テントサウナでも電気ストーブは使える!設置方法や費用、導入事例、おすすめストーブ4選を紹介
- 2025年4月8日

自宅や施設にテントサウナを導入する際、火や煙のリスクを避けられる「電気サウナストーブ」を選ぶ方が増えています。
実際、当社『サウナの専門商社』でも、電気サウナストーブに関するご相談が増加中です。導入サポートの実績も多数あります。
この記事では、年間100件以上のサウナ関連商品の納品実績を持つ当社が、電気サウナストーブの設置方法や費用、導入事例を分かりやすく解説。
さらに、おすすめの機種も厳選してご紹介します。
サウナの専門商社では、専用の自立台とセットになったテントサウナ専用電気ストーブを販売しています。
設置工事・電気工事・法律面などもサポート可能ですので、「テントサウナで電気サウナストーブを使いたい!」という方は、ぜひ一度無料でご相談ください↓↓
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目次
テントサウナでも電気サウナストーブは使用可能

電源がある場所であれば、テントサウナでも電気サウナストーブが使用可能です。
ただし、使用する際は基本的に200V電源が必須で、電気変換工事や防水コンセントや漏電ブレーカーの設置など電気工事が必要になるため、薪サウナストーブを使う場合に比べて初期費用が高くなる場合があります。
以下で詳しく解説します。
テントサウナで使えるサウナストーブは2種類
テントサウナの熱源としてはおもに薪サウナストーブが使用されますが、自宅のお庭や室内などでテントサウナを使っている方のなかには、電気サウナストーブを導入している方もいます。
薪サウナストーブと電気サウナストーブの特徴について、それぞれご紹介していきます。
薪サウナストーブ

その名の通り、薪を投入して燃料とする薪サウナストーブは、電源のない場所でもテントサウナ内を温められるためアウトドアで使う際にもぴったり。
移動しやすくするために、軽量・コンパクトタイプのテントサウナ専用薪サウナストーブも多く販売されています。
炎のゆらぎや音、薪特有の香りを味わいながらサウナを楽しめるため、自然と調和したサウナ体験が楽しめるというのも薪サウナストーブの魅力です。
メリット | デメリット |
---|---|
〇サウナ室が均等に効率的に温まる 〇サウナ室が温まるのが早い 〇簡単に高温サウナを作り出すことができる 〇電気工事、配線工事が不要 | ×火事や一酸化炭素中毒に注意が必要 ×煙による近隣住民の被害に注意が必要 ×煙突の設置とメンテナンスが必要 ×燃料費が比較的高い ×屋内用サウナでは使えない。 |
薪サウナストーブの購入費用は煙突を含めテントサウナ用の製品であれば10万円~となり、電気変換工事や配線工事が不要なため初期費用も抑えられます。
一方で、燃料費として薪代が1時間で500円程度かかるため、ランニングコストは比較的高くなります。
電気サウナストーブ

電気サウナストーブは炎や煙、一酸化炭素が発生しないことから安全性が高く、室内でも使用できるのが特徴です。
また、電気サウナストーブは本体に設置されたつまみやコントローラーにより温度調節やタイマー設定が可能ですので、操作が簡単で初心者でも扱いやすいストーブです。
メリット | デメリット |
---|---|
〇煙突不要で設置が簡単 〇屋内にも設置できる 〇煙や一酸化炭素の発生がなく安全 〇初心者でも扱いやすい 〇燃料費が比較的安価 | ×温まるのに時間がかかることがある ×温度が低い場合がある ×電気変換工事や配線工事が必要で初期費用が高い傾向 |
電気サウナストーブは、1時間あたり約100円前後と燃料費(電気代)は比較的安価です。
ただし、多くの自宅用電気サウナストーブは200Vに対応しているため、家庭で使用するには200Vへの電気変換工事(約3万円〜)と配線工事(約10万円〜)が必要で、導入費用が高くなる点に注意しましょう。
関連記事:電気サウナストーブおすすめメーカーランキングTOP5
電気/薪サウナストーブの初期費用
初期費用比較 | 電気サウナストーブ![]() | 薪サウナストーブ![]() |
---|---|---|
ストーブ本体代 | 40万円~ | 40万円~ ※煙突込み |
電気変換工事 | 3万円~ | ‐ |
配線工事 | 10万円~ | ‐ |
初期費用合計 | 50万円~ | 40万円~ |
電気/薪サウナストーブの初期費用を比較すると、どちらもストーブ本体代は40万円~が相場となっていますが、電気・配線工事が必要な電気サウナストーブのほうが高くなることがわかります。
また、テントサウナ専用の薪サウナストーブの中には5万円~と安価に購入できる製品も登場しているので、初期費用を抑えたいという方には薪サウナストーブがおすすめと言えます。
電気/薪サウナストーブの燃料費

燃料費比較 | 電気サウナストーブ | 薪サウナストーブ |
---|---|---|
燃料 | 電気 | 薪 |
燃料費 | 100円/h | 500円/h |
ランニングコスト (月額) | 3,000円 | 15,000円 |
燃料費については、薪サウナストーブよりも電気サウナストーブのほうが安くなります。
ちなみに、電気サウナストーブの場合はストーブのkW数によっても電気代が異なります。
サウナ収容人数 | 1‐2人用![]() | 3‐4人用![]() | 5-6人用![]() | 7‐10人用![]() |
---|---|---|---|---|
電気サウナストーブの出力 | 2.5kW | 4.5kW | 7.5kW | 10kW |
1時間あたりの電気代 | 78円 | 140円 | 233円 | 310円 |
電気サウナストーブを毎日1時間使用する場合、月の電気代が3,000~4,000円程度高くなると考えておくとよいでしょう。
サウナストーブ導入や維持にかかる費用は、サウナストーブの初期費用や維持費、メンテナンス費用の相場で詳しく解説しています。
電気サウナストーブの電気代については、サウナストーブの電気代はいくらかかる?具体的なランニングコストの例をご覧ください。
テントサウナで電気サウナストーブを使う方法

テントサウナで電気サウナストーブを使用する場合は、以下の5つのステップを踏み、電気サウナストーブが安全かつ快適に使用できるように準備する必要があります。
- ストーブ台の設置
- 単相200Vへの電気変換工事
- サウナ専用漏電ブレーカーの設置
- 防水コンセントの設置
- サウナストーブのコードをコンセントに挿せるように加工

①ストーブ台の設置


電気サウナストーブは高温で使用するため、安定した台を設置する必要があります。
自分で作るか、工務店に依頼して木材などで作った専用の台を用意し、ストーブが水平に安定するように配置しましょう。
ストーブのメーカーによっては、専用の台を販売していることもあります。
テント内ではストーブ周りに可燃物がないか確認し、適切なスペースを確保しましょう。
②単相200Vへの電気変換工事

日本の家庭用電圧は100Vが一般的ですが、電気サウナストーブの多くは単相200Vの電圧を必要とします。
したがって、家庭の分電盤で200Vに変換する工事が必要です。
電気工事士に依頼し、適切な電源回路を確保しましょう。
工事費用は約3万円〜が目安です。
③サウナ専用漏電ブレーカーの設置

電気サウナストーブは高出力な電化製品であり、他の家電と同じ回路で使用すると過負荷によりブレーカーが落ちたり火災の危険があります。
したがって、サウナストーブ専用の漏電ブレーカーを設置し、漏電が起きた際にこのブレ―カ―が落ちるようにすることで、安全に電源を供給することが重要です。
④防水コンセントの設置

屋外で使用されるテントサウナは、雨や湿気にさらされることになります。
そのため、防水コンセントの設置が必要です。
⑤サウナストーブのコードをコンセントに挿せるように加工
製品によっては、コンセントの形状やコードが異なるため、コンセントに合うように電気工事士による加工が必要です。
接続が不適切だと火災や故障の原因となるため、必ず専門家に依頼しましょう。
②~⑤の電気工事・配線工事は電気工事士の資格が必要になりますので、必ず電気工事会社や有資格者に依頼してください。
電気サウナストーブ設置時の工事については、家庭用サウナ導入時に必要な電気工事・配線工事を解説を解説してください。
また、必要な電気工事は導入するサウナストーブの対応電圧や対応電気交流によって異なります。
サウナストーブの対応電圧の種類や選び方については、【サウナストーブ】単相・三相ストーブの違い!200Vと100Vの選び方も解説をご覧ください。
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テントサウナ×電気サウナストーブの導入事例


以下、サウナの専門商社で導入支援させていただいた事例です。
神戸みなと温泉 蓮では、ホテル併設のプールエリアに電気サウナストーブを組み合わせたテントサウナを導入しました。
導入した電気サウナストーブは、フィンランドの人気メーカーMISAの製品です。

この事例では、別途コントローラーがあるタイプではなく、電気サウナストーブ本体についたダイヤルで温度などを操作するタイプを採用しています。
ダイヤル式のストーブは操作が容易で、雨風が強い日には簡単に撤収できるという利点があります。
さらに、MISAから販売されている専用のストーブ台の設置により安全性と安定性を確保しました。
高品質なテントサウナと電気式サウナストーブの組み合わせにより、運用の簡便さと高い満足度が実現されています。
この事例で導入した電気サウナストーブはこちら▼
テントサウナで使う電気サウナストーブの選び方

テントサウナで電気サウナストーブを使う場合、ストーブ選びの際は以下の2点を押さえましょう。
- 電気サウナストーブの出力(kW数)
- 電気サウナストーブはダイヤル式を選ぶ
以下で詳しく解説します。
電気サウナストーブの出力(kW数)
電気サウナストーブの出力は、サウナ室の床面積(㎡)に応じて選ぶ方法が一般的です。
サウナ室の床面積(㎡)=電気サウナストーブの出力(kW)
ただし、テントサウナの場合は木製のサウナに比べて断熱性が低く外気温の影響を受けやすいため、標準的な出力より1~2kW程度多めに見積もると快適な温度を維持しやすいです。
例)奥行1m×幅1mの1人用テントサウナ(床面積1㎡)
→ 2~3kWの電気サウナストーブを選ぶ。
ただし上記はあくまで目安ですので、ストーブ購入前に販売店まで相談することをおすすめします。
電気サウナストーブはダイヤル式を選ぶ
電気サウナストーブには
- ダイヤルで温度やタイマーを操作できるタイプ
- コントローラーで操作できるタイプ
の2種類がありますが、テントサウナで使う場合は「ダイヤル式」を選ぶことをおすすめしています!

ダイヤルタイプはサウナ内でも簡単に温度調節などが可能であることや、別途コントローラーや制御盤の設置が不要で場所を取らず設置・撤収も簡単であるというメリットがあるためです。
一方のコントローラータイプは、事業用テントサウナとして運用する場合などに管理者がコントローラーで外から制御できるという利点があります。
ただし、制御盤などの設置場所や配線についても事前に考えておく必要があるでしょう。

テントサウナで使えるおすすめ電気サウナストーブ4選
テントサウナで使うのにおすすめな電気サウナストーブを、4つご紹介します。
メーカー | ブロスサウナ | MISA | おうちDEサウナ | IESAUNA |
---|---|---|---|---|
外観 | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() |
価格 | 4.5kW:305,800円 6.0kW:338,800円 9.0kW:363,000円 | 要問い合わせ |
| 要問い合わせ |
出力 | 単相200V 4.5kW、6.0kW 三相300V 9.0kW | KOLIBRI:単相200V 2.4kw、3.6kw、4.5kw SUNNY:単相/三相200V 4.5kw、6.0kw、7.5kw フロアタイプ:三相200V 10.0kw、12.5kw、15.0kw、20.0kw | 単相100V 1.5kW | 単相200V 2.7kW |
サイズ | W405×D275×H490mm | KOLIBRI:30×29×59cm SUNNY:45×32×66cm フロアタイプ:55×35×75cm、55×47×75cm、55×59×75cm | テント:W85×D85×H145cm ストーブ:W20.5×D32×H50.5cm | W330×D330×H570mm |
重量 | 約18kg | KOLIBRI:6.5kg SUNNY:13kg フロアタイプ:23kg、36kg | テント:2.38kg ストーブ:10kg | 12kg |
操作タイプ | コントローラー | ダイヤル/コントローラー | ダイヤル | ダイヤル |
ロウリュ | ○ | ○ | ○ | ○ |
ブロスサウナ

▶30万円台で導入できる、高コスパな本格電気サウナストーブ
「ブロスサウナ」は、本格的なフィンランド式サウナが30万円台で楽しめる高コスパな電気サウナストーブです。
最大30kgのサウナストーンが積載可能で、しっかりと蒸気が立ち上がるロウリュが可能。保温性にも優れており、じっくりと身体を温められます。
出力は4.5kW / 6.0kW / 9.0kWの3種類から選べ、家庭用から業務用まで幅広く対応できるのも特長です。
テントサウナへの導入実績もあり、屋外設置を検討している方も安心して選べる1台です。
メーカー | ブロスサウナ |
価格 | 4.5kW:305,800円 6.0kW:338,800円 9.0kW:363,000円 |
燃料 | 電気 |
出力 | 単相200V 4.5kW、6.0kW 三相300V 9.0kW |
サイズ | 奥行き 275×直径405×高さ490mm |
重量 | 約18kg |
操作タイプ | コントローラー |
材質 | ステンレス鋼 |
ロウリュ | ○ |
関連記事:ブロスサウナのサウナストーブの口コミ評判!PSE認証で高コスパな電気ストーブを提供
MISA

▶見た目も機能性も兼ね備えた、北欧産オールステンレス製ストーブ
泉興産が販売する「MISAストーブ」は、耐久性・耐錆性に優れたオールステンレス製。高級感のある外観と実用性の高さが魅力です。
操作は本体ダイヤルまたはコントローラーで簡単に行え、温度管理もスムーズ。日々のメンテナンスもラクで、家庭用としても導入しやすい仕様となっています。
ラインナップは「KOLIBRI」「SUNNY」「SUNNYリモートコントロールタイプ」「角型フロアタイプ」の4モデルを展開。家庭用・業務用どちらにも対応可能です。
実際にテントサウナで使用されているユーザーもおり、耐久性重視の方におすすめです。
メーカー | 泉興産(MISA) |
価格 | 要問い合わせ |
燃料 | 電気 |
出力 | KOLIBRI:単相200V 2.4kw、3.6kw、4.5kw SUNNY:単相/三相200V 4.5kw、6.0kw、7.5kw フロアタイプ:三相200V 10.0kw、12.5kw、15.0kw、20.0kw |
サイズ | KOLIBRI:30×29×59cm SUNNY:45×32×66cm フロアタイプ:55×35×75cm、55×47×75cm、55×59×75cm |
重量 | KOLIBRI:6.5kg SUNNY:13kg フロアタイプ:23kg、36kg |
操作タイプ | コントローラー/ダイヤル ※モデルによる |
材質 | オールステンレス |
ロウリュ | ○ |
関連記事:泉興産「MISA(ミサ)」サウナストーブの製品ラインナップや評判まとめ
おうちDEサウナ

▶電気工事不要で始められる!100V対応テントサウナセット
「おうちDEサウナ」は、電気工事不要・100Vで使える電気サウナストーブがセットになった1人用テントサウナです。
最高温度は最大95℃まで調整可能で、もちろんロウリュにも対応。湿度・温度・香りを自由に調整できる、自分だけの本格サウナ体験が楽しめます。
電源さえあれば、屋内でも屋外でもすぐに使用可能。
テント+ストーブがセットで手に入るため、初期導入のしやすさ・コスパの高さで選ぶならイチオシの製品です。
メーカー | Revitalize SAUNA(おうちDEサウナ) |
価格 |
|
燃料 | 電気 |
出力 | 単相100V 1.5kW |
サイズ | テント:W85×D85×H145cm ストーブ:W20.5×D32×H50.5cm |
重量 | テント:2.38kg ストーブ:10kg |
操作タイプ | ダイヤル |
ロウリュ | ○ |
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おうちDEサウナ 公式販売サイトはこちら。
IESAUNA

▶日本のものづくりが光る、国産テントサウナ対応ストーブ
家庭用サウナブランドIESAUNAが手がける電気サウナストーブ「IRORI(イロリ)」は、町工場の技術×デザインで生まれた、完全国産の家庭用ストーブです。
最大40kgのサウナストーンが積載可能で、本格ロウリュもOK。
温度は4段階調整(70〜100℃)。お部屋になじむ家具のような外観も魅力です。
200V対応で電気工事は必要ですが全国対応の業者と連携がありますので、テントサウナへの設置も安心です。
メーカー | IESAUNA |
価格 | お問合せください。 |
燃料 | 電気 |
出力 | 単相200V 2.7kW |
サイズ | W330×D330×H570mm |
重量 | 12kg |
操作タイプ | ダイヤル |
ロウリュ | ○ |
関連記事:ロウリュ可能な電気サウナストーブ6選
まとめ|サウナの専門商社ではテントサウナ×電気サウナストーブもご提案

この記事で電気サウナストーブはテントサウナでも使用することができるということが、お分かりいただけたと思いますが、ストーブを選ぶ際は出力とサウナ室の広さのバランスなどを考える必要があります。
サウナの専門商社では、テントサウナで使用する電気サウナストーブ選びもお手伝いさせていただきます!
出力はどれくらいのものがいいか、設置方法や電気工事、法律面に至るまで、家庭用/業務用サウナ導入をトータルサポートすることが可能ですので、是非お気軽にご相談ください。
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