2,500円から!自宅でととのうコスパ抜群の簡易サウナ10選
- 2024年9月11日
継続的なサウナ利用はストレス解消やリラックスに最適ですが、サウナ施設に通うとなると時間やコストの面でデメリットが生じることがあるでしょう。
そんななかでサウナに頻繁に通う方の多くが、「自宅でサウナに入れたらいいのに」と考えていることと思います。
とはいえ本格的なサウナを自宅に設置しようとした場合、高額な初期費用がかかり、設置するための広いスペースが必要になることが多いです。
そこで今回は、お風呂やベランダで気軽にサウナに入れる簡易サウナの選び方やおすすめ商品をご紹介します。
この記事を読んで、コスパよく気軽に楽しめる簡易サウナを選んでみてください。
目次
自宅用簡易サウナとは?
自宅用簡易サウナとは、手軽に自宅でサウナ体験を楽しむためのコンパクトなサウナです。
通常の自宅用サウナと比べて設置や使用が簡単で、限られたスペースでも利用できる特徴があります。
ただし、簡易サウナは本格的なサウナと比べて温度や湿度の調整や利用可能人数などに制約がある場合があります。
通常の自宅用サウナはより充実したサウナ体験を提供できる一方で、設置や維持にコストと手間がかかりますので、自分のニーズや自宅のスペースに合わせて、どちらが最適かよく考えることが大切です。
自宅で簡易サウナを使用するメリット
- 手軽に好きなタイミングで利用できる
- 少ないスペースでも利用できる
- サウナ施設に行く時間や労力の節約になる
- 初期費用・維持費が安くコスパがいい
- 継続的に利用しやすい
- 手入れや移動なども簡単なものが多い
自宅で本格的なサウナを楽しめる自宅用サウナは設置やメンテナンスに手間がかかり、初期費用の相場も1人用サウナで90〜150万円です。
一方、自宅で使える簡易サウナは2,500円から手に入ります。
簡易サウナなら手入れや管理も簡単で、生活の負担を増やさず日常的にサウナを楽しめるようになるでしょう。
自宅用簡易サウナの選び方
自宅用の簡易サウナにはいくつかの種類がありますので、以下の判断軸をもとに自分のライフスタイルに合うものを選びましょう。
- 手軽さ
- 必要なスペース
- 価格
- 利用可能人数
- 断熱性
- 温め方法やストーブの種類
- オプションの備品
手軽さ
簡易サウナは
- 価格が安く手に入れやすいこと
- 組み立てや取り扱い、手入れが簡単なこと
- 設備の工事などが必要ないこと
を重視して選ぶとよいでしょう。
特に電気ストーブや電気ヒーターを使用する商品の場合、200Vの電圧に対応したものも多いですが家庭用コンセントの電圧は通常100Vですので、電圧の変換工事が必要になります。
せっかく購入しても電気工事を行わないと使えないという事態に陥らないため、事前に使用電圧をしっかり確認しておきましょう。
必要なスペース
自宅用サウナはサウナの種類や機能により、使用や設置、収納に必要なスペースが大きく異なります。
自宅が狭い場合は大きすぎるものを購入すると後悔してしまう場合もありますので、収納場所までしっかりと考慮したうえで購入してください。
簡易サウナの中でももっとも大きい「テントサウナ」の場合は、設置時1人~2人用で
幅100~170cm×奥行き100cm×高さ170cmほど(2畳分程度)のスペースが必要です。
収納時は70×50×60cm程度のサイズになりますが、加えてストーブの保管場所も必要になります。
価格
予算内で購入できるかどうかも重要なポイントです。
簡易サウナの価格は幅広く、自分の予算に合った選択を検討しましょう。
テントサウナの場合は2泊で2万円~でレンタルできるサービスもありますので、まずはレンタルして使い心地を体験してみるのもおすすめです。
また、サウナ内の熱を保持するためには断熱性・保温性が重要であり、安すぎるものだとサウナとして十分に機能しない場合もあります。
価格と効果の費用対効果を考える際は、Amazonなどで確認できる実際に購入した人のレビューがもっとも参考になります。
利用可能人数
1人で利用するのか家族や友人と一緒に利用するかどうか考慮して、サウナの利用可能人数を確認します。
大きなサウナになると、当然本体の価格が上がるので初期費用がかかってきます。
また、広い分サウナ内の温度が上がるまで時間がかかることがある場合もあります。
ただし、利用人数が上がるほど1人当たりの燃料費は下がり、ランニングコストや維持費は安くなりますので、サウナの使用人数や耐久年数などからコスパを比較することも大切です。
温め方法やストーブの種類
簡易サウナを選ぶ際は、サウナ内を温める方法や使用されるストーブの種類に注目してください。
温め方によって温度や湿度、効果に大きな違いが生まれます。
おもな温め方の種類とそれぞれの特徴を、以下にまとめました。
温め方の種類 | 最高温度目安 | 特徴 | 対応商品 |
---|---|---|---|
薪ストーブ | 120℃ | 高温サウナでスッキリとととのえる。 | テントサウナ |
電気ストーブ | 80℃前後 ※出力による | 安全に本格サウナを味わえる。 薪ストーブよりも温度が上がるのが遅い場合がある。 | テントサウナ/サウナボックス |
蒸気発生器 | 70℃程度 | 湿度が高いため汗が出る。 | サウナボックス |
遠赤外線 | 80℃程度 | 身体の内側からじわじわと温まる。 | 遠赤外線マット |
浴槽の温度・蒸気 | 浴室温度と比べ+3~4℃ | もっとも気軽にサウナ気分を味わえる。 | サウナ傘 |
自分の好みや予算に合ったものを選びましょう。
オプションの備品
自宅用サウナにはさまざまなオプションの備品が付属することがあります。
サウナストーンや椅子、温度計などサウナ使用をサポートするアイテムが含まれているか確認しましょう。
商品によっては必須のストーブが別売りになっている商品もありますので、購入時はご注意ください。
自宅で簡易的なサウナに入れるおすすめ商品10選
自宅用簡易サウナには、以下の4つのタイプがあります。
- 風呂でサウナ傘を使う(2,500円~)
- 遠赤外線マットを使う(1万5千円~)
- サウナボックスを使う(2万円~)
- 庭やベランダでテントサウナを使う(10万円~)
それぞれ使い方や特徴に大きな違いがありますので、以下でご紹介していきます。
風呂でサウナ傘を使う(2,500円~)
浴槽に浸かった状態で頭からかぶり、温度や蒸気を閉じ込める「サウナ傘」はもっとも安価に自宅でサウナ気分を楽しめるアイテムです。
傘の内側に約5~10分程度入ることで身体を温めることができます。
上記のようなビニール傘タイプなら、通常の傘と同じように畳んで収納できるため、場所をとりません。
ただし、断熱性や保温性は低く、温度・湿度も高くはならないのであくまで「サウナに入っている気分を手軽に楽しめるアイテム」として使用するのがよいでしょう。
お風呂 de サウナ傘 | 詳細 |
使用場所 | 浴室。 湯を張った浴槽の上に置いて使用。 |
価格 | 定価2,970円 |
サイズ | 高さ/約80cm, 幅/約67cm, 奥行/約67cm |
温度 | – |
使用時間目安 | 5~10分 |
特徴 | もっとも気軽にサウナ気分が楽しめる。 断熱性や保温性は低く、温度・湿度も高くはない。 |
こちらのかぶせるタイプのサウナ傘は、断熱シートを使っているためビニール傘タイプよりも保温性に優れています。
金属の骨組みもないため、錆びることがありませんのでおすすめです。
加えてサウナ傘を固定するための吸盤が2つついているためより使いやすく、乾燥させる際も吸盤を使って浴室の高いところに吊るしておけばいいので便利です。
CHURACY サウナ傘 | 詳細 |
使用場所 | 浴室。 湯を張った浴槽の上に置いて使用。 |
価格 | 2,800円 |
サイズ | 40 x 53 x 45 cm |
温度 | 浴室温度と比べ+3~4℃、湿度5~6%上昇。 ※商品や環境により温度は変わります。 |
使用時間目安 | 5~10分 |
特徴 | 断熱シート使用。 金属不使用で錆びる心配がない。 |
サウナ傘は通常のビニール傘でも代用することができますが、その場合は錆びないよう使用後にしっかり乾かすことが重要になります。
Amazonなどでサウナ傘を購入する場合は、傘の幅と浴槽サイズが合うか確認しましょう。
サイズが合わないと、隙間から熱や蒸気が逃げ、保温性がかなり下がってしまいますので注意してください。
遠赤外線マットを使う(1万5千円~)
遠赤外線が発生するマットなら、じわじわと内部から温めることができます。
遠赤外線マットは通常のヒートマットに比べ、低温火傷になったり肌を乾燥させる心配が少ないというメリットもあります。
上記の商品は家庭用コンセントの電圧は100Vなので、電気工事をせずに使用可能です。
断熱線が壊れにくい構造になっているため、商品寿命は15~30年とかなりコスパのよい商品です。
FORTUNA HEATMAT | 詳細 |
使用場所 | 屋内 |
価格 | 47,800円 |
サイズ | 1800mm × 1800mm |
温度 | 25℃~80℃。 5℃刻み3部位ごとに個別設定可能。 |
使用時間目安 | 最長60分 |
特徴 | 遠赤外線を使用するため、身体の内部から温まる。 100Vの電圧を使用。 |
こちらの遠赤外線サウナブランケットは顔や手を出して使用できるため、読書やテレビ視聴など好きなことをしながらリラックスできます。
ただし使用電圧が110Vで家庭用コンセント100Vより少し大きいため、電気工事をしないと十分な機能が果たせなかったり不具合が起きる場合があります。
自宅で使う場合は電圧について、電力会社や住宅の管理会社に確認するようにしてください。
遠赤外線サウナブランケット | 詳細 |
使用場所 | 屋内 |
価格 | 13,999円~14,444円 |
サイズ | 179L x 80.5W cm |
温度 | 25℃~80℃ |
使用時間目安 | 1回25分 |
特徴 | 遠赤外線を使用するため、身体の内部から温まる。 110Vの電圧を使用。 |
サウナボックスを使う(2万円~)
サウナボックスは、小さなテントの中に電気ヒーターを設置して使用するタイプの簡易サウナです。
2万からと比較的安いですが、サウナ傘や遠赤外線マットよりも実際のサウナに近い体験ができます。
1人用で小さいので、組み立てや収納も簡単で1分程度で完了します。
サウナ傘などと比べるとサイズと重量があるため、収納場所については事前に検討しておきましょう。
上記の商品はAmazonでは電圧200Vと記載がありますがメーカーに確認したところ日本国内で出荷される商品は国内の基準100Vに対応しているとのことですので、電気工事の必要はありません。
WILLOWYBE 家庭用サウナボックス | 詳細 |
使用場所 | 屋内 |
価格 | 18,800円 |
サイズ | 85×85×145cm |
温度 | 最高40℃程度。 温度は15段階で調節可能。 スチームサウナなので低温でも汗がかける。 |
使用時間目安 | ~60分 |
特徴 | 椅子やリモコンが付属。 蒸気発生器に好みのエッセンシャルオイルを入れられる。 100Vの電圧を使用。 |
こちらは手と頭を出した状態で遠赤外線のドライサウナを楽しめるので、本やテレビ、スマートフォンなどを見ながら温まることができ、のぼせにくいというメリットがあります。
100Vで使用可能なので、電気工事が必要ありません。
電気代は30分で8円なので、ランニングコストも抑えられる商品です。
ホームサウナSPA | 詳細 |
使用場所 | 屋内 |
価格 | 49,800円 |
サイズ | 98㎝×68㎝×86㎝ |
温度 | 45℃~65℃5℃毎設定可能 |
使用時間目安 | 15~30分 |
特徴 | 湿度が高いので低温でも汗をかける。 少々部屋のスペースをとる。 |
庭やベランダでテントサウナを使う(10万円~)
庭やベランダ、屋上などの屋外で使用するタイプのテントサウナでは、自宅で使用できる簡易サウナの中でももっとも本格的なサウナを体験できます。
テントサウナでは薪ストーブか電気ストーブを使ってテント内を温めますが、ロウリュ可能なストーブを選べば好みに合わせて温度・湿度・アロマの香りを調節可能です。
1人用テントサウナなら、組み立てや収納もかなり簡単です。
テントサウナの購入費用の相場は10~50万円となっています。
ランニングコストの相場は電気ストーブを使用する場合は電気代3,000円/月、薪ストーブを使用する場合は薪代15,000円/月となります。
テントサウナを自宅で使用する場合は、以下の点を管理会社に確認してください。
- そもそもベランダなどでテントサウナを使用してもよいか
- 薪ストーブを使いたい場合、お住いの物件が火気使用可か
- 電気ストーブを使いたい場合、200Vへ変換工事をしてもよいか
加えて、安全に使用できメンテナンスも行える十分なスペースを確保できるかという点もしっかりチェックしましょう。
「おうちDEサウナ」は電気ストーブを使用しますが、100V対応のストーブなので電気工事は不要です。
最高80℃~95℃に達しロウリュも可能な電気ストーブですので、火を使わず安全に本格的な自宅サウナやコスパよく自宅サウナを楽しみたい方にぴったりです。
室内でも屋外でも使用できます。
おうちDEサウナ | 詳細 |
使用場所 | 屋外 |
価格 |
|
サイズ | 72×52×35cm |
温度 | – |
使用時間目安 | ~60分 |
特徴 | 電気ストーブが付属。 ロウリュ可。 |
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IESAUNA公式サイトより引用
ベランダで使用できるサウナの中でもおすすめなのが、都会のベランダや住宅街でも使用できる、煙が出ないバイオ燃料を使用した無煙ストーブを使用した「IESAUNA」です。
一酸化炭素も発生しないので、通常の薪ストーブよりも安全に使用することができます。
「IESAUNAセット」はテントとバイオストーブ、サウナストーン、その他グローブやトングなどをセットにした商品で、気軽にテントサウナ使用を始めたい方にもおすすめです。
ロウリュも可能ですので本格的なサウナ体験ができますよ。
IESAUNA | 詳細 |
使用場所 | 屋外 |
価格 | 198,000円 |
サイズ | W140×D70×H202cm |
温度 | ‐ |
使用時間目安 | ~60分 |
特徴 | マンションなどベランダでの使用に特化したテントサウナ。 煙・一酸化炭素が発生しないバイオストーブを使用。 ロウリュ可。 |
国内ブランドPLOW(プラウ) MUSHIBUROシリーズのテントサウナは、大きな窓がついており閉塞感を感じません。
薪ストーブに対応していますが、ストーブ・サウナストーンなどは別売りとなっている点はご注意ください。
ロウリュを行いたい場合は、ロウリュ可のストーブを購入しましょう。
自宅だけでなくキャンプ場などにも運んで使用できるのも、薪ストーブのテントサウナの大きな強みです。
自然の中で川や湖を水風呂代わりにして、ととのうことができますよ。
PLOW MUSHIBURO SOLO | 詳細 |
使用場所 | 屋外 |
価格 | 36,800円 |
サイズ | 850×1,400×1,400mm |
温度 | ‐ |
使用時間目安 | ~60分 |
特徴 | 国産テントサウナ。 薪ストーブに対応。 アウトドアでの使用もおすすめ。 |
関連記事:【ベランダに家庭用サウナ】法律やマンション・賃貸の注意点
関連記事:屋上にサウナを設置!メリットや法律面、設置方法、屋上へのサウナ導入事例
自宅で簡易サウナを使ってみて感じたメリット・デメリット
前述した自宅の庭やベランダ、屋内で使えるテントサウナ「おうちDEサウナ」を、筆者が実際に使ってみて感じたデメリット・メリットは以下の通りです。
【デメリット】
- 使うたびに組み立てて設置するのは少々手間がかかる。
- サウナ施設に比べると少々温度は低め。
- 整いを求めるなら水風呂や冷水シャワーは必須。
おうちDEサウナは組み立てがかなり簡単ですが、とはいえ毎回組み立て・収納するとなると少し負担となりそうです。
屋外だと雨ざらしになってしまうので置きっぱなしにはできませんが、屋内に多少のスペースがあるご家庭でテントやストーブを設置したままにしておけると、より気軽に毎日自宅サウナを楽しむことができるでしょう。
また、布製のテントサウナは家庭用ホームサウナやサウナ施設と比べると断熱性や保温性が低めという点は知っておきましょう。ロウリュをすると体感温度はグッとあがるので、湿度で調節するとよいでしょう。
サウナ施設で味わえる爽快感に近い感覚を味わいたい方は、水風呂についても考えておく必要があります。冷水シャワーでもいいですが、氷や保冷剤入りの水風呂やポータルバスタブを用意しておけるとベストです。
【メリット】
- 他人を気にせずサウナを自由に楽しめる。
- 自分の好きなサウナ環境にカスタマイズする楽しさがある。
- ロウリュ可能な電気サウナストーブなら、安全に本格サウナを味わえる。
- この価格で80℃以上のサウナを毎日楽しめるなら、施設に通うよりかかるお金は安い。
火を使わない安全な電気サウナストーブが付属し、コンセントにつなげるだけで家庭で本格サウナが利用できるおうちDEサウナなら、はじめての家庭用サウナとしてもぴったりです。
自分でストーブの温度やロウリュによる湿度の高さを調節できるので、体調や気分に合わせたサウナ空間を作り上げることができます。
小さなテントサウナでもレイアウトを考えたり、100円ショップで売っているすのこなどを使って自分好みにアレンジする家庭用サウナならではの楽しさを味わうことができました。
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関連記事:自宅で使えるサウナ用水風呂・チラーを紹介!価格やチラーなしで冷やす方法
その他の自宅用サウナの種類・費用
本格的なサウナを楽しめる自宅用サウナにも、多くの種類があります。
以下で、購入費用や燃料費、特徴をご紹介します。
サウナの種類 | 購入価格 | 燃料電気は200V | 燃料費(月額) |
屋内用ホームサウナ | 100~200万円 | 電気 | 3,000円 |
ミストサウナ(浴室) | 30万円~ | 電気 | 3,000円 |
スチームサウナ(浴室) | 10万円~ | 電気 | 3,000円 |
屋外用ホームサウナ | 100~250万円 | 電気 | 3,000円 |
バレルサウナ | 100~300万 | 電気/薪 | 3,000円/15,000円 |
サウナ小屋 | 100~300万円 | 電気/薪 | 3,000円/15,000円 |
サウナカー | 300~400万円※車両・ストーブ込み | 薪 | 15,000円 |
※ホームサウナの価格はフィンランド式(ロウリュ可)を想定。太字のものはロウリュ可能。
屋内用ホームサウナ
サウナの種類 | ホームサウナ(屋内用) |
本体費用 | 100~200万円 |
燃料 | 電気 |
電気工事 | 必要 |
燃料費 | 100円/1時間 |
屋内に設置するタイプのホームサウナは、スイッチを押すだけで加熱がスタートし、好きな時に本格的なサウナを楽しむことができます。
屋内にサウナ室を設置するためある程度のスペースが必要になり、電気ストーブを用いるため200Vへの変換・配線工事が必要です。
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ミストサウナ
サウナの種類 | ミストサウナ |
本体費用 | 30万円~ |
燃料 | 電気 |
電気工事 | 必要※給排水工事も必要 |
燃料費 | 100円/1時間 |
低温(40°C程度)・高湿度(100%)で身体への負担が少なくなく美容効果も高いミストサウナは、浴室の改修を行うことで設置可能です。
設置の際は電気工事に加えて給排水工事が必要になりますが、もとからある浴室を利用するためスペースをとらず本体費用も比較的安価なサウナです。
スチームサウナ
サウナの種類 | スチームサウナ |
本体費用 | 10万円~ |
燃料 | 電気 |
電気工事 | 必要※給排水工事も必要 |
燃料費 | 100円/1時間 |
スチームサウナはミストサウナと同様の低温(40℃程度)・多湿(100%)のサウナです。
ミストサウナは上から温かい霧が降ってくるイメージなのに対し、スチームサウナはサウナ室を温かい蒸気で満たすという特徴があります。
自宅に設置する場合はミストサウナ同様、浴室を活用するため給排水工事が必要になります。
屋外用ホームサウナ
サウナの種類 | 屋外用ホームサウナ |
本体費用 | 100~250万円 |
燃料 | 電気 |
電気工事 | 必要 |
燃料費 | 100円/1時間 |
屋外にスペースがあるなら、屋外用サウナを設置するというのも手です。
ただし屋外用サウナは風雨の影響を受けやすく、対策が十分でない場合、屋内に置くサウナや浴室を活用するサウナに比べて劣化が早くなることが考えられます。
そのため風雨対策を十分にできない場合、屋外用サウナはおすすめしません。
関連記事:屋外に置ける家庭用サウナおすすめランキングTOP12
バレルサウナ
サウナの種類 | バレルサウナ |
本体費用 | 100~300万 |
燃料 | 電気/薪 |
電気工事 | 電気ストーブを使用する場合は必要 |
燃料費 | 電気:100円/1時間薪:500円/1時間 |
バレルサウナは、樽(バレル)の形状を持つサウナで、自然なデザインや特有の雰囲気が魅力です。
円形になっていることから、ストーブの熱が効率的にサウナ内全体に回ります。
バレルサウナでは電気ストーブ、薪ストーブともに使用可能です。
バレルサウナは屋外に固定され風雨の影響を受けやすく、板材を組み合わせたシンプルな造りをしているため、しっかりと管理とメンテナンスを行わないと劣化しやすいという注意点があります。
関連記事:バレルサウナメーカーのおすすめ人気ランキング11選
サウナ小屋
サウナの種類 | サウナ小屋 |
本体費用 | 100~300万円 |
燃料 | 電気/薪 |
電気工事 | 電気ストーブを使用する場合は必要 |
燃料費 | 電気:100円/1時間薪:500円/1時間 |
サウナーのなかには自宅の庭などに自力でサウナを建ててしまう人もおり、この自宅用サウナをサウナ小屋と呼びます。
サウナ小屋を作るには、キットを購入して組み立てるか、材料を集め一からDIYで作っていくという2つの方法があります。
サウナ小屋を作る場合はある程度の建築やサウナに関する知識や経験がないと難しいですが、サウナを完全に自分好みにカスタマイズして作り上げることができるというメリットがあります。
DIYサウナづくりについては、【設計図あり】自宅にサウナ小屋をDIY!自作する手順や図面の書き方の記事で詳しく解説しています。
サウナカー
サウナの種類 | サウナカー |
本体費用 | 300~400万円 ※車両・ストーブ込み |
燃料 | 薪 |
電気工事 | 不要 |
燃料費 | 500円/1時間 |
最近注目を集めているのが、トラックの荷台にサウナを搭載した「サウナカー」です。
本体費用はトラック1台を購入する形になるので高額ですが、好きな場所で本格的なサウナ浴を楽しめるサウナとして人気があります。
荷台のサウナには住宅用の外装材としても使われ耐久20年以上と言われる素材「ガルバリウム」を使用するため、長く使い続けることができます。
テントサウナよりも断熱性や耐久性に優れ組み立ても不要なので、時間や労力の面でもメリットが大きいサウナです。
簡単に移動可能なので屋外用ホームサウナやバレルサウナと比較しても、風雨にさらされることで劣化が早まってしまう心配も少ないでしょう。
自宅でサウナを楽しむためのポイント
以下の6点のポイントを守ることで、自宅での簡易サウナ使用を十分に楽しむことができます。
- 適切なスペースを確保する
- 安全対策を行う
- しっかりと水分補給する
- 水風呂を用意する
- 休憩用のスペースや椅子を用意する
- 体調が悪いときは無理しない
適切なスペースを確保する
風呂場やベランダなどに適切なスペースを確保してサウナを設置することで、安全かつ快適に使用できます。
利用する際の動線も考えたスペースの確保をしましょう。
たとえば、サウナで温まった後に水風呂や休憩用の椅子を使用しやすい場所に用意しておくことで、サウナの効果を高めることができます。
安全対策を行う
熱や湿気が安全面に問題を及ぼさないか、しっかり確認しましょう。
特に薪ストーブを使用する場合は、火気の使用や一酸化炭素中毒に注意が必要です。
火気の使用に少しでも不安がある場合は、電気ストーブや電気ヒーターで温めるタイプのサウナを選ぶことをおすすめします。
またサウナ室内は高温となりますので温度や時間を調整し、無理せずに利用しましょう。
しっかりと水分補給する
熱中症や脱水症状を予防するために、サウナに入る前後に十分な水分を摂ることが重要です。
連続してサウナに入るのではなく、十分な休憩を挟みながら楽しみましょう。
水風呂を用意する
サウナの利用後、体温を下げるために冷水の水風呂やシャワーを用意しましょう。
サウナと水風呂に交互に入ることで、代謝を高め汗とともに老廃物を体外に排出することができます。
休憩用のスペースや椅子を用意する
サウナ利用後はクールダウンと休憩が必要です。
サウナ室の外に休憩用のスペースや快適な椅子を用意し、リラックスできる環境を整えましょう。
ベランダに椅子を設置し、外気浴をするのもおすすめです。
自分の好きなように休憩できるのも、自宅にサウナを設置するメリットの一つと言えます。
体調が悪いときは無理しない
健康状態に合わせてサウナの利用頻度や時間を調整し、無理なく楽しむことが大切です。
体調がすぐれない場合や、特に心臓疾患や高血圧などの持病がある場合は、医師と相談の上で利用頻度などを決定しましょう。
無理な負担をかけず、自身の健康を最優先に考えてください。
自宅で水風呂を用意する方法
自宅で水風呂を利用する方法としては
- 冷水シャワーを浴びる
- 浴槽に水を張って氷や保冷剤を入れる
- 浴槽の水にミント系のバスソルトを入れる
- 水風呂用バスタブ・チラーを用意する
という方法があります。
冷水シャワーを浴びる
もっとも手軽なのは、浴室で冷水シャワーを浴びる方法です。
ただし冷水シャワーの場合は、冷水に浸かる場合に比べてしっかり身体を冷やすことができない場合があります。
また、夏場の水道水は26〜28℃にもなる場合があり、ぬるいと感じることがあります。
浴槽に水を張って氷や保冷剤を入れる
槽に浸かることで全身を均等に冷却でき、氷や保冷剤の量で冷たさを調節できます。
ただし、水を十分に冷やすには氷を大量に用意する必要がありますし、水温を下げるまでに時間がかかるというデメリットもあります。
また、一定時間ごとに氷や保冷剤を追加する手間がかかります。
浴槽の水にミント系のバスソルトを入れる
ミント系のバスソルトは清涼感を与え、水風呂の冷却効果を感じやすくします。
氷と合わせてミント系のバスソルトを使うのもおすすめです。
ただし、バスソルトは実際に水温を下げるわけではないため、冷感は一時的になります。
水風呂用バスタブ・チラーを用意する
冷却用チラーは水風呂内の水を循環させ、低音に保つための装置です。
チラーを使えば、一定の水温で水風呂を楽しむことができます。
また、スイッチを入れると自動で水を冷やしてくれるため、手間もかかりません。
ただし、 初期設置が高価でランニングコストも発生する点や、機器の設置場所が必要になるという点にはご注意ください。
バスタブに水を張る場合は、水を循環させて冷やす「簡易チラー」を使えば水温の管理も可能です。
関連記事:サウナ用水風呂のチラーの使い方!施工方法やメンテナンス方法
まとめ
今回は、風呂やベランダで手軽に楽しめるおすすめの簡易サウナを紹介しました。
この記事の内容を参考に簡易サウナを取り入れることで、生活の質を向上させていただければ幸いです。
サウナ傘やサウナボックスなどの簡易サウナで自宅用サウナの魅力を感じたなら、グレードアップした本格サウナの購入を検討されるのもよいでしょう。