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マンションでもサウナを設置可能!設置前に確認すべき点とおすすめ家庭用サウナ6選
- 2024年9月9日
近年、家庭用サウナが多様化し、限られたスペースでも楽しめる商品が増えてきました。
マンションにも設置可能と謳っている商品も登場しており、マンションにお住まいの方にとっては魅力的な選択肢になっていますね!
ただ、マンションにサウナを置くとなると後々トラブルに繋がらないように、どのような点に注意すべきか、事前に何を確認すべきかと不安になることも多いでしょう。
この記事ではマンションにお住まいの方向けに
- マンションに家庭用サウナを設置するメリット・デメリット
- マンションに家庭用サウナを設置する際に注意したいポイント
- 管理会社・管理組合への確認事項
を解説します。
マンションへの設置に適した家庭用サウナも7つご紹介しますので、ぜひ商品選びの参考にしていただければ幸いです!
目次
マンションでもサウナを設置することは可能!
建築基準法で定められている重量の規定や賃貸契約書の内容を満たすことができれば、マンションでもサウナを設置可能です!
以下では設置前に確認すべきポイントや、マンションでの利用におすすめの家庭用サウナを紹介していきます。
マンションにサウナを設置するメリット
- 毎日好きな時にサウナに入れる
- サウナを独り占めできる
- 自分の好きな温度・湿度・香りに調節できる
- スパ施設に通うよりコスパがいい場合がある
- 家族や友人と、男女でも一緒に楽しめる
- 入浴後すぐに寝ることができる
自宅のマンションにサウナを設置する大きなメリットは、自分の好きな時に好きなようにプライベートサウナを使用できる点。
ロウリュが可能なストーブを選べば、湿度や香りの調節も可能です。
毎日サウナに入る方なら、初期費用を含めてもスパ施設に通うよりもかかる費用が安くなることもあります。
また、複数人が入れるサウナを選べば、家族や友人と一緒にリラックスタイムを過ごすこともでき、サウナで温まったまま眠ることもできます。
マンションにサウナを設置するデメリット
- 初期費用・燃料代がかかる
- 狭い家庭用サウナだと窮屈に感じる
- 廃棄するときに処分費用がかかる
- 管理会社や近隣住民の許可が必要
自宅にサウナを導入するデメリットとしてまず考えられるのが、コストがかかる点です。
初期費用はサウナの種類によってピンキリですが、本格的な屋内用ホームサウナの場合は本体費用・ストーブ代・設置費用や工事費を含めて、相場は150万円〜となっています。
一方テントサウナの場合は10万円〜、浴室にミストユニットやスチーマーを設置する家庭用ミストサウナ・スチームサウナは30万円程度で導入が可能ですので、予算に合うサウナを選ぶ必要がありますね。
毎日サウナに入る場合の燃料費は、電気ストーブの場合3,000円/月、薪ストーブの場合15,000円/月が目安となっています。
サウナのサイズは小さいほうが初期費用が抑えられますが、狭すぎるサウナだと窮屈でリラックスできなかったり、飽きやすくなることがありますので注意しましょう。
家庭用サウナを捨てる際は基本的に分解して粗大ごみに出すことができますが、自力で分解できない場合は専門業者に依頼することになり費用がかかります。
また、マンションでサウナを利用する際は管理会社や近隣住民の許可が必須です。
サウナ利用が原因で、後々トラブルにならないようにしましょう。
サウナを設置する際に確認すべきポイント
マンションにサウナを設置する際は、事前に以下の6点を確認してください。
- 設置スペースとサウナのサイズ
- 使用電圧・配線
- 賃貸・管理規約
- サウナの重さ
- 火災を防止する設置基準を満たすか
- 退去時にサウナをどうするか
設置スペースとサウナのサイズ
使用するサウナの外寸や必要な動作スペースを把握し、十分なスペースが確保できるか確認しましょう。
通路やドアの開閉に必要なスペースなども考慮してください。
外気浴や水風呂を用意したい場合は、サウナからの動線も考えておくと快適にサウナを楽しむことができます。
自宅で使える水風呂については、家庭で使えるサウナ用水風呂・チラーを紹介の記事をご覧ください。
関連記事:2人用自宅用サウナおすすめ商品8選
関連記事:1人用自宅用サウナおすすめ商品10選
使用電圧・配線
家庭用の電気式サウナストーブは、基本的に200Vに対応しています。
家庭用コンセントの電圧は100Vですので、200Vのストーブを使用する際は電気変換工事が必要です。
電気サウナストーブを使用する際は、配線工事も必須になります。
電気工事を行ってもいいか否かは、管理会社に確認してください。
電気周りの工事については、家庭用サウナ導入に必要な電気工事・配線工事を解説が参考になります。
賃貸・管理規約
賃貸物件やマンションの場合はサウナの設置が許可されているか、管理規約で禁止されていないかを確認する必要があります。
必要であれば、管理会社や管理組合に事前に相談して許可を得ましょう。
メーカーのほうで必要な確認・申請を行ってくれる場合もあります。
屋内にサウナを設置する場合、電気ストーブや遠赤外線ストーブを使うことになりますが、賃貸マンションの場合はこれらのストーブも規約上禁止されていることがありますのでご注意ください。
【賃貸の場合】管理会社への確認事項
賃貸マンションの場合は、以下の3点を管理会社に確認しましょう。
- そもそもサウナを設置していいか
- 電気ストーブを使用する場合、電気工事をしていいか
- 退去時に原状回復工事が必要か
電気変換や配線工事を行った場合は、原状回復工事を求められるケースが多いです。
管理会社へ相談する際は、事前に
- 使用を検討しているサウナの安全性や騒音の有無
- 薪ストーブを使用する場合は煙・一酸化炭素中毒の危険性
などを調べてまとめておくとよいでしょう。
サウナの重さ
サウナの重量によっては、床の耐荷重を超える恐れがあります。
建築基準法によれば、住宅の床は1㎡当たり180kgの耐荷重が必要です。
そのため、サウナを設置する際にはこの耐荷重を超えないように注意しましょう。
特に古い建物や木造物件では注意が必要です。
火災を防止する設置基準を満たすか
サウナ設置時の安全基準は、社団法人日本サウナ・スパ協会が火災予防のために設けた基準で、消防法や火災予防条例に基づき、熱源との安全距離などの指針となります。
【サウナストーブの設置基準】
- サウナストーブは固定。
- 温度異常時に電源遮断装置付き。
- 温度調節器は部屋の高さの2/3以上の位置に設置する。
- ファン式ストーブは、ファン停止時に電源遮断装置付き。
- ストーブ周りに安全囲いを設置。
- ストーブの説明書や安全基準を参照し、正確な設置を心がける。
自宅にサウナを導入し、電気ストーブを設置する際には安全のためにもこの基準に沿って設計することをおすすめします。
加えて、ストーブの取扱説明書や安全基準をよく読み、正しく設置することが重要です。
サウナ設置時の安全基準については、家庭用サウナを賃貸に置く際に確認しておくべき設置基準まとめを参考にしてください。
消防法についてはバレルサウナを建てる前に確認!消防法・火災予防条例とは?の記事をご覧ください。
退去時にサウナをどうするか
マンション退去時にサウナを処分するか、引っ越し先に持っていくかというのを、事前に考えておくのが望ましいです。
処分する場合は基本的に粗大ごみに出します。
台東区の場合は、90×90×200cmのホームサウナならストーブ込みで2,800円で粗大ごみとして処分可能です。
ただし、粗大ごみとして出せるのは自分で分解できるサウナのみです。
分解ができない場合は、処分を専門業者に依頼する必要があり費用がかかります。
引っ越し先に持っていく場合も、専門業者に依頼しましょう。
素人が分解、引っ越し先での組み立てを行うと故障してしまうこともあるので、自力で分解しようとするのは避けてください。
マンションに設置できるおすすめサウナ6選
比較検証してわかった、マンションで使えるサウナメーカーのおすすめ人気ランキングを発表します。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | |
メーカー名 | おうちDEサウナ | Kokolo sauna | totonoü | MY SAUNA | SAUNAGE | 神戸メディケア |
外観 | ||||||
サウナタイプ | テントサウナ | ホームサウナ | ホームサウナ | ホームサウナ | ホームサウナ | ホームサウナ |
デザイン | ★★☆☆☆ | ★★★☆☆ | ★★★★☆ | ★★★☆☆ | ★★★★★ | ★★☆☆☆ |
価格帯(1人用) | 120,000円 | 987,800円 | 1,200,000円 | 979,000円~ | 2,000,000円 | 588,000円~ |
ストーブ | 付属 | 付属 | 別売り | 別売り | 別売り | 付属 |
対応ストーブ | 電気ストーブ | 電気ストーブ | 電気ストーブ | 電気ストーブ | 電気ストーブ | 遠赤外線ヒーター |
使用電圧 | 100V | 200V | 200V | 200V | 200V | |
ロウリュ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | × |
産地 | 中国 | 中国 | エストニア | 日本 | 日本 | 日本 |
ポイント | ロウリュも可能な電気ストーブ。 本格的なフィンランドサウナが楽しめる。 | 工事不要、組み立て式屋内用サウナ。 遠赤外線と電気ストーブの2WAY仕様もあり。 ストーブ込の価格で高コスパ。 | エストニアから直輸入。 サーモ加工済みスプルース使用。 バレルサウナは雨カバー付。 | 全て国産ヒノキ材を使用。 最高温度110℃で人数が増えても料金がそこまで上がらない。 組立が簡単なキット形式 | 座面と背面がひとつながりとなった、 ベッドの設計は人間工学的アプローチに基づく。 国産ヒノキ材使用。 | 高コスパの遠赤外線のモデルが特徴。 |
おうちDEサウナ
自宅で本格的なフィンランド式サウナが楽しめる、サウナテントです。
家庭の室内やベランダなどに設置して使用することができます。
100Vで使用できる電気ストーブなので、電気工事は必要ありません。
通常のコンセントに接続し、加熱開始から30分〜60分で十分に温まります。
サウナ内温度は80〜95℃。
ロウリュも可能で湿度を上げれば、体感温度がかなり高くなります。
電気ストーブなので安全に使え、好きな温度・湿度・香りに調節できるため、テントサウナの魅力を十分に味わえる商品です。
価格 |
|
サイズ(重量) | 72×52×35cm(15kg) |
色展開 | ブラック |
設営にかかる時間 | 約1分 |
ストーブの種類 | 電気ストーブ、ロウリュ可。 |
電圧・ワット数 | 100V |
商品内容 | テント本体、電気ストーブ、サウナストーン、温度湿度計 |
\今なら34%OFF!/
おうちDEサウナ 公式販売サイトはこちら。
Kokolo sauna
Kokolo saunaのCUBE 3B/3Wは、簡単に組み立てることができるマンションにもおすすめの屋内用サウナです。
2種類の屋内用サウナを販売していますが、どちらも正面に大きな窓があるため解放感があります。
シンプルな外観なので、どんなお部屋にもなじみますね。
特に「CUBE 3B」は珍しい遠赤外線と電気ストーブの2WAY仕様で、好みに合わせた温度・湿度のサウナ体験を可能にします。
家庭用サウナは多くのメーカーでストーブが別料金となるため、「実際に見積もりをとるとサイトで見た価格よりもかなり高かった…」という問題が多いですが、kokolo saunaの場合は電気ストーブ・遠赤外線ヒーターが本体価格に含まれていますので、かなり高コスパと言えます。
加えて、kokolo saunaは日本国内で初めてサウナ本体と電気ストーブの両方で、安全性を確保するためのPSE(電気用品安全法)認証を取得した信頼性も高いブランドです。
価格 | 987,800円、1,097,800円 ※電気ストーブ込 |
サイズ(重量) | 1100×1500×1950mm、1235×1655×2000mm ~3名用 |
色展開 | 1色 |
ストーブの種類 | 電気ストーブ、ロウリュ可能。 CUBE 3Bは電気ストーブ/遠赤外線ヒーターの2WAY仕様。 |
電圧 | 200V |
商品内容 | サウナ本体/電気ストーブ/サウナ室内LEDライト /砂時計/湿度温度計/サウナ用木製桶/柄杓 |
totonoü
totonoü社はエストニアに本社を構え、 エストニアサウナの輸入・販売事業を展開するメーカー。
さすが北欧といったデザイン性の高さや本場のこだわりのサウナが特徴です。
2022年9月には、 都心のマンション・賃貸向けの屋内用サウナ「Cala Mini」を発売しました。
Cala Miniはマンションにも置きやすい95×95×205cmの1人用サウナで、ベンチやストーブもセットになっています。
加えて簡単に組み立てや解体が可能で、部屋の壁に穴を開けることなく設置できるので、賃貸住宅にもぴったり。
移動や引っ越しの時も解体して、新しい場所で再び組み立てて利用することができます。
オプションで付けられるTylo社の電気ストーブはロウリュ可能で、110度まで上がる本格派です。
価格 | 1,200,000円※電気ストーブ別途 |
サイズ(重量) | 95×95×205cm(約250kg) |
色展開 | 1色 |
ストーブの種類 | 電気ストーブ。ロウリュ可能。 |
電圧 | 200V |
商品内容 | サウナ本体、ベンチ・背もたれ、フットレスト、ガラス製ドア(左側右開き/右側左開き)、耐熱強化ガラスドア(8mm厚)、LED照明、サウナストーン、サウナラドル・バケツ・温度計、すのこ |
My Sauna
My Saunaでは、上質なヒノキを使った国産ホームサウナを販売しています。
その特徴は、「置くだけ」で家具のようにあらゆる場所に合わせることができる後付けの家庭用サウナであること。
賃貸のマンションや戸建て、さらには庭や屋上など、好きな場所に気軽に設置できます。
商品はキットの状態で届き、自力で15分程度で組み立てることができます。
価格 | 屋内モデル:979,000円~ 屋外モデル:1,628,000円~(サウナヒーター別途33万円~) |
サイズ(重量) | 屋内モデル(1人用):990×920×1,865mm(約120kg〜) 屋外モデル(2~3人用):1,312×1,212mm×1,924mm( 約170kg~) ※その他サイズもあり。 |
ストーブの種類 | 電気ストーブ、ロウリュ不可。 エッセンシャルオイルの使用可能。 |
電圧 | 200V |
商品内容 | サウナ本体、可動式ベンチ・背もたれ、 フットレスト、温度計、桶・柄杓、LED照明 |
関連記事:【MySauna】国産家庭用サウナ・バレルサウナメーカーのMySaunaをご紹介!
SAUNAGE(サウナージュ)
SAUNAGEはサウナトータルプロデューサー笹野美紀恵氏の監修のもと作られた、一人一人のスタイルに適応するプライベートサウナです。
身体にぴったり沿う座面は、ほかのサウナでは味わえないリラックス感を提供します。
利用していないときの外観にもこだわり、ラグジュアリーな雰囲気を醸し出しますので、サウナをインテリアの一つとして楽しみたい方にもおすすめです。
価格 | 2,000,000円※電気ストーブ別途 |
サイズ(重量) | 168.2×117.3×211cm(280kg) |
色展開 | 1色 |
ストーブの種類 | 電気ストーブ。 ボタン式ロウリュオプションあり。 |
電圧 | 200V |
商品内容 | サウナ本体、ベッド、ベンチ、サウナストーン |
神戸メディケア
神戸メディケア は家庭用サウナから酸素カプセルまで美容・フィットネス・健康機器などを販売する国内メーカーです。
神戸メディケアの主力商品であるNATURAL SPAは、家庭用電源(100V)で45〜55℃の遠赤外線サウナを楽しめます。
家庭用電源対応で、電気変換工事が不要なのはうれしいですね。
価格 | 588,000円~ 1人用、2人用、3人用、4人用あり。 |
サイズ(重量) | コンパクト:87×87×170cm(68kg) |
色展開 | 1色 |
ストーブの種類 | 遠赤外線ヒーター。 ロウリュ不可。 |
電圧 | 100V |
商品内容 | サウナ本体、遠赤外線ヒーター、ベンチ |
関連記事:神戸メディケアの家庭用サウナの評判!購入者の良い口コミ・悪い口コミを紹介
関連記事:自宅サウナ購入!家庭用サウナメーカーのおすすめランキング
まとめ
サウナでのリラックスタイムは、日々の生活をより豊かにするもの。
この記事でご紹介した屋内用サウナは、マンションでの生活にフィットするものばかりです。
マンションでのサウナ設置に際しての重要な注意点をしっかりと確認したうえで、ぜひご自宅へのサウナ導入を実現させてください。
サウナの専門商社ならマンションへのサウナ導入の費用や工事について相談が可能。
是非お気軽に電話やメール・LINEで相談してみてください。