水風呂チラーはどう使う?仕組み・施工・メンテナンスをまとめて解説【完全ガイド】
- 2025年12月18日
水風呂チラーが気になっているけれど、「どう使うのが正解?」「自分の環境に本当に必要?」と調べるほど判断に迷っていませんか。
自宅で浴槽に水を張っても、水温が安定せず、ぬるいまま我慢して入ったり、氷を入れてみても思ったほど冷えなかったり。休むはずの時間に、まだ悩んでしまう……。
そんな状態は、自宅水風呂あるあるとも言えます。
そんなときは、水風呂冷却用のチラーを正しく使えば、毎回同じ水温の水風呂に、迷わず入れる環境をつくることができます。
本記事では、1,500種以上のサウナ・水風呂関連商品と施工実績を持つ『サウナの専門商社』が、チラーの仕組み・使い方・施工・メンテナンスまでを、迷わず判断できるよう分かりやすく解説します。
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株式会社サイリージャパン 代表取締役/日本サウナメディア協会 理事
サウナで人生を豊かに。をビジョンに掲げ、サウナや水風呂の商品選定から設計・施工まで一貫して伴走。 理想のサウナ空間づくりをサポートしている。著書 『家庭用サウナの選び方』。 YouTube「サウナ購入ガイドチャンネル」 を運営し、サウナオーナーや設計士の取材を続けている。
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目次
サウナ用水風呂に使われるチラーとは?
サウナ後の水風呂において、理想的な水温は16〜17℃とされています。
しかし、自宅の浴槽に水道水を張るだけでは、この温度を安定して維持するのは簡単ではありません。
とくに複数人で利用した場合や、夏場の水道水温が高い時期には、水温がすぐに上昇し、気づけば30℃近くになってしまうこともあります。
「今日はぬるいけど仕方ない」
「次はもう少し工夫しよう」
そうやって毎回その場で考えながら入っている状態こそが、多くの自宅水風呂ユーザーが抱えている悩みです。
そこで、水風呂の水温を一定に保つために使われるのが、チラー(冷却水循環装置)です。

関連記事:サウナ用水風呂・バスタブ5選!冷却用チラーについても解説
チラーなしで水風呂を冷やす方法は?
チラーを使わずに水風呂を冷やす方法として、次のような工夫をしている方も多いでしょう。

①氷を入れる

②保冷剤を入れる

③ミント系バスソルトを入れる
たしかに一時的には冷たく感じますが、正直なところ、いずれも「その場しのぎ」になりやすい方法です。
①氷を入れる
200Lの浴槽を17℃以下に保つには、20kg以上の氷が必要になります。
補充の手間やコストを考えると、継続は現実的とは言えません。
保冷剤を入れる
②保冷剤を入れる
再利用はできますが、冷却力には限界があり、水温の安定にはつながりにくいのが実情です。
③ミント系バスソルトを入れる
ミント系のバスソルトや入浴剤を使用することで体感温度は下がりますが、水温そのものが下がるわけではありません。
これらの方法に共通しているのは、水温を「管理」できないという点です。
水風呂にチラーを使うと何が変わるのか
チラーは、水風呂の水を冷やすだけでなく、設定した温度を維持し続けるための装置です。
そのため、
- 何度も温度を気にしなくていい
- 複数人で使っても条件が変わらない
- 「今日はどうしよう」と考えなくて済む
という状態をつくることができます。
つまりチラーは、毎回の冷却方法に迷わなくていい状態をつくる装置だと言えます。
チラーの価格相場
家庭用チラーの価格帯は、おおよそ20万円〜150万円です。
価格差の背景には、
- 冷却スピード
- 連続運転の安定性
- 耐久年数
といった違いがあります。
「思ったより高い」と感じる方も多いですが、価格だけで判断してしまい性能や前提条件が合わない製品を選んだ結果、冷えない・使いにくいと後悔するケースが多い分野でもあります。
チラー(冷却水循環装置)の仕組み
「チラー」と聞くと、なんだか業務用で難しそうな装置を想像してしまう方も多いかもしれません。
ですが、水風呂用チラーの仕組み自体は、実はとてもシンプルです。
チラー(冷却水循環装置)は、水を循環させながら、一定の温度まで冷やし続ける装置です。
もともとは、食品工場や製造現場で機械や原料の温度を安定させるために使われてきました。
家庭用では、水槽の水温管理などにも使われており、近年ではその仕組みが水風呂にも応用されています。
つまりチラーは、「水を一度冷やして終わり」ではなく、冷えた状態を保つための装置だと考えると分かりやすいでしょう。
チラーの種類
チラーには、水の冷やし方によっていくつかの種類がありますが、水風呂用途で使われるものは、大きく分けて次の2種類です。
空冷式チラー

空冷式チラーは、空気を使って内部の冷却装置を冷やすタイプです。
本体内部にファンがあり、外気を取り込みながら水を冷却します。
- 設置場所の自由度が高い
- 構造が比較的シンプル
- メンテナンスもしやすい
といった特徴があり、家庭用や小規模なサウナ施設の水風呂ではもっとも一般的に選ばれている方式です。
\ポイント/
水風呂や水槽を冷やす用途では、多くの場合この空冷式チラーが採用されます。
水冷式チラー

水冷式チラーは、水を使って装置自体を冷やすタイプです。
冷却効率が高く、安定した運転が可能な反面、
- 冷却用の水設備が必要
- 設置スペースが大きくなる
といった制約があります。
そのため、工場や大型施設など、大量の熱を処理する環境で使われることが一般的で、家庭用の水風呂で選ばれるケースは多くありません。
チラー選びのよくあるトラブル
「チラーは、本体を購入すればすぐに使える」
そう思って選んでしまう方は、実は少なくありません。
しかし実際には、チラー本体だけで水風呂を冷やすことはできず、
- 循環ポンプの選定
- 配管の取り回し
- 設置環境に合った能力計算
といった要素がすべて噛み合って、はじめて正常に動作します。
よくあるトラブルとして多いのが、
- スペック上は問題ないのに、思ったほど冷えない
- 水量に対して能力が足りず、冷却に時間がかかる
- ポンプの選定ミスでチラーに負荷がかかり、故障してしまう
といったケースです。
さらに、水風呂用チラーは水と電気を同時に扱う設備でもあります。
配線やアース処理、設置場所の防水対策が不十分な場合、漏電や感電といった安全面のリスクが生じる可能性も否定できません。
これらのトラブルは製品そのものが悪いというより、前提条件や設置環境を整理しないまま選んでしまったことが原因で起こるケースがほとんどです。
一度設置してしまうと、買い替えや配管・電気工事のやり直しには、時間もコストもかかります。
だからこそ、「とりあえず本体だけ買えば何とかなる」という判断が、結果的にいちばんの遠回りになってしまうのです。
こうした失敗やリスクを避けるためには、チラーを「製品単体」で考えるのではなく水風呂全体をひとつの設備として捉えることが重要になります。
水風呂用チラーの選び方
水風呂用チラー選びで重要なのは、すべての項目を完璧に理解することではありません。
「何を先に決めるべきか」を整理することです。
ここでは、チラー選びで特に重要なポイントを考える順番に沿って解説します。
- まず「水風呂に対応した製品か」を確認する
- 次に「冷却能力」を水量から逆算する
- 設置できる「サイズ・場所」を現実的に確認する
- 循環ポンプ・制御盤が「セットで考えられているか」
- 電源(100V / 200V)と工事の有無を確認する
- 最後に「耐久性・サポート・コスパ」を見る
① まず「水風呂に対応した製品か」を確認する
家庭用チラーの多くは、もともと水槽用として設計されています。
そのため、水風呂用途での使用実績があるかは最初に確認すべきポイントです。
水風呂に対応していないチラーの場合、
- 冷却に非常に時間がかかる
- 目標温度まで下がらない
といった問題が起こりやすくなります。
② 次に「冷却能力」を水量から逆算する
チラーの冷却能力は、
水風呂のサイズ・水量・設置環境に合わせて選ぶ必要があります。
安価なモデルでは、
浴槽の水を冷やすのに8時間以上かかるケースもあります。
実測データの一例
弊社では「7月・外気温32℃・屋内設置」という条件下で、約50分で水温が8℃低下した実験データも取得しています。

このように、冷却能力は体感に直結する重要な判断軸です。
③ 設置できる「サイズ・場所」を現実的に確認する
チラーは意外とサイズがあります。平均的な目安は、
- 幅:約730mm
- 奥行:約510mm
- 高さ:約740mm
サイズ感は一般家庭用エアコンの室外機と同程度、あるいは一回り大きいくらいと考えるとイメージしやすいでしょう。
風通しが良く、直射日光が当たらない場所を確保できるかを事前に確認しておきましょう。
④ 循環ポンプ・制御盤が「セットで考えられているか」
水風呂用チラーでは、
- 循環ポンプ
- 制御盤(温度管理・ON/OFF)
が非常に重要です。
これらを個別に選定・接続すると、故障や使いにくさにつながることがあります。
特に業務用の場合は、保健所の指導によりろ過装置の設置が必要になるケースもあります。
ろ過装置の必要性については、水風呂にろ過装置を導入する目的とメリット|サウナ施設や家庭での導入ポイントを徹底解説で深掘りしていますので、参考にしてください。
⑤ 電源(100V / 200V)と工事の有無を確認する

チラーは使用電圧によって、必要な電気工事が大きく変わります。
- 単相100V:工事不要(ただし冷却力は控えめ)
- 単相200V:変換工事が必要(1〜3万円程度)
- 三相200V:引き込み工事が必要(20万円〜)
「冷却力」と「工事コスト」のバランスが重要です。
⑥ 最後に「耐久性・サポート・コスパ」を見る
価格だけでなく、
- 修理対応
- サポート体制
- 長期使用時の安心感
まで含めて考えることで、結果的にコストパフォーマンスの高い選択につながります。
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水風呂にチラーを接続する方法
水風呂にチラーを接続する方法は、大きく分けて次の2パターンがあります。
- 水風呂本体とチラーを別々に用意する場合
- 水風呂とチラーがセットになった製品を使う場合
「どこまで自分で手配するか」「施工の手間をどれだけ減らしたいか」によって、選ぶべき方法は変わります。
水風呂本体とチラーを別で用意する場合
水風呂として使うバスタブとチラーを別々に用意する場合は、まずバスタブに循環ポンプをつなげてチラーと接続するための穴を開ける必要があります。

循環ポンプはチラー本体に付属していないことがありますので、その場合はチラーのメーカーにおすすめの製品を聞いて別途用意しましょう。
チラーの設置は水道や水回りの設備業者に依頼します。
サウナ施工と同時に行う場合、工務店経由で設備業者を手配すると効率的です。
水風呂を複数人で使用する場合は、水風呂内の細かいゴミや髪の毛が気になることがありますので、ゴミをキャッチするためにヘアキャッチャーの設置も推奨されます。

この場合は、バスタブ・チラー本体・ヘアキャッチャーを接続することになります。
水風呂設置に必要な備品等
- チラー本体+コントローラー:20万円~150万円
- 循環ポンプ:10万円前後
- ヘアキャッチャー(簡易濾過フィルター):3万円~8万円
- チラーの動作に必要な電源:電気工事が必要な場合あり
チラーは単相100/200Vまたは三相200Vの電源で稼働しますが、設置場所の電源と適合しない場合は電気変換工事が必要になります。
なお、バスタブへの穴あけや配管接続は、水漏れや感電リスクにも直結するため、DIYでの施工はおすすめできません。必ず水回り設備に慣れた業者へ依頼しましょう。
水風呂とチラーがセットになった製品の場合
近年ではサウナの流行に伴い自宅にサウナを設置する人も増えてきたため、家庭用の水風呂としてバスタブとチラー、循環ポンプがセットになった製品も登場しています。
このようなセット製品は、「穴あけ加工済み」「ポンプ・配管の相性を考えなくてよい」という点で、導入ハードルを大きく下げてくれます。


チラー1台で水風呂2つを冷やすことも可能
実は、チラー1台で2つの水風呂の水を冷やすこともできます。
この場合は、以下の図のようにチラーを2つの浴槽につなげ、水風呂同士もつなげておくことで全体の水が循環する量にしておきます。

ちなみに、水風呂①と②の水温を変えることはできません。
この構成は、同じ温度帯の水風呂を複数設けたいサウナ施設や、男女入替制・複数動線を持つ施設でよく採用されています。
実際の家庭用水風呂・チラー導入事例
水風呂・チラーの導入は、設置場所や使い方によって最適な仕様が大きく変わります。
「自宅の庭でもできる?」「屋外設置って大丈夫?」と感じている方も多いでしょう。
ここでは、弊社が実際に施工を担当した事例の中から、“家庭でも現実的に参考になるケース”を中心にご紹介します。
①ウッドデッキに設置した木製水風呂+チラー工事(個人宅)


個人宅のウッドデッキ上に、レッドシダー製の水風呂+チラー+定量給水システムを設置した事例です。
内部はFRPまたはステンレス製を選択可能で、300Lを自動で給水する定量型水栓を採用。
制御盤は分電盤横に設置し、操作性と点検性の両立を意識した設計になっています。
屋外でも見た目・使い勝手・メンテナンス性を両立できたことで、「家庭用でも施設レベルの水風呂が実現した」事例です。
②民泊施設に2台のチラーと断熱配管を備えた水風呂を導入(法人)


こちらの事例では、2階に設置された水風呂に対して、1階屋外にチラーを2台設置し断熱配管で接続しました。
スイッチや操作パネルは2階で完結するように設計しています。
こちらは沖縄の海近くの施設ですが、潮風の塩害にも強いホーロー加工の鋳物浴槽を用い、耐久性・意匠性・清掃性を備えた仕様となっています。
階をまたぐ配管・操作性・塩害対策まで含めて設計することで、運営負荷を増やさず水風呂品質を保てる構成を実現しました。
③海沿いリゾート施設に大型水風呂と重塩害対応チラーを導入(ホテル)


海沿いのリゾート施設に、全長約10mの大型水風呂とチラー+濾過器を設置。
塩害に強い重塩害仕様のチラーを採用し、自動給水機能・水位センサーも導入しているため水量が保たれます。
公衆浴場法に準拠した設備構成で、施設運営に適したメンテナンス性が確保されています。
塩害・水量管理・法令対応といった「海沿い施設ならではの不安」をすべて前提に設計した事例です。
チラーの基本的な使い方
チラーの操作は、想像しているよりもずっとシンプルです。
一度設置してしまえば、日常的に行うのは「水を張って、温度を設定する」だけ。
ここでは、一般的な家庭用チラーを例に、基本的な使い方をご紹介します。
チラーの基本的な使い方は、次の流れになります。
- 水風呂に水を張る
- 循環ポンプを起動する
- 目標温度を設定する
- あとは設定温度になるのを待つだけ
- サウナと水風呂を楽しむ
① 水風呂に水を張る
まずは、水風呂に必要な量の水を張ります。
水量は、チラーの冷却能力に合わせて設定されているため、通常は特別な調整は不要です。
② 循環ポンプを起動する
次に、循環ポンプを起動して水の循環を開始します。
水が循環することで、チラーが効率よく水温を下げられる状態になります。
③ 目標温度を設定する
付属のコントローラーで、目標とする水温を設定します。
一般的に、サウナ後の水風呂では16〜17℃が目安とされていますが、
その日の体調や好みに合わせて自由に調整できます。
④ あとは設定温度になるのを待つだけ
あとは、設定した温度になるまで待つだけです。
冷却が完了すると、その水温が自動でキープされるため、毎回水温を気にしたり、氷を足したりする必要はありません。
⑤ サウナと水風呂を楽しむ
水が設定温度に達したら、あとはサウナと水風呂をいつも通り楽しむだけ。
製品によっては、水温が設定値からわずかに変化すると自動で調整されるため、「今日はちゃんと冷えているかな?」と確認する必要もなくなります。
サウナ専門商社ならチラー使用に必要な備品・工事をセットで提供
ここまで読んでいただいて、「思ったよりやることが多い」と感じた方もいるかもしれません。
水風呂用チラーは、本体を買えば終わりではなく、実際には使い方や設置環境に合わせて、
- 循環ポンプの選定
- 配管ルートの設計
- 制御盤の用意
- 電源や設置条件の確認
といった判断が必要になります。
これらを自己判断で進めてしまうと、「冷えない」「使いづらい」「故障した」といったトラブルにつながるケースも少なくありません。
当社『サウナの専門商社』では、チラー本体の選定だけでなく、周辺備品・設置・配管工事までを含めた“使える状態”でのご提案を行っています。
設置場所や利用人数、屋内・屋外といった条件を踏まえたうえで、複数メーカーのチラーを比較し、目的に合った構成を組み立てるため、導入後に「思っていたのと違った」と感じるケースを防ぎやすくなります。




- 設置場所や使い方に合わせた水風呂・チラーの設計
- 制御盤・循環ポンプを含めた構成提案
- 家庭用/業務用どちらにも対応した製品選定
- 施工実績にもとづく現実的な工事・配管プラン
すべてを前提条件として考えたうえでご提案します。
「スペックや配管を自分で調べ続けるのに疲れた」
「これで本当に大丈夫か?と迷い続けたくない」
「一度決めたら、あとは安心して使い続けたい」
そんな方にとって、全部まとめて任せるという選択肢は、時間と判断力を守る方法でもあります。
ぜひ一度、無料フォーム・お電話・公式LINEから、お気軽にお問い合わせください。
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チラーのメンテナンス方法
チラーと聞くと、
「定期的なメンテナンスが大変そう」
「管理を怠るとすぐ壊れそう」
と不安に感じる方もいるかもしれません。
ですが、家庭用・小規模施設向けのチラーであれば、日常的に必要なメンテナンスはそれほど多くありません。
チラーのメンテナンスで押さえておきたいポイントは、主に以下の3点です。
- 水風呂の水を定期的に入れ替える
- フィルターやヘアキャッチャーの清掃
- 異音や水漏れがないかの目視確認
水風呂の水はこまめに入れ替える
チラーのメンテナンスは、装置の性能を維持し長持ちさせるために非常に重要です。
週に一度程度、チラーのコンデンサー部分のホコリや汚れを取り除きます。
フィルター・ヘアキャッチャーの清掃
循環ポンプの前に設置されるヘアキャッチャーや簡易フィルター、コンデンサーは、髪の毛やゴミが溜まったら取り除くだけで問題ありません。
特別な工具や専門知識は不要で、定期的に確認するだけでチラーへの負担を大きく減らせます。
※チラーのメンテナンス方法は、製品やメーカーにより異なる場合があります。製品の取扱説明書をご確認ください。
異音や水漏れがないかの目視確認
チラー本体については、
- 異音がしていないか
- 配管部分から水漏れがないか
といった点を、ときどき目で確認する程度で十分です。
日常的に分解したり、内部を触る必要はありません。
チラーのメンテナンスは、毎回何か作業をしなければならないものではありません。
「水を入れ替える」「ときどき確認する」
この習慣さえ身につけば、特別に手間が増える感覚はほとんどないでしょう。
チラー故障時の対応
どんな機器でも、長く使っていれば「もし壊れたらどうしよう」と不安になるものです。
チラーも例外ではありませんが、実際には“慌てて何かをする必要があるケース”は多くありません。
落下などの強い衝撃を与えてしまった場合や、発煙・異臭といった異常が見られる場合は、安全のため、すぐに使用を中止してください。
こうしたケースでは無理に動かさず、購入先やメーカーへ相談するのが基本となります。
「電源が入らない」「冷えない」と感じた場合でも、実際には故障ではないケースも少なくありません。
たとえば、「壊れたかも」と感じても、
- 主電源が入っていない
- 設定温度よりすでに水温が低い
- 直射日光や設置環境の影響を受けている
といった理由で、チラーが作動しないことがあります。
簡単な確認をしても改善しない場合は、メーカーや販売店へ相談するのが最も確実です。
保証期間内であれば無償修理に対応してもらえる場合もあり、保証期間外でも有償で修理対応を行っているメーカーがほとんどです。
日常的に正しい使い方と基本的なメンテナンスを守っていれば、チラーが突然使えなくなるケースは多くありません。
万一のときも、落ち着いて相談できる先がある。
その前提で導入できることが、チラーを選ぶうえでの大きな安心材料になります。
まとめ|水風呂チラーで悩み続けないために
水風呂にチラーを導入することで、毎回同じ水温の水風呂に入れる環境が手に入ります。
氷を足す手間も水温を気にする時間もなくなり、サウナのあとのひとときを、ただ“ととのうこと”に使えるようになります。
一方で、チラーは本体を選ぶだけではなく、設置場所・水量・配管・電源といった条件を踏まえて全体を設計する必要がある設備でもあります。
「どれを選べばいいのか分からない」
「自分の環境で本当に使えるのか確認したい」
そう感じた時点で、1人で悩み続ける必要はありません。
当社『サウナの専門商社』では、チラーの選定から周辺備品、設置・配管工事までを前提に、あなたの環境に合った構成を一緒に整理します。
無理に決める必要はなく、「話を聞いて、判断材料をそろえる」だけでも問題ありません。
まずはお気軽に、無料でご相談ください。
\1,500以上の商品を一括比較!/
参考資料本記事は、当社 株式会社サイリージャパン(サウナの専門商社)出版の書籍『家庭用サウナの選び方』でまとめた知見の一部を参考にしています。
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