サウナは整いリフレッシュできるだけでなく、科学的に健康にも良いとわかっています。そんなサウナに出来れば毎日入りたいという方もいると思います。そこでこの記事では、『毎日サウナに入っても大丈夫なのか』ということや『毎日入ることでの効果や疲労・健康への影響』について解説していこうと思います。毎日入ることでのデメリットや逆にサウナに入るメリットについても紹介していこうと思います。ぜひ最後まで読んでいただいて、サウナへの知識を深めていただけると幸いです。
毎日サウナに入るデメリット5選
- 髪が傷む
- 発汗による脱水症状
- 疲労感が溜まる
- 肌が乾燥する
- 精子の障害に繋がる可能性がある
毎日サウナのデメリット①髪が傷む
毎日サウナに入ることのデメリットの一つ目は、髪が傷むです。これは毎日でなくても、サウナに入ることで起こってしまうデメリットです。しかし、毎日入ることでさらに髪が傷んでしまいます。髪の毛が傷んでしまう理由としては、主に以下の二つが挙げられます。
髪はタンパク質でできているのですが、タンパク質は熱に弱いです。そのため毎日サウナに入ると髪が傷んでしまいます。実際にサウナに入っていると髪が傷んでいると感じることもあると思います。
したがってサウナに入る時には、髪のケアが大切になってきます。具体的にはサウナハットを利用するか、濡れたタオルを頭に巻くことで、乾燥や髪が傷むことを防いでくれます。
サウナハットについて詳しく説明した記事もあるので、ぜひ参考にして見てください!
もう一つの原因は水風呂の塩素です。プールに入ると髪が傷んでいる・軋んでいると感じたことがある方もいると思います。これと同様の現象が冷水の塩素でも起こっています。
そのため塩素濃度が高いと思われる水風呂では、潜らないことや水で濡れている手で髪を触りすぎないことを意識してみてください。
塩素入りの水風呂の見分け方
プールのようなカルキ臭がした場合は、塩素入りと疑った方がいい。あるいは、「サウナイキタイ」で行く予定のサウナ施設を検索し、水風呂の箇所を調べ、「地下水」「天然水」などの記載がないかを調べてみるのも一つの手。経験則的に、都会の大規模なサウナ専用施設では、塩素を使用している確率が高いと思っている。例えば、東京なら『北欧』、愛知や福岡なら『ウェルビー』とか。
俺のサウナイキタイより引用
毎日サウナのデメリット②発汗による脱水症状
毎日サウナに入ることでのデメリットの二つ目は、発汗による脱水症状です。ご存知だと思いますが、サウナでは大量の汗をかきます。汗をかくことで老廃物や不純物を排出してくれるというメリットもありますが、その分多くの汗をかきます。そのため、脱水症状を起こしてしまう可能性があるわけです。
脱水症状を起こさないためには、サウナ前・サウナ後の水分補給が大切になってきます。しかし、ただ水分補給をすれば良いという訳でありません。
特にアルコールをサウナの前後に接種してしまうことは危険です。アルコールは心臓に負担をかけるだけでなく、利尿作用が働き身体から余計に水分が抜けてしまいます。
そこでこのデメリットを防ぐおすすめの飲み物も紹介したいと思います。
・スポーツドリンク
・ミネラル入りのお茶
・オロポ
スポーツドリンクやお茶は想像がつくと思います。これらの飲み物はサウナの水分補給におすすめの飲み物です。
では、オロポとはなんでしょうか?オロポは、オロナミンCとポカリスエットを混ぜたドリンクのことです。
サウナに入ることが好きな人、いわゆるサウナーの中で流行っている飲み物です。
ビタミンやミネラルを摂取できる点でサウナの水分補給に適した飲み物になっています。
毎日サウナのデメリット③疲労が溜まる
毎日サウナに入るデメリットの三つ目は、疲労が溜まるです。毎日長く・多くの回数のサウナに入っていると疲労が溜まってきます。適度なサウナは疲労回復の効果や睡眠の質をあげる効果などがありますが、毎日のサウナやサウナの入り過ぎは逆効果になってしまうというデメリットがあるので注意しましょう。
普段より大量の汗をかいたり、サウナに入った後に水風呂に入ることを多く繰り返してしまうことで逆効果になってしまうデメリットがあります。
適度な頻度や長さ・回数を守り疲労が溜まらないようなサウナの入り方を覚えることが大切です。
毎日サウナのデメリット④肌が乾燥する
毎日サウナのデメリットの四つ目は、肌が乾燥するです。正しくサウナを利用すれば、美肌効果を得ることができます。サウナによってかく汗と共に老廃物を流してくれます。そのため美肌効果があります。
しかし過度なサウナの利用・毎日サウナを利用するなどの行為は、肌を傷つけてしまうというデメリットがあります。毎日サウナに入ることで大量の水分が失われてしまうため、結果本来美肌効果のあるサウナが肌を乾燥させ、悪影響を与えるというデメリットがあります。
美肌効果を無駄にしないためにも、入浴後の肌のケアというものも大切になってきます。入浴後のスキンケアにも気を使うようにしましょう。
サウナですべきスキンケア
・サウナ後の化粧水や乳液での保湿
・サウナでかいた汗をしっかり流す
・サウナ室の中で濡れタオルでこまめに保湿
サウナの美肌効果やスキンケアに関する記事もあるので、ぜひ参考にして見てください。
毎日サウナのデメリット⑤精子の障害に繋がる可能性がある
毎日サウナのデメリット5つ目は、精子の障害に繋がる可能性があるです。基本的には影響はありませんが、毎日・高頻度でのサウナの利用は悪影響になる可能性があるというデメリットがあります。
とは言っても週に1回程の頻度では、障害が起きなかったという研究もあります。気になる方や妊活を考えている方は、毎日サウナを利用するのを辞め、週に1回くらいの利用頻度にすることをおすすめします。
毎日以外のデメリット”朝サウナのデメリット”について
次に毎日サウナに入るデメリットの他のサウナのデメリットについて紹介していこうと思います。朝サウナは、料金が安かったり人が少なかったりとデメリットが少ないように思えます。しかし、デメリットもあるので確認していきましょう。
また、朝サウナも同様毎日入ってしまうと、先ほど紹介したデメリットがあるのでなるべく毎日朝サウナに入るなどの行為は止めるようにしましょう。
朝サウナのデメリット
①朝サウナに入る前後に水分を取らないと体調が悪くなる可能性がある
②朝サウナで眠くなってしまう
朝サウナのデメリットの一つ目は、朝サウナに入る前後に水分を取らないと体調が悪くなる可能性がある点です。
いつサウナに入るにしても水分補給は大切ですが、特に朝サウナは注意です。朝は水分が足りていない状態です。このような状態の時に、水分補給を疎かにしてしまうと脱水症状になってしまう恐れがあります。
また、朝サウナに入った後はしっかりと朝食をとりましょう。普段よりも栄養のバランスを整え、しっかりと朝食を取ることでより良い1日のスタートを切ることができます。
朝サウナのデメリット二つ目は、朝サウナで眠くなってしまう点です。
サウナは体のスイッチをオフにし、リラックス状態を作り出す役割も持っています。
そのため朝サウナでは、眠くならないように、いつもより長居しないようにしましょう。「いつもより少し短いかな?」「少し物足りないかな?」と感じるタイミングで上がるようにしましょう。
朝サウナや夜サウナについて解説した記事もあるので、ぜひ参考にしてみてください。
サウナのメリットや効果を紹介!
ここまで毎日サウナに入ることのデメリットや朝サウナのデメリットを紹介してきましたが、サウナにはたくさんメリットもあります。
ここでは、サウナのメリットを詳しく紹介していこうと思います。
サウナのメリット・効果
- 美肌効果
- 疲労回復
- 睡眠効果
- ダイエット効果
- 免疫を高める
サウナのメリット①美肌効果
サウナに入ることで美肌効果があります。なぜサウナに入ることで、美肌効果が期待できるのでしょうか。
それはサウナに入るとたくさんの汗をかきます。この時に汗と一緒に老廃物も排出されます。
またサウナに入りることで、血流が促進されます。
このようにして、サウナに入ることで美肌効果を得ることができます。
しかし、サウナに入った後に汗を流したり入浴後にスキンケアしたりしないと逆効果になってしまうので、サウナ後はしっかりとケアするようにしましょう。
サウナのメリット②疲労回復
サウナに入ることで疲労回復も期待できます。サウナに入ることで、血流が活発になります。
その結果、乳酸が流されるため運動後の筋肉のコリや筋肉疲労の解消に繋がります。
肩こりや筋肉痛の疲労を超回復させる方法としてもサウナは最適です。
サウナのメリット③快眠効果
サウナに入るメリットとして、快眠効果があります。サウナに入ることで睡眠の質を向上させてくれます。
サウナでは、大量の汗をかくため、実際に疲労感などを感じることはそこまでありませんが、サウナに入ることで適度な疲労があるため睡眠の質をサウナは上げてくれます。
またサウナは身体の芯から温めてくれます。これもサウナが快眠効果につながる理由です。
サウナのメリット④ダイエット効果
サウナに入ることで得られるメリットとしてダイエット効果があります。サウナに入ることによって代謝が高まり、痩せやすい体になります。
サウナに入ると、温熱作用(身体を温める働き)の影響で皮膚の血管が拡張され血流が良くなります。血流が良くなると新陳代謝が高まり、その影響で体内の老廃物や疲労物質が取り除かれます。
サウナのメリット⑤免疫を高める
サウナに入ると得られるメリットとして免疫を高めるというメリットがあります。
サウナ後に水風呂に入る効果は、HSP(ヒートショックプロテイン)が働くことによって免疫力を高めることができる点にあります。
HSP(ヒートショックプロテイン)とはタンパク質の一種です。細胞に熱が加わるとHSPが生まれ、損傷したタンパク質を元通りに修復するとされています。またHSPが増えると、細胞の働きを活性化させたり乳酸の生成を遅らせる効果があるとされています。
毎日のサウナは危険?正しい頻度を紹介
サウナに毎日入ることのメリットはあまりなく、デメリットの方が多いと理解していただけたと思います。では、どのくらいの頻度でサウナは利用するのが良いのでしょうか。
サウナは週に2〜3回の利用がおすすめです。サウナの頻度が少ない分には悪影響というのはありませんが、サウナの入り過ぎや毎日サウナに入ることには注意です。ここまで紹介してきたデメリットが起こってしまう可能性があるからです。
人によってサウナ・暑さによる耐性などが違うと思うので、実際に色々試しながら自分に合ったサウナの頻度を見つけてもらえばと思います。
どうしても毎日サウナに入りたいという方は、サウナに入る時間や回数を抑えてください。
こちらもオススメ↓