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ミストサウナ・スチームサウナは整わない!?効果や整うための入り方、水風呂の利用方法まで解説

  • 2024年7月24日

ミストサウナやスチームサウナには美肌効果や発汗作用、疲労回復などの効果がありますが、ドライサウナなどのほかのサウナと決定的に違う点はどんな点でしょう。

また、サウナでは整い(ととのい)を体験するために入るという方も数多くいると思いますが、温度が低めなミストサウナでも整いは体験できるのでしょうか。

今回は、ミストサウナの効果的な入り方を解説します。

本記事の内容

  • ミストサウナの効果を解説
  • ミストサウナでは「整い」ができない?
  • たくさんあるサウナとの比較

 

【結論】ミストサウナ・スチームサウナも正しく入れば「整う」ことが可能!

ミストサウナやスチームサウナのような低温高湿度のサウナでも、サウナ室に10分以上入って十分に身体を温め、その後冷たい水風呂に入り外気浴を行うことで「整い」の状態になることは可能です!

ただし、整うためにはサウナと水風呂の温度差が重要になります。

40℃前後のミストサウナ・スチームサウナは、100℃近くなるドライサウナに比べてサウナ室の温度が低いです。

そのためドライサウナほどの爽快感を得ることは難しく、じわじわと温まってより穏やかな「整い」を感じられるイメージになります。

以下で、ミストサウナ・スチームサウナの効果や整うための入り方などを詳しく解説します!

たくさんあるサウナの種類

一言でサウナと言っても、その種類や効果はさまざまです。

以下で詳しく解説します!

ミストサウナ・スチームサウナは「湿式サウナ」

サウナには数多くの種類があり、サウナを頻繫に利用する方の中にはドライサウナやフィンランドサウナなど○○サウナを耳にしたことがある人も多いのではないでしょうか。

サウナは大きく分けると「乾式サウナ」と「湿式サウナ」の2種類があります。

乾式サウナ」は湿度が10%程度、室温は80〜110℃という非常に高い温度に設定されています。

「湿式サウナ」は、室温が40~50℃と、岩盤浴と同じような温度に設定されています。

また、サウナは体の内側から温める岩盤浴と違い、水蒸気で部屋を熱し、身体を表面から温めるため、湿度は90~100%と非常に高く設定されているのが大きな特徴となっています。

この中で、ミストサウナやスチームサウナは「湿式サウナ」に分類されます。

ここからさらに詳しくサウナを種類別に分けていくとこうなります。

サウナの種類

  • ドライサウナ
  • ミストサウナ
  • スチームサウナ
  • ロッキーサウナ
  • ボナサウナ
  • 塩サウナ
  • ケロサウナ
  • スモークサウナ
  • アースサウナ
  • アイスサウナ

関連記事:ミストサウナとスチームサウナの違い|特徴や効果を比較

ミストサウナ・スチームサウナの効果は?ドライサウナとの違い

ドライサウナ

ミストサウナとは、部屋に霧を充満させ体を暖めるサウナのことです。

一方でスチームサウナは、蒸気を充満させることで身体を暖めます。

どちらも銭湯などに導入されていることもありますが、近頃では家庭でも利用できるようになっています。

ミストサウナ・スチームサウナの効果!

  • 美肌効果
  • 発汗作用
  • 疲労回復
  • 自律神経を整える

美肌効果

ミストサウナやスチームサウナといった『湿式サウナ』が持つ最大の効果は「美肌効果」にあります。

他のサウナのタイプに比べて、サウナなのに肌が乾燥しないというメリットがあるためです。

ミストサウナは水が霧状のごく小さな粒になっており、ミストが体に当たると水分が肌の奥にまで染みこみ、
しっとりとした美肌になります。

スチームサウナは蒸気を肌に当てる美顔器を、全身に当てているようなイメージです。

冬など肌が乾燥しやすい季節でも、素早く保湿することができるんです。

サウナがなぜ肌の調子を整えることができるのか、それはサウナで汗をかき血流が促進されることが最大の理由です。

また、温冷浴によって美肌効果だけでなく、血色の改善シミ予防にも繋がります。

関連記事:サウナでのスキンケアのタイミングは?乾燥を防ぐ美容効果のある方法を紹介!

発汗作用

ミストサウナやスチームサウナでは普通の入浴に比べ、約2倍の汗をかきます。発汗することで新陳代謝が活発になるため、毛穴ケアに効果があるともいわれています。

サウナに入ることにより、代謝が高まって発汗し瘦せやすい体質になります。

サウナに入ることで直接的に痩せることはありませんが、サウナ+定期的な運動は普段よりも瘦せやすくなるといえるでしょう。

関連記事:サウナと岩盤浴はどっちが痩せる?ダイエットに適するのは?

疲労回復

サウナ後に水風呂に入ることによって、血流が活発になることで乳酸を流してくれるため、運動後の筋肉のコリや筋肉疲労の解消に繋がります。

ミストサウナやスチームサウナには疲労回復効果に加えて、リラックス効果もあるためサウナに入るのは朝よりも夜を推奨します。

自律神経を整える

サウナは非常に暑く人間の体にとっては負荷になります。そのため自律神経がこのサウナの暑さに適応しようとして、交感神経という自律神経の一部が活性化されます。

そしてサウナにしばらく入っていると限界に達し、サウナから出て水風呂に入ります。サウナから出て水風呂に入ると最初は冷たいのでここでも交感神経が優位に働きます。

関連記事:サウナ効果で自律神経が整う?効果的な入り方も解説!【アドバイザー監修】

関連記事:ドライサウナとミストサウナの違い|デメリットや特徴、効果

ミストサウナ・スチームサウナの効果的な入り方!何分入るべき?

ミストサウナやスチームサウナの入り方は、同じと考えていいでしょう。

効果的に入るには、3つのポイントを重視しましょう。

  • 2時間前から食事は控えめにする
  • 身体は濡れた状態でも大丈夫
  • サウナ室には10分入る

2時間前から食事は控えめにする

食後の満腹状態の時にサウナに入っても、快適な気分は味わえません。

食後は消化の為に血液が胃腸等の消化器系へ集中しますが、サウナ(普通の入浴でも)に入ると分散されて、健康上も良くありません。1〜2時間、食休みをしてから入って下さい。軽いおやつ程度であれば問題はありません。

食事はサウナ後がおすすめです。サウナに入ると、味覚が鋭くなるのでご飯がよりおいしく感じるためでもあります。

「サ飯」という言葉もありますが、これはサウナ後の食事のことを指しています。

身体は濡れた状態でも大丈夫

ミストサウナやスチームサウナは他のサウナとは違い、身体が濡れた状態で入っても大丈夫なんですね。

よくあるドライサウナなどではサウナに入る際、身体の水滴は落として入らなければなりません。水がサウナストーブの故障の原因になりえる可能性があるためです。

ですが、水蒸気で部屋を熱するのが特徴なのでサウナ室は水に強く設計されています。

サウナ室には10分入る

ミストサウナやスチームサウナの場合は、10分間入るのをおすすめします。

通常のサウナでは、初心者であれば6分という短い時間入るのを推奨されていますが低温の湿式サウナの場合は10分で大丈夫。

温度が低く設定されているため、6分では少し効果が体感しにくく10分入ってようやく満足な効果が期待できるため、正しい入り方といえるでしょう。

整うために必須なサウナの3ステップ

「整う(ととのう)」ためには、サウナでサウナ→水風呂→休憩(外気浴)という交代浴の3ステップを踏む必要があります。

この工程により、心身ともに気持ち良くなる状態のことを「整う」と言います。

整うための3ステップ

  1. サウナ
  2. 水風呂
  3. 外気浴(内気浴でも可)

この「整う」という状態のことをサウナハイやサウナトランスと呼ぶこともあります。

整うための水風呂の入り方や入浴時間は?

サウナに入って整うには、サウナと水風呂の温度差が重要になります。

サウナの中が暑く、水風呂が冷たい。この温度差が大きいほど整いやすくなると言われています。

ですが、上述したようにミストサウナやスチームサウナは「湿式サウナ」であるため基本的に温度が40~50℃と低めの温度に設定されることが多いです。

そのため、ミスト・スチームサウナでは10分以上しっかり温まることを意識し、水が十分に冷たい水風呂に入ることが大切です!

水風呂に最適な温度は16~17℃と言われているため、水風呂がこのくらいの温度で管理されているサウナ施設を探してみましょう!

水風呂には1分~2分入り、身体をしっかりクールダウンさせてください。

関連記事:サウナで「ととのう」ってどんな感覚?整うメカニズムや方法・コツも紹介!

自宅でミストサウナ・スチームサウナを楽しむ方法!

自宅でも専用の機器を購入、取り付けることでミストサウナやスチームサウナを使用することが可能です!

自宅でミスト・スチームサウナを楽しむことができる製品には、おもに

  • 浴室取り付けタイプ
  • 簡易サウナボックスタイプ

の2種類があります。

浴室取り付けタイプ

ミストサウナ 天井設置タイプ
天井埋め込み式ミストサウナ
浴室外付け式スチーム発生器
オストコーポレーション公式サイトより引用

浴室取り付けタイプのミスト・スチームサウナは、既存の浴室に設置して使用するタイプの製品です。

このタイプの製品は設置費用が高くなりますが、家庭の浴室を本格的なミストサウナやスチームサウナに変えることができます。

ミストサウナの場合は天井に埋め込む「浴室暖房乾燥機」にミスト機能が搭載されたものが一般的です。使用するとミストは天井から降ってくるイメージになります。

スチームサウナの場合は、浴室の外に専用のスチーム発生器を設置し、スチームの噴出口を浴室内の足元に設置しますので、暖かいスチームが足元から出てきて部屋全体に広がります。

燃料は電気かガスのどちらかで、設置時は電気工事やガス管工事、給排水工事が必要になります。

後付けしようとすると工事の手間がかかるため、一般的に新築時やリフォーム時に導入されることが多いです。

簡易サウナボックスタイプ

サウナボックス
Amazonより引用

サウナボックスは、小さなテント内にスチーム発生器を設置して使う簡易サウナです。

価格は2万円からと手頃で、100V電源で使用できるため特別な電気工事が不要な製品もあります。

また、給排水工事も必要ありません。

組み立てや収納が簡単で、わずか1分ほどで準備が完了します。

浴室や専用のスチーム室と比べると温度が低いことがありますが、湿度を上げることで十分な発汗が期待できます。

 


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