東京ガスのミストサウナ「ミスティ」とは？機能や費用、家庭用ミストサウナの口コミを紹介

家庭で手軽にサウナを楽しむことのできる浴室用ミストサウナは、低温で美容効果が高いことから、幅広い方におすすめできる製品です。

今回はそんな家庭用ミストサウナの中でも人気がある東京ガスの「ミスティ」の特徴やおすすめポイント、機能、ランニングコストや初期費用についてご紹介していきます。

東京ガスのミストサウナ「ミスティ」とは？

東京ガスのミストサウナ「ミスティ」は、以下の5つの機能を備えたガス式の浴室暖房乾燥機です。

• ミストサウナ
• 浴室暖房
• 衣類乾燥
• 浴室乾燥
• 涼風​​

ミスティの強みは細かいミストを使って温めるため、水の使用量が少なく、ランニングコストは30分の使用で約49円と低コストであること。

これにより、環境にも経済的にも優しい製品と言えます。

ミスティは温水を供給する「エコジョーズ」などの給湯機・熱源機に接続して使用されます。

設置の際はご自宅に熱源機があるか、新たに設置する必要があるか確認してください。

参考：東京ガス　ミスティの特徴

東京ガス「ミスティ」の5つの機能

東京ガス「ミストサウナ」には、5つの便利な機能があります。

それぞれの特徴や効果について、詳しく解説します。

機能①：ミストサウナ

ミスティのミストサウナ機能では

• スプラッシュミスト
• マイクロミスト

の2種類のミストが使用可能です！

スプラッシュミストは細かいスプレー状のミストで、素早く発汗でき、発汗、保温、血行促進に効果があります。

マイクロミストは超微細なミスト粒子になっており、高湿度でも塗れにくい環境を実現し、ミストサウナを楽しみながらの読書や服を着たままの介護補助を可能にします。

肌や髪など全身にうるおいを与え、美容ケアやリラックスもぴったりです。

※機種により対応ミストの種類は異なります。

機能②：浴室暖房

浴室暖房の導入は、寒い浴室や熱いお湯が引き起こす体への負担を軽減する効果があります。

浴室だけでなく脱衣室を暖めることで、温度の変化によるバリアをなくし、安全で快適な入浴環境を作ることができます。

浴室暖房は入浴前にスイッチを入れるだけでOK。

温度調節によって、入浴中の血圧の急激な変動を防ぎ、ヒートショックによる健康リスクを減少させることができます。

機能③：衣類乾燥

衣類乾燥機を使用すると、天気や時間に左右されずに衣類が乾燥でき、室内干しによるカビやダニの心配も解消されます。

特に花粉が気になる季節には外干しを避けることができるため、アレルギーのある家庭には特に便利です。

衣類をハンガーに掛けたまま乾燥できるので、手間が省け、シワや生地の傷みも少なくて済むのも嬉しいポイント。

天気が悪い時でも、浴室乾燥機を使えば濡れた靴やコートも含めて、たくさんの洗濯物を効率的に乾燥させることが可能です。

機能④：浴室乾燥

東京ガスの「ミスティ」に含まれる浴室乾燥機能「ホットドライ」は、換気機能を利用して浴室全体の湿気を効果的に取り除くことでカビの発生を抑制します。

「ホットドライ」は浴室のジメジメを解消し、長期的には湿気による家の腐食を防ぐことで、住宅の耐久性を向上させる効果も期待できることが実験により証明されているそう。

ミストサウナを使用する場合はカビ対策が重要になりますので、ホットドライは強い味方になりますね！

機能⑤：涼風

東京ガスの「ミスティ」に搭載されている涼風機能を使えば、暑い夏でも涼しい風を感じながら快適に入浴できます。

露天風呂のような心地良さを浴室内で体験できるので、ミストサウナ後の外気浴代わりにもおすすめ。

また、夏に湯船に浸かる際ものぼせにくくなるでしょう。

東京ガス「ミスティ」の水道代・ガス代

ミスティのミストサウナ機能を30分使った場合の水道代とガス代の合計は約49円です。

1か月毎日30分ミストサウナに入るとすると、月額で約1,470円かかることになります。

ミストサウナはシャワーで身体を温める場合や浴室にお湯を溜める場合に比べると、かなり節水になりランニングコストも抑えられます。

ちなみに、さらに節水したい！ランニングコストを抑えたい！という方には、ミストサウナよりも水の使用量が少ないスチームサウナもおすすめです。

【30分当たりの水の使用量】

• ミストサウナ：約25L
• スチームサウナ：約3L

関連記事：自宅にスチームサウナ導入する初期費用は？維持費や電気代についても紹介

関連記事：ミストサウナとスチームサウナの違い｜特徴や効果、設置費用を比較

東京ガス「ミスティ」の取り付け費用

ミスティの設置費用は、機種や住宅の構造により変わってきます。

加えて設置は専門業者に依頼するため設置費用はまちまちですが、目安としては通常18万円〜25万円で設置可能とのこと。

ただし、熱源機の有無によっても費用は変わってきますので、工事費含め30〜50万円が相場と考えておくとよいでしょう。

ちなみに工事は、半日〜1日で完了するそうです。

参考：Precious

初期費用を抑えたいなら壁掛けタイプがおすすめ

東京ガスの「ミスティ」は天井に埋め込みタイプのミストサウナですが、初期費用が抑えたいなら「温水式浴室暖房乾燥機」や「後付けミストユニット」として販売されている壁掛けタイプがおすすめです！

壁掛けタイプは天井埋め込みタイプには機能が劣る場合がありますが、寒い季節に浴室を暖めたり乾燥機として使用したりと、設置するメリットも多い製品です。

本体価格、設置費用ともに安いので初期費用を抑えたい方にぴったり。

壁に取り付けるだけなので、天井や配管の大がかりな工事が不要です。

壁掛けタイプのなかでもおすすめなノーリツ「かんたんミスト AMU-2」は乾電池で動き、浴室水栓をつなぐだけで使用可能です。

【メリット】

• 初期費用が安い
• 1〜2 時間の工事で設置可能
• 浴室を暖めたり乾燥器としても使用できる

【デメリット】

• 天井埋め込みタイプには性能が劣る
• 浴室のカビ対策のメンテナンスが必須
• 別途接続備品（1万円～）が必要になることがある

関連記事：家庭用ミストサウナ購入！ミストサウナメーカーのおすすめ人気商品5選【徹底比較】

家庭用ミストサウナのメリット

• リラックスできる
• 肌や髪の保湿効果がある
• 身体への負担が少ない
• 冬の浴室も寒くない
• シャワー浴や湯船よりもコスパよく暖まれる
• ヒートショックも防げる

家庭用ミストサウナは、穏やかなミストが提供する温熱により、深いリラクゼーションを促進し、同時に肌と髪に必要な保湿をもたらします。

ランニングコストのコスパに優れていますので少ないエネルギーで体をしっかりと温め、急激な温度変化によるヒートショックのリスクも低減させることができます。

ミストサウナは、子どもや高齢の方がいるご家庭にもおすすめできるサウナです。

家庭用ミストサウナのデメリット

• 換気を怠るとカビが発生する
• 光熱費がかかる
• ドライサウナに比べると爽快感は弱い

浴室でミストサウナを使用すると高湿度環境になり、カビが発生しやすくなるためご注意ください。

浴室乾燥や換気により除湿するのはもちろん、風呂イスや桶なども、定期的に洗って乾燥させるとよいでしょう。

ミストサウナを使用すると光熱費が高くなることがあります。

特に家族が多い場合は、人数分光熱費がかかってきます。

また、爽快感やストレス解消効果を求めている方は、ミストサウナは物足りないと感じる場合があります。

家庭用ミストサウナ使用者の口コミ

家庭用ミストサウナの使用に関する評価を、いい口コミと悪い口コミに分けて解説します。

【いい口コミ】

• 寒い季節でもお風呂タイムが快適になった
• 肩の痛みなどの体の不調が改善した
• 湯船に比べてのぼせにくく、体を効率的に温めることができる
• 乾燥と換気で十分カビを防止できる
• マイクロミストモードならサウナ中に読書が可能で嬉しい

利用者の多くは日常的にミストサウナを使用し、肩こりなどの体の不調改善に効果を感じています。

特に寒い季節には温まりやすいという評価があり、のぼせにくい点も評価されています。

カビ対策には適切な乾燥と換気が効果的で、「プラズマクラスター」など除菌機能付きモデルの選択もおすすめです。

【悪い口コミ】

• 光熱費がかかる
• フィルターの掃除が手間に感じる
• 子どもはミストサウナが苦手な場合がある

光熱費の増加やフィルター清掃の手間を、デメリットと感じている人もいるようです。

とはいえ、清掃に関しては慣れてしまえばそこまで大きな負担ではないと感じている方もいるようなので、いつものお風呂掃除にプラスの習慣としていきましょう！

まとめ

東京ガスのミストサウナ「ミスティ」は、機能性と経済性を兼ね備えた家庭用ミストサウナです。

スプラッシュミストとマイクロミストの2種類を使い分けることで、美容・リラックス・介護補助まで幅広く役立ちます。

ミストサウナを導入することでシャワー浴や浴槽にお湯をためるのに比べて光熱費が安くなる点や、子どもから高齢の方まで快適に過ごせるようになるのは大きなメリットですね。

ぜひこの記事を参考に、ミストサウナの導入を検討していただければと思います！

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