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塩サウナは自宅で楽しめる?!風呂を塩サウナにする方法や正しい入り方、注意点
- 2024年7月11日
「塩サウナ」は美肌効果が高い、普通のサウナよりも発汗作用があるという特徴からファンが多いサウナです。
ところが塩サウナがあるサウナ施設は多くはないため、「塩サウナを家で気軽に楽しめたらいいな」と考えている方もいらっしゃるはず。
一般的には自宅で塩サウナを楽しんでいる人は少ないようですが、マッサージ用の塩やソルトスクラブを使って塩サウナ気分を味わったり、浴室スチームサウナとソルトスクラブを組み合わせて塩サウナ風にすることは可能です!
この記事では、自宅で塩サウナに入る方法について具体的に解説していきます。
目次
塩サウナとは?
塩サウナとは、ボウル盛られた塩を体に塗ることでサウナ浴の効果を高めるサウナです。
塩サウナに使われるのは高温(80〜100℃)・低湿度のドライサウナではなく、低温(40〜60℃)・高湿度のミストサウナ・スチームサウナや遠赤外線サウナです。
湿度が高いサウナだと塩が肌の上で溶けていき、なじんでいきます。
塩サウナの効果
- 塩を塗ることで浸透圧の関係でさらに汗をかく
- 塩と汗が混ざることで古い角質を落とし美肌効果が高まる
- 毛穴が開き汚れが流れる
- 塩の殺菌効果で肌トラブルを予防する
塩サウナでは浸透圧の関係や塩が汗腺を刺激することにより発汗が促進され、短時間でも高いデトックス効果を得ることができます。
また、汗に溶けた塩は古い角質などを剥がす効果を持つため、肌のくすみが消え美肌に繋がると言われています。
もちろん、その他にもサウナのリラックス効果やストレス発散効果も得ることができます。
自宅で塩サウナに入ることは可能?
塩の入った入浴剤(バスソルト)やマッサージ用の塩、ソルトスクラブを使用することで自宅の風呂でも塩サウナ気分を楽しむことは可能です。
本格的な塩サウナに近い体験を楽しみたい場合は、自宅の浴室にミストサウナやスチームサウナを設置し塩を肌に塗って入浴するとよいでしょう。
自宅で塩サウナを楽しむ方法
ここから、自宅で塩サウナ気分を味わうための具体的な方法を解説します。
湯船にバスソルトを入れる
塩が入った入浴剤であるバスソルトを溶かした湯船に浸かれば、通常の入浴よりも発汗作用が高まります。
よりデトックス効果を高めスッキリしたい!という日に気軽に楽しめる方法です。
湯船で温まったあと肌に塩を塗る
マッサージ塩、美容塩、ソルトスクラブと呼ばれる肌に塗るための塩も販売されています。
湯船で温まった後に身体に専用の塩を塗って溶けるまで放置するだけでも、肌がぷるぷるになります!
塩の種類によっては、マッサージすることで肌のざらつきや黒ずみ、毛穴汚れが緩和されることもありますので、求める効果に合わせて塩を選ぶとよいでしょう。
サウナ傘×塩
「サウナ傘」とはお湯を少なめに張った湯船の上で傘を差して温度や湿度を閉じ込めることにより、家で気軽にサウナ気分を楽しめる商品です。
塩サウナ風にしたい場合はサウナ傘を差して半身浴しながら、上半身にマッサージ塩やソルトスクラブを塗り発汗を促すとよいでしょう。
ご自宅で安価にサウナを楽しむ方法については、自宅で簡易サウナ!風呂やベランダでサウナに入れるおすすめ商品の記事をご覧ください。
浴室ミストサウナ×塩
ミストサウナとは、低温(約40°C程度)かつ高湿度(100%)のサウナで、体に対する負担が少なく美容効果が高いサウナです。
ミストサウナは浴室の改修を行うことで、自宅にも設置することができます。
設置の際には電気工事と給排水工事が必要ですが、本体価格と設置費用は他の家庭用サウナに比べるとリーズナブルになっています。
後付けミストユニットなら本体代、工事費用含め7万円から設置が可能です。
浴室でミストサウナに入りながら身体に塩を塗れば、より本格的な塩サウナが楽しめますね!
ミストサウナの導入方法については、ミストサウナを自宅で楽しむ方法の記事をご覧ください。
浴室スチームサウナ×塩
スチームサウナもミストサウナ同様低温・高湿度のサウナです。
ミストサウナは霧状の蒸気が体に降り注ぐイメージなのに対して、スチームサウナはサウナ室内を温かい蒸気で満たすという違いがあります。
本格的なスチームサウナを自宅に設置する場合、費用は30万円~となります。
スチームサウナに入りながら身体に塩を塗ることで、自宅でも塩サウナを楽しむことができます。
スチームサウナの導入方法や費用は、家庭用スチームサウナの価格や維持費・電気代にをご覧ください。
自宅で使えるおすすめマッサージ塩・ソルトスクラブ
以下で、おすすめのマッサージ用の塩やソルトスクラブを3つご紹介します。
星野家の手作りマッサージ塩
国産「鳴門塩」と、ハチミツやオリーブ油といった天然美容成分のみで作られた手作りのソルトスクラブです。
頭皮のケアからかかとの角質ケアまで、全身に使えます。
細かい粒子で敏感肌の方も使え、顔にも使用可。
大容量で高コスパなので、全身にたっぷり使えるのもうれしいですね。
入浴剤としても使用できます。
シドニーH&B 塩宝美人
ミネラル豊富な自然塩にローヤルゼリーエキス、ハチミツ、コラーゲン、保湿成分プラセンタ様エキスなどを配合。
全身に使える美容塩です。
マッサージによって、なめらかでハリがある肌に整えることができます。
SIONA サウナ&ソルトスクラブ
身体に塗って半身浴することで、塩サウナ気分を味わえるソルトスクラブです。
植物由来の保湿成分を9種配合し、なめらかでしっとりとした肌へ導きます。
香りはWoody Citrus・Woodland・Woody Osmanthusの3種類。
サウナ室の木の香りを思わせるスクラブで、リラックス効果が高まります。
塩サウナの正しい入り方
- 水分補給をしっかりする
- 塩サウナに入る前に湯船に浸かる
- 塩を適量肌に乗せる(塗りこまない)
- サウナでじっくりと温まる
- 冷たい水風呂や水シャワーで毛穴を引き締める
塩サウナは発汗作用が高いため、低温のミスト・スチームサウナであっても水分補給を忘れないようにしてください。
塩サウナに入る前に湯船に入ることで汗腺が開き汗をかきやすくなりますので、サウナ浴の効果も得やすくなります。
塩を塗る際は、肌に乗せるくらいの感覚でOK。
塗り込んでしまうと塩が肌を傷つける恐れがあるため、注意が必要です。
その後、汗やサウナ室内の蒸気により肌の上で自然と塩が溶けるのを待ちます。
塩サウナはじっくり温まることで効果がアップしますので、10〜15分ほどサウナ室内で温まるとよいでしょう。
塩サウナに使われるサウナは低温・高湿度のものが多いので、長時間でも苦しくなりにくいのが特徴です。
ただし無理は禁物なので、体調を見ながら無理のない範囲で塩サウナを楽しんでください!
前述した通り、塩サウナは塩により発汗作用を高めることができますので短時間でも十分なデトックス効果を得ることができます。
塩サウナについては、塩サウナの効果を高める正しい入り方とは?の記事が参考になります。
塩サウナの注意点
- 塩を体に擦りつけない
- 肌に傷や荒れがある場合は入浴を避ける
- 身体専用の塩は顔には塗らない
- 浴槽で塩を使う場合は風呂釜や浴室を傷めないよう注意
まず重要な注意点として、粒子の粗い塩を身体に擦りつけると肌を傷つける場合があります。
また、肌に傷があったり肌荒れしているときに塩を塗ってしまうと、染みて痛みが生じますのでご注意ください。
スパ施設に置いてある塩は基本的に身体に塗ることを想定されていますので、顔には塗らないようにしましょう。
特に粒子が粗い塩は、目に入ったときに眼球が傷つく原因になることもあります。
自宅でバスソルトやソルトスクラブを使用する際は、追い焚きすると風呂釜の故障につながる可能性がありますのでご注意ください。
また、湯船に塩分が残っていると金属のサビにもつながりますので、使用後はできるだけ早くお湯で流すようにしましょう。
塩を入れたお湯は、洗濯には使えません。
※マッサージ塩やソルトスクラブ使用時は、メーカーが推奨している使用方法に従ってください。
まとめ
この記事では、自宅で塩サウナを楽しむ方法についてご紹介しました。
バスソルトやソルトスクラブを活用することにより気軽に美肌効果や発汗作用を得ることができ塩サウナ気分を味わえます。
また、浴室にミストサウナやスチームサウナを設置すれば、より本格的な塩サウナを楽しむことができるでしょう。