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違いはココ!サウナ用薪ストーブと普通の薪ストーブの特徴と失敗しない選び方

  • 2024年9月18日

サウナ用の薪ストーブって、普通の薪ストーブとどう違うの?」と疑問に感じたことはありませんか?

サウナ用ストーブはサウナ室を温めるために作られたストーブですが、普通のストーブでサウナはできないのかが気になっている方もいるのではないでしょうか?

この記事では、サウナ用薪ストーブと普通の薪ストーブの違いについて詳しく解説し、それぞれの特徴を比較していきます。

また、サウナ用の薪ストーブと電気ストーブの違いも紹介しますので、サウナ導入を検討している方には必見の内容です!

【結論】薪サウナストーブとサウナ用薪ストーブの違い

比較表薪サウナストーブ普通の薪ストーブ
イメージ薪サウナストーブ薪ストーブ 暖房用
用途サウナ室内で高温にする。屋内の空間を均等に暖かく保つ。
設計サウナストーンを加熱することで遠赤外線を放射。
熱い蒸気(ロウリュ)を発生させる特別な設計。
木を燃やすことで熱を放出し、部屋全体を暖める。
炎や熱をより長時間持続させる設計。
ロウリュはできない。
使用頻度・使用時間低い・短時間高い・長時間
耐久性
強い柔らかい
燃費

サウナ用薪ストーブと普通の薪ストーブの違いには、耐久性や熱の強さ、燃費があります。

サウナ用薪ストーブは使用頻度は低く、かつ短時間使うものです。

炎は勢いよく燃え続け、15分に1度程度薪の補充を要します。

サウナ用薪ストーブは、サウナ室を高温に保てるように設計されているのです。

一方の普通の薪ストーブは使用頻度が高く長時間使用するため、より丈夫に作られています。

穏やかに柔らかい熱を出し続け、薪の使用量が少なく燃費がいいという特徴を持っています。

普通の薪ストーブでサウナはできるのか?

サウナストーブ同様に、普通の薪ストーブからも輻射熱(熱エネルギー)が発生することから、理論上はサウナ室を温めることは可能です。

しかし

  • 普通の薪ストーブはサウナ用に作られていないため安全性の面で問題がある
  • サウナのように強い熱で温めるのではなく、柔らかい熱になり爽快感が弱い可能性が高い
  • ロウリュはできない

という問題点があるため、サウナを専用のストーブ以外で温めるのは大変危険であり機能の点でも十分ではありません。

普通の薪ストーブでサウナを行うのはやめましょう

以下で普通の薪ストーブとサウナストーブの違いなどを詳しく解説していきます。

サウナ用薪ストーブとは

サウナ用 薪ストーブ

サウナ用の薪ストーブは、サウナ室を温める高温を保つことに特化したストーブです。

ストーブの中でも古くから使われている、伝統的なものになります。

薪ストーブはサウナ小屋やバレルサウナ、テントサウナなど屋外用サウナで使用されます。

燃料には当然薪を使用し、燃焼の際に発生する煙などは煙突を通じて室外に排出されます。

ストーブの上にサウナストーンを置いてロウリュができるタイプの製品も多くあり、家庭でも本格的なサウナを楽しむことができます。

メリット

  • 火力が高くサウナ室が均等に温まる
  • サウナ室が温まるのが早い
  • 薪特有のナチュラルな香りや焚火の音
  • 電気工事、配線工事が不要

薪ストーブなら、100℃を超えるサウナを作るのも比較的簡単。

特に熱いサウナが好きな方におすすめです。

薪は燃焼時に木材由来の香りや焚火の音を放ちリラックス効果が倍増。より自然を感じられるサウナ浴を楽しむことができます。

電気を使わないため電気変換工事や配線工事が不要で初期費用が抑えられるのもメリットと言えるでしょう。

薪ストーブの価格は煙突込みで40万円〜となります。

デメリット

  • 火気を使用するため利用場所が限られる
  • 安全に注意が必要
  • 煙突の設置、メンテナンスが必要
  • 燃料費(薪代)が高い

薪ストーブは賃貸物件では使用できない可能性が高いです。

また、火や一酸化炭素に注意しながら運用することが大変重要になります。

燃料費に関しては電気ストーブやガスストーブに比べてももっとも高く、1時間500円程かかります。

関連記事:薪サウナストーブおすすめメーカーランキング6選

サウナ用電気ストーブとは

サウナ用 電気ストーブ

ここからはサウナストーブの種類による違いが気になる方に向けて、薪サウナストーブと並んで多く使われる電気サウナストーブについて、解説していきます。

サウナ用電気ストーブは、電気を使ってサウナ室を加熱します。

電気ストーブでは火力を必要としないため、屋内でもより安全に使用することができます。

出力のkwはサウナ室の㎥数と同じものを選ぶのが目安です。

電気ストーブでもロウリュができるタイプもあり、本格的なサウナも十分に楽しめます。

本体価格の相場としては40万円ほどですが、導入時は電気変換工事(ほとんど単相3線200Vの工事)(3万円~)、配線工事(10万円~)の費用がかかってきます。

メリット

  • 煙突がないので設置が簡単
  • 屋内にも設置可能
  • 煙や一酸化炭素が発生しない
  • 初心者でも扱いやすい
  • 燃料費(電気代)が比較的安い

電気ストーブは初心者でも温度の調節がしやすく、安全性も高いので安心して使用することができます。

また、薪ストーブが1時間500円分の燃料(薪)を必要するのに対し、電気ストーブの電気代は1時間100円程度と、ランニングコストが安くなります。

デメリット

  • 初期費用が高い
  • 温まりが遅いことがある
  • 温度が低い場合がある
  • 電気工事や配線工事が必要

前述したように電気ストーブは導入時に電気工事が必要になるため、初期費用が高くなることが多いです。

また、サウナ室の温度が上がるのに時間がかかったり、薪ストーブほど高温にはならない場合が多くなります。

とはいえ、ロウリュが可能な電気ストーブも多くありますし、温度に関してはストーブのスペックによるので、購入時は複数の製品を比較することが重要になります。

関連記事:電気サウナストーブおすすめメーカーランキングTOP5

関連記事:家庭用サウナでもロウリュできる!ストーブの種類や選び方

サウナ用薪ストーブと電気ストーブの違い

薪ストーブ

ここまでにご紹介したサウナ用薪ストーブと電気ストーブの特徴を踏まえ、違いをまとめました。

違いサウナ用薪ストーブサウナ用電気ストーブ
燃料薪 (木材)電気
初期費用40万円~50万円~
ランニングコスト(燃料費)月15,000円月3,000円
メリット・火力が高くサウナ室が均等に温まる
・サウナ室が温まるのが早い
・薪特有のナチュラルな香りや焚火の音
・電気工事、配線工事が不要
・煙突がないので設置が簡単
・屋内にも設置可能
・煙や一酸化炭素が発生しない
・初心者でも扱いやすい
・燃料費(電気代)が比較的安い
デメリット・火気を使用するため利用場所が限られる
・安全に注意が必要
・煙突の設置、メンテナンスが必要
・燃料費(薪代)が高い
・初期費用が高い
・温まりが遅いことがある
・温度が低い場合がある
・電気工事や配線工事が必要

選択する際は

  • 初期費用を抑えたい場合や、より本格的なサウナを楽し観たい場合は「薪ストーブ」
  • ランニングコストを抑えたい場合や、温度調整が簡単なものを選びたい場合は「電気ストーブ」

がおすすめです。

強みやデメリットをそれぞれ持っているので、ライフスタイルに合うものを選択しましょう。

その他のサウナストーブ

薪・電気ストーブ以外のサウナストーブとしては

  • ガスストーブ
  • 遠赤外線ストーブ
  • スチーム発生器

があります。

ガスストーブ

ONE SAUNA サウナガスヒーター

ONE SAUNAより引用

ガスストーブは、都市ガスやプロパンガスを使ってサウナを温めます。

薪よりも燃料費が抑えられるというメリットがあり、ロウリュできるタイプも販売されています。

家庭用ガスストーブとしては「ONESAUNAオリジナルガスヒーター」が販売されており、こちらは100V電源とガスの両方を使用して、サウナ室を温める仕組みです。

ガスサウナストーブ 制御盤
サウナ室正面に電気の制御盤。
ガスサウナストーブ ガスメーター
サウナ室裏にガスメーターと配管。

遠赤外線ストーブ

遠赤外線ストーブ

株式会社アクアエンタープライズ公式サイトより引用

遠赤外線ストーブは、遠赤外線を放射した輻射熱で温めるストーブで、宿泊施設やスパなどでよく使われています。

遠赤外線ストーブの場合は湿度は保てないため、ドライサウナになります。

ガスや電気を使用した遠赤外線ストーブがありますが、ガスのほうが燃費がよく20%ほど燃料費を削減できるそうです。

家庭用では100Vで使える遠赤外線サウナボックスが販売されており、比較的安価に導入できるため人気です。

スチーム発生器

TYLO スチーム発生器

TYLO スチーム発生器

スチーム発生器は、低温・高湿の「スチームサウナ」を作るために使われます。

スチームサウナ

家庭用スチームサウナ

サウナ室内を熱伝導率が高い蒸気で満たせば、身体を深部から温めることができます。

ただし、スチーム発生器を使う場合はロウリュはできず、高温にもならないためカラッとした爽快感の強いサウナが好きな方には向きません。

サウナストーブの選び方

サウナストーブを選ぶ際は、以下の点を判断軸としてください。

  • 熱源で選ぶ
  • 材質
  • ロウリュ可能か
  • 初心者でも扱いやすいか
  • サイズ
  • メンテナンスの手間

サウナストーブの耐久年数は、10年程度と言われています。

購入時は丈夫でさびにくく、メンテナンスがしやすい製品を選ぶことをおすすめします。

また、

  • 電気ストーブの場合はサウナ室の広さに合った出力(kw数)が出るか
  • 薪ストーブを使用する場合はサウナ室に合った長さの煙突が付属しているか
  • アウトドアでテントサウナ用にストーブを選びたい場合は持ち運び可能か

という点もチェックしましょう。

まとめ

サウナ用薪ストーブと普通の薪ストーブの違いについて、この記事では詳しく解説しました。

結論、普通の薪ストーブではサウナ特有の高温環境やロウリュの機能を十分に実現できないため、サウナ専用の薪ストーブを選ぶことが重要です。

失敗しないためには、サウナの設置場所や使用目的に合ったストーブを選びましょう!

ストーブの選び方に迷っている方は、ぜひ一度以下のボタンから理想のストーブを見つけてみてください!

また、サウナの専門商社ではストーブ選びのサポートも可能。

ぜひお気軽に無料相談フォームからお問い合わせください!

 

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