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別荘にサウナを設置するなら!費用、設置方法、法律面までわかる完全ガイド

  • 2025年3月10日

「別荘にサウナを置いて、自分だけのリラックス空間を作りたい!」と、そんな夢を一度は思い描いたことはありませんか?

しかし、実際に別荘サウナを設置するには

  • どれくらいの費用がかかるのか?
  • 設置の方法はどうすればいいのか?
  • 法律面ではどんなことに気をつければいいのか?

と、わからないことも多いですよね。

この記事では、数十の個人用・事業用のサウナの導入サポートを行ってきた“サウナの専門商社”が、別荘サウナの設置に必要な情報を丁寧にご紹介します。

また、設置にかかる具体的な費用や、電気ストーブや薪ストーブなどの運用コストも分かりやすく説明。

火気使用に関する規制など法律面でのチェックポイントまで網羅しています。ぜひ最後まで参考にしてください!

別荘にサウナを設置するメリット

家庭用サウナ
  • リラクゼーション効果・健康効果
  • コミュニケーションの場となる
  • 別荘の価値向上
  • 貸別荘・民泊とする場合の集客効果

サウナがリラックス効果・健康効果を持つのはもちろん、サウナを設置することで別荘の魅力が増し、将来的な売却時には資産価値が上がる可能性もあります。

さらに、別荘を貸別荘・民泊として運用していく場合、サウナがあると宿泊客にとって大きな魅力になるでしょう。

特に、サウナブームの影響もあり、サウナ付きの宿泊施設は高い人気を誇っています。

特定のキーワードがどれだけ検索されているかを調べることができるツール「Googleトレンド」によると、「サウナ付きコテージ」というキーワードの検索が、2022年以降に徐々に増加していることがわかります。

サウナ付きコテージ Googleトレンド
Googleトレンドより引用

これはサウナ付きの別荘やコテージへの関心が高まっていることを示し、サウナを設置することで別荘の価値が上がり、より多くの人を引きつける可能性があると言えます。

別荘にサウナを設置するデメリット

家庭用サウナ 木板斜め・ヘリボーン貼り
  • 初期費用が高額
  • ランニングコストがかかる
  • メンテナンスが必要
  • スペースの確保が必要
  • 法的な制約が伴う場合がある

サウナ設置には初期費用として設備費や工事費がかかり、さらに電気代や薪代、メンテナンスといったランニングコストも必要です。

清潔を保つために、定期的な掃除や修理、ストーブや内装の点検、消耗品の交換も欠かせません。

また、別荘内に設置するためには十分なスペースが必要で、居住空間に影響を及ぼす場合もあります。

高温になるサウナストーブを扱うため、消防法などの法規制や地域の条例にも従う必要があるため、事前の確認が大切です。

別荘にサウナを設置する費用

Rベンチ加工、天井・壁目透かし張り カスタムサウナ

別荘に屋内用箱形サウナを後付けする場合の初期費用は、150~300万円程度です。

これには、サウナ本体代、ストーブ代、送料、設置工事費、電気変換工事などが含まれます。

ただし、初期費用はサウナの種類によって異なります。

別荘に設置できる家庭用サウナの種類と、それぞれの初期費用は以下の通りです。

屋内用箱形サウナ屋外用箱形サウナバレルサウナスチームサウナミストサウナサウナカー
本体代100~200万円100~250万円100~300万10万円~30万円~300~400万円
配送・工事代40万円~40万円~60万円~10万円~簡易取り付け:5万円~
天井埋め込み:20万円~
0円
ストーブ代(電気)40万円~40万円~40万円~
ストーブ代(薪)本体価格に含む
初期費用合計150~300万円150~350万円200~500万円20万円~35~50万円300~400万円
※車両込み

サウナの種類についてはこちら

別荘にサウナに設置する方法

別荘にサウナに設置する方法には、おもに以下の3つがあります。

  • 既存の別荘にサウナを後付けする
  • サウナ付き物件(注文住宅)を購入する
  • 中古別荘にサウナを後付けする

既存の別荘にサウナを後付けする

後付けサウナ

サウナのみを後付けする場合の設置方法は、以下の2つです。

  • 既製品を購入し組み立て済みの製品を配送してもらう、または現地で組み立てを依頼する
  • DIYキットを購入し、自分で設置する
  • DIYで一からサウナを作る

もっともおすすめなのは、既製品を購入する方法です。

初期費用を抑えたいという方は、DIYキットを選んでもよいでしょう。

ただし、DIYで設置する場合、後々トラブルが発生した際に責任の所在が不明確になる可能性がある点には注意が必要です。

自作サウナのDIY方法については、【設計図あり】自宅にサウナ小屋をDIY!自作する手順や図面の書き方、成功事例も紹介が参考になります。

サウナの後付け方法については、自宅サウナを後付けで実現!設置のコツ、費用の注意点、導入事例までで詳しく解説しています。

サウナ付き物件(注文住宅)を購入する

家庭用サウナ

サウナを設置した別荘を新築することで、理想的な位置・サイズでサウナ空間を確保できます。

特に、長期の利用を見据えている場合に有効です。

また、後からサウナ用のスペースを増築する場合はコストが増えるため、建築の段階でサウナを組み込むのがおすすめです。

新築物件へのサウナ導入については、新築・注文住宅にサウナを設置して贅沢な癒し空間を!方法と費用を徹底解説でより詳しく解説しています。

中古別荘にサウナを後付けする

【電気】ガラスドア MySauna Box Type 3〜4名用 屋内用サウナ

中古別荘にサウナを後付けするメリットは、全体の費用を抑えられる点と、既存の物件を自分の好みに合わせてカスタマイズできる点です。

設置場所やサウナのサイズ、デザインを自由に選び、自分が理想とする癒しの空間を実現できます。

また、リフォームの一環として行う場合には、別荘全体の価値を高める効果も期待できます。

一方、デメリットとしては、後付けによる工事費用や必要な準備がかかることです。

特に古い建物の場合、耐荷重や電気設備の整備など、サウナ設置に合わせた追加工事が必要になることもあります。

また、設置場所によっては配管や換気のシステムを整えるため、予想以上にコストがかさむこともあるため、あらかじめ計画的に予算を組むことが大切です。

関連記事:自宅サウナを後付けで実現!設置のコツ、費用の注意点、導入事例まで

別荘サウナの種類と設置場所

別荘に設置できるサウナの種類と、設置できる場所については以下の通りです。

屋内用箱形サウナ
屋外用箱形サウナ
バレルサウナ
totonou 北欧産バレルサウナ
スチームサウナ
ミストサウナ
サウナカー
設置場所屋内屋外屋外浴室
専用ブース
浴室屋外
温度70℃~100℃70℃~100℃60℃~100℃40℃~50℃40℃60℃~100℃
ロウリュ××
熱源電気電気/薪電気/薪電気/ガス電気/ガス電気/薪
初期費用合計150~300万円150~350万円200~500万円20万円~35~50万円300~400万円
※車両込み

別荘の屋内にサウナを設置できる場所としては、リビング、寝室、洗面所、浴室、その他の空き部屋やスペースなどがあります。

屋外では、庭、ベランダ、テラス、ウッドデッキ、屋上などが候補になります。

別荘に設置するサウナとして、もっともおすすめなのは「屋内用箱形サウナ」です。

理由としては、以下の2点があります。
・屋内に設置するため、風雨の影響を受けずメンテナンスが楽であること。
・ロウリュも可能な、本格的な高温サウナが楽しめること。

以下でそれぞれの特徴を詳しくご紹介します。

屋内用箱形サウナ

【電気】北欧産キャビンサウナ Auroom”Model F Glass” (2-3人用)- 屋内用サウナ –

屋内の空きスペースに設置できる箱形サウナは、天候に左右されず快適に楽しめます。

大きな家具のように気軽に設置できる製品もありますし、オーダーメイドでサイズやデザインを調整すれば、理想のサウナ空間が実現可能です。

コンパクトなものから広めのものまで対応できるため、スペースに合わせて設置できます。

屋外用箱形サウナ

屋外用箱形サウナ

庭やベランダ、ウッドデッキ、屋上などの屋外に設置できる箱形サウナは、自然に囲まれたリラックス空間を楽しめます。

屋外設置にあたってはしっかりとした基礎が必要で、地面が安定している場所を選ぶことがポイントです。

屋外用箱形サウナ 基礎
コンクリートで基礎を作った例。

屋内設置のサウナは風雨の影響を受けるため、耐久性のある木材(サーモウッドや塗装など加工された木材)のものを選び、さらにしっかり断熱材が入っているかチェックしましょう。

関連記事:サウナにはサーモウッド加工された木材がおすすめ!通常の木材との違いやメリットを解説

バレルサウナ

バレルサウナ

独特な丸いデザインで、自然に溶け込む美しいアウトドアサウナとして人気のバレルサウナ。

屋外の庭やベランダ、デッキに設置でき、自然の景色を楽しみながらのリラックスが魅力です。

ただし、断熱材が使われない製品が多く、箱形サウナよりも熱が逃げやすいことに注意が必要。

また、木材は湿気に影響されやすく雨漏りのリスクもあるため、しっかりとメンテナンスができる方や、屋根のある場所に設置できる場合に向いています。

関連記事:実はこんな落とし穴が!バレルサウナの9つのデメリットをサウナ代理店が語る

ミストサウナ・スチームサウナ

スチームサウナ

室内の専用ブースや浴室にミスト・スチーム発生器を設置することで使用できるサウナタイプです。

湿度が高く温度は低めのため、ドライサウナのような強い爽快感はないものの、肌や髪をしっとりと潤わせてくれる効果があります。

美容効果やリラックス効果が高く、特に乾燥が気になる方や肌ケアを重視したい方におすすめです。

また、メンテナンスも比較的簡単で、浴室の清掃と同様の手間で済むため、取り扱いも楽です。

関連記事:ドライサウナとミストサウナの違い|特徴や効果、設置費用を比較

関連記事:ミストサウナとスチームサウナの違い|特徴や効果、設置費用を比較

その他のサウナ

サウナカー
サウナカー

アウトドアでサウナを楽しむには、テントサウナやサウナカーといった移動式サウナも良い選択肢です。

これらのサウナは設置が簡単で、川や湖などの自然水を活用した冷水浴ができるため、自然に囲まれたリラックス環境を求める方におすすめです。

テントサウナ

特に、テントサウナは初期費用が低いため、初心者や気軽に楽しみたい方に向いています。

ただし、断熱性が低いため熱が逃げやすい点に注意が必要です。

より本格的なサウナ体験を求めるなら、サウナカーがおすすめです。

サウナカーは木製サウナを軽トラなどの車両に載せたサウナで、アウトドアでも快適に本格的なサウナを楽しめます。

別荘サウナのストーブの種類

別荘サウナのストーブの種類としては、

  • 電気サウナストーブ
  • 薪サウナストーブ
  • 遠赤外線ヒーター
  • ミスト・スチーム発生器

があります。

以下では、中でも特に人気のある「電気サウナストーブ」「薪サウナストーブ」について、詳しくご紹介します。

どちらも、高温サウナやロウリュができるフィンランドサウナを作り出せるサウナストーブです。

電気サウナストーブ

MySaunaオリジナルストーブ

電気サウナストーブは、スイッチ一つで温度調整が簡単にできるため、サウナ初心者でも安心して扱えるストーブです。

薪ストーブほどの高温は出にくいこともありますが、安定した温度を長時間保つことが得意です。

煙や一酸化炭素が発生しないため安全性が高く、屋内サウナとしても適しています。

ただし、多くの場合200Vの電源を必要とするため、設置には電圧変換や配線工事が必要になることがあります。

購入時には、安全のため電気用品安全法の菱形PSEマークがついている製品を選んでください。

メリットデメリット
・煙突不要で設置が簡単
・屋内にも設置できる
・煙や一酸化炭素の発生がなく安全
・初心者でも扱いやすい
・燃料費が比較的安価
・初期費用が高い場合がある
・温まるのに時間がかかることがある
・温度が低い場合がある
・電気変換工事や配線工事が必須

電気用品安全法については、PSEマーク未取得の自宅サウナは危険!電気用品安全法と電気サウナバス適合品を徹底解説をご覧ください。

おすすめの電気ストーブは、電気サウナストーブおすすめメーカーランキング5選!家庭用サウナやテントサウナで使える電気ストーブを紹介でまとめています。

薪サウナストーブ

薪サウナストーブ

薪サウナストーブは、100℃を超える本格的な高温を簡単に作り出せるため、サウナーにも根強い人気があります。

薪が燃焼する際の香りや焚き火の音がリラクゼーション効果を高め、自然を身近に感じながらサウナを楽しめるため、屋外用箱形サウナやバレルサウナなどのアウトドアサウナにぴったり。

煙は煙突を通じて、外に排出されます。

近隣に住宅がある場合、煙に配慮が必要ですが、安全性の面では薪を大量に入れすぎない限り火事になる心配などは少ないです。

さらに、使用後の清掃は燃え残りの灰を捨てるだけで意外と手間がかかりません。

メリットデメリット
・サウナ室が均等に効率的に温まる
・サウナ室が温まるのが早い
・薪の香りや焚火の音がサウナ体験を高める
・電気工事、配線工事が不要
・火気を使用するため設置場所に制限がある
・火事や一酸化炭素中毒に注意が必要
・煙突の設置とメンテナンスが必要
・燃料費が比較的高い

おすすめの薪ストーブは、薪サウナストーブおすすめメーカーランキング6選!家庭用サウナやテントサウナで使える薪ストーブを紹介でまとめています。

その他のサウナストーブについては、サウナストーブの熱源は5種類!電気/薪/遠赤外線/ガス/スチームのメリット・デメリットや選び方をご覧ください。

別荘や自宅にサウナを設置した事例

より具体的なイメージが湧くように、実際にサウナの専門商社でサウナの導入サポートをさせていただいた、個人・法人の事例をご紹介します!

  • 事例①別荘兼民泊に屋外用のサウナを導入
  • 事例②民泊にバレルサウナを導入
  • 事例③自宅に屋内用サウナを導入

事例①別荘兼民泊に屋外用のサウナを導入

別荘兼民泊 屋外用サウナ
別荘兼民泊 屋外用サウナ

長野県の別荘地にある民泊兼用の住宅に、屋外用サウナを導入しました。

施設に合うようにサイズやカラーなどをご希望いただき、設計事務所と連携してサウナを製作。

窓やベンチの高さ、寒冷地対応の屋根角度を工夫し、4~5名が利用できるサウナを実現しました。

>>このサウナ導入事例を詳しく見る。

事例②民泊にバレルサウナを導入

民泊 バレルサウナ
民泊 バレルサウナ

熊本県の民泊施設に、バレルサウナとチラー付き水風呂を導入しました。

施設の稼働率向上と単価アップを目指し、耐久性が高いレッドシダーを使用。

運用の手軽さも考慮したモデルを選定し、ご提案しました。

>>このサウナ導入事例を詳しく見る。

事例③自宅に屋内用サウナを導入

自宅 屋内用サウナ
自宅 屋内用サウナ

岡山県の個人宅の三階にある空きスペースに、2~3名用の屋内用サウナを設置しました。

リフォーム業者と連携して、スペースに合わせた図面作成から施工まで対応。

ベンチの高さや壁仕様など、お客様の希望に合わせたオーダーメイドサウナを実現しました。

>>このサウナ導入事例を詳しく見る。

>>サウナ導入事例一覧はこちら。

サウナの専門商社なら別荘へのサウナ導入の費用や工事、商品選び、法律面に至るまで相談が可能。
是非お気軽に電話やメール・LINEで相談してみてください。

別荘サウナの維持費

別荘サウナの維持費としては、おもに燃料費(電気代/薪代)がかかってきます。

燃料費はサウナストーブの出力やサウナ室の広さ、断熱性能によっても左右されますが、目安としては以下の通りです。

屋内用箱形サウナ屋外用箱形サウナバレルサウナスチーム・ミストサウナサウナカー
燃料電気電気/薪電気/薪電気/ガス/水電気/薪
燃料費/時間電気100円電気100円/薪500円電気100円/薪500円100円電気100円/薪500円
燃料費/月※電気3,000円電気3,000円/薪15,000円電気3,000円/薪15,000円3,000円電気3,000円/薪15,000円
※1日1時間入る場合の月額

維持費としては、他に清掃用品代や消耗するサウナストーン代などがあります。

  • 清掃用品代
    拭き掃除用のタオルや中性洗剤など。大きな出費にはならない。
  • サウナストーン
    10kgあたり4,000~15,000円。割れやヒビを見つけ次第交換。

家庭用サウナの維持費の詳細は、自宅用サウナの初期費用や維持費、電気代はいくら?家庭用サウナ種類別のランニングコストも紹介をご覧ください。

薪サウナや電気サウナなど、サウナストーブごとの維持費の違いは、サウナストーブの初期費用や維持費、メンテナンス費用の相場でまとめています。

別荘サウナのメンテナンスについて

家庭用サウナ
  • 日常的なメンテナンス
  • 定期的なメンテナンス
  • 異常があった場合の点検と修理依頼

日常的なメンテナンス

サウナ使用後には、まず湿気を乾拭きしてから水拭きを行い、その後サウナ室のドアを開け換気・乾燥させます。

最後に、備品を整理して清潔を保ちましょう。

日常的なメンテナンスは、基本的には拭き掃除と換気のみなので意外と手間がかかりません!

定期的なメンテナンス

定期的なメンテナンスとして、数ヶ月ごとにベンチやスノコを屋外で干し、ストーブやサウナストーンの状態を確認しましょう。

薪ストーブを使用する場合は、年に1回の煙突掃除が必要です。

また、屋外用サウナの場合は、外装の塗料を3年に1回程度塗り直すと長持ちします。

日常的・定期的なメンテナンスについては、家庭用サウナのメンテナンス・お手入れ方法|カビの掃除や対策は?使用後の清掃や定期的な点検項目をご覧ください。

異常があった場合の点検と修理依頼

パーツの劣化やドアの不具合、ガラスの破損などの際には、早めに交換や修理を行いましょう。

サウナの修理は、購入した店舗や製造メーカー、もしくは木材交換に対応できる工務店に依頼するとスムーズです。

サウナの修理を依頼できる企業は、家庭用/業務用サウナの修理を依頼!修繕・改修を行う企業を紹介で紹介しています。

メンテナンスを楽にする方法として、屋外サウナにする場合は特に、気候に合う耐久性が高いサウナを選ぶことが大切です。

積雪地域に別荘があるという方や、耐久性が高い屋外用サウナを選びたい方は、豪雪地帯に屋外サウナを設置!耐久性・断熱性に優れた屋外サウナおすすめメーカー2選をご覧ください。

法律や規制に関する注意点

別荘にサウナを設置する際に、知っておくべき法律として、以下の5つを解説します。

どんな法律?管轄・確認先
消防法避難経路の確保、消火設備総務省消防局管轄の消防署
都市計画法都市計画上サウナ開業可能な土地かどうか国土交通省管轄の都市計画課
建築基準法建物の安全性、建物の利用用途変更の必要性国土交通省管轄の建築主事または指定確認検査機関
公衆浴場法更衣室や男湯・女湯の区分、
トイレ設置、衛生面、水の循環
厚生労働省管轄の保健所
固定資産税について土地や建物などの不動産に対して
その所有者が毎年支払う税金
都道府県税事務所

消防法

バレルサウナ 薪ストーブ

消防法は、火災を予防し安全を確保するための法律です。

サウナを設置する際、設置場所や使用するストーブの種類によって適用される規制が異なるため、最寄りの消防署で事前に確認しておくと安心です。

特に消防法や火災予防条例、サウナ設備設置基準などの法令が関連するため、メーカーや業者の法令サポートを利用すると良いでしょう。

消防法とサウナの関係について、詳しくはバレルサウナを建てる前に確認!消防法・火災予防条例とは?サウナの設置基準を確認しようをご覧ください。

都市計画法

都市計画法は、都市の健全な発展を図るための法律です。

都市計画法では、土地の用途や建物の設置可能性が市街化区域と市街化調整区域の2つで分けられています。

まずはせサウナを設置しようと考えている場所が、都市計画法でどの区域に指定されているか確認が必要です。

■市街化区域

開発が進んだ住宅地や商業地などのエリアで、サウナの設置も基本的に許可されています。

ただし、一部の用途地域(例えば工業専用地域など)では、特定の建物や設備に制限がかかる場合があります。

■市街化調整区域

開発を抑制し自然を保護するエリアで、新しい建築物を建てるのは原則として難しい区域です。

ただし、固定しない移動式サウナ(サウナカーやテントサウナなど)なら設置可能な場合が多く、川や自然が多い環境では特に楽しむのに適しています。

都市計画法については、家庭用サウナ設置前に用途地域を確認!市街化区域・市街化調整区域にサウナは建てられる?をご覧ください。

建築基準法

建築基準法は、建物の安全性を確保するための法律です。

サウナ設置が建築確認申請の対象かどうかは、サウナの種類や設置場所、サウナ室の面積によって異なります。

特に10㎡以上の増築や屋外サウナの新築を検討する際には、地域による規制も含めて事前の確認が大切です。

建築基準法については、サウナを建てる前に必読!建築基準法の適用範囲と建築確認の申請要否をスッキリ解説で詳しく解説しています。

バレルサウナの扱いについては、バレルサウナは建築物扱い?サウナ専門店が教える建築基準法との関係をご覧ください。

公衆浴場法

公衆浴場法は、不特定多数が利用する入浴施設の安全・衛生基準を定めた法律です。

サウナを事業用として設置する場合はこの法律の対象となり、構造設備基準や適正配置基準が求められることがあります。

ただしすでに宿泊業の申請済みの場合は、付帯設備になり、公衆浴場法対象外となるケースもあります。

公衆浴場法については、公衆浴場法の基礎知識とサウナ開業のポイント|規制緩和でいまが出店のチャンス!が参考になります。

事業用サウナの営業許可申請については、【完全版】サウナ開業に必要な営業許可まとめ!キャンプ場から個室サウナまで関連法規を抑えようをご覧ください。

固定資産税

サウナの多くは「家屋」に該当しないため固定資産税の対象外ですが、コンクリートなどで基礎と本体が固定される屋外サウナは課税対象になる場合がありますので注意が必要です。

バレルサウナ
基礎の上に置かれているバレルサウナは家屋に該当しない。
物置
基礎がコンクリートで施工され土地に定着していることから家屋として認定された物置
水戸市公式サイトより引用

自治体により税率やサウナが固定資産税の対象となるかの基準などが異なる場合がありますので、サウナの設置場所を管轄している都道府県税事務所までお問い合わせると確実です。

固定資産税について詳しくは、家庭用サウナのほとんどは固定資産税の対象外!種類による違い、税金がかからないサウナ設置のコツをご覧ください。

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