DIYで自作のサウナ小屋を作った人11選! 【作り方やおすすめの本も紹介】

DIYで自作のサウナ小屋を作ってみたい。そんな願望を実現してしまった人を今回は11人紹介していきます!

日本には一般の人にも利用可能なDIYサウナの「The Sauna」など個性豊かなサウナが数多く存在しています。

DIYでサウナ小屋を自作するときにおすすめの本や、サウナ小屋の作り方、テントサウナとサウナ小屋の違いなんかもしっかり解説していくので、サウナを自分で作りたいという方のお役に立てれば幸いです。

目次

【DIY】 サウナ小屋とテントサウナの違いとは

テントサウナとは

テントサウナ

テントサウナとは、文字通りテントをサウナにしたものです。

2020年にサウナブーム、2021年に入ってからじわじわと人気が出てきているテントサウナ。川や湖などの水辺にテントサウナを立てて、しっかりと暖まった後に湖や川にダイブ!というアクティビティが最近注目をあびています。

テントサウナの特徴

①電気ストーブを使用し室内を温める
②薪ストーブを使用し室内を温める

の2パターンがあります。

①の電気ストーブの場合は出力によって変わりますが、8kWでは80℃前後が室内の最高温度となります。

②の薪ストーブは、薪を燃やした熱で室内を温めるのでテントサウナの種類によっては室内が120℃まで達する事もあります。

テントサウナの作りは、テントの中に薪ストーブを設置して排気用の煙突が立たてたものというシンプルな構造になります。

テントサウナはDIYで作るのではなく、日本の正規代理店からレンタルもしくは購入することで使うことができます。
主なテントサウナとしてはフィンランド(ブランド:Savotta(サボッタ))とロシア(ブランド:mobiba(モビバ)、MORZH(モルジュ))があげられます。

Savotta(サボッタ) 公式SHOP https://www.savotta.fi/

モバイルサウナ mobiba(モビバ) FIRESIDE  https://www.firesidestove.com/products/accessories/mb10.html

ロシア製 3層式テントサウナ® MORZH(モルジュ)公式SHOP https://saunacamp.net/shop/tent/

発祥の地:フィンランド 
サウナ発祥の国とも呼ばれているフィンランドでは、日本でいうお風呂の様な感覚でサウナが日常に溢れてます。諸説ありますが、テントサウナは元々、軍隊が遠征地でもサウナを楽しめるようにと開発されたもの!

サウナ小屋とは

DIYでサウナを作るなら、テントではなくサウナ小屋です。テントサウナを自分で作るには難しい点が多く、熱が上手くこもらなかったり、火事が起こってしまったりなど自分で作るには厳しい点がいくつか見受けられます。

サウナ小屋を自宅で楽しむ方法は2つ!

①サウナキットを購入し、組み立てる
②DIYでサウナ小屋を1から自分で作る

①サウナキットを購入し、組み立てる

サウナキットを購入し、組み立てる事のメリットは簡単にセルフサウナが作れてしまう点です。DIYと異なるデメリットは単純に金額が高く100万円は超えてしまうことにあります。

日本でのサウナキット購入方法

サウナキットはログハウスのビッグボックスなどから購入することができます

②DIYでサウナ小屋を1から自作する

DIYでサウナ小屋を1から自分で作るにはどうしたらよいのでしょうか。

DIYでサウナ小屋を作りたいけど、中々手が出ない人は「Pinterest」で「sauna」「sauna house」「log sauna」のようなキーワードを入れて調べると、世界中のサウナ小屋の設計とかでてくるためとてもオススメします!

>>自宅にサウナ小屋を自作!DIYする手順や費用、安全性を高める方法、成功事例について解説

DIYで自作サウナを作った人11選!

DIYで1から自作サウナを作った方を11人ご紹介します!

本格DIYサウナの「The Sauna」 サウナの後は野尻湖へダイブ!

サウナビルダーの野田クラクションベベーさんが、長野県の信濃町でアウトドア・サウナが楽しめる施設「The Sauna」を作りました。

DIYによって作られたこの サウナ小屋「The Sauna」は制作期間約2か月を経て完成。丸太運びから始まったこの至極サウナ小屋は一般の人も予約することで誰でも入ることができます。

サウナに入った後は湖に飛び込んだり、冬には雪に飛び込むことができます。他では体験できないサウナ体験をぜひ一度!

The Saunaの特徴

「家にサウナ欲しいな」→「作るか」でDIYしたご夫婦

「家にサウナ欲しいなー」と何げなくつぶやいたら、夫が本当に手作りしてしまった、と実録マンガを投稿。たちまちSNSでバズり、「行動力がヤバすぎる」「夫は何者、、!?」と沢山の反応がありました。

このサウナ小屋は野良仕事でNolla(スウェーデン語の「ゼロ」)から作ったことから、「Nolla SAUNA」と名付けられました。

https://twitter.com/yachiyochiyo/status/1393922761790091265?s=20

DIYサウナ小屋 【自作サウナ】36万円で完成!

日本で唯一のDIY・日曜大工マガジン「ドゥーパ!」と、日本最大級のDIYスナップ共有&メディアの「HANDIY(ハンディ)」のコラボ。        

DIYでサウナ小屋を作る様子をYouTubeで配信しているため、とてもわかりやすく自作サウナが学べます!

65000円で格安プライベートサウナ小屋をDIYする

サウナ小屋をDIYするのって、とても工数もお金もかかりそうなイメージ、、、まさか、65000円でプライベートサウナ が作れちゃうなんて。

サウナ小屋をDIYしたい人は、下記の記事ではその制作過程を1からみることができるので確認してみてください!

650000円で格安プライベートサウナ小屋をDIYする まとめ

本やYouTubeを参考に1人でサウナ小屋を自作・設計図も公開

サウナが好きなあまり本をYouTubeを参考に1人でサウナ小屋を自作してしまった会社員のmasaさんは、運営するブログでサウナの製造段階を公開しています。

特に設計図を詳しく公開しているので、1からサウナ小屋を作りたい!という方の参考になるでしょう。

完成したサウナ小屋は、外装・内装ともに素人が作ったとは思えないほどクオリティが高く、素晴らしいですね。

ブログ「FUN&STAY」

女性1人でもDIYサウナ小屋は作れる!

夫婦で建てた山の中の小屋で暮らすウメちゃんさんも、YouTubeでサウナ小屋を作る様子をアップしています。

女性1人でリズムよくサウナ小屋を完成させていく様子は驚きです。

しかも本格的なサウナ小屋は、材料費は10万円以下とのこと!

素材に関するこだわりやポイントも解説していますので、参考になりますよ。

夫婦で一緒にサウナに入りたい!を叶えるバイオストーブのサウナ小屋

夫婦で一緒にサウナに入りたい!という想いから、お庭にサウナ小屋を作ったGOLFISH!–ゴルフィッシュ!–さんもYouTubeで制作の様子やサウナに入ってみたレビューを公開。

材料代は20万円程度に抑えられたとのことです。

住宅街のご自宅にサウナ小屋を作るということで、薪ではなく煙や一酸化炭素が発生しないバイオエタノールを使ってサウナ室を温めています。

仲間と作るサウナ小屋!制作過程も楽しもう

どすこい童心主義さんも、約1年かけて48万円でサウナ小屋を建てる様子をYouTubeで公開しています。

ドゥーパの「DIYでサウナを作る本」を参考に、男性3人で大きめのサウナ小屋を作っており、仲間と一緒にサウナ小屋作る過程もとても楽しそうです!

基礎作りから完成まで、細かい工程を見せてくれているので参考になるでしょう。

マンションの屋内にDIYサウナを作った方も!

一級建築士の島田さんは、週末に数時間作業し4カ月かけて自宅マンションの屋内にホームサウナを完成させました!

資材はホームセンターで、電気サウナストーブはSAWOのものを購入。

かかった費用は合計40万円だったそうです。

記事ではマンション室内にサウナを設置する際の注意点やポイントも紹介しています。

40万円でフィンランド式サウナを自宅マンションにDIY!その全貌を紹介

3日間で完成!予算10万円の屋内サウナ

友人からの依頼で、3日間で屋内サウナを作ってしまったというSaunaBuilderさん。

予算は10万円以下!制作の様子をnoteやYouTube、Tiktokで紹介しています。

もともと持っている3Dモデル作成の知識を生かし、お部屋の雰囲気に合い男性が2人は入れる本格サウナを作り上げました。

浴室の浴槽の水を冷却用チラーで冷やし、低温の水風呂も作りサウナ体験をより本格的なものにしているのもいいですね!

ストーブは電気工事不要でコンセントにつないで使える100V対応のものを使用しています。

3日間で夢の自宅サウナを実現!1R6畳の部屋に予算10万円でサウナをDIYした話

究極の「おうちサウナ」に成功してしまった話

サウナ小屋ではなく、おうちサウナとしてDIYしたあでのいさん。

サウナを自分の家の浴槽で、わずか1万円で完成させてしまったその柔軟な発想力と創造力には恐らく、この方に並ぶものはいないのではないでしょう。

必要物品一覧

・簡易ビニール浴槽 約5000円
・家庭菜園用小型ビニールハウス 約2000円
・サウナストーン1kg 約2000円
・ザル 約200円
・フライパン 約700円

合計 約1万円也

究極の「おうちサウナ」に成功してしまった話

DIYでサウナ小屋を自作したいときに読むべき本3冊!

DIYでサウナ小屋を作ろうと考える人は一定数おり、その人たちのニーズに答えるよう、自作サウナを学べる本がいくつか存在します。サウナを自作したいけど、やり方がわからず中々一歩を踏み出せないという方は多いのではないでしょうか。

これから紹介する本を読めばある程度体系化された、サウナDIYの方法を学ぶことができるのでぜひ一度手に取ってみてください!

Sauna Builder ~DIYでサウナを作る本~

本書ではさまざまな手作りサウナの実例から具体的な製作方法の紹介をはじめ
テントサウナのカスタムや、サウナハットやヴィヒタやといったサウナツールの製作方法も紹介。
DIYサウナで自分だけの特別なととのい時間を手に入れよう!

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『Sauna Builder ~DIYでサウナを作る本~』は、自宅でサウナ小屋をDIYするためのガイドブックです。

この本では、実際にサウナ小屋を自作した人々の経験談と詳細な制作プロセスが紹介されており、約37万円で自作サウナを完成させる方法についても詳しく解説されています。

設計図も付属しているため、DIY初心者から経験者まで、サウナ作りに役立つ実用的な内容が盛り込まれています。

サウナをつくろうー設計と入浴法のすべて

私たちの持つサウナの知識には多くの間違いがあります。サウナとは本来どのようなものか?良いサウナをつくるにはどうしたらいいか?そして本当のサウナの楽しみ方を本書は教えてくれます。

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サウナをDIYするための本で、一番におすすめなのが「サウナをつくろう―設計と入浴法のすべて」という本になります。

サウナの設計に関して、実際の図面・詳細図がしっかり掲載されていることや、維持管理の面や材料に関して設計の際に抑えるべきポイントを丁寧に解説してあります。サウナの設計を考えている方は必読書でしょう。

写真もふんだんに取り入れられ、読者の感覚的な受け止めに大きな助けとなっています。図や写真のページがかなりあるので、値段は少々張りますが、サウナに少しでも興味があれば、すべての人におすすめしたい本です。

オールドスモークサウナ

オールドスモークサウナ書籍には、ユネスコの無形文化遺産、エストニア・ヴォル地方のスモークサウナDVD(日本語字幕付)が付いています。スモークサウナを映像で見ていただくとともに、著者の細かな調査や取材、体験に基づき、図や写真を多用し詳しく分かりやすく紹介されています。今や世界中に広まったサウナの原点「スモークサウナ」の解説本となっています。

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サウナ小屋をDIYするための本で 、次におすすめなのが「オールドスモークサウナ」という本になります。

サウナを知り尽くした公益社団法人日本サウナ・スパ協会技術顧問の著者が、サウナの原点であるオールドスモークサウナについて、分かりやすく図や写真を多用し詳しく解説した本です。

サウナの設計だけではなく、サウナへの動線やサウナの存在意義などを知ることができるのでとてもおすすめしたい1冊となっています。

DIYサウナを作る場合もサウナストーブは購入する必要がある

DIYサウナを作る場合も、サウナストーブは購入する必要があります。

屋外用サウナの場合、高温でパワーのある「薪サウナストーブ」が推奨されます。

薪ストーブはコンパクトで移動もできるタイプなら煙突込で5万円~購入可能ですが、なかには耐久性が低かったり、錆びが発生しやすく長く使えないものもあるので注意が必要です。

より長く使い続けられるものを選びたいなら、30万円~の製品を選ぶことをおすすめします。

 

火を使わないより安全なストーブを使いたい方や屋内にサウナを設置したい方は、「電気サウナストーブ」を選ぶのもよいでしょう。

電気サウナストーブの相場は40万円~となり、加えて電気工事や配線工事が必要になりますが、つまみやコントローラーで簡単に温度調整ができるので、初心者でも使いやすいというメリットがあります。

 

サウナストーブ選びにお悩みの方は、サウナストーブ購入!サウナストーブメーカーのおすすめ商品を紹介サウナストーブの選び方!自宅や事業用で使えるサウナストーブ購入時のポイントの記事も参考になりますので、合わせてご覧ください。 

DIYでサウナ小屋を自作する方法:まとめ

サウナ小屋を自作でDIYするイメージがみなさん持てたでしょうか??たった1万円で自宅の浴槽にサウナを作ったり、丸太運びから始まる本格的なサウナ小屋を完成させ、商業用にしている人などたくさんのユニークな人がサウナを楽しんでいます。

自宅でサウナを楽しみたいならテントサウナがいいのか、はたまた本を読んで1からDIYで作るのか、数多くの選択肢があるのでぜひ皆さんも作ってみてください。

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