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ミストサウナを自宅で楽しめるマンション・賃貸物件はある?後付けする際の方法や費用も解説

ミストサウナを自宅で楽しむ-後付けする方法

美容効果やデトックス効果が高いことで人気の「ミストサウナ」ですが、浴室を活用して自宅で楽しむという方法があります。

今回の記事では、「ミストサウナが完備されているマンション・賃貸物件はあるのか?」という疑問にお答えし、後付け設置の方法や費用についても詳しく解説します。

光熱費がいくらかかるかというランニングコストやメンテナンス方法についてもご紹介しますので、ミストサウナの導入を考えている方はぜひ参考にしてください。

ミストサウナとは

ミストサウナ 自宅用

ミストサウナは、低温(40°C程度)・高湿度(100%)のサウナで、身体への負担が少なく美容効果が高いことが特徴のサウナです。

蒸気を使って湿度を高め、身体をやさしく温めます。

ドライサウナのように高温・低湿度な熱気による息苦しさはありませんが、ロウリュを行うことができない点はご注意ください。

浴室の改修を行うことで自宅にも設置可能なので、サウナを置くスペースがないという場合でも自宅用サウナを楽しむことができます。

設置の際は電気工事に加えて給排水工事が必要になりますが、本体価格や設置費用も比較的安価です。

ミストサウナと似たものに、低温・多湿の「スチームサウナ」があります。

ミストサウナは上から温かい霧が降ってくるイメージなのに対し、スチームサウナはサウナ室を温かい蒸気で満たすという違いがあります。

関連記事:ミストサウナとスチームサウナの違い|特徴や効果、設置費用を比較

関連記事:自宅にスチームサウナ導入する初期費用は?維持費や電気代についても紹介

ミストサウナとドライサウナの違い

屋内用ホームサウナ

ドライサウナは銭湯によくあるタイプのサウナです。

ミストサウナとドライサウナの違いは、温度と湿度になります。

ミストサウナが低温・高湿の「湿式サウナ」なのに対し、ドライサウナは高温(90℃~120℃)・低湿の「乾式サウナ」に分類されます。

ドライサウナはジリジリとした熱さが特徴で、爽快感が強いサウナです。

メリットミストサウナ/ドライサウナどちらの方がメリットを受けるか
汗のかきやすさミストサウナドライサウナ
長時間の入りやすさミストサウナドライサウナ
初心者の方や子供の入りやすさミストサウナドライサウナ
保湿効果ミストサウナドライサウナ
体調が悪い時ミストサウナドライサウナ
爽快感ドライサウナミストサウナ
ストレス解消効果ドライサウナミストサウナ
むくみ・痛み解消効果ドライサウナミストサウナ

ストレス解消やむくみの解消を求める方にはドライサウナのほうが適していますが、じっくり長時間入って汗を流しデトックス効果を得たい方にはミストサウナのほうが合っているでしょう。

ミストサウナは肌や髪が乾燥から守られ傷みにくいため、特に美容効果を重視する女性に人気があります。

ミストサウナのメリット

  • 汗をかきやすい
  • 肌や髪が乾燥しづらく保湿効果がある
  • 息苦しくなく長時間入りやすい
  • 初心者や子どもでも入りやすい

湿度が高いミストサウナは汗をかきやすく老廃物が流れ出るため、デトックス効果が高いです。

保湿効果も高いため、サウナから出た後は肌がツヤツヤに。

また、低温サウナは息苦しくなりにくいので初心者の方もじっくり身体を温めることができるでしょう。

ミストサウナのデメリット

  • 爽快感は低め
  • 高温のドライサウナに比べるとととのいにくい
  • 自宅で使う場合はカビが生えやすい点や電気代がかかる点に注意

ミストサウナは高温でしっかり身体を温めるドライサウナに比べると、爽快感やむくみ・痛みの解消効果は低めです。

また、サウナ→水風呂→休憩(外気浴)という交代浴の寒暖差によって、心身ともに気持ち良くなる状態のことを「ととのう」と言いますが、ミストサウナの場合は温度が40℃程度と低いため、ととのいの状態に達することが難しいです。

「ストレス解消のためにととのいたい!」という方は、ドライサウナのほうが適しているでしょう。

ミストサウナを自宅で使う場合は1時間当たり100円程度の電気代がかかるのに加え、高湿度によるカビ対策で使用後に浴室乾燥機を使う必要もあります。

浴室乾燥機も1時間50円程度の電気代がかかりますが、サウナ施設に通うのに比べればランニングコストは安くなるでしょう。

関連記事:ドライサウナとミストサウナの違い|特徴や効果、設置費用を比較

関連記事:塩サウナは自宅で楽しめる?!風呂を塩サウナにする方法や正しい入り方、注意点

ミストサウナ完備のマンション・賃貸物件とは

浴室

ミストサウナ完備のマンション・賃貸物件は、浴室にミストサウナの設備がある物件のことです。

ミストサウナが付いている物件は人気が高く、アットホームなどの物件サイトで探すことができます。

特に東京都や愛知県、大阪府などの都市部でミストサウナがついている物件が多いようです。

ミストサウナ完備のマンション・貸物物件の相場

ミストサウナ完備の賃貸物件の家賃相場は、ミストサウナなしで同じ間取りの物件と比較して+5,000円程度といったところです。

ただし、ミストサウナの有無よりも築年数や駅からの距離などのほうが家賃に影響します。

ミストサウナは後付けできる?

ミストサウナ設備を浴室に後付けすることも可能です。

ただし、後付けする際は必ず管理会社に設置してもいいか事前に確認してください。

設備の後付け不可の物件にミストサウナを設置すると、契約違反になる場合があるので要注意です。

また、熱源や電気配線の確認も必要です。

ミストサウナは通常200Vの電源を必要としますので電気変換工事が必要となり、加えて配線工事が必要になります。

費用相場は電気変換工事が3万円~、配線工事が10万円~です。

浴室の給排水工事も必要となりますのでこちらの可否も管理会社に確認することと、退去時に原状回復が必要かについても詳しく聞いておきましょう。

サウナの専門商社なら家庭用サウナ選びや費用、設置工事について相談が可能。
是非お気軽に電話やメール・LINEで相談してみてください。

 

関連記事:家庭用ミストサウナ購入!ミストサウナメーカーのおすすめ人気商品5選【徹底比較】

自宅用ミストサウナの種類と費用相場

自宅の浴室にミストサウナを設置する場合は

  • 天井設置タイプ
  • 壁掛けタイプ

の2つの選択肢があります。

それぞれの特徴や費用について解説します。

天井設置タイプ

ミストサウナ 天井設置タイプ

天井設置タイプは浴室乾燥機にミストサウナ機能がついているものが多く、本格的なミストサウナを設置したい方におすすめです。

【メリット】

  • 高性能で多機能
  • 天井に埋め込まれるため見た目がスッキリする

【デメリット】

  • 後付けする場合は大規模な工事が必要
  • 本体と別に熱源機が必要な場合がある
  • 古いタイプの浴室には設置できない場合がある

新築や浴室をリフォームする場合は、この天井に埋め込むタイプのミストサウナが適しています。

天井設置タイプを後付けしようとすると、20万円以上かかる大規模な工事が必要となるためご注意ください。

システムバスではない古い浴室には天井設置タイプは設置できない場合もあります。

また、天井設置タイプのミストサウナには本体のほかに熱源機(沸かした湯を循環させる機器)の設置工事が必要な場合があり、費用が変わってきます。

【天井設置タイプの設置費用例】

  • 本体:30万円前後
  • 熱源機:10万円前後
  • 設置工事費:10万円前後
  • 合計:50万円程度

工事費用は業者によって大きく異なるため、相見積もりを取り比較しましょう。

関連記事:浴室暖房乾燥機でサウナはできる?自宅の風呂でサウナを楽しむ方法!

関連記事:パナソニック製ミストサウナ「i・ミスト」とは?機能や費用、家庭用ミストサウナの口コミを紹介

壁掛けタイプ

ミストサウナ 壁掛けタイプ
Amazonより引用

壁に設置するだけで使えるタイプの多くは、「温水式浴室暖房乾燥機」や「後付けミストユニット」として販売されており、ミストサウナとしての機能を備えています。

ミストサウナとしての機能は天井設置タイプには劣りますが、寒い季節に浴室暖房や乾燥器としても使用できるため重宝するでしょう。

【メリット】

  • 本体価格や設置費用が安い
  • 手軽に後付けできる
  • 浴室を温めたり乾燥器としても使用できる

【デメリット】

  • 天井設置タイプには性能が劣る
  • 浴室のカビ対策のメンテナンスが必須
  • 別途接続備品(1万円~)が必要になる場合がある

天井設置タイプを後付けする場合の費用合計が40万円程度なのに対し、壁掛けタイプは7万円~とかなりコスパがいいです。

ただし乾燥機能も天井設置タイプには劣るため、使用後のカビ対策や換気はしっかりと行うようにしてください。

【壁掛けタイプの設置費用例】

  • 本体:5万円前後
  • 設置工事費:1.5万円程度
  • 接続備品:1万円程度
  • 合計:7万円前後

ミストサウナの使い方

サウナ

自宅のミストサウナを使う流れは以下の通りです。

  1. 事前に水分補給をする
  2. 入浴の数分前から浴室を温めておく
  3. 40℃前後になったら入浴しじっくり身体を温める
  4. 入浴後も水分補給をする

機器によってはマイクロミストや温冷コースなどモードを選べる場合がありますので、お好みに合わせて使い分けてみるとよいでしょう。

さらに、ミストサウナの効果を上げるポイントとして以下の2点があります。

  • 2時間前から食事は控えめにする
  • サウナ室には10分入る

食後は消化の為に血液が胃腸等の消化器系へ集中しますが、サウナ(普通の入浴でも)に入ると血液が分散されて、健康上良くありません。

1〜2時間、食休みをしてから入って下さい。

また、ミストサウナは1温度が低く設定されている分、10分以下の入浴だと少し効果を体感しにくいです。

ミストサウナの場合は10分入ってようやく満足な効果が期待できるため、正しい入り方といえるでしょう。

ミストサウナの設置方法

熱源機が必要なミストサウナを自宅の浴室に設置する際は、まず本体と熱源機を繋げる工事や給排水の配管工事が必要になりますので専門業者に依頼します。

賃貸物件で熱源機が外にある場合は壁に穴を開けなくてはならないため、熱源機が不要なミストサウナを選択することをおすすめします。

ミストサウナのメンテナンス

掃除用具

ミストサウナのメンテナンスの方法や頻度は、通常の浴室乾燥機と同じで問題ありません。

  • 内部のフィルターの手入れ(月に1回程度)
  • 外側のパネルの手入れ(週に1回程度)

加えて、使用後に十分に換気することや自動乾燥運転モードなどを使用することで、カビを防ぎましょう。

関連記事:家庭用サウナのメンテナンス方法まとめ!使用後のお手入れや定期的な点検項目、メンテナンスを楽にする方法まで徹底解説

ミストサウナの光熱費

ミストサウナを1時間使用した際にかかる電気代またはガス代は、100円程度です。

使用後に乾燥機を使用することも考えて、1回の使用で光熱費が100~150円程度かかると考えておくとよいでしょう。

毎日1時間ミストサウナを使用する場合の光熱費は、月3,000円~4,500円かかることになりますね。

ミストサウナに低温モードがある場合は光熱費を抑えられますので、上手く使い分けるとよいでしょう。

関連記事:自宅にミストサウナを導入!設置方法や費用、光熱費まとめ

まとめ

今回はマンションや賃貸物件でミストサウナを楽しむ方法を探している方へ、お役立ち情報をご紹介しました。

後付けできる壁掛けタイプのミストサウナ機器を使用することで、コストを抑えて手軽に自宅にミストサウナを設置することも可能です。

賃貸物件での設置ではオーナーや管理会社との相談が必要ですが、この記事を参考にミストサウナ導入を実現していただければ幸いです!

関連記事:マンションでもサウナを設置可能!設置前に確認すべき点とおすすめ家庭用サウナ7選

関連記事:自宅で楽しめる簡易サウナ!風呂やベランダでサウナに入れるおすすめ商品10選

 

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