サウナを福利厚生に導入!企業の成功事例6選やテントサウナや個室サウナを使えるおすすめサービス
- 2024年10月28日
社員の満足度を高め働きやすい環境作りを目指す企業にとって、「サウナ導入」は新たな福利厚生の形として注目されています。
サウナを福利厚生に導入することで、社員の健康促進とモチベーション向上を期待できます!
この記事では、
- 福利厚生としてサウナが従業員に与える効果
- サウナを福利厚生として取り入れた企業の成功事例
- 福利厚生に導入しやすいおすすめサウナサービス
を紹介します。
目次
会社の福利厚生としてサウナを導入するメリット・効果
- 従業員のリフレッシュ・ストレス解消
- 従業員のメンタルケア
- 従業員の健康促進
- サウナを会議室として利用しコミュニケーションの場に
実際に福利厚生としてサウナを導入している企業では、社員から「仕事で煮詰まったときに福利厚生でサウナを利用してリフレッシュできている」など心身ともによい影響をもたらすという声があります。
サウナは今この瞬間に集中することで精神統一を図る『マインドフルネス』にも有効で、マインドフルネスは仕事のパフォーマンスを向上させることから多くのビジネスマンからも注目を集めています。
また、定期的なサウナ利用は代謝の向上、免疫力のアップなどの効果により健康促進にも役立ちます。
1990年にオーストリアのウィーン大学が発表した研究結果によると、対象者を週2回以上サウナに入るグループとまったくサウナに入らないグループに分け6カ月間観察したところ、サウナに入るグループのほうが風邪の疾患率が50%も低かったそうです。
なかにはオフィスにサウナを設置し社内会議や取引先とのミーティングに活用している企業もあり、リラックスできる環境でコミュニケーションを取ることで、互いの理解を深めているそうです。
福利厚生でサウナを導入する方法・コスト
福利厚生でサウナを導入する方法の例には、以下のものがあります。
- サウナ利用費用を会社が補助
- オフィスにサウナ小屋やサウナカーを導入
- サウナ施設を法人割引で利用
- 施設で貸し出しているサウナを大人数割引で利用
各方法の詳細とそれぞれにかかる費用を、合わせてまとめました。
詳細 | かかる費用 | |
サウナ利用費を補助 | 法人向けサブスクリプションを提供する施設あり。 | 1人あたり月数千円~。 |
オフィスにサウナ小屋やサウナカーを導入 | 好きな時に利用しやすい。サウナ室用の保険や自動車保険への加入が必要。 | 数百万円~。 |
サウナ施設を法人割引で利用 | グループ割引料金が適用される場合、通常の入場料より割引される。 | 具体的な金額は施設によって異なるが、年会費数十万~。 |
施設で貸し出しているサウナを大人数割引で利用 | 旅行先やアウトドアで貸切サウナが楽しめる。 | テントサウナなら25,000円~。 追加で交通費・食事代・宿泊費などがかかる。 |
福利厚生にサウナを含める方法は、予算や社員のニーズ、利用頻度などによって選択することが大切です。
福利厚生でのサウナ導入事例6選
福利厚生にサウナ関連サービスを含めた企業の事例として、
- サウナ利用費を補助(株式会社TABI LABO)
- 同僚や家族、お客様と利用できるサウナカーを導入(株式会社Rezard)
- 社内にサウナ小屋を導入(株式会社はたらクリエイト)
- サウナで社員会議を実施(僕と私と株式会社)
- 社内にサウナ付き大浴場を完備(北海グループ)
- オフィスにサウナを導入(愛知県3社)
の6つをご紹介します。
サウナ利用費を補助(NEW STANDARD株式会社)
NEW STANDARD株式会社は、2018年8月から福利厚生制度として、従業員の心身の健康増進を目的とした「サウナ補助制度」を開始しています。
この制度では、従業員のサウナ利用費の一部を会社が負担します。
また、サウナ以外の温浴施設利用や施設内での食事も補助対象となっています。
サウナ文化の普及と社内のサウナ愛好者の増加を受けて、この制度を導入することで、社員の生活の質(QOL)の向上を目指しているそうです。
NEW STANDARD株式会社では、導入当初サウナ好きの従業員が多かったためサウナ補助制度の利用率は80%を想定。
従業員の需要に応えた、新たな福利厚生となりました。
同様の事例として株式会社Izulでも、福利厚生としてサウナ利用費を補助する試みがなされています。
株式会社Izulでは1人あたり月3万円までサウナ利用料を会社が負担。
ただしサウナを利用しない従業員には、代わりに同額をベビーシッターや家事代行サービスの費用に充てることが可能となっているため、サウナ好きに限らずうれしい福利厚生となってます。
同僚や家族、お客様と利用できるサウナカーを導入(株式会社Rezard)
株式会社Rezardは、福利厚生の一環として軽トラタイプのサウナカー「SAUNA CAR37」を導入しました。
サウナやアウトドア好きの経営者や従業員の方が、同僚やお客様、ご家族と一緒にサウナカーを活用しています。
キャンプ場などのアウトドアシーンでも、手軽に本格的なサウナ体験ができるのがサウナカーの魅力です。
>SAUNA CAR37公式サイトはこちら。”>>>SAUNA CAR37公式サイトはこちら
社内にサウナ小屋を導入(株式会社はたらクリエイト)
株式会社はたらクリエイトでは、長野県にあるオフィスに24時間利用可能なサウナ小屋を設置。
サウナ室は5人ほど入れる広さで、利用時は従業員が自ら薪を使って温め、水風呂の準備を行い、使用後の片付けも各自で行います。
このサウナは単に社内のコミュニケーションを促進するだけでなく、従業員の家族やビジネス関係者との交流の場ともなっています。
「裸の付き合い」を通じて仕事以外の話題での深いコミュニケーションが生まれ、理解を深めることができるのだとか。
社内にサウナ小屋が導入された当初の利用率は約10%でしたが、サウナ好きの社員が集って「サウナ部」を結成したことをきっかけに、その後は約30%まで増加したとのことです。
参考:社内にサウナ小屋!?社員同士の交流を促進する企業のうらやましい福利厚生制度
サウナで社員会議を実施(僕と私と株式会社)
Z世代に特化した企画やマーケティングを展開する僕と私と株式会社では、代表を含むサウナ愛好者のメンバーが毎月一度、プライベートサウナを借りて「サウナワーケーション」を実施しています。
防音性に優れ、集中しやすいサウナ環境は、深い対話に適しているとのこと。
さらに、希望者にはサウナ内でリラックスしながらの面接を行う「サウナ採用」という独自の採用方法も取り入れているそうです。
参考:PR TIMES「Z世代のユニークな福利厚生制度 。すべての社員の「自分らしさ」を咲かせる働き方へ。」
社内にサウナ付き大浴場を完備(北海グループ)
鏡板および関連製品の製造・販売を行う北海グループでは、サウナ付きの大浴場、トレーニングルーム、高気圧酸素カプセル、女性社員も利用しやすいリフレッシュルームを完備。
これらの施設は、社員が無料で利用可能となっています。
大浴場建設のきっかけは仕事帰りに毎日温泉に通っていた先代が、社員の疲労回復のためにと大浴場を用意できたらと考えたことでした。
この施設は建設から30年経った現在もしっかりと管理されており、利用する社員たちは「最高です」「一度入るとやめられない」と高く評価しています。
設置当初から現在まで、多くの社員の疲れを癒す場として親しまれています。
参考:北海グループ 福利厚生
オフィスにサウナを導入(愛知県 3社)
愛知県内では、タマディックや小林クリエイト、富永電機といった企業が、福利厚生としてオフィスにサウナを取り入れ、健康づくりと職場での交流を支援しています。
タマディック
エンジニアリング会社で、主に自動車や航空宇宙分野の設計・開発支援を行っているタマディックは2021年末、フィンランド大使館が認定するサウナ施設をオフィスに設置。
終業後の懇親や健康促進のための場として、社員に開放しています。
サウナは社員同士が気軽にコミュニケーションを取れる場としても活用されており、利用率も上がりつつあるそうです。
森實敏彦社長は「狙いは社内のコミュニケーションと健康。サウナを通じて、社員同士のつながりが増えた」と述べています。
小林クリエイト
印刷関連事業を中心に医療やデジタル分野へのサービスも展開する小林クリエイトでは、「ありがとう」の意を込めた『キートス・サウナ』を新工場内に設置。
社員にとってのリフレッシュスペースとしてだけでなく、お客様ともオープンなコミュニケーションが図れるよう工夫されています。
富永電機
電設資材の商社で、各種電気機器や部品の販売・サポートを提供している富永電機では、毎月第1金曜日を「サウナ会」に指定し、予約制で従業員が仕事終わりにサウナを楽しめる仕組みを導入。
社員の健康増進に役立てると同時に、フラットな交流の場としても注目されています。
サウナを導入したサウナ導入によって、社員の健康意識が高まり、ウェルビーイング向上に寄与したとのことです。
参考:オフィスで〝整う〟サウナ導入広がる 交流促進、組織力向上へ
福利厚生に最適なおすすめサウナサービス3選
最後に福利厚生に最適なおすすめサウナサービスとして、
- 好きな場所で利用できるサウナカーを購入・レンタル
- プライベートサウナのサブスクリプション
- 大人数での利用で割引になるテントサウナレンタル
の3つをご紹介します!
好きな場所で利用できるサウナカーを購入・レンタル
事例ではオフィスにサウナ小屋やサウナ付き大浴場を作った企業についても紹介しましたが、設置するスペースがない場合や簡単に移動させたい場合は「サウナカー」がおすすめです!
サウナカーとは、車両にサウナ室を搭載した新しい形の移動式サウナです。
本格的なサウナをどこにでも持ち運べるというコンセプトで、近年注目を集めています。
サウナカーならオフィスに設置するスペースがなくても、駐車できる場所さえあれば導入が可能です。
設置工事や配線工事も不要で、納車すればすぐに使い始めることができます。
好きな場所に移動できるので、川辺や湖畔などアウトドアでの利用もおすすめ。
車検・自動車保険・サウナ室用の保険は必要になりますが、サウナ室部分は取り替え可能なので劣化した場合も交換でき安心です。
「SAUNA CAR 37(サウナカー37)」は、福利厚生にも対応し販売しているサウナカーになります。
SAUNA CAR 37は、サウナ室の屋根や壁には住宅の外装に使われる「ガルバリウム」を用い、屋外用サウナとしての耐久性抜群。
室内は国産ヒノキを使った広々したサウナになっており、従業員の疲れを癒すこと間違いなしです。
また、外装のデザイン性に優れカラーバリエーションが豊富でカスタマイズ性も高く、オフィスや自然の中でも、風景と調和するデザインを実現できます。
カラーシミュレーション例
SAUNA CAR 37公式サイトはこちら➡https://kimoty.com/saunacar37/
関連記事:サウナカーは企業の福利厚生におすすめ!事例やおすすめの理由を解説します!
プライベートサウナのサブスクリプション
法人向けに割安になるプランやコース、サブスクリプションを用意しているプライベートサウナも登場しています!
たとえば東京赤坂にあるプライベートサウナ「Private room SAUNA Little Retreat」では、サウナを福利厚生として取り入れることを推奨し、企業の要望に添ったプランやコースを提供しています。
参考:Private room SAUNA Little Retreat公式サイト
麻布十番にある完全会員制の高級プライベートサウナ「THE PROLABO SAUNA」では、法人契約が可能。
年会費18万円で、従業員が高級プライベートサウナを会員特別価格で利用できるようになります。
大人数での利用で割引になるテントサウナレンタル
施設やキャンプ場などでは大人数での利用に適したテントサウナのレンタルサービスを提供していることがあり、グループでのアウトドア活動やイベントに最適です。
大人数での予約により割引になることもありますので、一人あたりのコストを削減でき、より手頃な価格で社員同士で貸切サウナを体験することができます。
レンタルサービスでは通常、薪ストーブやサウナストーンなど、必要なすべての装備を用意していますので、手軽にアウトドアサウナを楽しめることもメリットです。
レンタルの詳細や料金についてはサービスにより異なりますので、提供する施設のサイトで確認することをお勧めします。
サービス例:大人数でお得!MORZH MAX 貸切サウナレンタルプラン!
まとめ
福利厚生へのサウナ導入は、社員の健康と生産性の向上、コミュニケーションの増加を促進させる画期的な手段です。
会議や採用をサウナの中で行っているという面白い事例もありましたね!
ビジネスへのサウナの活用方法は、アイデア次第で無限大と言えます!!
今回ご紹介したレンタルサービスやプライベートサウナのサブスクリプション、社内設置等の方法を参考に、ぜひ社員のニーズに合うサービスを選んでいただきたいと思います。
サウナの専門商社なら、サウナ導入の費用や工事、法律・税金関連についても相談可能。
70社以上のお取引メーカーから、福利厚生に活用できるおすすめのサウナもご紹介します。
是非お気軽に電話やメール・LINEで相談してみてください。