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自宅用サウナの初期費用や維持費、電気代はいくら?家庭用サウナ種類別のランニングコストも紹介
- 2024年7月11日
「自宅でサウナを楽しみたい!」という方がまず考えるのは、サウナ設置の初期費用や使い続けるにあたっての維持費、電気代や燃料費がいくらかかるのかという点でしょう。
この記事では
- 自宅用サウナの種類別の初期費用
- 電気代や薪代、備品代といった維持費・ランニングコストの相場
- 自宅用サウナのメンテナンス方法
を詳しくご紹介します。
自宅用サウナを設置し、継続的に使うことによって、心身の健康に大きなプラスの効果を与えるものです。
自宅用サウナを導入するにあたってどのくらいの予算を見積もれば良いのか、ぜひこの記事を参考に検討してみてください。
目次
【重要】自宅用サウナは初期費用・維持費・品質のバランスを重視しよう
自宅用サウナは初期費用だけでなく、維持費(燃料費、メンテナンス費)や製品の品質も重視しコストパフォーマンスを検討しましょう。
本格的な家庭用サウナは100万円以上と高価なものですので、多くの人が初期費用を重視しがちです。
ただ、サウナは電気代などのランニングコストが安い製品を選ぶことや高品質で耐久年数が長い製品を選ぶことで、長い目で見れば安くなるということもあります。
ホームサウナやバレルサウナなどは、適切にメンテナンスすれば最長20年使い続けられると言われていますので、初期費用は高くなっても信頼できる製品を選びましょう。
自宅用サウナの種類と費用・維持費の相場
自宅用サウナには屋内用ホームサウナや浴室サウナ、バレルサウナなどさまざまな種類がありますが、本体価格の相場は1人用で90~110万円、4人用で150~170万円ほどです。
自宅用サウナの種類と費用・維持費(燃料費)の相場をまとめると、以下の通りになります。
サウナの種類 | 屋内用ホームサウナ | ミストサウナ(浴室) | スチームサウナ(浴室) | テントサウナ | 屋外用ホームサウナ | バレルサウナ | サウナ小屋 | サウナカー |
イメージ | ||||||||
初期費用 | 150~300万円 | 35~50万円 | 20万円~ | 10~70万円 | 150~350万円 | 200~400万円 | 200~400万円 (自作20万円~60万円で可能) | 300~400万円 ※車両代込み |
レンタル月額 | ‐ | ‐ | ‐ | 2泊で2万円 | ‐ | 1週間5万円~ | ‐ | 1日3万円~ |
燃料 (1日1時間入る場合の月額) | 電気3,000円 | 電気3,000円 | 電気3,000円 | 電気3,000円/薪15,000円 | 電気3,000円 | 電気3,000円/薪15,000円 | 電気3,000円/薪15,000円 | 薪15,000円 |
初期費用にはサウナ本体代・ストーブ代・配送代・工事費が含まれており、維持費は電気代や薪代となります。
電気ストーブを使用する場合はストーブ代で40万円~、配送代20万円程・工事費10万円~となります。
薪ストーブを使用する場合は、ストーブ代が煙突込みで40万円~、配送代は20万円程、電気工事は不要です。
自宅用サウナの初期費用と維持費の内訳
ここから初期費用と維持費の内訳を詳しく紹介します。
初期費用の相場・内訳
初期費用はサウナの種類によりますが、テントサウナ等簡易的なものなら10万円~、自宅屋内用・屋外用サウナの場合は150万円~が目安になります。
自宅用サウナ本体の価格の相場10万~400万円ですが、加えてストーブ・サウナストーンといった備品が必要です。
屋内用ホームサウナ | ミストサウナ(浴室) | スチームサウナ(浴室) | テントサウナ | 屋外用ホームサウナ | バレルサウナ | サウナ小屋 | サウナカー | |
本体代 | 100~200万円 | 30万円~ | 10万円~ | 10~50万円 | 100~250万円 | 100~300万 | 100~300万円 | 300~400万円 |
配送・工事代 | 40万円~ | 簡易取り付け:5万円~天井埋め込み:20万円~ | 10万円~ | 0円 | 40万円~ | 60万円~ | 100万円~ | 0円 |
ストーブ代(電気) | 40万円~ | ー | ー | 30万円~ | 40万円~ | 40万円~ | 40万円~ | ー |
ストーブ代(薪) | ー | ー | ー | 5万円~ | ー | ー | ー | 本体価格に含む |
初期費用合計 | 150~300万円 | 35~50万円 | 20万円~ | 10~70万円 | 150~350万円 | 200~500万円 | 200~400万円 ※自作1人用 20万円~60万円で可能 | 300~400万円 ※車両・ストーブ込み |
導入時は設置工事が必要になり、電気ストーブを使用する場合は家庭用コンセントを100Vから200Vへの変換する電気工事(3万円~)、配線工事(10万円~)が必須ですので、初期費用はそれらも入れて考えましょう。
上記のほかにもお好みで細かい備品を揃えます。
以下に、自宅用サウナを楽しむために最初に揃えたい備品と費用相場をまとめました。
備品名 | 費用(相場) | 備考 |
温度計 | 1,500円~ | ー |
椅子(テント内・外気浴用) | サウナ内ベンチ 3,000円~ 外気浴用チェア 4,000円~ | 使用人数に合わせてサイズや個数を用意。 |
タイマー | タイマー 3,500円~ 砂時計 2,000円~ | 熱に強い砂時計がおすすめ。 |
サウナハット | 700円~ | ー |
ロウリュ用バケツ・柄杓 | バケツ 2,000円~ 柄杓 1,000円~ | 熱に弱いプラスチック製は不可。 金属製or木製で、持ち手が木製のものを使用。 ロウリュ専用のセット商品だと4,000円~。 ※ロウリュ不可のストーブ使用時は不要。 |
ロウリュ用アロマオイル(お好みで) | お試しセット20ml 1,000円~500ml 2,000円~ | ロウリュ専用の水溶性オイル。 1回4~10滴使用。 ※ロウリュ不可のストーブ使用時は不要。 |
ライター | 100円~ | ※薪ストーブ使用時のみ |
一酸化炭素チェッカー | 3,000円前後 | ※薪ストーブ使用時のみ |
トング・耐熱グローブ | 計2,000円程度 | ※薪ストーブ使用時のみ |
火消壺 | 2,000円前後 | ※薪ストーブ使用時のみ |
備品費用合計 | 2万~40万円 | ‐ |
本体とストーブやサウナ内用の椅子などがセットになった商品もあり、備品もメーカーによってもひとつひとつの価格が大きく変わりますので費用合計はピンキリです。
その他、屋外でサウナに入る場合は水着やサンダル、テントサウナの場合はペグやハンマーなどが適宜必要になります。
初期費用をできるだけ安く抑えたい!という方は、激安で買える家庭用サウナおすすめメーカー10選の記事をご覧ください。
自宅用サウナの維持費の相場・内訳
サウナのランニングコストとして、電気ストーブを使用する場合は電気代が、薪ストーブを使用する場合は薪代がかかってきます。
電気ストーブ (電気代) | 薪ストーブ (薪代+着火材代) | |
サウナ1時間使用 | 100円 | 530円 |
月額(毎日使用した場合) | 3000円 | 15,900円 |
また、維持費として備品が消耗・故障した場合は買い替えの際に費用がかかります。
たとえばサウナストーンの場合は年に1度洗浄、割れてしまったものは交換が必要で、10kgあたり4,000~15,000円で販売されていますので、都度必要な量を補充することになります。
サウナのメンテナンス用具に関しては、基本的に使用後に拭き掃除をする程度ですので、大きな費用はかかりません。
ただし、外観や内装の劣化等でも随時費用がかかりますので、大きな損傷や劣化にならないよう定期的に点検・メンテナンスすることをおすすめします。
自宅用サウナの種類とそれぞれの初期費用・維持費
各サウナの本体費用はブランドや業者により幅がありますが、安価なものだと断熱性・耐久性が十分でない場合があります。
とはいえ高ければ高いほど品質がよいというわけでもありませんので、検討する際は材質やオプションなどを比較し、自分の予算・ニーズに合った商品を探しましょう。
商品を比較する際は、実際に購入して使用している人のレビューや口コミも参考になります。
以下で各自宅用サウナの特徴や本体費用、購入時の注意点を解説します。
屋内用ホームサウナ
サウナの種類 | ホームサウナ(屋内用) |
本体費用 | 100~200万円 |
燃料 | 電気 |
電気工事 | 必要 |
燃料費 | 100円/1時間 |
屋内に設置するタイプのホームサウナは、スイッチを押すだけで加熱がスタートし、好きな時に本格的なサウナを楽しむことができます。
屋内にサウナ室を設置するためある程度のスペースが必要になり、電気ストーブを用いるため200Vへの変換・配線工事が必要です。
ミストサウナ
サウナの種類 | ミストサウナ |
本体費用 | 30万円~ |
燃料 | 電気 |
電気工事 | 必要 ※給排水工事も必要 |
燃料費 | 100円/1時間 |
低温(40°C程度)・高湿度(100%)で身体への負担が少なく美容効果も高いミストサウナは、浴室の改修を行うことで設置可能です。
設置の際は電気工事に加えて給排水工事が必要になりますが、もとからある浴室を利用するためスペースをとらず本体費用も比較的安価なサウナです。
スチームサウナ
サウナの種類 | スチームサウナ |
本体費用 | 10万円~ |
燃料 | 電気 |
電気工事 | 必要 ※給排水工事も必要 |
燃料費 | 100円/1時間 |
スチームサウナはミストサウナと同様の低温(40℃程度)・多湿(100%)のサウナです。
ミストサウナは上から温かい霧が降ってくるイメージなのに対し、スチームサウナはサウナ室を温かい蒸気で満たすという特徴があります。
自宅に設置する場合はミストサウナ同様、浴室を活用するため給排水工事が必要になります。
テントサウナ
サウナの種類 | テントサウナ |
本体費用 | 10~50万円 |
燃料 | 電気/薪 |
電気工事 | 電気ストーブを使用する場合は必要 |
燃料費 | 電気:100円/1時間 薪:500円/1時間 |
専用のテント内をストーブで温めてサウナ浴を楽しめるのが、テントサウナです。
通常のアウトドア用テントと同じように好きなところに設営でき、使用しない時は折りたたんで収納することができます。
自宅で使う場合はベランダや庭、屋上などに設置します。
キャンプ場などに運べば、川や湖などを水風呂代わりにして自然のなかでクールダウンすることも可能です。
ただし、風雨に弱く他のサウナと比べると断熱性が低いというデメリットもあります。
テントサウナの価格は比較的安価なので、手に入れやすいでしょう。
ストーブは電気と薪の両方が使用可能ですが、電気ストーブを使う場合は電気工事が必要です。
また、自宅で薪ストーブを使用したいと思ったら、火気の使用は可能か管理会社への確認が必須になります。
屋外用ホームサウナ
サウナの種類 | 屋外用ホームサウナ |
本体費用 | 100~250万円 |
燃料 | 電気 |
電気工事 | 必要 |
燃料費 | 100円/1時間 |
屋外にスペースがあるなら、屋外用サウナを設置するというのも手です。
ただし屋外用サウナは風雨の影響を受けやすく、対策が十分でない場合、屋内に置くサウナや浴室を活用するサウナに比べて劣化が早くなることが考えられます。
そのため風雨対策を十分にできない場合、屋外用サウナはおすすめしません。
バレルサウナ
サウナの種類 | バレルサウナ |
本体費用 | 100~300万 |
燃料 | 電気/薪 |
電気工事 | 電気ストーブを使用する場合は必要 |
燃料費 | 電気:100円/1時間 薪:500円/1時間 |
バレルサウナは、樽(バレル)の形状を持つサウナで、自然なデザインや特有の雰囲気が魅力です。
円形になっていることから、ストーブの熱が効率的にサウナ内全体に回ります。
バレルサウナでは電気ストーブ、薪ストーブともに使用可能です。
バレルサウナは屋外に固定され風雨の影響を受けやすく、板材を組み合わせたシンプルな造りをしているため、しっかりと管理とメンテナンスを行わないと劣化しやすいという注意点があります。
サウナ小屋
サウナの種類 | サウナ小屋 |
本体費用 | 100~300万円 |
燃料 | 電気/薪 |
電気工事 | 電気ストーブを使用する場合は必要 |
燃料費 | 電気:100円/1時間 薪:500円/1時間 |
サウナーのなかには自宅の庭などに自力でサウナを建ててしまう人もおり、この自宅用サウナをサウナ小屋と呼びます。
サウナ小屋を作るには、キットを購入して組み立てるか、材料を集め一からDIYで作っていくという2つの方法があります。
サウナ小屋を作る場合はある程度の建築やサウナに関する知識や経験がないと難しいですが、サウナを完全に自分好みにカスタマイズして作り上げることができるというメリットがあります。
DIYサウナの作り方については、【設計図あり】自宅にサウナ小屋をDIY!自作する手順や図面の書き方で解説していますので、気になる方はチェックしてみてください!
サウナカー
サウナの種類 | サウナカー |
本体費用 | 300~400万円 ※車両・ストーブ込み |
燃料 | 薪 |
電気工事 | 不要 |
燃料費 | 500円/1時間 |
最近注目を集めているのが、トラックの荷台にサウナを搭載した「サウナカー」です。
本体費用はトラック1台を購入する形になるので高額ですが、好きな場所で本格的なサウナ浴を楽しめるサウナとして人気があります。
荷台のサウナには、住宅用の外装材としても使われ耐久20年以上と言われる素材「ガルバリウム」を使用するため、長く使い続けることができます。
テントサウナよりも断熱性や耐久性に優れ組み立ても不要なので、時間や労力の面でもメリットが大きいサウナです。
簡単に移動可能なので屋外用ホームサウナやバレルサウナと比較しても、風雨にさらされることで劣化が早まってしまう心配も少ないでしょう。
関連記事:サウナカーとは?特徴やメリット・デメリット、利用方法を紹介
サウナ気分を味わえる「簡易サウナ」なら初期費用2,000円~
ここまでに、自宅で本格的なサウナを楽しめる家庭用サウナをご紹介しましたが、安価なグッズを使用する「簡易サウナ」なら、より初期費用・ランニングコストを抑えてサウナを楽しむことができます。
- 風呂でサウナ傘を使う(2,000円~)
- 遠赤外線マットを使う(15,000円~)
- サウナボックスを使う(20,000円~)
サウナ傘 | 遠赤外線マット | スチームサウナボックス | |
イメージ | |||
使用場所 | 浴室 (※湯を張った浴槽の上に置いて使用) | 屋内 | 屋内 |
初期費用 | 2,000円~ | 15,000円~ | 20,000円~ |
電気代 | 0円 | 1時間10円程度 | 1時間30円程度 |
設置工事 | 不要 | 不要 | 不要 ※簡単に組立・収納が可能。 |
電気工事 | 不要 | 不要 ※単相100Vに対応。 | 不要 ※単相100Vに対応。 |
温度 | 風呂の蒸気を利用するため 高温にはならない。 | 25℃~80℃程度。 | 最高40℃程度。 高湿度で低温でも汗がかける。 |
使用時間目安 | 5~10分 | 最長60分 | 最長60分 |
浴槽に浸かった状態で頭からかぶり、温度や蒸気を閉じ込める「サウナ傘」はもっとも安価に自宅でサウナ気分を楽しめるアイテムです。
傘の内側に約5~10分程度入ることで身体を温めることができます。
上記のようなビニール傘タイプなら、通常の傘と同じように畳んで収納できるため、場所をとりません。
ただし、断熱性や保温性は低く、温度・湿度も高くはならないのであくまで「自宅でサウナの雰囲気を楽しめるアイテム」として使用するのがよいでしょう。
遠赤外線マットは体を内側から温め、低温火傷や肌の乾燥のリスクが少ないという利点があります。
使用者のレビューによると、ドライサウナに比べて低温でも遠赤外線の効果でしっかりと汗がかけるとのこと。
多くの商品が家庭用コンセントの電圧は100Vなので、電気工事をせずに使用可能です。
サウナボックスは、小さなテントの中に電気ヒーターを設置して使用するタイプの簡易サウナです。
初期費用2万~で、高湿度の「スチームサウナ」を体験できます。
1人用のコンパクトな製品も多く、組み立てや収納も簡単で1分程度で完了します。
サウナ傘などと比べるとサイズと重量があるため、収納場所については事前に検討しておきましょう。
サウナボックスに付属のスチーム発生器も、100Vに対応している場合が多く、電気工事の必要はありません。
自宅で気軽にサウナを楽しむ方法については、自宅で楽しめる簡易サウナ!風呂やベランダでサウナに入れるおすすめ商品の記事をご覧ください。
中古サウナなら格安で手に入る
ジモティーやYahoo!オークションといったフリマサイト、オークションサイトでは、中古の家庭用サウナが出品されています。
中古サウナの購入は、その安価さが魅力です。
簡易型サウナは3,000円~3万円、より本格的な木製ボックス型サウナは2万円~10万円で見つかることがあります。
しかし、中古品を選ぶ際は、品質や保証の面で注意が必要です。
購入前には、
- サウナの機能性
- 使用可能年数
- 保証の有無
- 設置方法や工事の手間
- 電気工事の必要性
- 廃棄時の手間
などを確認することが大切です。
中古品では保証期間が短かったり、すでに終了していることが多くなります。
また、使用感があるか、故障している箇所はないかも確認する必要があります。
可能であれば、実際に目で見て問題なく使用できるかを確認してください。
前の持ち主に長く使用されていた製品の場合は、ストーブやサウナ本体の性能が落ち、光熱費が通常より高くなってしまうということもあり得ますのでご注意ください。
関連記事:中古バレルサウナの価格や品質、購入時のポイントを解説
自宅用サウナのメンテナンス方法
最後に、自宅用サウナのメンテナンス方法をご紹介します。
基本的に自宅用サウナは使用後、以下の手順で掃除を行います。
- ドアを開けて換気をする
- サウナ内を空拭きをする
- サウナ内を水拭きをする
サウナ内は水で流したりすると耐久性が弱まってしまうので、日常的な掃除は拭き掃除のみで大丈夫です。
使用時は汗が付かないようタオルを敷いておくと、サウナをより長く綺麗に使い続けることができます。
また、自宅用サウナは安全性や機能の維持のために、定期的に点検やメンテナンスをしましょう。
【定期的な点検項目】
- 壁や床などが劣化していないか、シミや傷がないか
- ストーブは問題なく稼働しているか
- 配線コードがある場合、劣化していないか
- ドアと窓は問題なく開閉するか
- 外観の問題はないか
- サウナストーンは消耗していないか
上記のポイントに異常が見られた場合は、修復や備品の交換が必要になります。
信頼できるメーカーのサウナを購入した場合は、サウナ本体に大きな問題が起こることは少ないですが、定期的にメンテナンスや点検を行うことでサウナをできるだけ長く使えるようにしましょう。
自宅にサウナを設置するメリット・デメリット
【自宅にサウナを設置するメリット】
- 好きなタイミングでサウナに入れる
- 人目を気にせずサウナを楽しめる
- 温度や湿度を自分好みに調節できる
- サウナ施設に通うより安い場合がある
- サウナ利用を継続しやすい
- サウナに通う労力や時間の節約になる
- 入浴後すぐに寝れる
- 家族や友人と一緒に、男女でも利用できる
見ていただいた通り、自宅にサウナを設置するメリットはかなり多いですね!
特に、昨今のサウナブームでサウナ施設が混むようになり十分にくつろげなくなっている中、家庭用サウナならいつでも自由な使い方でサウナを独り占めできるという贅沢な体験が得られるのは家庭用サウナの大きな魅力でしょう。
また、サウナに通う労力や時間の節約になり、サウナ利用を継続しやすくなることで、サウナによる心身の健康効果も得られやすくなるでしょう。
【自宅にサウナを設置するデメリット】
- 初期費用・維持費がかかる
- それなりのスペースが必要
- 設置や手入れの手間がかかる
- ブレーカーが落ちる可能性がある
- 狭い家庭用サウナだと窮屈に感じる
- 処分する際も費用がかかる場合がある
自宅にサウナを設置するデメリットとしては、まず初期費用やランニングコストの費用面の問題があります。
ただし、この点については日々サウナ施設に通った際にかかる費用や手間を含めて検討することで、家庭用サウナ導入が自分に最適な選択肢であると考えられる場合もあるでしょう。
家庭用サウナを運用するにあたって、日々のサウナの手入れの手間が発生しますが、使用後毎回行うべき掃除は湿気の拭き掃除と換気くらいですので、大きな負担にはなりません。
注意点として、サウナストーブは消費電力が大きいため、他の家電製品と同時にサウナを使うとブレーカーが落ちてしまうことがあります。
電気契約のアンペア数が低いと家電を使用しすぎた時にブレーカーが落ちてしまうので、電力会社ホームページなどからアンペア数の変更を行いましょう。
サウナ購入前にサウナストーブの消費アンペア数を把握し、余裕を持った電気契約にしておくとよいでしょう。
サウナとアンペアの関係については、家庭用サウナを使うには何アンペア必要?ブレーカーが落ちないようにする対策の記事をご覧ください。
自宅にサウナを設置するメリット・デメリットについては、家庭用サウナを買った人のいい口コミ・悪い口コミまとめの記事が参考になります。
まとめ
この記事では、自宅用サウナの初期費用や維持費、ランニングコストについての疑問や不安を取り除くための情報をお届けしました。
自宅用サウナにはさまざま種類がありますので、費用の面だけでなくそれぞれのメリットも把握し、いずれを選ぶべきか見極めてください。