【2024年版】テントサウナおすすめランキングTOP11!人気メーカー・ブランドを徹底比較
- 2024年10月16日
初めてテントサウナを購入する際は、趣味のためのアイテムとしては安くはない買い物ということもあり、かなり迷ってしまいますよね。
「どのブランドがいいのか」
「自分の予算やニーズに合う製品はどれなのか」
そんな不安を抱えている方も多いと思います。
そんな方に向けて、この記事では2024年版として最新のテントサウナの人気メーカー11社を徹底的に比較し、あなたにぴったりの一台を見つけるお手伝いをします!
どんなスタイルや好みにも応じた、おすすめのブランドをランキング形式でご紹介しますので、これを読めばもう迷うことはありません。
ぜひ、テントサウナ購入の際の参考にしてみてくださいね!
目次
テントサウナブランドおすすめ人気ランキング
さっそく、比較検証してわかったテントサウナメーカーのおすすめ人気ランキングを発表します。
\ランキングの比較軸/
①コ ス パ:価格に対する性能や付属品
②品 質:素材の耐久性など
③使いやすさ:設営・撤去、メンテナンスの手間
④断 熱 性:最高温度、保温性
ブランド(メーカー)名 | テントサウナ種類 | 価格 | 付属ストーブの有無 | 設営時間 | 産地 | ポイント | |
1 | MORZH | 3種類 | 192,500円~291,500円 | 〇 | 約20分 | ロシア | 3層式で断熱性に優れる。 2本のポールを軸にするシンプルな構造により、 設営が簡単。 |
2 | Mobiba | 2種類 | 181,500円~203,500円 | 〇 | 約20分 | ロシア | リュックのように持ち運べる モバイルサウナ。 モバイルサウナは床がない仕様 |
3 | SAVOTTA | 2種類 | 55,000円~150,000円 | 〇 | 約30分 | フィンランド | 一般向けテントサウナの元祖。 本場フィンランドの老舗ブランド。 軍隊でも使用される高い耐久性。 |
4 | AMBER | 2種類 | 74,300円~210,700円 | 〇 | 約1分 | 日本 | 高い断熱性と大きな窓が特徴。 初心者におすすめのスターターキットもあり。 |
5 | MGC JAPAN TRADE | 5種類 | 37,990円~96,990円 | 〇 | 約1分 | 日本 | 360℃が窓になっているテントは解放感抜群。 レギュラーテントは全12色の色展開。 |
6 | EX-PRO | 4種類 | 198,000円~278,000円 | 〇 | 約1分 | ロシア | ポップアップ式のテントサウナの元祖。 最高115℃で足元まで温かい。 |
7 | PLOW | 2種類 | 36,800円~132,000円 | 〇 | 約1分 | 日本 | 5か所の取っ手を引っ張るだけで簡単にテントの組み立てが可能。 テント天井の窓から自然光が差し込む作り。 |
8 | SUNGOOD | 6種類 | 73,700円~218,900円 | 〇 | 約1分 | 日本 | ロウリュ専用のサウナとドライサウナ専用の2種に分かれている。 ドライサウナ専用のテントは最高130℃。 |
No.1 MORZH(モルジュ)
ロシアブランド「MORZH」のテントサウナは、‐20℃でも使用可能な優れた保温性を持つ「サーモスティック」キルティング素材の3層構造を採用しています。
テント内は最高115℃まで温度が上がり、組み立てもポール2本で簡単に自立し20分で設営可能です。
コンパクトで軽量なので、女性でも一人で運べます。
通常タイプには大きな窓が2面、SKIシリーズでは天井にも窓があり、開放感が楽しめますよ。
\サウナの専門商社 編集部の評価/
・コ ス パ:★★★☆☆
・品 質:★★★★☆
・使いやすさ:★★★☆☆
・断 熱 性:★★★★★
ドラマ「サ道」にも登場したことで、日本のサウナーにも人気が高いMORZH。
テントサウナで重視すべき断熱性は、「キルティング3層構造」でクリア!
価格 | 192,500円~291,500円 |
サイズ展開(重量) | W205*D205*H195cm(8.3kg~9㎏) W230×D296×H197cm(17.7kg) |
色展開 | 各4色 |
設営にかかる時間 | 約20分 |
ストーブの種類 | 薪ストーブ。ロウリュ可。 |
付属備品 | ストーブのみ。オプションでサウナストーンなど付属可能。 |
No.2 Mobiba(モビバ)
ロシアのシベリアで誕生したMobibaは、リュックのように背負える「モバイルテント」が有名なブランドです。
正面に景色が望める大きな窓がついていることも特徴の一つになります。
ポールタイプですが組み立ても20分で完了します。
\サウナの専門商社 編集部の評価/
・コ ス パ:★★★☆☆
・品 質:★★★★☆
・使いやすさ:★★★☆☆
・断 熱 性:★★★☆☆
ストーブを含めても比較的軽量で、背負って運びやすいアウトドアに特化したテントサウナです。
モバイルサウナは床がない仕様になっていますので、保温性がやや低くなる点は知っておきましょう。
価格 | 181,500円~203,500円 |
サイズ展開、重量 | W199×D199×H195cm(7.6kg) W255×D255×H220cm(10kg) |
色展開 | 各1色 |
設営にかかる時間 | 約20分 |
ストーブの種類 | 薪ストーブ。ロウリュ可。 |
付属備品 | ストーブ、煙突、テント用キャリーバッグ、ペグ、ペグ収納袋、自在金具付き張り綱、リペア用生地。サウナストーンは別売り。 |
No.3 SAVOTTA(サヴォッタ)
サウナの本場フィンランドの老舗ブランド「SAVOTTA」 のテントサウナも人気が高いです。
その最大の特徴は、軍隊でも使用されるほど耐久性に優れている点。
温度設定は60℃~80℃と上がり過ぎないので、ゆったり入れることもメリットと言えます。
テントは1~2人用と3~4人用の2種類となっています。
\サウナの専門商社 編集部の評価/
・コ ス パ:★★★★☆
・品 質:★★★☆☆
・使いやすさ:★★☆☆☆
・断 熱 性:★★☆☆☆
薪やサウナストーンなどが一式揃ったスターターキットもありますので、初心者でも本格テントサウナを購入したい!という方におすすめ。
ただし、設営は慣れても30分程度かかるため手間と感じる場合も。
価格 | 55,000円~150,000円 |
サイズ展開(重量) | H:140/160cm x D:170 cm(5.6 kg)H:140/200cm x D:250cm(8.7kg) |
色展開 | 各1色 |
設営にかかる時間 | 約30分 |
ストーブの種類 | 薪ストーブ。ロウリュ可。 |
付属備品 | ・通常テントのみ。 ・スターターキットは・サヴォッタ ヒイシ、ストーブ、 ストーンラック、ナルヴィ サウナストーン(20kg)、薪セット付き。 |
No.4 AMBER(アンバー)
国内ブランド「AMBER」のテントサウナは、5か所の取っ手を引くだけで1分で組み立て可能で、1人でも簡単に設営できます。
「totonoi」シリーズと新作「totonoi2」はどちらも1~4人用です。
「totonoi2」では断熱性や窓の大きさが改良され、外の景色を楽しめますし、さらに3層構造のキルティング生地を採用し、断熱性に優れています。
\サウナの専門商社 編集部の評価/
・コ ス パ:★★★☆☆
・品 質:★★★☆☆
・使いやすさ:★★★☆☆
・断 熱 性:★★★★☆
商品はテントのみから、薪ストーブやサウナグッズが揃ったスターターキットまで選べます。
断熱性を重視するなら「totonoi2」がおすすめですが、キルティング素材を採用したことで17kgと重くなっている点には注意しましょう。
価格 | 74,300円~210,700円 |
サイズ展開(重量) | totonoi:幅220㎝×奥行220㎝×高さ200㎝(12kg) totonoi2:幅220㎝×奥行220㎝×高さ206㎝(17㎏) |
色展開 | 各1色 |
設営にかかる時間 | 約1分 |
ストーブの種類 | 薪ストーブ、ロウリュ可。 |
付属備品 | テント単品、ストーブのみ付属、サウナストーンも付いたスターターキットの3種類。 |
No.5 MGC JAPAN TRADE
アウトドア用品の輸入販売している「MGC JAPAN TRADE」のテントサウナは、比較的価格も安いので、はじめてのテントサウナとしても手が出やすいでしょう。
ストーブ、薪、サウナストーン、サウナハットなどがセットになった「サ活始めるセット」はセット割で購入できます。
取り扱うテントサウナには以下の5種類があります。
- レギュラーサイズ
- コンパクトサイズ
- ワイドビュータイプ
- パノラマビュータイプ
- ソロタイプ
レギュラーサイズのテントは、カラーバリエーションがかなり多いのも他社にはない特徴です。
パノラマビュータイプのテントは360℃が窓になっており、解放感が抜群です。
\サウナの専門商社 編集部の評価/
・コ ス パ:★★★★★
・品 質:★★☆☆☆
・使いやすさ:★★★☆☆
・断 熱 性:★★★☆☆
安さ重視ならこのブランド!すべてが揃って10万円いかというのは破格で、テントサウナデビューにもぴったりです。
ただ、縫製が甘いという口コミも見られますので、購入者のレビューなどを参考に価格と品質のバランスを考えて購入してくださいね。
価格 | 37,990円~96,990円 |
サイズ展開(重量) | レギュラー:幅225cm×奥行225cm×高さ210cm(10.5㎏) コンパクト:幅141cm×奥行141cm×高さ170cm(10.5㎏) ワイドビュー:幅225cm×奥行225cm×高さ210cm (10.5㎏) パノラマビュー:幅225cm×奥行225cm×高さ210cm(13㎏) ソロタイプ:W145 × D85 × H140cm(5kg) |
色展開 | 各1色レギュラーサイズのみ全12色 |
設営にかかる時間 | 約1分 |
ストーブの種類 | 薪ストーブ、ロウリュ可。 |
付属備品 | テント単品、ストーブのみ付属、サウナストーンも付いたスターターキットの3種類。 |
No.6 EX-PRO(エクスプロ)
ロシア製「EX-PRO(エクスプロ)」は、設営が簡単なポップアップ式テントサウナの元祖です。
MORZHと同じく最高115℃のサウナですが、足元の温度が高くなるのでより全身温まることができると言われています。
EX-PROシリーズは4名用、6名用、8名用、10名用の全4種類のポップアップ式テントを展開しています。
\サウナの専門商社 編集部の評価/
・コ ス パ:★☆☆☆☆
・品 質:★★★★☆
・使いやすさ:★★★★☆
・断 熱 性:★★★★☆
断熱性・保温性、品質重視ならこちら!
価格は他社と比較して高いですが、だれでも簡単に設営できるという使い勝手の良さでも、予算が許すのであればおすすめできるブランドです。
価格 | 198,000円~278,000円 |
サイズ展開(重量) | W180×D180×H200(14.5kg) W270×D180×H210(20kg) W180×D360×H200(22kg) W310×D360×H220(25kg) |
色展開 | 各3色 |
設営にかかる時間 | 約1分 |
ストーブの種類 | 薪ストーブ、ロウリュ可。 |
付属備品 | ストーブのみ付属。サウナストーンなどは別途購入。 |
No.7 PLOW(プラウ)
薪割り機や芝刈り機を中心に取り扱うPLOW(プラウ)が販売する「MUSHIBURO」も、人気のあるテントサウナです。
「MUSHIBURO」もポップアップタイプで、5か所の取っ手を引っ張るだけでテントを立ち上げることができ1分で組み立てが完了します。
MUSHIBUROはテント側面と天井に窓があり、自然光がテント内を照らすため、暗くなりがちなテントサウナ内でも閉塞感がありません。
サイズ展開は4人用、ソロ用の2種類です。
\サウナの専門商社 編集部の評価/
・コ ス パ:★★★★☆
・品 質:★★★☆☆
・使いやすさ:★★★☆☆
・断 熱 性:★★★☆☆
価格と品質のバランスがよいテントサウナです。
こちらも床がないタイプのテントサウナですが、テント内は十分に熱々になるという口コミが見られました。
価格 | 36,800円~132,000円 |
サイズ展開(重量) | 850×1,400×1,400mm(9kg) 2280×2280×2000mm(14.5kg) |
色展開 | 各1色 |
設営にかかる時間 | 約1分 |
ストーブの種類 | 薪ストーブ、ロウリュ可。 |
付属備品 | テント単品、ストーブのみ付属の2種があり。 |
No.8 SUNGOOD(サングッド)
SUNGOODのサウナはポップアップタイプで組み立て簡単、また温度が上がるまでのスピードも高いことが強みです。
テントサウナはロウリュ専用のサウナとドライサウナ専用の2種に分かれており、ドライサウナ専用のテントでは最高130℃まで楽しむことができます。
\サウナの専門商社 編集部の評価/
・コ ス パ:★★★☆☆
・品 質:★★★☆☆
・使いやすさ:★★★☆☆
・断 熱 性:★★★☆☆
ロウリュを楽しむ方が多いテントサウナですが、ドライサウナ専用という製品は珍しいですね。
最高130℃というのは他社では体感できない最高温度。カラカラ熱々のサウナが好きな方は要チェックのブランドです!
価格 | 73,700円~128,700円 |
サイズ展開(重量) | 【ロウリュ専用】 330×345×210cm(20.7kg) 235×235×210cm(16.6kg) 210×210×205cm(10.5kg) 【ドライサウナ専用】 235×235×210cm(16.6kg) 210×210×205cm(10.5kg) |
色展開 | モデルにより1色 or 2色 |
設営にかかる時間 | 約1分 |
ストーブの種類 | 薪ストーブ、ロウリュ専用サウナのみロウリュ可。 |
付属備品 | ストーブのみ付属。 |
おすすめ1人用テントサウナ
最後におすすめの1人用サウナを3つご紹介します。
一人用サウナは持ち運びや設営も楽ですので、ソロキャンプにもおすすめ。
さらに自宅用サウナとしても活躍すること間違いなしです!
おうちDEサウナ
おうちDEサウナは、屋内でも屋外でも利用できるフィンランド式の1人用サウナテントです。
一般のご家庭に供給されている単相100Vのコンセントに繋ぐだけで使用でき、サウナ室内は30分~1時間程度で80〜95℃と高温になります。
ロウリュにも対応した電気ストーブが付属し10万円以下という低価格は魅力的ですね。
付属の電気ストーブは煙や一酸化炭素を発生させませんので、ご自宅で安全に毎日サウナを楽しみたい方にぴったりです。
テントはコンパクトに畳むことができ、電源がある場所ならアウトドアでも使用することができます。
\サウナの専門商社 編集部の評価/
・コ ス パ:★★★★★
・品 質:★★★★☆
・使いやすさ:★★★★★
・断 熱 性:★★★☆☆
電気工事不要・火器不使用で使い勝手が抜群にいいテントサウナです。
コスパもよく設置工事不要なので、家庭用サウナデビューにもおすすめ!お庭で使うのも楽しそうですね。
価格 |
※ストーブ込み。 |
サイズ(重量) | 720×520×350mm(15kg) |
色展開 | ブラック |
設営にかかる時間 | 約1分 |
ストーブの種類 | 電気ストーブ(単相100V)、ロウリュ可。 |
商品内容 | ソロサイズテントサウナ本体、電気ストーブ、サウナストーン、温湿度計 |
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おうちDEサウナ 公式販売サイトはこちら。
PLOW(プラウ) MUSHIBURO SOLO
公式HPより抜粋
PLOW(プラウ) MUSHIBUROシリーズの1人用テントサウナです。
こちらも広げるだけで組み立てが完了します。
大きな窓があるため閉塞感がない点も強みです。
36,800円と安価ですが、サウナストーブ・サウナストーンなどは別売りとなっているのでご注意ください。
\サウナの専門商社 編集部の評価/
・コ ス パ:★★★☆☆
・品 質:★★★★☆
・使いやすさ:★★★★☆
・断 熱 性:★★★☆☆
特にコンパクトな一人用は、大きな窓がついていると窮屈さが軽減されてかなりうれしい!
窓が大きいほど断熱性が下がるという問題もありますが、一人用の場合空間が小さいのでしっかりとした温かさが続きますので、その点も心配ありません!
価格 | 36,800円 |
サイズ(重量) | 850×1,400×1,400mm(9kg) |
色展開 | ブラウン |
設営にかかる時間 | 約1分 |
ストーブの種類 | 薪ストーブ、ロウリュ可。 |
商品内容 | ソロサイズテントサウナ本体、固定ロープ、ペグ、収納小袋、網棚 、 テント収納袋、折畳ビーム、収納ベルト、窓カバー、煙突ロカバー、煙突耐熱カバー |
MGC JAPAN TRADE
公式HPより抜粋
5㎏と軽量でリュックのように背負って運ぶことができる、1人用テントサウナです。
広げるだけで組み立てが完了する長方形タイプになっています。
ソロキャンプでも気軽に持ち運びや設営ができるテントサウナですが、サウナ内温度は約80℃~100℃としっかり温まります。
\サウナの専門商社 編集部の評価/
・コ ス パ:★★★★★
・品 質:★★★☆☆
・使いやすさ:★★★★☆
・断 熱 性:★★★☆☆
コスパ抜群なMGC JAPAN TRADEの一人用テントサウナです。価格は安いですがしっかり温まる本格派!
ただし、天井部分が頭につくのが気になるという口コミがありましたので、座高が高い方は少し気になるかもしれません。
価格 | 46,800円 |
サイズ(重量) | W145 × D85 × H140cm(5kg) |
色展開 | ブラック |
設営にかかる時間 | 約1分 |
ストーブの種類 | 薪ストーブ、ロウリュ可。 |
商品内容 | ソロサイズテントサウナ本体、煙突パッチ、ペグ、固定用ロープ、収納袋 |
テントサウナの魅力
「テントサウナ」は、好きな場所で設営して使用することができるサウナ専用テントです。
ストーブでサウナストーンを熱し、テント内の温度・湿度を上げることでサウナとして楽しむことができます。
中でもストーブの上で熱したサウナストーンに水をかけて蒸気を発生させる、「ロウリュ」式のテントサウナが大半です。
テントサウナのメリット
- 好きな場所でサウナを楽しめる。
- 窓付きテントサウナなら景色を眺められる。
- 自然の中で外気浴ができる。
- 男女でも入れる。
- 家族や友人とプライベートな空間で楽しめる。
- 自分好みの温度や香りに調節できる。
テントサウナの魅力は好きな場所で好きな人と、プライベートサウナを思い切り楽しめるという点。
コロナ禍では、密を回避してサウナが楽しめるという点もメリットとして挙げられます。
テントサウナのデメリット
- テントサウナ設置禁止の場所がある
- 一酸化炭素中毒に注意が必要
- 設営に時間がかかる場合がある
- 購入に費用がかかる
- 運搬に車が必要
キャンプ場などによってはテントサウナが設置禁止の場合もあるのでご注意ください。
また、自分でサウナ内の環境を管理するため一酸化炭素中毒には十分な注意が必要です。
一酸化炭素チェッカーを使用することで、濃度を計測・管理することができます。
一酸化炭素チェッカーが付属しているテントサウナもあります。
関連記事:テントサウナのメリット・デメリットを徹底解説!購入前に知っておくべき魅力と課題
テントサウナを選ぶ際に重視すべきポイント
テントサウナを購入される際には、自分のニーズに合った商品を選ぶことが大切です。
いくつかのブランドのテントサウナを比較する際は、以下の8つのポイントを確認しましょう。
- 利用可能人数
- 価格
- 持ち運びやすさ
- 設営のしやすさ
- 断熱性
- ストーブの種類
- オプションの機能・備品
- デザイン
利用可能人数
まずサウナを購入する際はどのようなシチュエーションで使いたいかというイメージがあると思います。
特に何人で使用したいかという点を想定して、サイズを選びましょう。
以下のサイズを目安にしてください。
利用人数 | サイズ | 畳換算 |
---|---|---|
1人~2人用 | 幅100~170cm奥行き100cm×170cm程度 | 2畳分程度 |
4人〜6人用 | 幅180~200cm奥行き180×250cm程度 | 4畳分程度 |
6人〜12人用 | 幅200~250cm奥行き250×350cm程度 | 8畳分程度 |
持ち運びやすさ
設営場所や帰りの車までの持ち運びやすさも重視しましょう。
収納時のサイズや重さを比較します。
最近のテントサウナは基本的にどのブランドもコンパクトに収納できるように設計されていますが、重さに差がある場合がありますので要確認です。
4人用テントサウナの場合、収納時のサイズや重さの目安は以下の通りです。
- ポールタイプのテントの場合は40×30×70cm程度(8~10kg)
- ポップアップタイプの場合は30×30×130cm程度(9.5~16kg)
ポールタイプとポップアップタイプの違いは後ほど詳しく説明しますが、ポールタイプは骨組みと布が分離するタイプで、ポップアップタイプは一体型のワンタッチで開けるタイプのテントサウナとなります。
リュックのように背負って持ち運べるバックパック型のテントサウナもあり、こちらは運搬時に両手が開くので足場が悪い場合でも多少安全です。
価格
同じサイズでもブランドによって価格が大きく異なる場合があります。
1人用なら約1万円から、3~4人用で10万円から購入できる商品もあります。
以下で、3~4人用テントサウナの価格帯別の特徴をまとめました。
価格帯 | 特徴 |
10万円以下 | ノーブランドの製品が多く品質が保証されない商品がある。 ストーブやその他備品が付属していない場合が多い。 |
10万円~15万円 | 人気ブランドでも日本製ならこの価格帯で購入可能。 |
15万円~20万円 | 耐久性・断熱性が十分な商品が多い。 スターターキットとして薪やサウナストーンがセットになっている商品もあり。 |
20万円~ | 耐久性・断熱性に優れる。設営が簡単な製品が多い。 付属ストーブもこだわって取り寄せ・開発しているものも。 |
多くのサウナーから支持される高額な商品の最大の強みは、断熱性が高いという点です。
逆に安価な商品でもある程度品質が担保されていれば十分楽しめますが、品質や断熱性が十分でなかったり、備品が付属しておらず別で購入する必要があることも多いため注意が必要です。
せっかくのテントサウナ、90度以上の高温で整いたいですよね。
価格の目安としては、ストーブが付属した3〜4人用テントサウナで15万円〜25万円と考えておくとよいでしょう。
特に日本製のテントには安価な商品が多いですが、ノーブランドの商品はAmazonや楽天市場などのレビューを読んでユーザーの意見を事前に確認することをおすすめします。
テントサウナでかかる費用については、テントサウナの購入費用や維持費の相場の記事で詳しく解説しています。
設営のしやすさ
通常のキャンプ用のテントと同様に、テントサウナも構造によって設営の手間が異なります。
簡単に設営できる「ポップアップタイプ」だと、1分で骨組みを組み立てられるというものもあります。
一方、骨組みを一から組み立てる必要がある「ポールタイプ」だと、慣れないうちは設営に1時間以上かかることも……。
とはいえ、構造により重くなったり収納時のサイズが大きくなる場合もあるので、持ち運びやすさも合わせて検討することをおすすめします。
テントサウナの構造の種類については、この記事で後ほど詳しくご紹介します。
断熱性
テントサウナは屋外で使用するため、外気の温度によりテント内の温度が左右されやすい性質があります。
テントサウナを選ぶ際は
- テント内の温度が上がりやすいか
- 温度がしっかりと保持されるか
という点も重要です。
断熱性は、生地の素材により断熱効果に差が出ます。
最近では、生地に断熱塗装が施されているものも登場しました。
断熱性が高い商品だと、燃焼開始から30分で80℃程度まで上がり、最高120℃まで到達します。
一方で断熱性は通常程度の商品だと、最高温度に達するまでに時間がかかり、最高80℃程度となります。
ただし、80℃ほどでもロウリュができるタイプならば湿度の上昇により体感温度が上がります。
ミストサウナのような「中温高湿」がお好みの場合はロウリュ可のストーブが付属している最高80℃程度のテントサウナを選ぶようにしてください。
もう一つのポイントとして、テントサウナには床部分の布がなく直接地面になっているタイプのものもあることも押さえておきましょう。
床が空いているタイプだと、隙間から熱や蒸気が外に逃げやすくなります。
高温サウナや湿度が高いサウナが好きな方は、床部分が空いているかも判断軸として重視しましょう。
ストーブの種類
テントサウナはストーブがセットになって売られている場合も多いですが、ストーブの種類や火力によりサウナ内の温度が左右されます。
自宅用サウナで使えるストーブには
- 電気ストーブ
- 薪ストーブ
の2種類があります。
電気ストーブの場合は配線が必要かつ200Vの電源で相性悪いため、テントサウナの場合は基本的にどこでも使える薪ストーブの使用を推奨します。
現在売られているテントとストーブがセットになっている商品は、そのほとんどが薪ストーブになっています。
ストーブを見る際は、ロウリュが可能かという点も重要です。
自分の好きな温度・湿度に調節して楽しめるという点もテントサウナの醍醐味のひとつですので、ロウリュの可否は重視することをおすすめします。
オプションの機能・備品
テントサウナには窓がついているものが多く、景色を眺めながらサウナを楽しめます。
大きい窓がついていると開放感を味わえますので、ご自身の好みに合わせて選んでみましょう。
また、初心者向けに必要備品がセットになった商品もあり、アイテムを集めるのが大変だと感じる方にはおすすめです。
テントサウナを楽しむための必要備品は以下の通りです。
詳細 | |
消耗品 | 薪 着火剤 ライター |
必要備品 | 薪ストーブ テント固定用ペグ・ハンマー サウナストーン ロウリュ用バケツ・柄杓 温度計 タイマー 一酸化炭素チェッカー 椅子(テント内・外気浴用) 炭を扱うトング・軍手 水着・サンダル サウナハット お好みでロウリュ用アロマオイル |
セット商品を買う際は、上記のどれが含まれていて他に何が必要かといった点も含めて検討するとよいでしょう。
特に薪ストーブが付属しているかどうかは価格にも影響しやすいので、注意が必要です。
デザイン
色や形などはブランドやテントサウナのタイプによって異なります。
たとえば、耐久性に優れ軍隊でも使用されているフィンランドのメーカー「SAVOTTA(サヴォッタ)」のテントは、自然に溶け込むカーキ色のテントが特徴です。
また、簡単に設営が完了するポップアップタイプのテントの場合は、ボックス型が主流となっています。
生産国が同じでもブランドや骨組みの構造によってデザインは大きく変わってくるので、生産国を比較するよりも、ブランドや商品ごとに見比べて好みに合うものを探してみるとよいでしょう。
サウナの専門商社なら、自宅へのテントサウナ選びや導入費用について相談が可能。
是非お気軽に電話やメール・LINEで相談してみてください。
テントサウナには2つのタイプがある
テントサウナを選ぶ際は設営のしやすさも重視すべきとお伝えしましたが、テントの構造にはおもに以下の2種類があり、組み立てにかかる時間が大きく異なります。
- ポップアップテント
- ポールテント
ポップアップテント
別名「ワンタッチテント」とも言います。
設営が簡単で、1人でも1~3分で組み立てられる商品が多いです。
折りたたみも1人で可能なもの。
ただし、テント内を乾かす際やメンテナンスする際にテントを組み立てなければならないので、自宅に庭などの広いスペースがない方は注意が必要です。
ポールテント
骨組みを組み立ててから布をかぶせるタイプのポールテントの場合は、設営からサウナ使用まで1時間~1時間半程度かかります。
ただし、ポールテントでもできるだけシンプルなフレームを採用している商品であれば、1人でも30分ほどで設営が可能です。
ポールテントの利点としてはポールと布を分けて運べるので持ち運びやすい点や、乾かす際に布のみを干しておけばいいという点があります。
テントサウナと他のサウナの違い
テントサウナは、好きな場所に移動できるのでアウトドアにぴったり。
自然の中でサウナを楽しむことができ、川や湖を水風呂代わりに利用することもできるというのは据え置きサウナでは味わえない体験です。
ただし、布のテントの中を温める方式なので、他のサウナと比較すると断熱性や保温性が低く温度が低めになる場合があります。
また、薪サウナストーブの火の粉が飛んで布に穴が空いたり破れることもあり、耐久性は低いです。
テントサウナの寿命は使用頻度にもよりますが2~3年と言われており、一方の木製ホームサウナやバレルサウナはしっかりメンテナンスすれば10年~20年使い続けられるというメリットを持っています。
そのため、テントサウナは手軽さと移動の自由度を求めるユーザーに適している一方で、より長期的な使用を考える場合は木製ホームサウナがおすすめです。
テントサウナはレンタルできる?
テントサウナをレンタルしているキャンプ場やアウトドア施設、業者もあります!
なかなか購入に踏み切れない…という方は、一度レンタルしてみて使い勝手などを体験してみるのがおすすめです!
多様なテントサウナや家庭用サウナをレンタルできる「SAUNA CLOUD(サウナクラウド)」については、家庭用サウナをレンタルする方法!費用や期間、利用方法を解説の記事でご紹介しています。
日帰りでテントサウナを利用できる施設については、以下の記事をご覧ください。
関連記事:関西のおすすめテントサウナ施設5選
まとめ
- テントサウナは、好きな場所でプライベートなサウナ体験を楽しめる贅沢なアイテム!
- 選ぶ際には、使用人数や設営のしやすさ、断熱性、そしてストーブの種類など、重要なポイントを押さえることが大切。
この記事で紹介した人気ブランドや判断基準を参考にしながら、あなたのライフスタイルやサウナの楽しみ方に最適なテントサウナを見つけてみてください。
初めての購入に迷っている方は、ぜひこの記事でご紹介したランキングや口コミを活用し、自分にぴったりの一台を手に入れて、充実したサウナライフを始めましょう!
【参考サイト】