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PSEマーク未取得の家庭用サウナストーブは危険!購入・販売・アリババでの輸入で気を付けるポイント

PSE未取得のサウナストーブは-危険!購入・販売時の注意点

電気を燃料とするサウナストーブを選ぶ際に、安全性が高い製品であるかを判断するひとつの基準となるのが、「PSEマーク」の有無です。

本記事では、

  • 電気用品安全法のPSEとはどのようなものか
  • PSEマーク未取得のサウナストーブがなぜ危険視されるのか
  • 購入、輸入、販売時にどのような点に注意すべきか

を詳しく解説します。

安心してサウナを楽しむためにも、適切な知識と対策を身に着けましょう!

安全なサウナストーブを選ぶための3つのポイント

MISAサウナストーブ
泉興産より引用 MISAサウナストーブ

電気サウナストーブを購入する際は、以下の3点を抑えておきましょう。

  • 【最重要】PSEマークがついた電気サウナストーブを選ぶ
  • サウナ室本体は輸入品を使用してもOK
  • サウナ本体・ストーブをセットでPSE取っている製品もある

PSEマークがついた電気サウナストーブを選ぶ

PSEマークは、その製品が日本の電気用品安全法の安全基準に適合していることを示します

電気サウナストーブを選ぶ際には、まずPSEマークがあるかどうかを確認することが重要です。

PSEマークがある製品は、電気火災や感電といったリスクを最小限に抑えるために必要な安全テストをクリアしていますので、安全かつ安心して使用することができます。

サウナ室本体は輸入品を使用してもOK

サウナ室本体に関しては電気用品安全法の対象外ですので、個人で取寄せる輸入品であっても問題ありません。

本体は輸入品、サウナストーブは日本でPSEマークがついたものを組み合わせて使う分には安全性が保たれるということですね。

※個人輸入品は、工事や施工の難易度が高くなる点にはご注意ください。

サウナ室本体の安全性は、主に材質や構造によって左右されます。

長期間の使用に耐えうるか、耐久年数なども確認しておきましょう。

サウナ室本体・ストーブをセットでPSE取っている製品もある

販売されているホームサウナには、

  • サウナ室本体・ストーブをセットでPSE取っている製品(電気サウナバス適合品)
  • ストーブ単体でPSE取っている製品(サウナバス用電熱器)

の2種類があります。

これは輸入時・販売時の商品の取り扱い分類が異なるだけであって、ストーブにPSEマークがついていれば安全性の問題はありません

サウナ室本体の安全性については、取り扱いメーカーにご確認ください。

関連記事:サウナストーブのみで購入!電気・薪ストーブが単品で買えるおすすめメーカー

関連記事:電気サウナストーブとは?メリットデメリットや設置方法、電気代、おすすめメーカー3選も紹介

電気用品安全法のPSE(PSEマーク)とは

電気用品安全法は、日本で販売される電気製品が一定の安全基準を満たすことを確保するための法律です。

この法律のもと、電気製品には「PSEマーク」と呼ばれるマークが付けられることが義務付けられています。

PSEマーク
一般社団法人日本品質保証機構公式サイトより引用

【PSEの意味】

  • P:Product(製品)
  • S:Safety(安全性)
  • E:Electrical Appliances & Materials(電気用品)

このPSEマークは、製品が日本の安全基準に適合していることを示すマークで、製品が安全に使用できることを消費者に保証するものです。

PSEマークは電気製品が日本の安全基準をクリアしているという証明であり、消費者が安心して製品を使用できるようにするためのマークとなっています。

サウナストーブは特定電気用品(菱形PSEマーク)に分類

電気サウナストーブは電気用品安全法の「特定電気用品」に分類されますので、PSEを取得していないと日本国内での販売が違法となる製品です。

一方でPSEマークがない電気サウナストーブを個人で使用することは、違法とはなりません。

ただし安全基準を満たしていない製品ということになりますので、日本家庭の電圧などに対応していない場合があります。

そのためPSEマークがない電気サウナストーブの個人使用は危険を伴い、事故が起きた際も自己責任です。

結論、個人使用目的でもPSEを取得しているものを選ぶことが推奨されますね。

菱形PSEマーク・丸型PSEマークの違い

PSEマークは2種類あり「特定電気用品」には菱形のマークが、「特定電気用品以外の電気用品」には円形のマークが使用されます。

PSEマーク 特定電気用品
経済産業省公式サイトより引用

特定電気用品は火災や感電のリスクが高いとされる製品群で、より厳しい安全基準が設けられています。

前述した通り電気サウナストーブは特定電気用品に分類されますので、国内で販売する場合は菱形PSEマークの取得が必須です。

PSEマーク 電気サウナストーブ
SAUNAHAX公式サイトより引用

関連記事:国産サウナストーブの特徴やメリット、海外産との違い|おすすめメーカー6選

アリババなどの輸入サイトの商品は要注意!

中国を拠点とする大手ECサイト「Alibaba(アリババ)」では、海外製の電気サウナストーブも多く販売されており個人でも購入することができますが、このような製品の多くは海外の電圧に対応しており、PSEを取得していないものも多いです。


アリババ 電気サウナストーブ
Alibabaより引用

アリババ 電気サウナストーブ
上記ストーブの対応電圧は220~380V。

日本の家庭で使用できる電圧は100Vあるいは200Vなので、海外電圧に対応したストーブを使用すると予期せぬ事故や故障につながる可能性がありますのでご注意ください。

個人輸入できるサウナストーブは価格が安いのがメリットですが、安全性が不十分ですので選択しないことをおすすめします。

サウナの専門商社では、PSE取得済みの電気サウナストーブのみを扱っていますので安心です。

ぜひ以下のボタンから、取り扱いストーブをご覧ください。

関連記事:【サウナストーブ】単相・三相ストーブの違い!200Vと100Vの選び方も解説

PSE未取得の電気サウナストーブ輸入・販売による罰則

日本で電気用品安全法に基づくPSEマークを取得していない電気用品を輸入し、販売することは法律違反となります。

違反した場合、個人なら1年以下の懲役または100万円以下の罰金、あるいはその両方が科される可能性があります。

また、PSEマークがない電気サウナストーブを個人で輸入することは違法ではありませんが、PSEマークがない製品をフリマサイトなどに出品することは法律違反となります。

サウナ室本体にはPSEマークは不要

ホームサウナ
楽天市場より引用

家庭用・業務用サウナを購入する場合、電気サウナストーブはPSEマークの対象ですが、サウナ室そのもの(建築構造部分や断熱材など)は電気を消費しないため、PSEマークは必要ありません

サウナ室本体は電気用品ではなく、単なる空間や建築物としての性質を持つため、電気用品安全法の対象外であり、PSEマークは不要ということですね。

薪サウナストーブにはPSEマークは不要

薪サウナストーブ モキ製作所
モキ製作所公式サイトより引用

薪サウナストーブは、その名の通り薪を燃料として使用しサウナ室内を温めます。

電気を使用しない薪ストーブは電気用品安全法の対象外であり、PSEマークを取得する必要はありません

薪サウナストーブは、建築基準法や消防法を確認し安全に使用しましょう。

まとめ

この記事では、安全性の高い製品選びの重要性や、購入・輸入・販売の際に注意すべきポイントを詳しく解説しました。

PSEマーク未取得のサウナストーブの使用は大きなリスクを伴うことが、お分かりいただけたと思います。

サウナの専門商社で取り扱う電気サウナストーブはすべてPSEマーク取得済みですので、ぜひ安全性の高いサウナ選びにお役立てください!

サウナの専門商社なら、サウナストーブ導入の費用や電気工事について相談も可能。
是非お気軽に電話やメール・LINEで相談してみてください。

 

関連記事:泉興産「MISA(ミサ)」サウナストーブの製品ラインナップや評判まとめ

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