サウナ文化がますます注目を集める中、2024年12月26日に今年特に話題となったサウナ施設や取り組みを表彰する「ととのう！にっぽんサウナ大賞2024」が発表されました。
この大賞は、日本サウナメディア協会が主催し、サウナ文化のさらなる発展を目指して新たに設立された表彰制度です。
サウナ文化を盛り上げる新たな取り組み
「ととのう！にっぽんサウナ大賞2024」は、全国のサウナ愛好者やメディア関係者による投票をもとに、今年特に注目されたサウナ施設や取り組みを表彰します。
大賞の題字は、元参議院議員でサウナーとしても知られる須藤元気氏が揮毫し、サウナ文化の熱気を象徴するデザインとなりました。
第1回目となる今回は、以下の3つの部門で受賞者が選出されています。
- にっぽんサウナ大賞：もっとも注目されたサウナ施設
- 最優秀新サウナ賞：今年オープンした新施設の中で特に評価されたサウナ
- 特別賞：サウナを活用した独自の取り組みやイベント
受賞施設とその魅力
＼2024年 受賞者一覧／
にっぽんサウナ大賞：サウナ東京
最優秀新サウナ賞：品川サウナ
特別賞：山形県西川町
にっぽんサウナ大賞：サウナ東京（東京都赤坂）
関東最大級の規模を誇る「サウナ東京」が受賞しました。
5種類のサウナと3つの異なる水風呂を完備し、巨大なととのいスペースや高濃度炭酸泉など、充実した設備で多くのサウナーから支持を集めました。
また、コラボレーション企画やサウナ飯の改良など、サウナ文化の新たな可能性を示した点が高く評価されています。
最優秀新サウナ賞：品川サウナ（東京都品川区）
2024年6月にオープンした品川サウナは、カプセルホテル付きの男性専用施設として、SNSを活用した情報発信やブランディング戦略で注目を集めました。
施設内には「ZEN」と「KUU」の2種類のサウナや、深さと温度の異なる3つの水風呂が設置され、都心でありながらリラックスできる環境が整っています。
特別賞：山形県西川町
「月山」の麓にある山形県西川町は、町を挙げたサウナ推進プロジェクトが評価されました。
町長を中心とした官民連携の取り組みで、地域のサウナ施設「水沢温泉館」の来館者数が30,000人増加するなど、観光地の新たな可能性を切り開きました。
この成功例は、他の地方自治体にとってもモデルケースとなっています。
日本サウナメディア協会とは
2024年に設立された日本サウナメディア協会は、サウナ文化をより多くの人々に広めることを目的としています。
「ととのう」という言葉が象徴するように、サウナは心身のリフレッシュやコミュニティの場として機能するだけでなく、地域活性化や観光産業の発展にも寄与しています。
日本サウナメディア協会員
（アルファベット順）
2024年「ととのう！にっぽんサウナ大賞」受賞者一覧
- にっぽんサウナ大賞：サウナ東京（東京都赤坂）
- 最優秀新サウナ賞：品川サウナ（東京都品川区）
- 特別賞：山形県西川町
今後も「ととのう！にっぽんサウナ大賞」は、サウナ文化の成長を後押しし、サウナ愛好者にとって魅力的な情報を発信していきます。
次回の受賞者にも注目です！
