【水風呂チラーとは?】自宅サウナに本当に必要?家庭用の選び方と後悔しない冷却方法
- 2025年12月18日
「自宅サウナは決めたけれど、水風呂のことまでは考えられていなかった」
「そもそも家に水風呂って必要?」
そんな疑問を感じている方は少なくありません。
実際、自宅サウナの満足度を左右するのは“水風呂の冷やし方”です。
きちんと冷却できれば、無理をしなくても短時間で体が切り替わり、家でも本格的な“ととのい”を実感できます。
そこで本記事では、1,500点以上のサウナ・水風呂関連商品を扱う『サウナの専門商社』が、家庭用水風呂における水風呂・チラーの必要性や選び方、おすすめ商品まで、初心者にも分かりやすく解説します。
「自分の家に合う冷却方法」が自然と見えてくる内容です。
\1,500以上の商品を一括比較!/

株式会社サイリージャパン 代表取締役/日本サウナメディア協会 理事
サウナで人生を豊かに。をビジョンに掲げ、サウナや水風呂の商品選定から設計・施工まで一貫して伴走。 理想のサウナ空間づくりをサポートしている。著書 『家庭用サウナの選び方』。 YouTube「サウナ購入ガイドチャンネル」 を運営し、サウナオーナーや設計士の取材を続けている。
…続きを読む
目次
自宅用サウナにも水風呂は必要?

自宅にホームサウナを設置する場合、水風呂は「必ず必要」というわけではありません。
実際、「冷水シャワーで代用できるのでは?」「浴槽に水を張るだけでも十分では?」と感じる方も多いはずです。
ただ、サウナでよく言われる“ととのい”や、あのスカッとした爽快感を得るためには、体に与える温度差が大きく関係します。
一般的に、水風呂に適した温度は16〜17℃前後。
しかし、水道水を使ったシャワーや、ただ水を張っただけの浴槽では、この温度を安定して保つのは簡単ではありません。

特に夏場は、水道水の温度が25〜28℃近くまで上がることもあり、「思ったほど冷たくない」「すぐにぬるくなってしまう」と感じるケースも少なくありません。
つまり、自宅サウナにおいて水風呂をどう用意するかで、サウナ体験の満足度が大きく変わる可能性があるということです。
では実際に、
- 水風呂はどこまでこだわるべきなのか
- 冷却設備(チラー)は本当に必要なのか
- どれくらいの費用感を見ておけばいいのか
次の章から、これらを具体的に整理していきます。
水風呂用チラーの有無が、家庭用サウナの満足度を大きく左右します。
弊社サイリージャパンでは、家庭用・小規模施設向けに水風呂とチラーを専門に扱う「水風呂・チラー.com」という特化サービスも提供しています。
実際の費用感や構成例は、次の見出しで詳しく解説します。
水風呂・チラー導入は、どれくらいかかる?
「水風呂・チラーを揃えると高そう…」と感じる方も多いですが、実際は構成次第で30万円台から、現実的に検討できます。
| 費用 | 内訳 | |
|---|---|---|
| 水風呂 | 10万円〜 | 浴槽代 排水工事費 |
| チラー | 20万円〜 | チラー本体、コントローラー代 循環ポンプ ヘアキャッチャー 制御盤 |
| 初期費用合計 | 30万円~ | – |
ちなみに、サウナ本体も同時に導入する場合、サウナ本体の相場は150万円〜。
サウナ+水風呂+チラーを揃えると、約200万円〜でプライベートサウナ施設に近い設備が整います。
ただし、水風呂・チラーの導入費用は
- サウナのタイプ
- 水風呂のサイズ
- チラーの性能
によって差が大きく、人によって金額が変わるのが実情です。
そのため、目安を知ったうえで「自分の場合」を確認することが大切になります。
関連記事:サウナは水風呂無しでも効果あり⁉水風呂に入らないとどうなる?
サウナ施設の水風呂はチラーで冷却

サウナ施設で入る水風呂が、いつ入ってもしっかり冷たく、気持ちいい理由。
それは多くの場合、「チラー(冷却装置)」によって水温が管理されているからです。
上述した通り、水風呂に適した温度は16〜17℃とされていますが、水道水を張っただけの浴槽ではどうしてもぬるくなりがちです。
特に施設では利用者が多く、何人も入るうちに水温がすぐ上がってしまいます。
そのため、水を循環させながら冷やし続けるチラーが使われています。

この仕組みがあるからこそ、「サウナを出た直後に入る水風呂呂が、ちゃんと気持ちいい」という体験が成立しているのです。
チラーは家庭でも使用すれば、施設と同じように一定の冷たさを保つことが可能です。
ただし、価格は20万〜150万円ほどと幅があり、導入には予算とのバランスを考える必要があります。
また、チラーを使用するには浴槽に循環ポンプ用の配管加工が必要になるため、基本的には専門業者への依頼が前提になります。
チラーなしで水風呂を冷やす方法
「チラーなしでなんとか冷やせないかな?」と思って、実際に試してみたことのある方も多いでしょう。
とはいえ、現実はなかなか思い通りにいかないもの。
たとえば、チラーなしで水風呂を冷やす方法には以下の3つがあります。
① 氷を入れる

確かに一時的には水温が下がり、ひんやり感も出ます。
でも、浴槽が200Lあったら17℃以下をキープするには20kg以上の氷が必要になり、
・都度買い足す手間
・コスト
・収納場所
が負担になります。
② 保冷剤を入れる

氷より片付けはラクですが、同じく大量に用意しないと効果が限定的です。
しかも保冷剤も使い続けると温度差が埋まりやすく、冷たさが長続きしないという問題があります。
③ ミント系バスソルト

入浴時の“冷感演出”としては効きますが、水温自体は下がっていないので、施設で味わうようなしっかりした爽快感にはつながりにくいです。
「結局どの冷やし方にも限界がある」というのが本音
こうした方法は確かに試しやすい反面、
- 一度やれば満足できる、というほどは冷えない
- 手間が大きく継続しづらい
- コストもバカにならない
というリアルな壁がありますよね。
「なんとかチラーなしで」と思ってやってみたけど、結局限界を感じたという経験者が多いのも、実はこのあたりです。
この先では、水風呂の選び方から冷却方法までを、順を追って整理していきます。
\1,500以上の商品を一括比較!/
自宅や屋外で使える水風呂用浴槽の選び方
水風呂用浴槽は、「どれが一番良いか」ではなく、「自分の使い方に合うかどうか」で選ぶことが重要です。
結論から言うと、水風呂選びは
- 設置場所
- 使う頻度
- 冷却方法(チラーの有無)
この3点でほぼ方向性が決まります。
そのうえで、以下の7つのポイントを確認していけば、大きな失敗は避けられます。
サイズと容量
まず確認したいのが、設置場所に合ったサイズ・容量です。
自宅用の場合は1〜2人用が定番ですが、容量が大きくなるほど、
- 水を張る時間が長くなる
- 冷却にかかるコストが増える
- 水替え・掃除の負担が増える
といったデメリットも出てきます。
「広ければ快適」というイメージだけで選ばず、
日常的に無理なく使えるサイズかどうかを基準に考えましょう。
素材と耐久性
水風呂用浴槽は、素材によって使い勝手やメンテナンス性が大きく異なります。
選ぶ際は、
- 保温性があるか
- 屋外設置に耐えられるか
- 紫外線や気温変化に強いか
といった視点で確認することが大切です。
以下は、家庭用水風呂でよく使われる素材の特徴です。
| 素材 | メリット | デメリット |
|---|---|---|
プラスチック![]() | ・軽量で移動や設置が容易 ・コストが低い ・耐久性があり、保温性もある程度良い | ・紫外線や摩耗による劣化の可能性 ・高温に弱い場合がある ・安っぽく見えることがある |
アクリル![]() | ・表面が滑らかで快適 ・デザインの自由度が高い ・軽量で取り扱いやすい | ・傷がつきやすい ・熱に弱い ・紫外線による変色の可能性 |
ステンレス![]() | ・非常に耐久性が高い ・清潔感があり、スタイリッシュな見た目 ・錆びにくい | ・コストが高い ・重量があるため設置に注意が必要 |
木![]() | ・自然素材で温もりがある ・保温性が高い ・独特の風合いと美しさ | ・メンテナンスが必要 ・水漏れや腐食のリスク ・コストが高い場合がある |
陶器![]() | ・高級感がある ・耐久性が高く丈夫 ・保温性が高い | ・重量があるため設置に制限がある ・割れる可能性がある ・コストが高い |
見た目だけでなく、「何年使い続けるか」という視点で素材を選びましょう。
関連記事:陶器製水風呂のメリット・デメリット
設置とメンテナンスの手間
水風呂は「設置できるか」だけでなく、使い続けられるかどうかも重要な判断基準です。
- 置くだけで使えるか
- 配管・排水工事が必要か
- 掃除がしやすい構造か
といった点は、導入後の満足度に直結します。
特にチラーを使う場合は、循環ポンプ用の配管穴が必要かどうかも事前に確認しておきましょう。
デザイン
屋外サウナや自宅空間に置く場合、見た目の印象も無視できません。
- サウナと並べたときの統一感
- 庭・バルコニー・浴室に馴染むか
- 無理なく「出しっぱなし」にできるか
など、生活空間に溶け込むデザインかどうかも大切なポイントです。
安全性
水風呂は深さがあるため、安全性の確認も欠かせません。
- 安定感があるか
- 滑りにくい構造か
- 深すぎないか
特にお子様や高齢の方が使う可能性がある場合は、出入りのしやすさ・転倒リスクにも注意しましょう。
関連記事:水風呂のおすすめの深さは何cm?
チラーの有無

この記事の冒頭でも記載したように、水風呂選びで満足度を最も左右するのが冷却方法です。
夏場は水道水が25〜28℃になることも多く、浴槽だけでは十分に冷えないケースがほとんど。
- 氷・保冷剤で対応するか
- チラーで水温を安定させるか
によって、使い心地は大きく変わります。
「毎回しっかり冷たい水風呂に入りたい」なら、チラー対応の浴槽を前提に検討するのがおすすめです。
関連記事:自宅で楽しむ水風呂のやり方と効果!夏でもキンキンの水風呂を作る方法
価格
水風呂用浴槽の価格は、1万円台の簡易タイプ〜100万円超の高級モデルまで幅があります。
目安としては、
- チラーなし:10万円前後〜
- チラー込み:30万円〜
が一つの基準になります。
重要なのは、初期費用だけで判断しないこと。
耐久性、メンテナンスの手間、冷却効率まで含めた「トータルコスト」で考えると、結果的に満足度が高くなります。
水風呂用浴槽の選び方まとめ|「使い続けられるか」で決める
水風呂用浴槽は、スペックや価格だけで比べると迷いやすい設備です。
だからこそ、
- 無理なく使えるサイズか
- 冷却方法が生活に合っているか
- 継続できる手間か
という視点で整理することが、後悔しない近道になります。
このあとでは、実際に選ばれている浴槽メーカーやチラーを選ぶ際の具体的なポイントを詳しく紹介していきます。
自宅でもキンキン!
自宅水風呂特集はこちら ▼
自宅や屋外で使える水風呂用浴槽おすすめメーカー7選
水風呂用浴槽は、「チラー付きで手軽に始めたい人」と「デザインや素材にこだわりたい人」で、選ぶべき製品が大きく変わります。
そこでここでは、
- すぐに冷たい水風呂を楽しみたい方向け
- 見た目や素材重視で選びたい方向け
に分けて、代表的なメーカーをご紹介します。
以下の製品は、いずれも屋外でも使用できます。
| メーカー | 大和重工 | ブロスサウナ | CRYO CONTROL | 陶彩 | Sauna Global | すえ木工 | Hagoromo1 |
| 画像 | ![]() | ![]() | |||||
| 対応人数 | 1人 | 1人 | 1~2人 / 3~4人 | 1~2人 | 1~2人 | ゆったり1人 | 1~2人 |
| 浴槽素材 | 鋳鉄 | ポリ塩化ビニル | ビニール | 陶器(信楽焼) | 小判型:ラバーウッド ラウンド型:浴槽 ステンレス、木材 スプルース | DCP樹脂ウレタン塗装 | 浴槽:ステンレス 木材:レッドシダー |
| チラーの有無 | 有り | 有り | 有り | 無し | 無し | 無し | 有り |
| 生産国 | 日本 | ー | 日本・フランス | 日本 | 中国 | 日本 | 中国 |
| 価格 | 約25万円~ | 約50万円 | 約160万円 | 約46万円~ | 約11万円~ | 約16万円~ | 約218万円~ |
すぐに使える【チラー付きセット】を探している方は、
・大和重工
・ブロスサウナ
・CRYO CONTROL
・Hagoromo1
を中心に検討するとスムーズです。
大和重工


▶ 本格的な深さと質感を重視したい、1人用水風呂派の方向け
深さがあり、肩までしっかり浸かれる本格派五右衛門風呂。
2人で運べる手軽さと設置のしやすさが魅力で、ご自宅用にも大変人気のある浴槽です。
鋳物ならではの高い保温性・耐久性に加え、オプションでチラー接続も可能。


鋳鉄×ホーロー加工で25年以上の高耐久。塩害に強く、海辺の屋外設置にも最適です。
伝統美と機能性を兼ね備えた、1人用水風呂です。
| 対応人数 | 1人 |
| 本体サイズ | ■五右衛門風呂 丸型25L:φ760×H642mm 小判型40L:871×739×655mm ■鋳物ホーロー浴槽 内寸:W1,100×D800×H560(mm) |
| 素材 | 五右衛門風呂:鋳鉄 鋳物ホーロー浴槽:鋳物ホーロー |
| チラーの有無 | 鋳物ホーロー浴槽のみセット販売あり |
| 生産国 | 日本 |
| 価格 | 五右衛門風呂:248,600円~290,400円 鋳物ホーロー浴槽:お問合せください |
【チラーセットあり】ブロスサウナ(冷エール)

▶ 工事なし・50万円以下で“ちゃんと冷える水風呂”を選びたい方向け
ゴム製バスタブ+冷却チラー+配管がセットでこの価格!
家庭用100Vコンセント対応で工事不要・届いたその日から使えるのが魅力。
浴槽は空気で膨らめて使うタイプなので、使わない間コンパクトに収納しておけます。
スマホ操作対応チラーで、簡単・快適に温度管理ができます。
| 対応人数 | 1人 |
| 本体サイズ | 1500×800×650mm |
| 素材 | ポリ塩化ビニル |
| チラーの有無 | あり |
| 生産国 | ー |
| 価格 | 495,000円 |
【チラーセットあり】CRYO CONTROL(クライオコントロール)

▶ 家庭用でも妥協せず、10℃以下の冷却性能を求める方向け
空気で膨らむポータブル設計で、使わないときはコンパクト収納して置けるポータブルアイスバスです。
スポーツ・リハビリ現場で導入される本格派。
冷却ユニットはUV殺菌機能付きで清潔に保て、10℃以下の低温設定も可能です。
ポータブルアイスバスには3製品がありますが、PACK CRYO CONTROL JP-R3は日本仕様に開発されたモデルです。
| 対応人数 | 1~2人 / 3~4人 |
| 本体サイズ | ラウンドタイプ( 3~4人):外径1560(内径1200)×高さH600mm スクエアタイプ:W1600×D×H550mm |
| 浴槽素材 | ビニール |
| チラーの有無 | 有り |
| 必要電源 | 単相100V 1200W/1500W(50/60Hz) |
| 付属品 | ・CRYO CONTROL 冷却ユニット ・CRYO CONTROL コントロールユニット ・水槽(空気膨張式プール) ・接続ホース ・電動エアポンプ ・修理キット |
| 生産国 | 日本 |
| 価格 | 1,595,000円 |
※他のモデルの生産国はフランスで、いずれも国内の電圧100Vに対応しています。
関連記事:スポーツ選手やアスリートがサウナ・アイスバスに入る理由と効果
陶彩
▶ コスパよりも空間の美しさ・存在感を重視したい方向け
信楽焼の伝統を活かした、職人による手作りの陶器浴槽。
「ロクロ成形」「手捻り成形」「小判型浴槽」の3タイプがあり、縁のデザインや全20色のカラーから自分好みにカスタマイズできます。
風合いと存在感が魅力で、庭やデッキに置くだけで特別な空間に。
※チラーは付属していないため、冷却方法の検討が必要です。
| 対応人数 | 1~2人 |
| 本体サイズ | ロクロ成形:Φ900~Φ1300×H550~600mm 手捻り成形:Φ900~Φ1300×H580~600mm 小判型浴槽:最小W1,200×D750×H55、最大W2,000×D950×H580 |
| 素材 | 陶器(信楽焼) |
| チラーの有無 | 無し |
| 生産国 | 日本 |
| 価格 | 462,000円~5,060,000円 ※サイズ・成型手法・形状による |
Sauna Global(サウナグローバル)
▶ バレルサウナや屋外空間と調和する、木製デザインを求める方向け
Sauna Globalの水風呂はバレルサウナの隣に置きたくなるような、木の温かみのあるデザインが特徴。
木の内装が心地よい「小判型」(サイズ2種)と、保冷性の高いステンレス内装の「ラウンド型(蓋付き)」の3モデルを展開。
ナチュラルな外観が屋外空間と調和し、デザイン性と機能性を両立しています。
※チラーは付属しません。
| 対応人数 | 1~2人 |
| 本体サイズ | 小判型 【TYPE A】 W130×D73cm×H68cm 【TYPE B】 120cm × 65cm × 60cm ラウンド型 【TYPE A(蓋付き)】Φ100cm×H110cm |
| 素材 | 小判型:ラバーウッド ラウンド型:浴槽 ステンレス、木材 スプルース |
| チラーの有無 | 無し |
| 付属品 | ラウンド型:蓋、階段 |
| 生産国 | 中国 |
| 価格 | 小判型 【TYPE A】 ¥128,000 【TYPE B】 ¥108,000 ラウンド型 【TYPE A(蓋付き)】¥188,000 |
すえ木工
▶ ベランダや限られたスペースで、手軽に水風呂を使いたい方向け
岡山の家具メーカーが手がける水風呂。
軽量・高耐久・環境に配慮されたDCP樹脂製が特徴です。
キャスター付きで移動も簡単、ベランダなど限られた空間でも使いやすい設計です。
4タイプ×4カラーからカスタム可能で、好みに合わせて選べます。
※チラーは付属しません。
| 対応人数 | ゆったり1人 |
| 本体サイズ | フチなし:W750×D1530×H525mm フチアリ:W835×D1580×H525mm |
| 素材 | DCP樹脂ウレタン塗装 |
| チラーの有無 | 無し |
| 生産国 | 日本 |
| 価格 | 158,000円~ |
【チラーセットあり】Hagoromo1(ハゴロモワン)
▶ 夏場でも安定して“キンキン”を維持したい、かつデザインも妥協したくない方向け
INSIGHT WORKSのHagoromo1は、温度設定3〜40℃対応のチラー付きセット。
オゾンの効果で清潔な水質を保ち、快適な水風呂を実現します。
家族や仲間と一緒に入れるサイズ感と木製のナチュラルなデザインで、サウナとの相性も抜群。
面倒な工事不要、届いてすぐに本格水風呂を楽しめます。
| 対応人数 | ゆったり1~2人 |
| 本体サイズ | W1076×L1576×H710mm(チラー L920×W570×H500mm) |
| 素材 | 浴槽:ステンレス 木材:レッドシダー |
| チラーの有無 | 有り |
| 必要電源 | 100V 8A |
| 生産国 | 中国 |
| 付属品 | ・ウッドカバー(蓋) ・防水カバー ・木製ステップ |
| 価格 | 2,178,00円 |
冷却用チラーを選ぶ際のポイント

水風呂を「ちゃんと冷たい状態」で安定して使うために欠かせないのが、冷却用チラーの性能と仕様です。
チラー選びを間違えると、
- 思ったより冷えない
- 冷えるまでに何時間もかかる
- 使うのが面倒になり、結局使わなくなる
といった失敗につながりやすくなります。
そこでここでは、失敗しないために必ず押さえておきたい判断軸を整理して解説します。
①水風呂対応の機種か
まず前提として、水風呂用途に対応したチラーかどうかを確認しましょう。
水槽用や簡易冷却機の中には、水風呂の水量や使用環境を想定していないものもあり、冷却力不足や故障の原因になるケースがあります。
②冷却能力
どれくらいのスピードで水を冷やせるかは、水風呂の満足度を大きく左右する要素です。
価格が安いチラーほど冷却能力が低く、条件によっては設定温度まで8時間以上かかることもあります。
「今日はサウナに入りたい」と思っても、冷えるまで待たされるようでは、次第に使わなくなってしまいます。
■ 弊社の冷却スピードの実測データ
弊社では実際に水風呂を使用した冷却実験を行っています。
例として、7月・外気温32℃・屋内設置という条件下で、約50分で水温が約8℃低下した実測データがあります。
これは、現実的な待ち時間でしっかり冷えるという一つの目安になります。

弊社「サウナの専門商社」ではこのような実測データを多数保有しており、お客様の設置環境や希望温度に応じて、最適なチラーのスペック・サイズをご提案可能です。
③本体サイズと設置スペース
チラー本体が、設置予定場所に無理なく収まるかも事前に確認しましょう。
屋外設置・ベランダ設置・室内設置など、使用環境によって適したサイズや形状は異なります。
搬入経路や排熱スペースも含めて考えておくと安心です。
④電源の仕様
チラーには主に以下の電源仕様があります。
- 単相100V
- 単相200V
- 三相200V
ご自宅の電源環境に合っていない場合、追加の電気工事が必要になることもあります。
家庭用であれば、100V対応かどうかは必ず確認しておきましょう。
⑤付属品の有無
チラー単体だけでなく、
- 循環ポンプ
- 制御盤
- 接続用ホース
などが必須の周辺備品がセットになっているかも重要なポイントです。
これらが別途必要になると、選定・接続の難易度が一気に上がります。
⑥屋外使用の可否
屋外設置を想定している場合は、
- 防水性能
- 雨や直射日光への耐性
- 温度変化への強さ
といった点も確認しましょう。
屋外対応でない機器を使うと、故障や劣化の原因になります。
⑦メンテナンス性とサポート体制
長く使う設備だからこそ、清掃のしやすさ、故障時の対応、メーカーや販売元のサポート体制も重要です。
トラブル時に相談先が明確かどうかで、安心感は大きく変わります。
⑧価格とコスパ
チラーは、安ければ良いというものではありません。
- 冷却スピード
- 安定性
- 耐久性
- ランニングコスト
まで含めて、目的に対して十分な性能かで判断することが大切です。
初期費用だけでなく、「快適に使い続けられるか」という視点で選びましょう。
プロに相談したほうがいい理由
チラーは「つなげば動く」機器ではなく、水量・配管・循環ポンプ性能のバランスが取れて初めて、安定した冷却が可能になります。
自己判断で選定・接続を行うと、冷えない・故障する・想定外の追加費用がかかるといったケースも少なくありません。
また、業務用サウナや施設用途の場合は、自治体や保健所の指導によりろ過装置の設置が必要になることもあります。
加えて、業務用サウナで水風呂を設置する場合、自治体の保健所からの指示によりろ過装置の付属が必要となることがありますので、合わせて検討する必要があります。
「サウナの専門商社」では、実測データと導入実績をもとに、設置環境や目的に合わせた最適なチラーをご提案しています。
・家庭用で失敗したくない方
・水風呂とチラーをまとめて相談したい方
・工事や配管まで含めて検討したい方
は、まずは無料相談をご利用ください。
\たった3分!カンタン入力/
何度でも相談OK・見積り無料
家庭用水風呂・チラーの設置方法

「水風呂とチラーって、設置が大変そう」
「工事や配管のことまで自分で考えなきゃいけないの?」
そう感じて、一歩踏み出せずにいる方も多いのではないでしょうか。
ですが実際には、家庭用水風呂・チラーの導入は“すべて自分でやる必要はありません”。
ここでは、導入までの流れを できるだけシンプルに ご紹介します。
家庭で水風呂とチラーを導入する場合、流れは大きく次の3ステップです。
- 必要な備品・設備を揃える
- 浴槽への加工(循環用の穴あけ)
- 配線・配管の接続
こう見ると難しそうですが、実際に利用者が自分で行う作業はほとんどありません。
① 必要備品・設備を揃える

水風呂とチラーを組み合わせる際には、以下のような備品が必要になります。
- チラー本体・コントローラー
- 循環ポンプ
- ヘアキャッチャー(ゴミ除去用)
- 電源設備(設置場所によっては電気工事)
ただし、「何を選べばいいか」を自分で判断する必要はありません。
水量・浴槽サイズ・使用頻度によって適した機器は変わるため、実際には専門業者が条件を整理し、必要な構成を選定します。
水風呂設置に必要な備品等
- チラー本体、コントローラー:20万円~150万円
- 循環ポンプ:10万円前後
- ヘアキャッチャー(簡易濾過フィルター):3万円~8万円
- チラーの動作に必要な電源:電気工事が必要な場合あり
- 制御盤:適宜別途購入
② 浴槽への穴あけ

チラーを使う場合、水を循環させるために浴槽へ配管用の穴を開ける必要があります。
ただし、
- 水風呂+チラーのセット商品
- あらかじめ加工済みの浴槽
を選べば、この工程自体が不要になることもあります。
個別購入の場合でも、穴あけ作業は業者に依頼可能ですので、ご自身で加工する必要はありません。
水風呂+チラーのセット商品の場合は、もとから浴槽に穴が開いているので手間がありません。
③ 配線・配管の接続
チラーの設置では、
- 電源接続
- 給排水・循環配管
が必要になります。
特に電気工事は資格が必要な作業です。
安全面・故障防止の観点からも、必ず専門業者に任せることをおすすめします。
サウナ本体と同時に導入する場合は、工務店や設備業者経由でまとめて施工するとスムーズです。
関連記事:サウナ用水風呂のチラーの使い方!施工方法やメンテナンス方法、故障時の対処法まで解説
排水方法についても、心配しすぎなくて大丈夫です
水風呂の水は一度に200〜300Lほどになるため、排水方法も事前に考えておく必要があります。
とはいえ、実際の選択肢はシンプルで、
- 近くの排水溝に流す
- 配管で排水溝につなぐ
- 下水管に接続する
といった方法の中から、設置環境に合ったものを業者が判断します。
「自宅の場合はどれが可能か分からない」という段階でも問題ありません。


実際の家庭用水風呂・チラー導入事例
「水風呂・チラーって、結局どんな家に付けられるの?」
そう感じている方に向けて、実際の導入事例をご紹介します。
ここでは、弊社が実際に施工を担当した5つの事例から、ご家庭や宿泊施設に導入されたリアルな例をご紹介します。
- 在来工法の浴槽にチラーを配管し水風呂として活用(個人宅)
- 五右衛門風呂+チラーで実現した本格水風呂(個人別荘)
- ウッドデッキに設置した木製水風呂+チラー工事(個人宅)
- 海沿いリゾート施設に大型水風呂と重塩害対応チラーを導入(ホテル)
- 既存浴槽を活かした後付けチラー配管工事(個人宅)
①在来工法の浴槽にチラーを配管し水風呂として活用(個人宅)


熊本県の個人宅では、在来工法の浴槽にチラーを接続し、水風呂として利用できるよう施工しました。
混合栓を併用することで、夏場は冷却、冬場は一定温度での利用が可能。季節を問わず快適な水風呂体験を実現しています。
さらに定量水栓で給水を効率化し、チラーはON/OFFスイッチのみで簡単に操作可能。
②五右衛門風呂+チラーで実現した本格水風呂(個人別荘)


大阪府の個人別荘に、鋳物製の五右衛門風呂と水風呂用チラーを組み合わせて導入しました。
浴槽に穴を開けて配管し、チラーで水温をコントロール可能に。10分で約1.5℃水温を下げられる性能を備え、真夏でも安定した冷却環境を保てます。
操作性にも配慮し、チラーのON/OFFスイッチはサウナストーブのコントローラー上部に設置。ステップを付けることで出入りもしやすくしました。
屋内サウナや露天風呂とも連動し、動線を意識した設計で快適に利用できる贅沢な環境を実現しています。
③ウッドデッキに設置した木製水風呂+チラー工事(個人宅)


ご自宅のウッドデッキに、レッドシダー製の木製水風呂とチラーを組み合わせて設置。
FRPまたはステンレスの内部仕様から選択可能で、300Lを定量で給水する設計です。
分電盤横に制御盤を配置し、操作性やメンテナンス性にも配慮した仕上がりとなりました。
④海沿いリゾート施設に大型水風呂と重塩害対応チラーを導入(ホテル)


リゾート施設の開業に合わせて、約10mの長さを誇る大型水風呂を設置。
塩害環境に対応する重塩害仕様チラーと、公衆浴場法対応の濾過設備を導入しました。
自動給水機能も加え、安定した運用と冷却性能を両立した本格仕様となっています。
⑤既存浴槽を活かした後付けチラー配管工事(個人宅)


既設の浴槽をそのまま活かし、チラー冷却対応にするための後付け配管工事を実施。
浴槽本体にコア抜きを行い、必要最小限の開口で配管を通しました。
配管の色味は浴室のタイルと馴染むよう調整し、施工後も外観に違和感のない仕上がりに。
給水・排水などの基本機能はそのままに、冷却機能のみをスマートに追加しています。
冷却用チラーおすすめメーカー2選
ここまで見てきて、「正直、どのチラーを選べばいいか分からない……」という方も多いと思います。
結論として、家庭用で当社がおすすめする選択肢は次の2パターンです。
- できるだけ初期費用を抑えたい → ゼンスイ
- 設置の手間を減らして、確実に冷やしたい → クライオコントロール
それ以上の冷却スピードや耐久性を求める場合は、電源工事を含めた前提でゼンスイの上位モデルを検討するとよいでしょう。
※本記事では「選びやすさ」を重視し、家庭用で失敗しにくいの2社に絞って紹介しています。他メーカーやより詳しい比較が気になる方は、無料相談で個別にご案内可能です。
ゼンスイ
▶信頼の魚類用クーラーメーカーが手がける水風呂用チラー
ゼンスイ株式会社は、魚類用クーラーで培った技術を活かし、家庭用〜業務用水風呂チラーを多数展開。
コスパ重視のモデルから10年以上使える高品質モデルまでラインナップ豊富です。
冷却スピード別に主力モデルをご紹介します。
| 冷却時間 | 約7.8時間 | 約3.4時間 | 約2.0時間 | 約1.2時間 |
| イメージ | ||||
| 1時間で下がる温度(目安) | 1.7℃ | 約3.0℃ | 約6.5℃ | 約10.4℃ |
| 価格相場(税込) | 207,900円~ | 315,150円~ | 692,780円~ | 877,800円~ |
| 電圧 | 単相100V | 単相200V | 単相200V/三相200V | 三相200V |
| 必要な電気工事 | 家庭用コンセントに接続するだけで使用可能。 | 100Vから200Vへのコンセント変換工事。 | 単相200V:100Vから200Vへのコンセント変換工事。 三相200V:自宅の電気配線が単相の場合は電線引き込み工事と ブレーカーの交換、200Vへのコンセント変換工事。 | 自宅の電気配線が単相の場合は電線引き込み工事とブレーカーの交換、 200Vへのコンセント変換工事。 |
| 循環ポンプ | × | × | × | × |
| 制御盤 | × | × | × | × |
| ヘアキャッチャー | × | × | × | × |
| 配管 | × | × | × | × |
| おすすめ製品 型番 | 屋内使用 ・ZRC-400B 屋内外兼用 ・ZRW400 ・KDA501A | 屋内外兼用 ・ZRW750 ・KDA1001A | 屋内外兼用 ・ZRW1500 ・KDA2001A | 屋内外兼用 ・ZCW-3000 ・KDA3001A |
約7.8時間で冷えるチラー
| 型番 | ZRC-400B | ZRW-400 | KDA-501A |
| 外観 | |||
| 屋外使用 | × | 〇 | 〇 |
| 冷却時間(28℃→15℃) | 約7.8時間 | 約7.8時間 | 約7.8時間 |
| 電圧 | 単相100V | 単相100V | 単相100V |
| 販売価格(税込) | ¥207,900 | ¥241,879 | ¥265,078 |
| 消費電力 50/60Hz (W) | 550/635 | 480/540 | 580/650 |
| 本体サイズW×D×H (最大全高) (mm) | 385×465×397(525含ユニオン・ソケット) | 750(800含ユニオン)×265(300含脚部)×505 | 530×350×390 |
| 重量(kg) | 23.5 | 27 | 25 |
| 耐久年数(目安) | 5~6年 | 5~6年 | 7~8年 |
約7.8時間で28℃から15℃まで下げるチラー ➡ とにかく費用を抑えて始めたい方向け!
いずれも20万円代で購入でき、電気工事なしで家庭のコンセントにつなげることで使用できます。
ただし、安い型だと耐久年数が5〜6年と短めになります。
消費電力は比較的小さいので1時間当たりの電気代は抑えられますが、水が冷えるまで時間がかかる分長時間運転しなければならない点にご注意ください。
約3.4時間で冷えるチラー
| 型番 | ZRW-750 | KDA-1001A |
| 外観 | ||
| 屋外使用 | 〇 | 〇 |
| 冷却時間(28℃→15℃) | 約4.3時間 | 約4.3時間 |
| 電圧 | 単相200V | 単相200V |
| 販売価格(税込) | ¥315,150 | ¥351,780 |
| 消費電力 50/60Hz (W) | 810/870 | 1100/1300 |
| 本体サイズW×D×H (最大全高) (mm) | 750(800含ユニオン)×265(300含脚部)×505 | 670×380×480 |
| 重量(kg) | 29 | 36 |
| 耐久年数 | 5~6年 | 7~8年 |
約3.4時間で28℃から15℃まで下げるチラー ➡ 価格と冷却スピードの両立を求める方に。
冷却時間がかかりすぎないモデルで価格も重視したい!という方には、約3.4時間で冷える上記のモデルがおすすめです。
どちらも単相200Vで稼働しますので、100Vから200Vへの電気変換工事(3万円程度)が必要になる場合があります。
約2.0時間で冷えるチラー
| 型番 | ZRW-1500 | KDA-2001A |
| 外観 | ||
| 屋外使用 | 〇 | 〇 |
| 冷却時間 (28℃→15℃) | 約2.0時間 | 約2.0時間 |
| 電圧 | 単相200V/三相200V | 三相200V |
| 販売価格(税込) | ¥692,780 | ¥703,780 |
| 消費電力 50/60Hz (W) | 1620/1740 | 2100/2340 |
| 本体サイズW×D×H (最大全高) (mm) | 910×395×1215 – 1450 (高さ調整可能) | 670×380×912 |
| 重量(kg) | 76 | 57 |
| 耐久年数 | 5~6年 | 7~8年 |
約2.0時間で28℃から15℃まで下げるチラー ➡ 長く使いたい+早く冷やしたい方におすすめ!
さらにパワーがあるチラーを選びたいなら、約2.0時間で冷える上記の製品がおすすめです。
ZRW1500は、必要電圧を単相200Vと三相200Vから選択できます。
三相200Vのものを選ぶ場合は、単相から三相にするための電線引き込み工事とブレーカーの交換、100Vを200Vへ変換する工事が必要になる場合があり、費用は合わせて20万円〜となります。
約1.2時間で冷えるチラー
| 型番 | ZCW-3000 | KDA-3001A |
| 外観 | ||
| 屋外使用 | 〇 | 〇 |
| 冷却時間 (28℃→15℃) | 約1.2時間 | 約1.2時間 |
| 電圧 | 三相200V | 三相200V |
| 販売価格(税込) | ¥1,001,330 | ¥877,800 |
| 消費電力 50/60Hz (W) | 2950/3200 | 3200/3500 |
| 本体サイズW×D×H (最大全高) (mm) | 1100×750×900 | 670×380×912 |
| 重量(kg) | 135 | 62 |
| 耐久年数 | 10年 | 7~8年 |
約2.0時間で28℃から15℃まで下げるチラー ➡ 待ち時間ナシ・高品質を重視する方に最適。
上記の製品では水風呂が約1時間で冷えるので、待ち時間や水温チェックの手間を大幅に削減することができます。
特にZCW-3000は安心の日本製、耐久年数10年で長く快適に使うことができるでしょう。
CRYO CONTROL(クライオコントロール)
▶UV殺菌付きの衛生的チラー
空気で膨らませるポータブルアイスバスで有名なCRYO CONTROL。
チラー単体販売もあり、すべて家庭用100V対応で電気工事不要です!
| 製品名 | JP-R3 | T-Lite | DUO |
| 外観 | |||
| 屋外使用 | 〇 | 〇 | 〇 |
| 1時間で下がる温度(目安) | 2~4°C | 1~3°C | 1~3°C |
| 価格(税込み) | ¥1,430,000 | ¥1,705,000 | ¥1,430,000 |
| 電圧 | 単相100V | 単相100V | 単相100V |
| 循環ポンプ | ○ | ○ | ○ |
| 制御盤 | × | × | × |
| ヘアキャッチャー | ○ | ○ | ○ |
| 配管 | ×(ホースが付属) | ×(ホースが付属) | ×(ホースが付属) |
※T-Liteは冷却装置の部品供給目処がつかず製造を停止中。見通しが立ち次第、再販予定。(2024年6月時点)
JP-R3
性能・使いやすさ・操作性、すべて欲しい方に。
0.1℃単位の温度設定ができる、日本仕様の高性能チラーです。
冷却・循環・除菌機能を備え、10℃以下の水温も可能。
コンパクト設計で屋内外OK。100V家庭用電源に対応しています。
+15万円でプールセットの追加も可能です。
| 製品名 | JP-R3 |
| 屋外使用 | 〇 |
| 1時間で下がる温度(目安) | 2~4°C |
| 価格(税込み) | ¥1,430,000 |
| 本体サイズ | クーラーユニット :W750×D270×H510mm コントローラーユニット:W370×D570×H470mm |
| 電圧 | 単相100V、200W/1500W(50/60Hz) |
| プールセット価格(税込み) | ¥1,595,000 |
| プールセット付属品 | ・CRYO CONTROL 冷却ユニット(1年保証) ・CRYO CONTROL コントロールユニット(1年保証) ・水槽(空気膨張式プール)(1〜2人用)または (3〜4人用) ・接続ホース ・電動エアポンプ ・修理キット |
T-Lite(※現在販売停止中)
3〜4人用の水風呂に対応し、1時間で1〜3℃冷却。
屋内外OK、100V対応で設置も簡単です。
こちらの商品も、+15万円でプールセット追加可能です。
※2025年4月現在、Pack Cryo Control T-Liteの冷却装置は部品の不足により製造が停止されています。販売再開の時期が決まり次第、情報を更新します。
| 製品名 | T-Lite |
| 屋外使用 | 〇 |
| 1時間で下がる温度(目安) | 1~3°C |
| 価格(税込み) | ¥1,705,000 |
| 本体サイズ | W395mm×D600mm×H565 |
| 電圧 | 単相100V 1020W |
| プールセット価格(税込み) | ¥1,870,000 |
| プールセット付属品 | ・Cryo 冷却ユニット(1年保証) ・空気膨張式プール(3〜4人用) ・接続ホース ・収納バッグ ・電動エアポンプ ・修理キット 【オプション】 ・ 輸送ケース ・スクリーンフィルター ・固定型プール |
DUO
省スペースで本格冷却したい方にぴったり!
1〜2人用のコンパクトモデル。
T-Liteの機能をそのままに、さらに小型で使いやすくなっています。
100V対応・屋内外設置OKで使い勝手も抜群です。
こちらの商品も、+15万円でプールセット追加可能です。
| 製品名 | DUO |
| 屋外使用 | 〇 |
| 1時間で下がる温度(目安) | 1~3°C |
| 価格(税込み) | ¥1,430,000 |
| 本体サイズ | W350mm×D770mm×H600mm |
| 電圧 | 単相100V 900W |
| プールセット価格(税込み) | ¥1,595,000 |
| プールセット付属品 | ・Cryo 冷却ユニット(1年保証) ・空気膨張式プール(1〜2人用) ・接続ホース ・収納バッグ ・電動エアポンプ ・修理キット 【オプション】 ・ 輸送ケース ・スクリーンフィルター ・固定型プール |
サウナの専門商社なら、水風呂・チラー導入を“まとめて”任せられます
水風呂をしっかり冷やすためには、チラー本体を選ぶだけでは不十分です。
適切な循環ポンプの選定、配管や電源工事、制御盤の有無など、意外と判断すべきポイントが多く、知識がないまま進めると「思ったほど冷えない」「使い勝手が悪い」「故障しやすい」といったトラブルにつながることもあります。
サウナの専門商社では、水風呂・チラー本体はもちろん、周辺備品の選定から設置・配管工事までをワンストップでご提案。
複数のチラーメーカーを比較し、ご自宅や施設の設置環境・ご予算・使い方に合わせた最適な構成をご案内します。




家庭用から宿泊施設・民泊まで施工実績も豊富。
「自分の環境で本当にできるのか?」という段階からでも大歓迎です。
\たった3分!カンタン入力/
何度でも相談OK・見積り無料
サウナの専門商社が水風呂施工サポートを行った民泊の事例を、動画でご紹介しています!
家庭用水風呂・チラーの使い方
家庭用水風呂とチラーの使い方は、実はとてもシンプルです。
基本的な流れは、以下の5ステップだけ。
- 水風呂に水を張る
- 循環ポンプの起動
- 目標温度の設定
- 温度の確認
- サウナと水風呂の利用
①水風呂に水を張る
まずは水風呂に適量の水を張ります。
水量はチラーの性能に合わせて調整しますが、施工時に最適な水量はあらかじめ設定されるため、普段は気にする必要はありません。
②循環ポンプの起動
循環ポンプの電源を入れると、水の循環がスタートします。
スイッチひとつで操作できる仕様が一般的です。
③目標温度の設定
チラー付属のコントローラーで目標温度を設定します。
サウナ後の水風呂は16〜17℃前後が目安ですが、好みに応じて調整できます。
④温度の確認
水温が設定温度に達しているかを確認します。
冷却にかかる時間はチラーの性能によって異なり、目安は1時間〜8時間程度です。
⑤サウナと水風呂の利用
設定温度に達したら、サウナと水風呂を交互に楽しみましょう。
自動で水温を保ってくれるモデルもあり、一度設定すれば手間はほとんどかかりません。
実際の操作はとてもシンプルですが、チラーの選定や初期設定を間違えると、冷却効率や使い勝手に大きく差が出ます。だからこそ、導入時はプロに相談するのが安心です。
関連記事:サウナ用水風呂のチラーの使い方!施工方法やメンテナンス方法、故障時の対処法まで解説
まとめ|自宅サウナの満足度は「水風呂と冷却」で決まる

この記事を通して、自宅用水風呂やチラーの選択肢、そして失敗しない考え方が見えてきたのではないでしょうか。
水風呂は「浴槽を選んで終わり」ではなく、どう冷やすか・どの温度を安定して保つかまで考えてこそ、本来の効果を発揮します。
チラーを導入する場合は、本体価格だけでなく、設置環境や使い方を含めたトータルでの判断が大切です。
正しく設備を整えた水風呂があるだけで、自宅サウナの“ととのい”の質は驚くほど変わります。
ぜひこの記事を参考に、あなたの暮らしに合った水風呂環境を手に入れてください。
「自分の場合はどれが合う?」「設置できるか不安…」という方は、サウナの専門商社が無料でご相談を承ります。
電話・メール・LINE、どの方法でもお気軽にどうぞ。
➡ 無料相談はこちら。
\1,500以上の商品を一括比較!/
参考資料本記事は、当社 株式会社サイリージャパン(サウナの専門商社)出版の書籍『家庭用サウナの選び方』でまとめた知見の一部を参考にしています。
▶ 書籍について詳しくはこちら















































