「サウナに入るたびにピアスを外すのはめんどうだけど、金属製のピアスをつけたままサウナや岩盤浴に入ると高温になってやけどしそう」
「アクセサリーをつけたままサウナや温泉に入るのは、ルール違反になる?」
という疑問を抱えている方は多いようです。
そんな方に向けてこの記事では、
- ピアスをつけたままサウナに入るとどうなる?
- ピアスをつけたままのサウナや温泉はルール違反になる?
- サウナではファーストピアスも外さないとダメ?
という点について詳しく解説していきます!
アクセサリーをつけたままサウナに入ったときのリスクについて、十分に知ったうえで安全にサウナを楽しみましょう!
【結論】ピアスをつけままサウナに入るとやけどのリスクあり
結論として、ピアスをつけたままサウナや岩盤浴に入るとピアスに使われている金属が高温になり、ピアスと接している肌がやけど状態になる可能性があります。
よって、ピアスをつけたままサウナに入ることは危険ですので避けるべきです。
ピアスの穴あけ(ピアッシング)の施術を行う皮膚科も、ピアスを着けたままのサウナ利用は危険であると警告しています。
ピアスをしたままサウナは大丈夫ですか?
金属製のピアスは熱伝導性が高く、サウナに長時間入ると熱くなり、ピアス穴の部分が火傷を起こす可能性がございます。ピアス穴が完成してピアスを外せる状態になるまでは禁止です。
引用元:菜の花皮膚科クリニック
ピアスをつけたままのサウナでやけどを起こす理由
金属製のピアスは熱伝導率が高く高温になりやすいため、金属が熱を吸収しやすいです。
特に、サウナの温度はかなり高くなるため金属の温度も急速に上昇します。
これにより、金属が肌に触れる部分にやけどを負う可能性があります。
そのため、サウナを利用する際は、ピアスをはじめとする金属製アクセサリーは外すことが推奨されます。
ちなみに、サウナ室は高温になりやすい金属や釘などが露出しないように設計されています。
また、銭湯などでよくある腕に巻いておくロッカーの鍵も、金属部分が露出しているとサウナなどで高温になるということもあり、ゴム製のカバーで覆える仕組みになっているようです。
>>サウナと水風呂の危険性|死亡事故や緊急搬送事例、サウナ利用を避けるべき人も解説
特に注意すべきピアスの素材
ピアスなどアクセサリーに多く使われる金属全般は、高温になりやすいので注意が必要です。
また、ガラスも高温になりやすいのでガラス製のアクセサリーも外したほうがいいでしょう。
樹脂でできたピアスの場合は?
樹脂でできたピアスは金属やガラスに比べて高温にはなりにくいですが、熱で柔らかくなって溶ける可能性があるためサウナには不向きです。
サウナでは、どんな素材のピアスであっても安全のために外すべきということですね。
ピアス開けたてでサウナに入ってもいい?
ピアスを開けた直後は少しの間ピアスを外すだけでも穴が塞がってしまうため、サウナに入るときも外したくはないですよね。
しかし、ピアス開けたての場合もピアスをつけたままサウナに入るとやけどの原因となるため危険です。
特にピアッシング後1ヶ月間は、ピアスホールは「傷口」の状態であることが多くデリケートになっていますので、高温が炎症を引き起こしたり、痛みを増加させる可能性もあります。
ピアスの穴あけの施術をしている皮膚科も、ピアッシング後はサウナを控えるように注意を促しています。
引用元:南青山皮膚科
- プール、サウナ、海水浴などは2週間程は控えてください。
- 4週間後より痛み、腫れ、赤み、浸出液がなければお好きなピアスをお使いいただけます。
基本的にピアスの穴をあけて4週間は穴の傷が安定しませんので、ファーストピアスを外すことはできません。
よって、やけどの危険を避けるためにもピアッシング後1ヶ月はサウナは控えるべきでしょう。
ファーストピアス着用時もサウナは厳禁
ピアスを開けた直後から使用されるファーストピアスにも基本的に金属が使用されるため、着けたままサウナに入るとやけどの原因となります。
ピアスを開ける場合は1ヶ月程度はファーストピアスを外せないため、サウナには入れないことを覚悟する必要があるでしょう。
ピアスをつけたままサウナに入るのはルール違反?
施設によって安全上の観点から、サウナや浴場でのピアスを含むアクセサリーの着用を禁止している場合と、特に禁止はしていない場合があります。
ただし、前述したようにサウナや岩盤浴では金属やガラス製のアクセサリーは高温になる可能性が高いため、ルールとして禁止されていない場合も外して入ることをおすすめします。
温泉でアクセサリーが変色する可能性もあり
温泉や銭湯においては、アクセサリーを着用したままの入浴を禁止していない施設も多くあります。
ただし、金属製のアクセサリーは温泉の成分や銭湯の消毒用塩素で変色する可能性があるということには注意が必要です。
特にゴールドやシルバーは変色しやすいため要注意です!
まとめ
金属製・ガラス製のピアスは高温になりやすく、サウナでつけていて実際にやけどを負ってしまったという方も多くいます。
また、温泉や銭湯のお湯でアクセサリーが変色してしまうリスクもあるため、ピアスに限らず指輪やネックレスなどのアクセサリーは外してサウナを楽しむようにしましょう!
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