風呂場で使えるサウナストーブ5選!浴室はサウナ化できる
- 2024年8月13日
家庭用サウナの導入を検討されている方のなかには
「風呂場をサウナ化して毎日の入浴時にサウナに入れるようにできたら…」
とお考えの方が多いようです。
実は、特定のサウナストーブを利用することで、自宅の風呂場を簡単にサウナスペースに変えることが可能です!
この記事では、
- 風呂場で使用できるサウナストーブの種類
- 風呂場にサウナストーブを設置する方法と初期費用やランニングコスト
- 風呂場でサウナ体験を実現するためのおすすめの製品5つ
を紹介します。
目次
風呂場をサウナ化するメリット
- 好きなに好きなだけサウナに入れる
- 他人の目を気にせずリラックスできる
- 入浴時にサウナが習慣化する
- スペースを有効活用できる
- 他の家庭用サウナに比べて導入費用が安い
いつでもサウナに入れるのは大きなメリットです。
また、毎日の入浴にサウナをプラスでき、リラックス効果や代謝向上を継続的に得られます。
自宅の風呂場を活用することでスペースを取らず、サウナ室の設置が不要なので導入費用も比較的安く済むのも、風呂場サウナならではの利点です。
風呂場をサウナ化するデメリット
- 施設より温度は低い
- 水風呂が用意できない
- 給排水工事などが必要になることが多い
- メンテナンスが必要
風呂場で作れるサウナは低音高湿度のミストサウナ、スチームサウナとなりますので、サウナ施設のドライサウナと比べると温度が低く爽快感が弱くなります。
また、浴室にサウナを作る場合は浴槽にお湯を溜めて浸かりながら楽しむタイプが多いため、浴槽に冷たい水を張っておけません。
温冷交互浴で「ととのい」を得たい場合は、冷水シャワーを浴びたり、別途簡易バスタブなどを用意する必要があります。
その他、設置時に工事が必要になったり、菌やカビ対策として機器や浴室の定期的なメンテナンスが必要になることも覚えておきましょう。
風呂場で使えるサウナストーブの種類
結論、風呂場でサウナを楽しめるサウナは「ミスト・スチーム発生器」を利用したミストサウナ・スチームサウナの2種類となります。
よくサウナ施設にあるような、ストーンが乗っているようなストーブや、屋内用ホームサウナに使われる「電気サウナストーブ」や「遠赤外線ヒーター」は風呂場での使用は想定されていないため、水分により漏電の可能性があり危険です。
火を起こして使用する「薪サウナストーブ」も、屋内使用に対応していないため危険ですのでご注意ください。
自宅で使用できるサウナストーブは4種類
家庭で使えるサウナストーブには、おもに以下の4種類があります。
項目 | ミスト・スチーム発生器 | 電気ストーブ | 遠赤外線ヒーター | 薪ストーブ |
画像 | ||||
風呂場での使用 | 〇 | × | × | × |
おもな使用場所 | 屋内(風呂場) | 屋内/屋外 | 屋内 | 屋外 |
温度 | 40℃~60℃ | 70℃~100℃ | 40℃~65℃ | 70℃~100℃ |
湿度 | 約100% | 10%~15% | 10%~20% | 10%~15% |
ロウリュ可否 | × | ○ | × | ○ |
適するサウナの種類 | ミストサウナ スチームサウナ | 屋内用ホームサウナ 屋外用ホームサウナ バレルサウナ | 屋内用ホームサウナ | 屋外用ホームサウナ テントサウナ バレルサウナ サウナカー |
燃料 | 電気/ガス | 電気 | 電気 | 薪 |
ストーブの種類によってサウナ室の温度や湿度が異なり、効果も異なります。
ミスト・スチーム発生器でつくれる「ミストサウナ」「スチームサウナ」は低温高湿度の湿式サウナに分類されます。
より爽快感のある高温サウナを楽しみたい場合は、電気・薪サウナストーブでつくる「ドライサウナ」のほうが合っているでしょう。
また、ミスト・スチーム発生器ではサウナストーンに水をかけて蒸気を発生させる”ロウリュ”は行えませんのでご注意ください。
サウナの専門商社ならサウナストーブ選びについて相談が可能。
是非お気軽に電話やメール・LINEで相談してみてください。
家庭用ミストサウナ・スチームサウナとは?
家庭用ミストサウナとスチームサウナは、どちらも浴室に機器を取り付けることで自宅で気軽にサウナを楽しめます。
2つのサウナの特徴や違いは、以下の通りです。
特徴 | ミストサウナ | スチームサウナ |
イメージ | ||
温度 | 約40℃~60℃ | 約40℃~60℃ |
湿度 | 約100% | 約100% |
暖める方法 | 霧(液体) | 蒸気(気体) |
熱の流れ | 上から下へ | 下から上へ |
効果 | ・髪や肌の保湿 ・気道の開放 ・疲労回復 ・代謝向上 | ・髪や肌の保湿 ・気道の開放 ・疲労回復 ・代謝向上 |
メリット | ・息苦しさを感じづらい ・長時間入りやすい ・美容効果が高い ・ヒートショック対策にもなる ・浴室暖房乾燥機と一体になっている製品も多い ・家庭用製品の種類が多い | ・息苦しさを感じづらい ・長時間入りやすい ・美容効果が高い ・ヒートショック対策にもなる ・ミストサウナよりも身体が暖まるのが早い ・ミストサウナよりも使う水の量が少ない ・機器代が比較的安い |
デメリット | ・爽快感は弱め ・カビが発生しやすい ・機器本体代が比較的高い | ・爽快感は弱め ・カビが発生しやすい ・家庭用製品は少ない |
家庭用製品の種類 | ・天井埋め込みタイプ ・壁掛けタイプ | ・浴室外付けタイプ ・スチーム専用室タイプ ・サウナボックスタイプ |
家庭用機器の価格 | 30万円~ | 10万円~ |
光熱費 | 約100円/h | 約60円/h |
30分で使う水の量 | 約28L | 約3L |
ロウリュの可否 | × | × |
ミストサウナ・スチームサウナはどちらも低温約(40℃~60℃)・高湿度(約100%)のサウナで、「湿式サウナ」に分類されます。
どちらも肌をうるおし、美容効果が高いサウナですが、ミストサウナは微細なミスト(霧)を発生させることで室内を温めるのに対し、スチームサウナは水蒸気を用いるという違いがあります。
また、ミストサウナは家庭用製品の種類がスチームサウナに比べて多い点、浴室暖房や乾燥機も使える機器も多いというメリットがあります。
一方スチームサウナは、機器の価格がミストサウナより安いことや使う水の量が少ないというメリットを持っています。
サウナの効果は大きく変わりませんので、価格や使い勝手の面であなたのニーズに合う方を選ぶとよいでしょう。
関連記事:ミストサウナとスチームサウナの違い|特徴や効果、設置費用を比較
風呂場にミストサウナ・スチームサウナを設置する方法
風呂場でミストサウナ・スチームサウナを楽しむために、機器を設置する方法を解説します。
ミストサウナの設置方法
自宅でミストサウナを楽しめる製品には、天井埋め込む「浴室暖房乾燥機」にミスト機能が搭載された製品があります。
この製品は天井から温かい霧が降り注ぐ本格的なミストサウナが楽しめますが、本体価格や工事費用が比較的高いです。
機器を天井に埋め込む工事は、新築やリフォーム時に導入されるのが一般的で、後付けしようとするとさらに工事費用がかかる場合があります。
また賃貸の場合は、実施していいか管理会社に必ず確認しましょう。
費用面でミストサウナの導入が難しいという場合は、ミストを発生させる機能がついた付け替えシャワーヘッドを利用するという手もあります。
付け替えシャワーヘッドについてはこちらをご覧ください。
関連記事:自宅にミストサウナを導入!設置方法や費用、光熱費まとめ
スチームサウナの設置方法
スチームサウナを設置する場合は浴室の外に機器を取り付けスチームの噴出口を浴室内の足元に設置しますが、こちらも新築工事やリフォーム時に設置するのが一般的です。
スチーム発生器は防水でないものが多いため、浴室の外に設置します。
関連記事:自宅にスチームサウナ導入する初期費用は?維持費や電気代についても紹介
自宅にミスト・スチーム発生器を取り付ける際は、100Vから200Vにする電気変換工事と給排水工事が給排水設備の工事が必要になる場合が多いです。
これらの作業は専門知識や資格が求められるため、専門業者に依頼しましょう。
製品によっては熱源機との接続が必須のものもありますが、賃貸住宅で熱源機を屋外に設置する場合は壁に穴を開け無くてはならなくなるため、熱源機が不要な機器の選択が推奨されます。
お風呂場の工事やスチームサウナの工事に抵抗がある方は屋内サウナもおすすめ
別途熱源機を用意したり、給排水工事が必要になる点に抵抗を感じられる方は、屋内用ホームサウナを導入するという選択肢もあります。
屋内用ホームサウナは、リビングや寝室、使わなくなった子供部屋などのスペースに設置される組み立て式のボックス型のサウナです。
屋内用ホームサウナを使う場合は、電気サウナストーブを使用します。
この場合、必要なのは一部電気工事のみで、給排水工事や熱源機の設置工事などは不要です。
サウナ室本体の設置も組み立てるだけなので、比較的簡単と言えます!
電気サウナストーブを使う屋内用ホームサウナは、一般的には高温低湿度の「ドライサウナ」となります。
ただし、低温でじっくり温まれる「遠赤外線ヒーター」内蔵しているものや、低温でじっくり入れる安価なモデルや、ロウリュで高湿度サウナを作れるモデルも多く登場していますので、低温サウナや高湿度サウナを楽しみたい方にもおすすめですよ!
関連記事:遠赤外線サウナは体に悪い?遠赤外線サウナのデメリット6選
関連記事:家庭用サウナでもロウリュできる!ストーブの種類や選び方
風呂場にミストサウナ・スチームサウナを設置する費用
ミストサウナ・スチームサウナの設置費用の目安は、以下の通りです。
サウナの種類 | ミストサウナ(天井埋込タイプ) | スチームサウナ (浴室外付けタイプ) |
スチーム発生器本体代 | 30万円前後 | 10万円~ |
熱源機代 | 10万円~ | 10万円~ |
設置工事費 | 10万円~ | 10万円~ |
電気変換工事(単相200V) | 3万円~ | 3万円~ |
給排水設備の工事 | 10万円~ | 10万円~ |
初期費用合計 | 60万円~ | 30万円~ |
天井埋め込みタイプのミストサウナはお湯を霧にして噴出する装置が必要になることや、浴室暖房乾燥機と一体になっている製品が多いことから、本体価格が比較的高くなります。
一方、スチームサウナの場合はお湯を温めて蒸気を発生させるだけでいいので、本体価格は安めです。
工事費は業者によって大きく異なりますので、数社の見積もりを摂ることをおすすめします。
家庭用ミストサウナ・スチームサウナのランニングコスト
30分使用時の光熱費 | ミストサウナ | スチームサウナ |
電気代 | 50円 | 50円 |
水道代 | 25円 | 1円以下 |
1ヶ月にかかるコスト※ | 約2,250円 | 約1,500円 |
機器の性能にもよりますが、霧を発生させるミストサウナよりも蒸気を利用するスチームサウナのほうが、水の使用量はスチームサウナのほうが少なく済みます。
【30分当たりの水の使用量】
- スチームサウナ:約3L
- ミストサウナ:約28L
水道代やランニングコストを抑えたい方には、スチームサウナがおすすめです。
家庭用ミストサウナ・スチームサウナ使用時の注意点
- ミスト・スチームサウナは低温サウナであるため爽快感は弱く「整い」にくい
- ミスト・スチームサウナでは「ロウリュ」はできない
- サウナ前後に十分な水分を摂取し、無理のない時間・回数で利用する
- 浴室にカビや菌が発生しやすくなるため換気や日常的なメンテナンスが必要
ミストサウナ・スチームサウナは身体に負担が少ない低温サウナで、高温のドライサウナに比べると爽快感は弱めです。
また、風呂場に設置するサウナでは、サウナストーンに水をかけて湿度を高める「ロウリュ」はできません。
整いの体験を重視する方やロウリュを楽しみたい方は、電気サウナストーブを使う「屋内用ドライサウナ」のほうが合うでしょう。
関連記事:ドライサウナとミストサウナの違い|特徴や効果、設置費用を比較
とはいえ低温サウナでも20分も温まっていると汗はしっかり出てきますので、脱水症状を防ぐために水分補給は重要になります。
また、体調不良や寝不足の時、飲酒後のサウナ利用は控え、心地いいと感じられる時間や回数で利用することで身体に負担がかからないようにしましょう。
効果的な入り方と注意点は、スチームサウナの効果と正しい入り方!整うためのコツや注意点も紹介の記事で詳しく解説していますのでぜひご覧ください。
最後に、高湿度の環境を作るミストサウナを使用すると、浴室にカビや菌が発生しやすくなるという点にも注意してください。
風呂場にサウナを導入したら、使用後の喚起や乾燥、日常的なメンテナンスが必要になります。
ミスト・スチームサウナのメンテナンス方法や頻度は、以下の通りです。
- 室内の清掃、乾燥(使用後毎回)
- 機器外面の拭き掃除・手入れ(週に1回程度)
- 浴室暖房乾燥機の場合は内部のフィルターの手入れ(月に1回程度)
ミスト・スチーム発生器本体に、自動乾燥運転モードなどが搭載されている製品もあります。
風呂場に設置できるおすすめミストサウナ4選
ここからは、風呂場で使用できるミストサウナのなかでも人気が高い製品をご紹介します。
- 東京ガス「ミストサウナ付き浴室暖房乾燥機(ミスティ)」
- パナソニック「i・ミスト(アイミスト)」
- TOTO「ミスト機能付温水式浴室暖房乾燥機」
- ジャパンスター「ナノフェミラス・プラス」
東京ガス「ミスティ」
東京ガスの「ミスティ」は
- ミストサウナ
- 温室暖房
- 衣類乾燥
- 浴室乾燥
- 涼風
という5つの機能を備えたガス式のミスト機能付き浴室暖房乾燥機です。
ミストサウナモードでは霧状で心地よい刺激が特徴の「スプラッシュミスト」、超微粒子で全身に潤いを与える「マイクロミスト」の2種類を利用できます。
※機種により対応ミストは異なります。
浴室暖房や衣類乾燥もスピーディーなので、カビ対策も十分に行えるでしょう。
「ミスティ」は熱源機との接続が必要な製品になります。
関連記事:東京ガスのミストサウナ「ミスティ」とは?機能や費用、口コミを紹介
パナソニック「i・ミスト」
パナソニックのミスト機能つき浴室暖房乾燥機「i・ミスト」では、『うるおい』と『サウナ』の2つのクリアミストモードを楽しめます。
- うるおいモード:低めの温度で肌や髪にしっとりうるおいを与える
- サウナモード:高めの温度で発汗を促進しリフレッシュ
もちろん衣類乾燥や暖房機能も充実しています。
※別売りのヒートポンプ給湯器との接続が必要な製品です。
関連記事:パナソニック製ミストサウナ「i・ミスト」とは?機能や費用、口コミを紹介
TOTO「ミスト機能付温水式浴室暖房乾燥機」
TOTOの「ミスト機能付温水式浴室暖房乾燥機」は、
- 温水ミスト機能
- 冷水ミスト機能
- 浴室の自動乾燥機能
- 衣類乾燥機能
- 浴室暖房機能
という5つの機能を備えたガス式のミスト機能付き浴室暖房乾燥機です。
温水ミストの出力は「強モード」と「弱モード」から選ぶことができ、身体の状態や好みに合わせて調整可能です。
また、自動乾燥機能でミストサウナ後に気になる湿気を減らしてカビの発生を抑えられますので、お手入れが楽になります。
※熱源機との接続が必要な製品です。
関連記事:TOTO製ミストサウナ「ミスト機能付き温水式浴室暖房乾燥機」とは?機能や費用、口コミを紹介
ジャパンスター「ナノフェミラス・プラス」
初期費用を抑えたいなら、ミスト発生機能が付いたシャワーヘッドを使ってみるという手もあります。
株式会社ジャパンスターの付け替え用シャワーヘッド「ナノフェミラス・プラス」は、浴室でミストサウナ気分を楽しめる製品です。
高めの温度約46℃~48℃に設定しシャワーを出すとミストが発生し、ミストが浴室を満たすことで温浴効果が高まり、身体をしっかりと温めることができます。
もちろん通常のシャワーヘッドと同じようにも使用でき、毛穴よりも細かい泡「ナノバブル(約0.000067mm)」が発生し毛穴を洗浄、肌に浸透することでうるおいを与えるというメリットがあります。
従来のシャワーヘッドに比べて最大74%節水になるので、シャワーヘッドとしても優秀な製品です。
本体価格は13,800円で、シャワーヘッドを付け替えるだけなのでもちろん工事費用などは掛かりません。
ただし、ミスト機能付きのシャワーヘッドはあくまで「ミストサウナ気分が楽しめる製品」ですので、まずはこういった安価な製品を試してみて「やはり本格的なミストサウナが欲しい!」となったら、ミスト機能付きの浴室暖房乾燥機の導入を検討してみるのもいいですね。
風呂場に設置できるおすすめスチームサウナ
風呂場に設置できるおすすめスチームサウナは、ミストサウナと比べて販売されている製品が少ないです。
販売されている製品のなかでもっとも有名なのは、TYLO「家庭用スチーム発生器」です。
TYLO「家庭用スチーム発生器」
TYLOの家庭用スチーム発生器は、細かい蒸気を用いて少ない水で浴室を充満させる製品です。
自動排水や洗浄乾燥機能、カルシウム除去といった安全性と便利性を兼ね備えた高機能が特徴です。
サイズがコンパクトで壁掛け式なため、設置にスペースを取りません。
既存のユニットバスへの取り付けも容易なため、家庭での使用にも適しています。
スチームサウナなら屋内に置ける簡易サウナボックスもおすすめ
簡易サウナボックスは、小さなテントの中にスチーム発生器を設置して使用するタイプのサウナです。
2万円~と安価で、1人用の製品が多くコンパクトです。
使用時は90×90cm程度の屋内スペースが必要になりますが、組み立てや収納も簡単で1分程度で完了します。
関連記事:自宅で楽しめる簡易サウナ!風呂やベランダでサウナに入れるおすすめ商品
風呂場で手軽にサウナ気分を楽しむ方法
ここまでこの記事を読んでいただいて「そんな大がかりな工事はできない…」「できるだけ費用を抑えたい」と思われた方もいらっしゃるかもしれません。
そんな方向けに、ここでは気軽かつ激安で自宅の風呂場でサウナ気分を楽しめる方法を4つ紹介します。
あくまで“サウナ気分”を楽しむ方法ですので、前述したミスト・スチーム発生器を設置する方法に比べるとサウナの効果は弱くなりますが、日々のバスタイムを充実させるアイデアとなるでしょう。
湯舟と冷水シャワーで温冷交代浴
熱めの湯舟に3分しっかり浸かったあと、手足の先を中心に30秒ほど冷水シャワーを浴びます。
この工程を3~4回繰り返すことで自律神経を刺激し、リラックスすることができます。
温冷交代浴は睡眠の質を向上させる効果も期待できます。
眠る2時間ほど前に行って体の深部温度をゆっくりと下げていくことで、寝つきがよくなるでしょう。
発汗効果のある入浴剤を使う
発汗作用のある入浴剤を入れた湯舟に浸かることで、汗や老廃物を効果的に排出することができます。
発汗により不要な水分が排出されると代謝が上がり、免疫力の向上や美肌効果が期待できます。
さらに精神的にもスッキリしますので、ストレス解消にも役立ちます。¥
サウナ傘を使う
「サウナ傘」は画像のように湯舟に浸かりながら被ることで、湯舟の蒸気や熱を閉じ込めサウナ気分を味わえる製品です。
通常のサウナのように熱くはなりませんが、温浴効果を高めます。
さらに発汗作用のある入浴剤と合わせて使うと効果的です。
サウナスーツやサウナポンチョを使う
サウナスーツ・サウナポンチョは、着たまま湯舟に入ることで温浴効果を高める製品です。
より体が温まりますので、発汗を促します。
サウナスーツ・ポンチョは顔部分は出しておくことができるので、施設のサウナのような息苦しさや肌や髪が乾燥することがないというのもメリットといえます。
ミストサウナ・スチームサウナの入り方
風呂場でのミストサウナ・スチームサウナの入り方は以下の通りです。
- 入浴前の10~15分前からミスト機能をONにして風呂場を温めておく
- 入る前に水分補給をする
- ミストを浴びながら髪や身体を洗ったり、湯船に浸かるなど、普段と同じように入浴する
- 風呂から出て、風呂場を換気・乾燥させる
- 水分補給をする
ミストサウナやスチームサウナでは、20分程度サウナに入ることで汗がしっかり出てきます。
また、しっかり温まった後に冷水シャワーを浴びたり、冷水ミスト機能や涼風モードでクールダウンするのもよいでしょう。
まとめ
風呂場でのサウナ体験は、ミスト発生器やスチーム発生器の設置によって手軽に実現可能です。
これらの装置を利用することで、日々の入浴をリラックスできるサウナタイムに変えることができます。
サウナの専門商社ならサウナストーブ選びについて相談が可能。
是非お気軽に電話やメール・LINEで相談してみてください。