井があるベランダなら高さも考慮してください。

例えば、ベランダ用に特化したテントサウナ「IESAUNA」の場合、サウナブースのサイズが幅140cm奥行き70cm、煙突を含む高さが202cmとなっています。

ベランダなどに設置する場合は幅、奥行きともに10cmの余裕をもって置く必要があるため、最低幅150cm×奥行き80cmのスペースが必要です。

天井から煙突までは30~50cm離す必要があるため、天井まで最低でも230cm必要になります。

外気浴をしたいなら、椅子を置けるスペースも必要です。

テントやストーブ、備品のメンテナンスができるスペースがあるかも検討しましょう。

テントサウナのメンテナンスは付着したゴミや埃を手で払い、その後布やスポンジでふき取って自然乾燥という流れになりますが、テントを広げたままの状態がスムーズに行いやすいです。

加えて、テントサウナは雨の日は仕舞わないと布が傷んだり、ストーブがさびてしまうので、屋内に収納できる場所も確保しましょう。

地面が平らで安定しているか

地面が平らでない場合、ストーブを置く際にぐらついてしまい大変危険です。

また、風にあおられてテントやストーブが倒れる可能性もあるため、固定にも工夫が必要となります。

テントサウナをキャンプ場などに設置する場合地面にペグを打ってサウナを固定しますが、コンクリートのベランダだとペグが刺さらないため、テントの隅におもりを乗せるなどして、安全に使えるようにしましょう。

管理会社への確認事項と把握しておくべきこと

  • そもそもテントサウナを設置していいか
  • 薪ストーブを使用していいか
  • 電気ストーブを使用する場合、電気工事をしていいか

管理会社へ相談する前に使用を検討しているテントサウナの安全性や騒音が出ないか、薪ストーブを使用する場合は煙が発生しないか、一酸化炭素中毒の危険性はないかなどをまとめておくことをオススメします。

サウナの専門商社なら自宅へのテントサウナ導入の費用や工事、法律面について相談が可能。
是非お気軽に電話やメール・LINEで相談してみてください。

 

関連記事:マンションでもサウナを設置可能!設置前に確認すべき点とおすすめ家庭用サウナ7選

テントサウナ設置にかかる費用相場

テントサウナ本体の価格相場は、1~2人用が1~10万円、4~6人用が10~20万円、6~12人用が20~30万円です。

  • 1人~2人用(幅100~170cm、奥行き100cm×170cm程度):1万円~10万円
  • 4人〜6人用(幅180~200cm、奥行き180×250cm程度):10万円~20万円
  • 6人〜12人用(幅200~250cm×奥行き250×350cm程度):20万円~30万円
MORZH (モルジュ) 内部
MORZH (モルジュ) 公式サイトより引用

なかにはストーブなどの付属品がついておらず別途揃えなくてはいけない商品もありますので、付属品の有無を含めて気になる商品が予算に合うか検討してください。

テントサウナの使用に必要な備品と各費用の相場をまとめました。

必要備品費用(相場)備考
初期費用テント本体10~50万円– 
薪ストーブ1万5千円~5万円テントサウナ本体に付属しているケースも多い。
電気ストーブ3万5千円~30万円電気ストーブはサウナ内が温まりづらいため、サウナサイズに合ったものを用意。
サウナストーン10Kgあたり4,000~15,000円ストーブに8キロ~積み上げて使用する。年に1度洗浄、交換、補充が必要。
ランニングコスト1kgあたり100円程度500円/1回サウナ・水風呂・外気浴を3セットした場合を1回として計算。
着火剤1箱 200円~1,000円30円程度/1回
必要備品
ライター100円~
テント固定用ペグ・ハンマーペグ 2,000円~ハンマー 1,500円~ペグはサウナ本体に付属していることが多い。
温度計1,500円~
タイマータイマー  3,500円~砂時計 2,000円~熱に強い砂時計がおすすめ。
一酸化炭素チェッカー3,000円前後
椅子(テント内・外気浴用)サウナ内ベンチ 3,000円~外気浴用チェア 4,000円~使用人数に合わせてサイズや個数を用意。
トング・耐熱グローブ計2,000円程度
火消壺2,000円前後燃えている薪を処理するために使用する。
水着・サンダル合わせて~1万円
サウナハット700円~
ロウリュ用バケツ・柄杓バケツ 2,000円~柄杓 1,000円~熱に弱いプラスチック製は不可。金属製or木製で、持ち手が木製のものを使用。ロウリュ専用のセット商品だと4,000円~。※ロウリュ不可のストーブ使用時は不要。
ロウリュ用アロマオイル(お好みで)お試しセット20ml 1,000円~500ml 2,000円~ロウリュ専用の水溶性オイル。1回4~10滴使用。※ロウリュ不可のストーブ使用時は不要。
※太字は薪ストーブ使用時のみ必要な備品。

3~4人用テントサウナの価格帯別の特徴をまとめると、以下の通りになります。

価格帯メリットデメリット
10万円以下・はじめてでも購入しやすい。
・テントサウナ単体を安く手に入れ、ストーブ等は別途カスタマイズが可能。
・品質が保証されない製品がある。
・すぐに壊れたり破れたりして使えなくなることも。
・ストーブや備品が付属していない場合が多い。
10万円~15万円・コスパがいい。
・人気メーカーでも日本製ならこの価格帯で購入可能。
・ノーブランドの製品だと価格のわりに品質や耐久性が低いことがある。
・断熱性が15万円以上の製品には劣る場合がある。
15万円~20万円・耐久性、断熱性が十分な商品が多い。
・薪やサウナストーンがセットになっているスターターキットもあり。
・セットになっていない商品は備品を自分で揃える必要がありコスパが悪いと感じることも。
20万円~・耐久性、断熱性に優れる。設営が簡単な製品が多い。・付属ストーブもこだわって取り寄せ・開発しているものも。・高額で手が出しづらい。

電気ストーブを使用する場合、100Vから200Vへの変換する電気工事が必要になります。

工事費用は物件の配線状況により異なりますが、相場としては電気工事が3万円~、配線工事が10万円~です。

テントサウナを使うために必要な備品とランニングコスト

1回1時間、毎日サウナに入ることを想定して、薪ストーブと電気ストーブでかかるそれぞれのランニングコストの目安を計算しました。

薪ストーブ電気ストーブ
必要な備品薪代(約500円/1回)着火剤代(約30円/1回)電気代(約100円/1時間)
30日間にかかる費用15,900円3,000円
年間にかかる費用193,450円36,500円

電気ストーブのほうが、燃料のランニングコストはかなり抑えられますね。

上記は1人でテントサウナを使用する場合ですので、複数人で使用すれば1人あたりのランニングコストは少なくなります。

ただし、その他備品が消耗した際は適宜購入が必要になることも考慮する必要があるでしょう。

関連記事:テントサウナの購入費用や維持費の相場!コスパがいいテントサウナおすすめランキング7選

ベランダで使うテントサウナを選ぶ際のポイント

自宅のベランダでサウナを使用する際は、以下の8点を判断軸として商品を比較しましょう。

  • ストーブの種類
  • サイズとスペース
  • 設営の手間
  • 収納のしやすさ
  • 断熱性
  • 付属の備品
  • 価格
  • デザイン

ストーブの種類

サウナ用電気ストーブ

まず重要なのは薪ストーブか、電気ストーブかです。

火気使用可の物件の場合は、テント内の温度が上がりやすくより本格的なサウナを楽しめる薪ストーブを使用してもよいでしょう。

電気ストーブは炎や煙、一酸化炭素が発生しないため、安全に扱いやすいというメリットがあります。

マンションなどのベランダで使用する場合は、近隣に影響が少ない煙の出ないタイプの薪ストーブか、電気ストーブを使用しましょう。

加えて、ロウリュが可能なストーブかという点も確認したいポイントです。

薪ストーブ、電気ストーブともにロウリュ可能な商品があります。

ちなみに、電気ストーブの場合ロウリュ可能な商品でも、本体がしっかりと温まっていないうちに水をかけてしまうと故障の原因になりますので、扱い方には十分に注意してください。

サイズとスペース

 ベランダのスペースに合ったサイズを選びます。

十分な広さを確保して、設置や利用の際の快適さや危険がないかを重視してください。

余裕を持ってサウナが置けるスペースがないと、熱が窓や壁に伝わり危険なのでご注意ください。

設営の手間

設営作業の手間を考慮して、簡単に組み立てられるテントサウナを選ぶことが重要です。

屋外にサウナを置く場合、雨が降った際に備品が傷みますので折りたたんで収納する必要がありますので、設営・収納時の時間や労力を節約できる商品を選びましょう。

テントサウナには、ポールタイプとポップアップタイプの2種類があります。

テントサウナ ポールタイプ ポップアップタイプ
ポールタイプポップアップタイプ
構造骨組み(ポール)と布に分かれている。骨組みと布が一体になっている。
設営方法骨組みを組んで布をかぶせるイメージ。折り畳み傘を広げるようにワンタッチで可能。
設営にかかる時間設営に1時間程度かかる。設営が1分~20分で完了。

一般的にポップアップタイプは1分~20分ほどで設営ができるため、楽です。

ポールタイプだと長くて1時間30分ほど設営にかかる場合がありますので、事前に設営にかかる時間を知ったうえで商品を選んでください。

また、テントのサイズは小さいほど設営・収納の負担が少ないため、大きすぎるサイズのものを選ばないようにしましょう。

収納のしやすさ

テントサウナや周辺備品は、雨が降ったときや使用しない期間は痛まないように室内にしまっておく必要があります。

購入時は、折りたたみや収納時のコンパクトさがあるか確認しましょう。

4人用テントサウナの場合、収納時のサイズや重さの目安は以下の通りです。

  • ポールタイプの収納サイズ:40×30×70cm程度(8~10kg)
  • ポップアップタイプの収納サイズ:30×30×130cm程度(9.5~16kg)

上記はテント本体の収納サイズです。

その他、ストーブやサウナストーン、ととのい椅子などの収納スペースを確保する必要があります。

  • 薪ストーブのサイズ:幅27×奥行き40×高さ50cm程度
  • 電気ストーブのサイズ:幅30×奥行き30×高さ53cm程度

※サイズはあくまで目安です。必要な収納スペースは商品により異なります。

断熱性

ベランダで使用する場合、テントサウナの断熱性が重要になります。

断熱性が低いものを選ぶと、サウナとして十分に楽しめないのでご注意ください。

特に布部分が「3層構造」だったり、断熱性が高い素材で作られているものは温度が保ちやすく、最高温度に達するまでにかかる時間も短いため快適です。

高い断熱性の商品は、30分で80℃まで上昇し、最高で120℃に達します。

一方通常の商品では最高温度に達するまで時間がかかり、最高温度も80℃程度です。

ただし、湿度が上がると体感温度が上昇します。

ミストサウナが好きなら、ロウリュ可能なストーブが付いた80℃程度のテントサウナを選ぶと良いでしょう。

また、床が空いているタイプのテントだと熱や蒸気が外に逃げやすくなります。

mobiba サウナ内

布の種類や厚さ、構造を確認して十分な断熱性を持つテントサウナを選びましょう。

ちなみに、電気ストーブよりも薪ストーブのほうが電気より温度が上がりやすく最高温度が高い傾向があります。

  • 薪ストーブの最高温度:80~120℃程度
  • 電気ストーブの最高温度:60~90℃程度

電気ストーブしか使用できない住宅では、特にテントサウナの断熱性を重視し、電気ストーブでも十分な温度を保てるようにしましょう。

付属の備品

テント本体に備品がセットになって割安な商品も多いです。

テントサウナを楽しむための必要備品は以下の通りになります。

  • 薪/電気ストーブ
  • テント固定用ペグ・ハンマー
  • サウナストーン
  • ロウリュ用バケツ・柄杓
  • 温度計
  • タイマー
  •  一酸化炭素チェッカー
  • 椅子(テント内・外気浴用)
  • 水着・サンダル
  • サウナハット
  • お好みでロウリュ用アロマオイル
  • 薪ストーブ使用時のみ薪、着火剤、ライター、炭を扱うトング、軍手

ただし、安価なセット商品の場合、備品の品質が十分でなかったり、壊れやすい場合があるのでご注意ください。

特にこだわりたい備品はセット商品ではなく、単品で購入することをおすすめします。

価格

予算の中で、自分のニーズに合う商品を見つけることが重要です。

また、利用人数のサイズでもメーカーによって価格が大きく異なります。

以下で、3~4人用テントサウナの価格帯別の特徴をまとめました。

価格帯特徴
10万円以下ノーブランドの製品が多く品質が保証されない商品がある。
ストーブやその他備品が付属していない場合が多い。
10万円~15万円人気メーカーでも日本製ならこの価格帯で購入可能。
15万円~20万円耐久性・断熱性が十分な商品が多い。
薪やサウナストーンがスターターキットに含まれる場合もあり、すぐにサウナを楽しめる。
20万円~耐久性・断熱性があり、設営が簡単な製品が多い。
付属ストーブも高品質。

本場フィンランドやロシアなどのメーカーよりも、国内のメーカーのテントサウナのほうが安価な傾向があります。

高価なものが必ずしも高品質とは限りませんので、使用者のレビューなどを参考にしながら、コストパフォーマンスを考えることが重要です。

デザイン

テントサウナの色や形はメーカーやタイプによって異なります。

たとえば、フィンランドのSAVOTTA(サヴォッタ)は軍隊でも使われる耐久性の高いテントで、カーキ色の自然なデザインが特徴です。

savotta テントサウナ

SAVOTTAのテントは骨組みと布部分が分かれているポールタイプのため、昔ながらのテントの形に近いと言えます。

一方、後発の簡単に設営できるポップアップタイプのテントはボックス型が主流となっており、スタイリッシュなイメージとなります。

ポップアップ式 テントサウナ

生産国が同じでも、メーカーや骨組みの構造によってデザインが異なるため、比較ではなく好みに合ったメーカーや商品を選ぶことがおすすめです。

また、屋内用のサウナだと使用中に顔や手が出せるものもあり、スマホや本を見ながらサウナに入ることができます。

顔が出るサウナ

関連記事:テントサウナの選び方!購入時に重視すべきポイントやおすすめテントサウナ9選

関連記事:自宅で楽しめる簡易サウナ!風呂やベランダでサウナに入れるおすすめ商品10選

【薪ストーブ】自宅用おすすめテントサウナ4選

比較検証してわかった、薪ストーブを使う自宅用テントサウナのおすすめ人気ランキングを発表します。

下記は、庭やベランダ、屋上など屋外で使うタイプの商品になります。

メーカー名価格付属ストーブの有無設営時間産地ポイント
1IESAUNA198,000円約10分日本煙や一酸化炭素の出ないバイオストーブ。ベランダでの使用に特化。
2Mobiba181,500円~203,500円約20分ロシアリュックのように持ち運べるモバイルサウナ。モバイルサウナは床がない仕様。
3PLOW MUSHIBURO SOLO36,800円約1分日本広げるだけで簡単にテントの組み立てが可能。大きな窓があるため閉塞感がない。
4MGC JAPAN TRADE(1人用)46,800円約1分日本広げるだけで簡単にテントの組み立てが可能。サウナ内温度は約80℃~100℃。

※IESAUNAのみ薪ではなくバイオエタノールを使用した無煙ストーブになります。

それぞれの魅力や特徴を、詳しくご紹介していきます。

IESAUNA

IESAUNA
IESAUNA公式サイトより抜粋

IESAUNAは、都会のベランダや住宅街でも使用できる煙が出ないバイオ燃料を使用した無煙ストーブを使用したテントサウナです。

一酸化炭素も発生しないので、通常の薪ストーブよりも安全に使用することができます。

IESAUNA ストーブ

「IESAUNAセット」はテントとバイオストーブ、サウナストーン、その他グローブやトングなどをセットにした商品で、気軽にテントサウナ使用を始めたい方にもおすすめです。

バイオストーブという特殊なストーブを使用していますが、ロウリュも可能ですので本格的なサウナ体験ができますよ。

※使用には別売りの燃料バイオエタノールが必要です。

※バイオストーブは火気使用可の住宅でご使用ください。

※受注生産となっており、2023年8月時点では発送までは1ヶ月半〜2ヶ月半かかります。

価格198,000円
サイズ展開、重量W140×D70×H202cm 
色展開1色
設営にかかる時間約10分
ストーブの種類バイオストーブ。ロウリュ可。
付属備品IESAUNAセット:テント本体、テント用袋バイオストーブ、煙突(予備3本付)、サウナストーン8kg、ファイヤーグローブ、消火蓋、専用バット・トング

 

Mobiba(モビバ)

Mobiba(モビバ)
国内販売元ファイヤーサイド社のHPより抜粋

ロシアのシベリアで誕生したMobibaは、コンパクトな「モバイルテント」が有名なブランドです。

サイズ感もちょうどよく、広めのベランダで使うのにもぴったりです。

ポールタイプですが設営が簡単な設計になっており、設置が20分で完了します。

気軽に本格的なテントサウナを体験したい方におすすめです。

収納バッグに入れてリュックのように背負って運べるので、キャンプ場などアウトドアで使うのにも最適ですよ。

ただしモバイルサウナは床がない仕様になっていますので、断熱性は床があるタイプには劣ることは把握しておきましょう。

価格181,500円~203,500円
サイズ展開、重量W199×D199×H195cm(7.6kg)W255×D255×H220cm(10kg)
色展開各1色
設営にかかる時間約20分
ストーブの種類薪ストーブ。ロウリュ可。
付属備品ストーブ、煙突、テント用キャリーバッグ、ペグ、ペグ収納袋、自在金具付き張り綱、リペア用生地。サウナストーンは別売り。

PLOW(プラウ) MUSHIBURO SOLO

PLOW(プラウ) MUSHIBURO SOLO
公式HPより抜粋

国内ブランドPLOW(プラウ)、MUSHIBUROシリーズの1人用テントサウナです。

広げるだけで組み立てが完了するタイプで、1人でも簡単に設営ができます。

テントブースは小さいですが、大きな窓があるため閉塞感を感じないような工夫がされていますので、ベランダでも開放的なサウナ体験ができるでしょう。

サウナストーブ・サウナストーンなどは別売りとなっているので別途購入が必要です。

価格36,800円
サイズ(重量)850×1,400×1,400mm(9kg)
色展開ブラウン
設営にかかる時間約1分
ストーブの種類薪ストーブ、ロウリュ可。
商品内容ソロサイズテントサウナ本体、固定ロープ、ペグ、収納小袋、網棚 、 テント収納袋、折畳ビーム、収納ベルト、窓カバー、煙突ロカバー、煙突耐熱カバー

MGC JAPAN TRADE

MGC JAPAN TRADE テントサウナ

公式HPより抜粋

Amazonなどでも購入でき、コスパがいいことでも人気のMGC JAPAN TRADEの1人用テントサウナです。

こちらも広げるだけで組み立てが完了する長方形タイプになっています。

サウナ内温度は約80~100℃と、しっかり温まります。

薪ストーブ、薪、サウナストーン、温度計や一酸化炭素チェッカーなどがセットになった「ソロサ活セット」も、99,800円で購入可能ですので、なにを揃えたらいいかわからないという方にもおすすめです。

価格46,800円~99,800円
サイズ(重量)W145 × D85 × H140cm(5kg)
色展開ブラック
設営にかかる時間約1分
ストーブの種類薪ストーブ、ロウリュ可。
商品内容ソロサイズテントサウナ本体、煙突パッチ、ペグ、固定用ロープ、収納袋

関連記事:テントサウナを自宅で使う!おすすめメーカーランキングTOP12

【電気ストーブ】自宅用おすすめテントサウナ3選

比較検証してわかった、電気ストーブを使う自宅用テントサウナのおすすめ人気ランキングを発表します。

下記は、屋内で使えるタイプの商品になります。

メーカー名価格付属ストーブの有無設営時間産地ポイント
1おうちDEサウナ120,000円約1分中国ロウリュも可能な電気ストーブ。本格的なフィンランドサウナが楽しめる。
2WILLOWYBE18,800円約1分中国10分で加熱が完了。気軽に好きな香りのスチームサウナに入れる。
3ホームサウナSPA49,800円約1分日本顔と手が外に出せ、好きなことをしながらサウナを楽しめる。

おうちDEサウナ

おうちDEサウナ
Amazonより抜粋

自宅で本格的なフィンランド式サウナが楽しめるサウナテントです。

100Vで使用できる電気ストーブなので、電気工事は必要ありません。

こちらのサウナは加熱開始から30分〜60分でテント内が温まり、使用開始できます。

おうちDEサウナ

サウナ内温度は80~95℃でロウリュも可能

湿度を上げれば、体感温度がかなり高くなります。

電気ストーブなので安全に使え、好きな温度・湿度・香りに調節できるため、テントサウナの魅力を十分に味わえる商品です。

価格

120,000円現在34%OFFセール実施中 79,200円

サイズ(重量)‎72×52×35cm(15kg)
色展開ブラック
設営にかかる時間約1分
ストーブの種類電気ストーブ、ロウリュ可。
電圧・ワット数100V
商品内容テント本体、電気ストーブ、サウナストーン、温度湿度計

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おうちDEサウナ 公式販売サイトはこちら

WILLOWYBE(ウィロービー)

WILLOWYBE(ウィロービー) テントサウナ
Amazonより抜粋

蒸気発生器(電気ストーブ)を利用して、自宅で気軽にスチームサウナが楽しめるテントサウナです。

加熱温度は15段階あり、リモコンやスマホアプリで簡単に操作できます。最大火力でも温度は38℃程度ですが、スチームがたっぷり出るのでしっかり汗をかけます。

ロウリュはできませんが、蒸気発生器にはエッセンシャルオイルを入れることもでき、お好きな香りのスチームに包まれることが可能です。

テントの組み立ては1分で完了し、スイッチを入れて10分でテント内がスチームで満たされるので、気軽に使うことができます。

蒸気発生器は水がなくなると自動で電源が切れるので、空焚きの心配もありません。

収納サイズも非常にコンパクトで、スペースをとらないという点でもおすすめです。

価格18,800円
サイズ(重量)‎85×85×145cm(5kg)
色展開2色
設営にかかる時間約1分
ストーブの種類電気ストーブ、ロウリュ不可。エッセンシャルオイルの使用可能。
電圧‎100V
商品内容テント本体、蒸気発生器、椅子、リモコン

ホームサウナSPA

ホームサウナSPA

Amazonより抜粋

遠赤外線のドライサウナを自宅で楽しめる商品です。

サウナから顔や手を出せるので、スマートフォンやテレビを見ながら楽しめるタイプになります。

頭を出すことで呼吸が楽で、のぼせにくく無理なくサウナを楽しむことができます。

熱によって髪が傷まないというメリットもありますよ。

サウナ内温度は45~65℃で、5℃ごとに設定が可能です。

ユーザーレビューによると、10~15分ほどでじんわり汗をかき始めるとのこと。

こちらのサウナは100Vで使用できるので、電気工事が必要ありません。

電気代が30分で8円とランニングコストがかなり安い点もおすすめできるポイントです。

価格18,800円
サイズ(重量)98×68×86cm(6.7kg)
色展開ブラウン
設営にかかる時間約1分
ストーブの種類電気ストーブ、ロウリュ不可。
電圧100V
商品内容テント本体(電気ストーブ内蔵)、折りたたみ椅子

関連記事:テントサウナ人気メーカーを徹底比較!おすすめランキング8選や選び方を解説

家庭用サウナ種類別の価格相場

テントサウナ屋内用ホームサウナ屋外用ホームサウナバレルサウナサウナ小屋スチームサウナ(浴室)ミストサウナ(浴室)サウナカー
イメージ
本体代10~50万円100~200万円100~250万円100~300万100~300万円10万円~30万円~300~400万円※車体含む。

燃料によりランニングコストは異なりますが、初期費用はテントサウナが一番お得ですね。

サウナによっては2万円前後からレンタルできるものもありますので、購入前にレンタルで使用感を把握するのもおすすめです。

関連記事:家庭用サウナをレンタルする方法!費用や期間、利用方法、注意点についても解説

まとめ

  • 個人が娯楽でテントサウナを使用する場合は、法律上の許可はいらない。
  • ベランダで使用する場合は十分なスペースと管理会社の許可、近隣住民への配慮が必要
  • 火気使用不可の賃貸では、薪ストーブは使用は現金
  • 電気ストーブは200Vの電源が必要な場合が多く電気工事が必要だが、家庭用コンセントで使用できる製品もある

マンションや賃貸でも楽しむためのポイントを押さえて、ストレスフリーなサウナ体験を実現しましょう。

安全性と快適さに考慮して、自宅で本格的なサウナを楽しんでください。

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