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リフォーム時に自宅サウナを導入!人気の理由と費用、設置方法を解説

  • 2024年9月19日

近年、自宅にサウナを設置することが注目を集めており、特にリフォーム時にサウナを導入する方が増えています。

この記事では、自宅サウナ導入が人気の理由、具体的な費用、そして設置方法や設置場所について詳しく解説します。

これからリフォームを考えている方や自宅にサウナを設置したいと考えている方に役立つ情報をまとめましたので、ぜひ参考にしてください。

リフォームでの自宅サウナ設置がおすすめな理由

サウナ

【リフォーム時に自宅サウナを設置するメリット】

  • リフォーム時に設置場所を計画することで、無駄なく効率的にスペースを活用できる
  • 配管や電気配線などの施工がスムーズに行える
  • 設計の自由度が高く理想のサウナ空間を実現できる
  • 自宅の付加価値が上がり、将来的な不動産価値の向上が期待できる

リフォーム時にサウナを導入することの最大のメリットは、家全体の設計や構造にサウナを最適に組み込むことができる点です。

これにより、サウナと他の生活空間との統一感を保ちながら、配管や電気配線などのインフラを効率的に配置でき、理想にぴったり合う性能と快適なサウナ空間を実現することができます。

リフォーム時のサウナ導入に興味がある人が増加中!

2024年7月、株式会社ドリームプランニングが住まいに関心を持つ方500人を対象に行ったアンケートでは、「お金があればやってみたいリフォーム・リノベーションは?」という質問に対して、「サウナルーム」と回答した人は全体の9.4%でした。

リフォームでサウナルームを導入したい人のコメント▼

「気軽に整いたいためです。(40代・男性)」
「プライベートサウナがあると良いなと思いました。(30代・男性)」
「新陳代謝を上げて、ダイエットやデトックスをしたい。(30代・女性)」


引用元:URUHOME

このことから、多くの方がに自宅サウナに関心があり、導入してみたいと考えていることがわかりますね!

参考:URUHOME(ウルホーム)

リフォームでサウナを設置する費用

リフォームで自宅に設置できるサウナの種類には、

  • 据え置きボックスタイプ
  • 埋め込み(ビルドイン)タイプ
  • 浴室ミストサウナ・スチームサウナ

があります。

据え置きボックスタイプ

MySauna Box Type 1名用

据え置きボックスタイプは、リフォーム時でなくても比較的気軽に設置できるタイプです。

箱形のサウナ室に電気サウナストーブを設置することで、内部を温めます。

大きな家具を置くイメージで設置でき、購入者自身が組み立てられるタイプもありますので、リフォーム時に限らず後付けでも簡単に取り付けることができます。

屋内用据え置きボックスサウナ屋外用据え置きボックスサウナ
本体代100~200万円100~250万円
配送・工事代40万円~40万円~
ストーブ代(電気)40万円~40万円~
初期費用合計150~300万円150~350万円

安価な遠赤外線タイプなら、30万円代から購入することも可能です!

埋め込み(ビルドイン)タイプ

METOS サウナ

埋め込み(ビルドイン)タイプのサウナは、家のリフォーム時にサウナ専用の部屋を設ける形で施工されます。

価格帯は70万円~200万円と幅広く、個々のニーズに合わせてカスタマイズが可能です。

埋め込みタイプは家のインテリアに統一感を持たせることができ、設置場所によってしっかりとした断熱性能が期待できます。

埋め込み(ビルドイン)サウナ
本体、ストーブ、設備代50万円~100万円
設計および図面作成費用10万円~30万円
配送・工事代50万円~100万円
仕上げおよび内装費用20万円~50万円
初期費用合計150~300万円

浴室ミストサウナ・スチームサウナ

ミストサウナ 自宅用

浴室ミストサウナ・スチームサウナは、既存の浴室にミストやスチーム発生装置を設置してサウナを楽しむタイプです。

これらは、比較的簡単に取り付けができ、通常の浴室を利用するためスペースを有効活用することができます。

ミストサウナやスチームサウナは低温高湿度のサウナで、高温が苦手な方や肌への刺激を抑えたい方に適しており、リラックス効果も高いため家族みんなで楽しむことができます。

サウナの種類ミストサウナスチームサウナ
機器代30万円~10万円~
設置工事代20万円~10万円~
電気変換工事3万円~3万円~
給排水設備の工事10万円~10万円~
初期費用合計50~80万円30万円~

設置費用について詳しくは、自宅にミストサウナを導入する費用家庭用スチームサウナの価格は?の記事をご覧ください。

関連記事:ミストサウナとスチームサウナの違い|特徴や効果、設置費用を比較

リフォームでサウナを設置した事例

弊社で導入サポートさせていただいた導入事例では、3階建て住宅の3階にある空きスペースに、2~3名用のサウナを設置いたしました。

リフォーム 自宅用サウナ
リフォーム 自宅用サウナ
リフォーム 自宅用サウナ 図面

リフォーム業者と連携し、スペースに合わせた図面作成からレイアウトの提案、そしてサウナの施工までを一貫して行いました。

特にベンチの高さなど、施主様の要望を細かく反映し、こだわりのサウナを製作することができました。

オーダーメイドサウナなら、空きスペースにぴったりのサイズや形のサウナを作ることができます。

サウナの専門商社では、図面から制作する完全オーダーメイドのサウナを既製品と同価格帯でご提供しています。

>>リフォーム時のサウナ導入事例を詳しく見る。

サウナのオーダーメイドについては、家庭用・事業用サウナをオーダーメイドしたい!特注するメリット・メーカーを紹介の記事で詳しく解説しています。

自宅用サウナ設置に必要なスペース

もっとも小さい1人用サウナのサイズの平均は、幅0.9~1.2m×奥行0.8~1.0m×高さ1.8~2.0mとなります。

1人用サウナ サイズ

床面積の平均は約0.9㎡です。

1畳は約1.62㎡なので、設置スペースとしてはその半分より少し広めのスペースがあれば、コンパクトなサウナを置けると考えておくと良いでしょう。

サイズ人数
幅0.9m x 奥行き0.8m1人
幅1.2m x 奥行き1.2m2人 ぴったり
幅1.5m x 奥行き1.5m2-3人
幅1.8m x 奥行き1.8m4人
幅2.1m x 奥行き2.1m5人
幅2.5m x 奥行き2.5m7人
高さはサイズいずれも1.8~2.2m程度。

関連記事:2人用自宅用サウナおすすめ商品8選

関連記事:1人用自宅用サウナおすすめ商品10選

屋内サウナを設置する方法

  • 空いている部屋に箱型サウナを設置する
  • バスルームに設置
  • ウォークインクローゼットをサウナに改装

それぞれ詳しく解説します。

空いている部屋に箱型サウナを設置する

屋内 家庭用サウナ

空いている部屋に箱型サウナを設置する方法は、既製のサウナボックスをそのまま設置できるので気軽です。

設置工事が不要な場合が多いため、コストも抑えられます。(200V電気ストーブを使用する際は、電気工事・配線工事は必要です。)

また、サウナボックスは組み立て・解体が可能なので、引っ越し時に他の場所に移すこともできます。

最近ではお子さんが独立後に空いた子ども部屋を有効活用するために、サウナを導入するという方も多いです。

関連記事:空いた子供部屋にサウナを設置!設置時のポイントやおすすめサウナメーカー4選

バスルームに設置

浴室 サウナ

既存のバスルームにサウナを設置する方法は、入浴後すぐにサウナを利用できるという利便性があります。

浴槽に水風呂を用意する場合も、導線が抜群です。

サウナ室を設置する以外に、前述したミスト・スチーム発生器を設置して浴室自体をサウナにしてしまう手もあります。

スチームサウナ

関連記事:風呂場で使えるサウナストーブ5選!浴室はサウナ化できる!

ウォークインクローゼットをサウナに改装

あまり使われていないクローゼットがある場合は、ビルドインのサウナにしてしまうというのも手です。

この方法では既存のスペースを利用するため、新たなスペースを作るよりもコスト効率が良い場合があります。

ただしクローゼットのサイズには限りがあり、大きなサウナを設置することは難しい場合があります。

屋外サウナを設置する方法

  • 地下室にサウナを設置する
  • ガレージをサウナに改装する
  • 庭や屋上、ベランダにサウナを設置する

こちらについても解説していきます。

地下室にサウナを設置する

地下室にサウナを設置する方法でも、既存の空間を活用してプライベートなサウナスペースを作り出すことができます。

地下室は外部の音や視線を遮断できるため、静かで落ち着いた環境が実現します。

また、温度が安定しやすい点も地下室の利点です。

ただし、地下室の換気が不十分な場合、湿気対策が必要になります。さ

らに、配管や電気設備の改装が必要となり、工事費用が高くなる可能性があります。

ガレージをサウナに改装する

車庫としての利用頻度が低いガレージを、サウナに改装するのもよいでしょう。

広いスペースを確保できるため、大型のサウナを設置することができます。

しかし、ガレージを改装するためには断熱や防水などの工事が必要となります。

庭や屋上、ベランダにサウナを設置する

庭や屋上、ベランダにサウナを設置する方法は、屋外の自然を感じながらサウナを楽しむことができます。

しかし、天候の影響を受けやすいため、断熱性・耐久性の高いサウナを選ぶことが大切です。

また、薪ストーブを使用する場合は、近隣の住宅への配慮や安全対策が重要になります。

関連記事:屋上にサウナを設置する際に注意すべき法律|屋上サウナのメリットや設置方法

関連記事:【ベランダに家庭用サウナ】法律やマンション・賃貸の注意点、おすすめテントサウナ7選

自宅用サウナに設置時に確認すべき法律

サウナ

自宅用サウナに設置時に確認すべき法律としては、以下の3つが挙げられます。

  • 建築基準法
  • 都市計画法
  • 消防法・火災予防条例

建築基準法

建築基準法は、建物の安全性を確保するための基準を定めた法律です。

自宅にサウナを設置する際、屋内用サウナではサウナが建築基準法を満たしているか確認するための建築確認申請は不要ですが、屋外用サウナではその建築条件や設置場所、規模に応じて申請が必要になる場合があります。

屋外用サウナで以下の条件に合致する場合は、建築確認申請が必要になるケースが多いため注意が必要です。

  • 設置場所が防火地域か準防火地域に指定されている場合
  • 屋外用サウナの床面積が10㎡以上の場合

建築確認申請の要否については、【建築基準法】自宅サウナ設置時に建築確認申請は必要?の記事で詳しく解説していますので、参考にしてください。

都市計画法

都市計画法は、都市の健全な発展と生活環境の保全を目的とした法律です。

この法律では、土地利用の制限や建築物の用途地域を定めています。

自宅にサウナを設置する場合、まずその土地がどの用途地域に属しているかを確認することが重要です。

用途地域によっては、特定の建築物や設備の設置が制限されている場合があります。

たとえば、住居専用地域では建物の建築制限があるため、サウナの設置が厳しくなる可能性があります。

都市計画法について深く知りたい方は、家庭用サウナ設置前に用途地域を確認!市街化区域・市街化調整区域にサウナは建てられる?の記事が参考になります。

消防法・火災予防条例

消防法および火災予防条例は、火災の予防や発生時の対策について定めた法律および条例です。

サウナを設置する際は、まず火災のリスクを最小限に抑えるための対策を講じる必要があります。

消防法では、サウナ内のストーブから可燃物への適切な離隔距離を確保することが求められています。

薪ストーブ 離隔距離
ストーブから可燃物(ベンチなど)までの距離。

また、ストーブに安全装置や温度過昇防止装置の設置、緊急時の避難経路の確保などが義務付けられています。

ただし、昭和23年に制定された消防法は、最新のサウナ設備には対応していない部分があります。

サウナに対する具体的な基準を理解するためには、各自治体の火災予防条例や公益社団法人日本サウナ・スパ協会が提供する「サウナ設備設置基準」を参考にすることをおすすめします。

サウナ・スパ協会の設置基準は、多くの自治体の消防署でもサウナ設置時の参考にされています。

消防法について、詳しくはバレルサウナを建てる前に確認!消防法・火災予防条例とは?の記事をご覧ください。

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オーダーメイドのサウナ製作も可能で、ミリ単位でサイズや座面を調整したサウナの製作も可能です。

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