サウナ後は冷水シャワーで十分?水風呂が苦手でも大丈夫!水シャワーでスッキリ整う方法
- 2025年2月4日

サウナで心地よく汗を流した後、冷たい水風呂にドボン!
…と思うけど、どうしても冷たさが苦手で躊躇してしまう方も多いのではないでしょうか?
私も最初は同じ気持ちでした。
しかし、水風呂だけが「ととのう」ための方法ではないんです!
実は水シャワーだけでも、しっかりとリフレッシュできます。
この記事では、「サウナ後の水シャワーでととのう方法」や「サウナの効果を十分に得る方法」に焦点を当て、初心者や水風呂が苦手な方でもリフレッシュ感を高めるコツをご紹介します。
水シャワーのメリットや効果的な浴び方まで、サウナライフをさらに満喫できるヒントが満載ですので、ぜひ最後までご覧くださいね!
目次
サウナ後は水風呂に入らず水シャワーだけでもOK?

結論から言うと、サウナ後に水風呂に入らなくても、水シャワーだけで十分リフレッシュできます!
水風呂が苦手な人も安心してください。
サウナに通っている人の中には徐々に水風呂に慣れていく方もいますが、無理をする必要はありません。
そもそも、熱々のサウナとキンキンの水風呂を行き来するサウナの楽しみ方は日本特有で、サウナの本場フィンランドでは、水風呂に入らない方も多いそうです。
フィンランドでは水風呂がないサウナ施設も多いのだとか。
周りが水風呂に入って「ととのい」を感じる中「自分も水風呂に入ったほうがいいのかな?」と感じることもあるかもしれませんが、サウナではなによりも自分が心地よく感じる方法で楽しむことが大切です。
関連記事:【現地在住者が教える】日本とはこんなに違う!フィンランドのサウナの入り方をご紹介!
水風呂・水シャワーのメリットデメリットを比較!
水風呂![]() | 水シャワー![]() | |
---|---|---|
メリット | ・一気に冷却でき「ととのう」効果が得られやすい ・短時間で全身を冷却できる ・爽快感が強くリフレッシュ効果が高い | ・体への負担が少ない ・自分のペースで調整できる ・冷たさが苦手でも利用しやすい ・初心者でも試しやすい |
デメリット | ・心臓や血圧への負担が大きい ・温度に慣れるまでの初期抵抗がある ・冷たさが苦手な人には不快感が強い | ・冷却効果がやや弱く満足感が薄い場合も ・徐々に冷やすため「ととのい」感が弱い ・長時間浴びる必要があり、時間がかかる ・一気に冷やす爽快感が感じにくい ・水道水を使う場合、季節によってはぬるい |
サウナで「ととのう」ためには、体に与える温度差が大きいほどよいとされています。
そのため、水風呂では冷たい水に全身が包まれることで心身がリフレッシュし、サウナ特有の「ととのう」感を強く得やすいです。
ただし、水風呂の急激な温度差は心臓や血圧に負担をかけるため、循環器系などに不安がある人には避けたほうがよい場合もあります。
一方、水シャワーは冷却の刺激が穏やかで、冷たさを自分で調整できるため、冷たい水が苦手な人やサウナ初心者にも使いやすいです。
ただし、冷却効果が水風呂ほど強くないため、満足感が物足りないことも。
また、水道水は季節により温度が変わり特に夏は最高28℃とぬるくなるため、冷却が不十分になる場合があります。

水風呂に入るのが適している人/水シャワーを浴びるのが適している人

各メリットデメリットから、水風呂と水シャワーのそれぞれが適している人をまとめると、以下のようになります。
\水風呂が適している人/
・温冷交代浴で血行を促進したい人
・免疫力を高めたい人
・体力に自信があり、急な冷却に耐えられる人
・サウナに「ととのう」感覚を求める人
\水シャワーが適している人/
・水風呂の急冷が苦手な人や、体が弱い人
・心臓や血圧に負担をかけたくない人
・サウナ初心者
・肌が敏感な人
ちなみに、弊社が行った日常的にサウナを利用する15~60歳に対し「サウナ後に水風呂には入りますか?」というアンケート調査では、以下のような結果になりました。
「サウナ後に水風呂には入りますか?」
・入る 34%
・入らないorシャワーのみ 66%
サウナ後に水風呂を利用しない理由としては、
・水風呂が苦手
・冷たいのが嫌だ
・他人の汗が気になる
という意見が多かったです。
皆さん、自分の好きなようにサウナを楽しんでいるんですね。
関連記事:【100人アンケート調査】サウナ後に水風呂利用する人はたったの3割!?
水シャワーだからこそ得られるメリットも!

水シャワーには、頭や顔までしっかり冷やせるという大きなメリットがあります。
特にサウナ室は上の空間ほど温度が高くなるため、頭や顔は体の中でも熱くなりがちなので、しっかり冷やしてクールダウンしたいですよね。
水風呂だとルールで潜ることが禁止されている施設が多く、頭を十分に冷やせないことも多いですが、水シャワーなら顔や頭皮を直接冷やすことができ、全身の爽快感を得られます。
水シャワーのみで「ととのう」ことはできる?
水シャワーでも「ととのう」ことはできます!
ただ、水風呂ほど急激に体を冷やすことは難しいので、いくつかの工夫がポイントです。
\「ととのう」感を高めるコツ/
①手首や首元など冷やしやすい部位から冷やす
手首や首元は冷えやすく、全身を効率よくクールダウンできます。
②水シャワーの温度をできるだけ低く設定し、長めに体に当てる
シャワーの温度が変えられる場合は、できるだけ低い温度にするとよいでしょう。
シャワーを浴びる時間の目安は30秒~1分程度です。
②水シャワー後に外気浴を取り入れる
サウナと冷水シャワーを繰り返し、最後に外気浴をすると、さらに爽快感が増します。
特に冬の冷たい外気は、水風呂のような心地よいクールダウン効果を与えてくれます。
冷水シャワーと外気浴のセットで、心地よく「ととのう」感を楽しめるので、無理に水風呂に入る必要はありません。
水シャワーでもサウナの効果を最大限に得られる?
水シャワーだけでも、サウナ後のリフレッシュ効果や血行促進の効果は十分に得られます。
たしかに水風呂の急激な冷却効果には及ばないものの、冷水シャワーで心地よく体を冷やし、外気浴を併用することで満足感を高めることができますよ!
サウナの後は、無理して水風呂に入るよりも、自分に合った方法でリラックスを楽しむのが1番です。
サウナ後に水風呂に入ることで得られる効果

- 血行促進
- 自律神経の調整
- 代謝促進
- 免疫力向上
- 疲労回復と筋肉痛の軽減
- 「ととのう」効果によるリラックス感
- 美肌効果
サウナと水風呂の温冷交互浴により、上記の効果が得られると言われています。
もちろん、水シャワーでも上記の効果が得られますが、「ととのい感」によるリラックス感は水風呂に比べると弱くなることがあります。
効果的な水シャワーの浴び方
効果的な水シャワーの浴び方を、ステップごとにご紹介します!
- 深呼吸で心拍を落ち着ける
サウナから出たら、軽く深呼吸をして心拍数を整え、リラックスします。 - 手足など末端から冷水を当てる
冷水シャワーは、まず手や足のような末端部分からかけ始めます。
いきなり全身に冷水をかけると体に負担がかかるため、少しずつ慣らすのがポイントです。 - 徐々に体幹部分へ移動
末端部分が冷えてきたら、次に胸や背中などの体幹部分を冷やします。 - 最後に頭や首を冷やす
頭や首はサウナの熱がこもりやすい部位です。
水シャワーを当てることで、爽快感を得られます。 - 冷水シャワーを浴びる時間は30秒〜1分程度
長く浴びすぎると体温が下がりすぎてしまうため、1分以内に抑えると良いでしょう。 - リラックススペースで休憩
冷水シャワー後は、リラックスできるスペースで休むと血流が安定し、リフレッシュ効果が増します。 - 温冷交代浴を取り入れる
「サウナ→水シャワー→外気浴(または内気浴)」を2〜3回繰り返すと、自律神経のバランスが整いやすくなります。
ちなみに、施設によっては水風呂がない代わりに、低温設定の冷水シャワーが用意されているところもあります。
このような施設では水シャワーの温度が低温に管理されていて、通常の水道水より冷たいためより冷却に効果的ですので、水シャワーで十分クールダウンできるようになっています。
銭湯などの水シャワーはぬるいと感じる方は、このような施設を試してみるとよいでしょう!
以下の水風呂なし・冷水シャワーのみのサウナ施設レビュー記事も参考になります▼
ソロサウナtune(東京都新宿区)
自宅サウナでは水風呂を水シャワーで代用できる?
自宅サウナの場合、水シャワーだけで冷却することも可能ですが、前述したように夏場は水道水の水温が最高28℃ほどになることが多く、爽快感が物足りない場合もあります。
「ととのう」感覚を求める方や、施設では水風呂に必ず入るという方は、既存の浴槽や別途水風呂用バスタブを用意することをおすすめします。

氷やチラーを使って水風呂を冷却すれば施設のような爽快感を味わうことができ、自宅サウナの満足度が格段に上がりますよ!

まとめ
サウナ後は、水シャワーでリフレッシュできるため、初心者や水風呂が苦手な方でも安心して楽しめます。
ただ、爽快感を強く求める方は、ぜひ水風呂の併用を検討してみてください。
ご自宅にサウナを設置する際には、専用の水風呂もおすすめです。
“サウナの専門商社”では、10社以上の水風呂商品を取り揃えています。
ぜひ、以下の「水風呂商品一覧」から、気になる製品を見つけてみてください!